今日は伊藤さんも大好きな、ブリュノー・シュラーさんに会いに行きました!
ピンポーンとドアを鳴らすと、おじいちゃんが最初に登場!
おじいちゃんといっても、まだまだ元気!
畑仕事を今でも続けている、タフで笑顔が眩しいジェラールさんです!
300年前から建っているこの家・・・今にも崩れそうで怖い!
今度からここを大工事するとか・・・
勿体無いけど、必要かもしれません・・・・!
そしてすぐにテスティング開始!
今回は全てブラインドで行われた試飲会。
しかしジョーク好きなブリュノーから出されたワインは、全部分かりにくいキュベばっかり・・・
それもそのはず、オールド・ヴィンテージしか出さないのですから・・・!
まずはピノ・ブラン、1989年ヴィンテージ!
ワインの色も少し緑のヴェールが掛かり、とりあえず古い!
スパイシーで丸みがあり、15年以上経っているというのに力強さはまだまだ残っていて凄い!
皆で写真の撮り合いっこ!皆さんとても明るくてお喋り好き!
続いてはゲヴュルツトラミネール1991年。
とても花やかでフレッシュ!柑橘類のフルーツのアロマは体の力が抜けてしまいそうなくらいの美味しさ。。。しかし!口に含むと案外セックでミネラル感が爆発!
10人以上の女性に囲まれながらも、負けずに男性人も飲んでいました!
そしてそして!!
ゲヴュルツトラミネール・ビルヅストックレ・ヴァンダンジュ・タルディーブ1985年!濃い色、そしてフルーツゼリーのアロマ・・・
20年以上の月日が流れているのに、ビックリするほどのパワフルさ!
長年眠っていた味が、一気に広がるような感じです!
山田さん、 « 両手に花 »で嬉しそう~!
他にも様々なワインを試飲!
リースリング・グラン・クリュは甘いフルーツの香りが印象的、
2002年のリースリングはジャスミンティーのアロマが漂い、
ピノ・グリーは酸味が強くて目が覚める感じ、
そしてピノ・グリ・オンクル・レオンはまろやかでミネラル感がたっぷり!
男性2人の3ショット! 話しを聞いて、
飲んで、
そしてまた飲んで・・・・
二人とも強いです!
そして畑へブドウを見にゾロゾロと行進!
アルザスはとても可愛い町!とにかくカラフルで、全ての家に赤やピンク系のお花が飾られています!
気温が低い地方なだけに、心は暖まるように色とりどりなのでしょうか・・・?
そしてこれがブリュノーの住んでいる町、ユスラン・レ・シャトーの紋章です。
3本のタワーは、山のてっぺんにある、イタリア製のお城を、
ブドウはワインを、
そしてハートは皆さんの心の優しさを表しているのでしょうか・・・?!
畑に到着!
先ずはブリュノーの元で5年働いている鏡さんの説明を聞きながら、少しだけつまみ食い・・・!
やっぱり除草剤を一切使用した事の無い土壌から出来上がるブドウは、甘くてプリップリしていて美味しい~!
ここで皆さん!
ウイヤージュとはご存知ですか?ウイヤージュとは、補酒をする事です。
醸造中、ワインは樽の中に保存され、木を通してですが、つねに空気と触れ合っています。そのため、補酒を定期的に行わなければ、ワインは少しでも酸化してしまう可能性が高いのです。
しかし!
ブリュノーはウイヤージュをしないキュベがあると言うのです!飲んでみたら、確かに酸化していらず、寧ろ美味しい!
どうしてまずくならないの?!と聞いたら、あのヤンチャな笑顔で
『100%健全なブドウだったら大丈夫なんだ!』という答えが返ってきました!
ごもっともです・・・!
楽しくて、元気一杯で、ワインが大好きなみなさん大集合!
そしてそろそろお腹がすいたな~と今度はジェラールの奥さんが経営している、家庭料理専門の可愛いオベルジュへとレッツ・ゴー。
ここではお客さん用の部屋もあるので、皆さんもアルザスに遊びに来たら、是非ここで温かいご飯を食べ、休んで行ってください!
おまけに、奥さんの手作りジャムが試食出きるかも・・・!
ジェラールの奥さんと娘さん。ブリュノーにそっくり!
スターターには、最もフランスらしい健康的なサラダ!
ソーセージやトマト、卵など、栄養たっぷり!
そしてアルザスならではの豚のお肉とお芋の付け合せ!
一枚だけでもお腹がパンパンになってしまう大きさ・・・
しかもおかわりもまだまだ沢山ありました・・・!
最後にはもちろん手作りデザート!
今が旬のミラベル・タルトです!
もちろんワインはシュラーのピノ・ノワール・・・・最高に合います!
彼のピノは、アルザスの中でもピカイチです!幸せになれる一品です!
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