マルセル・ラピエール ニュース4月9日 

4月9日、朝7時24分のTGVにガール・ド・リヨンより乗った。たった、1時間半でマコンまで着いてしまう。マコンでレンターカーを借りてモルゴン村へ直行した。
薄い霧がかかっている。コート・ピの丘まで来た時、中腹に綺麗な桜が咲いていた。今年は寒いせいで開花が遅れている。10時にはモルゴン村に着いた。
マルセルの醸造所に直行した。
マルセルは居なかったけど若い人達が数人が忙しそうに働いていた。私は葡萄園に直行した。
ここにも綺麗な桜がほぼ満開になっていた。


醸造所に最も近い畑に出た。
まだ、耕してなかった。
寒さと雨で仕事が遅れていることは、マチュから聞いて知っていた。
芽の出方も例年から比べると、遅れている感じだ。10日間ほど遅れている。
この段階では全く問題ない。


正面門の前にある畑もまだ芽が固い。
ここも遅れている。
つい最近まで土壌中の水分が凍っていたようだ。
その為に耕す作業が遅れているようだ。

* * 2009年産モルゴン瓶詰完了  * *   

世紀の年2009年テースティング
今回の訪問の目的の一つは2009産のモルゴンが瓶詰された。それを試飲する為だ。
数日前に瓶詰されたばかりだ。 マルセルと庭のテーブルでテースティングを始めた。
濃厚な色合いだ。香りは太陽を感じる、サクランボやグルナッシュ系の南のスパイシーな風味を感じさせる。口中は熟した果実味を感じる。その中にも涼しさを感じさせるミネラリティが背骨にある。タンニンもいつもよりある、しっかりしたモルゴンらしさを感じる。09が素晴らしい年であることを感じさせている。ビン詰めしたばかりなのでやや閉まっている。ちょっと、落ち着けば素晴らしいバランスが来るだろう。
   

醸造所から事務所や食堂がある第二の館に移動した。マチュがいた。
再度マチュと共に試飲を再会。
瓶詰後、二人で試飲するのははじめてのようだった。
2人で確認事項をチェックしていた。


私は09の収穫に立ち会った。皆があまりにもの
完璧な葡萄に歓喜をもって収穫したのを覚えている。
あれがこんな風に完成したとは感激だ!
2009年はご期待ください。
素晴らしい品質に仕上がりました。

* * 日本人研修生 石川さん * *


昨年12月より、マルセル・ラピエールのところで研修している。
ここでは皆から“AKI”の名称で呼ばれている。
関西出身のAKIさんは、日本ではレストランでソムリエとして働いていた。CPVの企画する自然派試飲会によくきていたのを覚えている。昨年、マルセル・ラピエールが来日時に研修の申し込みをして、その場で了解を得た。
1年間の滞在許可証を獲得して昨年12月にドメーヌに入った。
冬の間は、醸造所での仕事をこなした。これからは畑の仕事で忙しくなる。冬から収穫のまで一年間、マルセルと共にする仕事の経験はAKIさんにとって宝となるだろう。

伊藤『今、どんな仕事をしているの?』
AKI『今、畑を耕す仕事をしています。それと畑の杭を
     打ち直しをしています。』
伊藤『言葉は大丈夫ですか?』
AKI『慣れてきました。日本でも少し勉強してきましたが最初は大変でした。』
伊藤『食事はどうしているの?』
AKI『ここで自炊がほとんどです。日本から食材や調味料を送ってもらいました。』

* * マルセル・ラピエール 雑ニュース * *

フェドラ


4か月の若いイヌが新たに家族の仲間になりました。遊び好きで、いたずら大好きなワンコロです。

ボール蹴りは相手さえいれば何時間でも続けます。

流石にマルセルのイヌとして、ワインのテースティングは大好きです。

最後にカメラのレンズをペロリとやられてしまいました。

AKIと同じ時期に来た新住民フェドラでした。

* * 事務所の横の倉庫兼応接部屋には色んなポスターが貼ってあります。 * *

自然派の原点、ジュル・ショヴェ博士のワイン造りのオルドナンス

     禁煙    飲酒許可

来週の自然派ワイン試飲会    ボージョロワーズのポスター

* * モルゴンのアトリエで昼食 * *

マルセルは用事があってLYONへ出かけた。フランソワと静岡の門脇さん丘がオベルノワ訪問から合流した。
AKIさんも誘ってモルゴン村の教会広場に面したレストラン・アトリエにマチュとフィアンセのムリエルと総勢6人ででかけた。
アトリエは私がモルゴンに来た時の定宿でもある。
ボジョレの自然派醸造家の溜まり場でもある。
勿論、ボジョレ自然派ワインは勢揃いである。

ボジョレの郷土ツマミ『グラトン』でアペリティフがわりにデコンブの06年をやった。
本日の定食は肉の煮込み料理だ。

後にデザートにタルトを食べて出発だ。
残ったワインをAKIが今夜の飲み用に
持ち帰った。
これから、ガツンと畑作業が忙しくなる。
頑張ってください。
それでは、さよなら!