ラングドック地方でワインを造っているクリスティーヌ・コメラスさんは、とにかくダイナミック!

一目見ただけで、どこまで連れて行かれるのだろう・・・と思ってしまう人物!

それもそのはず!

彼女は女醸造家、男世界でやっていく為には、パワーが必要!!

今日はブドウの収穫を行った日!

ちょうど私達が付いた時に、ブドウの実と房を別々にするエグラパージュの作業真っ最中!

ムキムキなお兄さんがブドウを少しづつ丁寧に機械の中に流し込みます。

この中で、ブドウの実は房と別々になり、ブドウの身はポンプを伝わり大きなステンレスタンクの中へと・・・

そして発酵が始まります!

クリスティーヌは2006年以降エグラパージュを行っています。

彼女のこだわりなのです!

そうするにより、出来上がるワインはとてもフルーティーでなめらかな、エレガントな味わいになるのです!

ここでチョイとつまみ食い・・・

美味しい~~~~!

パクパクと食べてしまいたくなるぐらいの甘さ!

これなら100%最高なワインが出来上がるはず!

そして試飲室へLet’s go!


グルナ2006*Grenat 2006

品種:グルナッシュ100%
樹齢:20年
テロワール:砂岩質
飲みやすくてミネラル感が抜群!特に綺麗な酸味が印象的!
レグリスと黒フルーツの香りが口の中で広がり、とても繊細なワインです!
しかもラベルもリニューアルして、とりシンプルになりました!
グルナの文字の部分が少しデコボコになっていて、触った触感も気持ちいいです・・・!(個人的な感想です・・・!)

サルマン2007*Sarments 2007

品種:ヴィオニエ50%、ソビニョン50%
樹齢:13年
テロワール:石灰質
低温でゆっくりと醸造し、シュール・リ熟成されたブドウから出来たワインはまろやか!石灰質のテロワールから引き出されたミネラル感とフレッシュさ。そこにはグレープフルーツに似た酸味がシュワ~っと感じられます!

コート・ドレ2004・2005・2006*Côte Dorée 2004・2005・2006

品種:シラー100%
樹齢:60年
テロワール:粘土石灰質
11ヶ月間オ-ク樽で熟成。
2004年は繊細な味わい、2005年はカシスや黒フルーツのアロマが特徴的、そして2006年はしっかりとした骨格と、それぞれの特徴はあるけれども、まとめて言うと、どのヴィンテージでも上手い・・・!
いつでもどこでも飲みたくなるような、必要的なワイン!


コート・ルース2004・2005・2006*Côte Rousse 2004・2005・2006

品種:シラー100%
樹齢:60年
テロワール:砂岩質
11ヶ月間オ-ク樽で熟成。
エレガントなタンニンと、その滑らかさが印象に残ります!
特に2005年はグイグイと飲めてしまうほどフレッシュ!
とても南のアルコール度数が高いワインとは思えません!

コート・ルース、そしてコート・ドレは世界的にも注目されています!
この二つのキュベは、同じ品種なのに全然味も香りも違う・・・
これぞテロワールの違い!!

2009年はどう?と聞いたところ:

『今年はとても乾燥していて、収穫量も低かった。2003年、最も乾燥していた年より低いのよ!でもグルナッシュもシラーも最高な熟成度の時期に収穫したから、最高なワインが出来るはず。後はブドウたちの力を信じるしかない!』とやっぱりカッコイイ発言が・・!

これからもそのパワーと女に魅力で、最高なワインを造って下さいね!

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