Philippe JAMBON
J’ai ouvert Les GANIVETS 2006.
Magnifique !! terriblement bon !! ce formidable equilible
Philippe nous apprends importance de patient et loi de nature.
2006は8月に雹が降った。ボトリティスが発生しながらも良く葡萄が熟した年。色んなトラブルがありながらも6年間の樽熟成を経て
ワイン自身が内部で悪玉と善玉が戦って、結局、正義の善玉が勝利して途轍もないバランスのワインが完成。2013年の12月に瓶詰したもの。
ウーン、現在、判っている醸造学では説明がきかないワインだ。
こんな実験は誰もやったことがないから、当然のここと。
ハッキリ判って居ない事を、慣例、ありきたりの常識で否定したり、拒否することは、自分の世界を狭くすること、その先にある真実を見逃すことに繋がる。忍耐の大切さ、自然の法則を教えてくれるワイン。
恐ろしく、ふくよかで上品で、途轍もなく美味しいワインがここにある。ウーン、旨い。

不幸中の喜び !!
パリの自宅の地下カーヴに泥棒に襲われました。
泥棒はカーヴ内のカートンを外まで持ち出して散らかして金目のワインを探した形跡があった。しかし、私のワインはVIN DE TABLE が多く、お金に換金できそうなワインは殆どなし。
とられたのは、ブルゴーニュのフィリップ・パカレとプリューレ・ロックの年代ものだけでした。
全部で2ケースほどで済みました。
他のもの、私にとっては重要な、もう本人が亡くなって幻のワイン。
MAZIERES、HAUT MEDRACのCH-HAUT BRUGASなどは一切手を付けず無事でした。
PAUL-LOUIS-EUGENNEの93,94,95など全く無事でした。
CLOS REGEARDも幸いに無事でした。
もう一つ、PACALET ・ROCH 92と書いた特別CUVEも6本無事でした。
カートンを掘り起こしてくれたお蔭で、奥の方に入っていたワインを再発見したり、出せるようになったが嬉しい。
不幸中の幸い。