Domaine de la St-Jean de la Gineste を訪問

STCグループとドメイン サン・ジャン・ド・ラ・ジネストを訪問STCグループとドメイン サン・ジャン・ド・ラ・ジネストを訪問

皆、乾燥したコルビエールの畑を自分の足で歩く。
100歳を超える葡萄の古木に触れてみる。実際に葡萄を食べてみる。
初めてフランスに来た人が8名、フランス滞在初日から、いきなりコルビエールの畑に立つ。
暑い!乾燥度がすごい、肌がカサカサしてくる感じ、太陽の日差しが刺すように痛い感覚。

今年の乾燥度は特別で、草まで水不足で枯れてしまっている。
でも日蔭に入ると涼しい。
こんな事は、現場に来ないとわからない。

毎日、自分の店で販売しているワインが、こんな環境の中で育ったことを体感している。

日本の夏も暑いけど、全く別の暑さ。
すべてが初めての体感だ。驚き、感動。

写真、マリーエレーヌの説明をメモする。すべて、自分が経験したこの感動をお客さんに伝える為だ。

北海道からは札幌の(株)産直の皆さん。
広瀬さん、辻中さん、中島さん、根本さん。
全員がフランス初めて。
日本のワイン業界で働く人でも、ここコルビエールまで来たことがある人は少ない。
毎日、普通の消費者と接する産直さんのお店では、1000円前後で
本当に美味しいワインが超重要な商材だ。
普段、ワインを飲まない人にお勧めできるのは、やはりこの価格帯だ。この価格帯で自然な造りで、美味しいワインは少ない。
貴重な存在である。ワインは偶然には売れるようにならない!!
だから、面白い!!遣り甲斐がある。自然なワインが日常化、市民化するには、この価格帯が最重要。

ここサンジャン・ド・ラ・ジネスト醸造のある区画は、コルビエールの中でも最も上品なワインができるCRUクリュ、BOUTONACブトナックと呼ばれている区画の中にある。
粘土石灰土壌で、カリニャン品種の古木が最も多い地区でもある。
このカリニャン古木の葡萄は繊細で熟しても常に酸が残る。
熟してくるとピノッテ(ピノ・ノワール香)してくる特徴がある。
一昔前は安ワインを造る品種として位置づけられて、軽視されていた品種。
でも最近、繊細さ、酸を重視する時代になって、再評価されつつある品種。
ここブトナックは、まさにカリニャン品種が多く植えられている地区。
そして、サンジャン・ド・ラ・ジネスト醸造には、カリニャン品種の100歳級の古木が多く生存している。
根っ子が100年の歳月をかけて地中深く伸びている。
だらか、ここのワインは酸とミネラル感が素晴らしい。

1950年代のCOOP農協運動が盛んなころに、ドミニックの父さんは農協に属し、醸造はやらなくなった。だから、この醸造所は、ドミニックが継いだ後に、改造して再生させた蔵なのである。

今でも、この垂直式圧搾を使用している。
ゆっくりとほぼ重力で絞れるのでよい。

故ドミニックが生前中に自分で建てた家に入ってテースティングだ。
家の前には、3百年は超す高い松の木が印象的。

皆、よく知ったワインばかりだ。
新しい15年産をテースティング。

日本にいるメンバーに伝えなければならないので
皆、真剣だ。