自然派ワインビストロ・Brutalブリュタルにて

★Beier バイエール2016★

スペインのアレイヤ地方でも希少になってしまった土着の葡萄品種バイエール100%。
オリオルは、昔の人が植えていた葡萄品種を本当に大切にしてる。
90年代に、バルセロナ近辺の葡萄園は、売り安い有名品種に植え代えてしまった実情がある。

この地方で昔から永年に渡って栽培されてきた品種には、それなりの理由がある、と考えている。
このスペインの乾燥した気候風土に耐えられる品種であったに違いない。
それにもっと大切なことは、ここの暑さでも熟しながら、酸を残せる品種であることである。
強烈な太陽のもとでも決して重くならない品種だった。その一つがバイエール品種。

バイエール品種を除梗なしのマセラッション・カルボニック醸造、1週間のみのマセラション(かもし)。
エレガントでフレッシュな果実味と白コショウのようなスパイス。
まるでフランス・ロワール地方の爽やかなピノ・ドニスを思い浮かばせる風味がとても特徴的。
ミネラルと旨みは相変わらず抜群。
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これは、もう絶品です。
まだ、パリ、フランスでも買えません。
そんなワインが近日中に日本に入ります。自然派ワインの宝庫!JAPONで是非、楽しんでください!!

5、6本目は、流石に違うものを飲った。

イタリア人のロマンな男、Partida Creusパルティーダ・クレウス醸造のMassimoマシモさんがスペインで造っているワイン 「SM」。
SMの意味は、サゾ・マゾではありません。カタロニアの土着葡萄Sumollスモール品種の意。
6本目はJunさんの選択でイタリアワインVodopivecを開けた。どちらもスート体に入っていく美味しいワインだった。