昨日、日本よりフランス、パリに帰国。今朝のフランス新幹線TGVにて南仏モンペリエに移動。明日から自然派大試飲会が開かれる。神奈川県藤沢にある自然派ワインの名店、ロックスオフの若林夫妻と合流。

若林夫妻は一週間前より南フランスの自然派蔵を訪問
明日、見本市に参加して日本に帰る予定。若林さんは本当に美味しい自然派ワインを飲み頃まで保管して、飲み頃になって販売する貴重なワイン屋さんです。

ラングドック地方の首都、モンペリエから車で30分のヨット港LA GRANDE MOTTEにて合流した。フランス中の小金持ち(大金持ちはニース、カンヌ)のバカンス地。港のど真ん中のレストランにやって来た。

地中海と云えば魚介類。まずは、隣町のブジーグの牡蠣から始めた。季節的にも最高に美味しい時期だ。まずはトーマ・ピコのシャブリ・プルミエクリュをやった。抜群の相性だった。

その後は、地元ラングドックのワインで牡蠣に最も相性が良いマキシム・マニョンのLA BEGOUラ・ベグのマグナムを開けた。コルビエールのグネス、シスト土壌からくるミネラル感が地元の牡蠣にピッタシカンカン!

シャブリよりラ・ベグのミネラル感の方が地中海の牡蠣には相性がよい。大西洋の牡蠣より塩っぽさにはピシっと締まる
シスト、グネス土壌の方がピッタリ。

その後は、地中海で捕りたてのシタベラミ、鯛など魚を網焼きした料理。ここ地中海料理の文化は魚にソースはつけない。魚の新鮮な味をそのまま食べる。我々日本人には最高。これに醤油があれば日本食になってしまう。

地中海の新鮮な魚焼きに何とブルノ・ドシェンの
ラノディン09赤のマグナムを合わせた。ウーン!シスト土壌からくるミネラル感が素晴らしい。まるでシストジュースといってよいミネラル感だ。その酸を思わせるミネラルが魚に驚くほど相性が良い。

今夜はマグナムが必要だった。そうヴァンクールの村木さん、ラヴニールの大園さんなど総勢7人で楽しいひと時を過ごした。やっぱりこの人数にはマグナムが必要だ。マグナムは気分的にも味覚的にも私は大好きだ。ヨットハーバーでの最高の一期一会だった。

さあ、明日から長期の自然派ワイン見本市が始まる。
元気付けにはピッタリのソワレだった。イヤー!楽しかったです。有難う。あ!忘れていました。最後に
敬意を評してマルセル・ラピエールのモルゴンで閉めました。乾杯!マルセル。有難う自然派!!