果実の爆発!!Gregory Guillaume グレゴリー・ギヨーム PART-1


アルデッシュ地方はホントに自然派の宝庫だ!
これまた、凄い醸造家が育っている。

グレゴリーは洞窟探究家・地質研究家だった。
ある時、洞窟の中でアルデッシュの名醸造家ジェローム・ジュレと遭遇。

そのジェロームのワインを飲んで驚愕!
透き通った果実味、まるで葡萄ジュース!
自然が、感情が、PASSIONが液体になったような飲み物にであって、人生が変わってしまった。
洞窟も好きだけど、この液体の方が数段面白そうだった。

気がついた時は、もうジェローム・ジュレ醸造所で働いていた。
グレゴリー・ギヨムは決断すると、もうまっしぐらの性格。

2011年に3Hの畑をアルデッシュの奥地に手に入れた。
まるで、盆栽を育てるように葡萄を育てている。

この辺一体は200年前まではあたり一面に葡萄園があってフランスでも有名な産地の一つだったところ。
皆さんご存じのフィロキセラ害虫の難の後、見捨てられた産地となっていた。

この話しにも、グレゴリーは感激。山の上部の方も昔は、段々畑となっていて葡萄が栽培されていたところ。
今は、野生化して低木草が密集している。 グレゴリは将来的には、コツコツと再生させることを決意している。
200年前、フランスでも銘醸畑だった畑が、近々に復活するだろう。