オリヴィエ・コーエン、レ・ヴィニュ・ドリヴィエ
造る方もビストロも世代が若い。そこに集まる人達も20代、30代前半と若い。
今日は、南フランスの若手で人気急上昇中のオリヴィエ・コーエンがパリで試飲会。
今年四月にオープンしたBistrot MAMAGOTOにて、ジャズナマ演奏を聴きながらのテースティング。
こんな心地良いテースティングを仕掛けたのはソムリエのギヨムだ。
ギヨムの自然派ワインに対する愛情とPASSIONは凄いものがある。
絶妙なトークでお客を魅了してしまう。
また、この店から多くの自然派ファンが増えていくだろう。
オリヴィエのワインは南仏にも関わらずフレッシュで
果実味中心のグイグイ体に入ってしまう。
コルクを抜いたと思ったら。もうボトルが開いてしまっている。
恐ろしく飲みやすい品物。
オリヴィエは世界のリゾート地、ニースの出身。
お姉さんは外科手術の医師、家族の中でもオリヴィエだけが異端児的な栽培家になった。最初は大学で法律を勉強していた。
自然派ワインに巡り逢ってから、オリヴィエの人生は変わってしまった。
この明るい性格で自然派の大御所醸造家達から可愛がられているオリヴィエ。主だった醸造家のところへ何の躊躇もなくいって、直ぐに溶け込んでしまう性格。だから独立する前にすでに多くのことを学んで,吸収して来た。
お父さんには、大反対された。それを押し切ってラングドックきっての特殊ミクロクリマを備えているArgelliersアルジェリエ村に畑を3年前に購入。(ラングドックきっての涼しい特殊なクリマ)
今ではそのお父さんが最も熱烈なオリヴィエ・ワインのファンになっている。
昨年、同じくニース時代からの恋人、アレクシアと結婚した。
現在、メロメロのオリヴィエ。
2016年は、難しい年で収穫量が半分ほどになってしまった。
それでなくても、引っ張りだこで、なかなか日本に回ってこないのに、チョット心配だ。
オリヴィエのところには、いつも若手醸造家、将来の醸造家志望の若者達が集まってくる。たまり場的存在になっている。
それも、20歳台の若手ばかりだ。
ここから将来優秀な醸造家が誕生するだろう。
MAMAGOTOのシェフはKohjiさん。繊細でフレッシュなスタイルの料理。
自然派ワインにピッタリだ。
イノシシの肉が全く臭くなく柔らかで驚いた。
オリヴィエはアレクシアにメロメロ。
いい夜でした。
On a passe tres bon moment avec vous.
Merci Olivier, Guillaume,Kohji san.