自然派ワイン、今!カタルーニャが面白い!
カタルーニャ地方は、スペイン国とフランス国にまたがっていた一国だった。
それが自然派ワインの世界ではIndigenesアンディジェンヌ(土着)の名で完璧に繋がった。
一国の独立国となった。
フランス側カタルーニャ地方の首都Perpignanペルピニャンの街で自然派ワイン見本市が開催された。
スペイン側、フランス側のトップクラス醸造家が結集した。
世界に向けて、今、自然派ワインの進化の最前線にいる新旧の象徴的な醸造家がここカタルーニャからメッセージを発信。
エモーションが伝わってくるようなワインはそう沢山ない。
当たり前のことを、やっているだけの栽培・醸造ではエモーションが入らない。
何の世界でも、エッ!ここまでやるの!と驚くようなことを平然とやってしまう人達がいる。
大きな規模の醸造元では決してできないリスクを、果敢に平然とやってしまう醸造家がカタルーニャには多い。
畑、ミクロクリマ、微生物達、太陽、ミネラル、これらすべてと会話ができる程の人達でないと出せない味覚がある。
大手醸造元の従業員がそれぞれを別々に担当してやるようなワイン造りでは出せない味覚がある。
一人の人間がすべてを賭けて調和をとらないとできない仕事である。
職人芸というか、アートというか、そこにはエモーションがある。Passionがある。
そんな人達がここカタルーニャには多い。