Vin Nature 自然なワインの基礎文化が最も深く浸透している街といえば、やっぱり ANGERS アンジェでしょう。
Olivier Cousin, Patrick , Mosse, Marc, Babass と自然派初期を築いてきた人達とそれに続く若手グループが切らすことなく増えている、
妙な競合的な争いもなく協力関係がしっかりしている。
アンジェの街の一般人の人柄、民度が高い。
私はフランス中を毎日の如くに旅しているけど、レストラやカフェ、販売店に入店した時に、ニコッと普通に笑顔で迎えてくれるところが一番多いのが、ここアンジェである。
最悪は Paris です。どっちが客か分からない程、ブスッとしている。
そんなアンジェの街に、トビッキリ気持ちのいいワイン Bistro がある。
à boire et à mager 「アボワール・エ・アマンジェ」店。
アンジェの自然派ワイン文化の底辺を支えている。
実に気持ちがいい店である。
アレックスがオーナーでメンバーも実に気持ちがいい。今夜は不在だったがアンヌ・エレ-ヌという女性が素晴らしい。
お客さん同志でも直ぐに話せる雰囲気があり、店の中の空気がハーピーである。
ワインの品揃えがこれまた凄い。
地元アンジェの若手醸造家がでると、応援する体制もできている。
醸造家も街に出てくると皆ここに寄る。
私もアンジェに滞在中は毎晩アペロにやって来る。
今夜は、これを飲みました。
Deboutbertin デブベルタン醸造の L’AUNIS ETOILE ロニス・エトワレ。
ピノ・ドゥニス品種100%、軽快でトビッキリ美味しいワイン
セミ・マセラッション。カルボ醸造のやさしい果実味がホットする。
牛の生ハムとチーズで楽しんだ。
これまた食べ物も普通ではなく、36か月ねかしたチーズと、有機で育てた牛生ハムとパテ!
食べ物ー人ーワインのつながりが、とんでもなくポジティフなビストロでした。