この時期多くの醸造家がパリにやって来る。
久々にボルドーのCh-Poupilleシャトー・プピーユのフィリップ・カリーユがやって来た。
フィリップは寿司が大好き。
パリで私の行きつけのYUZUで寿司を一緒に楽しんだ。

  

寿司にはピッタリの2本を開けた。
AlsaceアルザスのGeschicktゲーシクトの6 Pieds sur Terreシス・ピエ・シュール・テールを開けた。
やさしい柑橘系の酸と冷たいミネラル感が刺身に驚くほど相性がよい。

そして、2本目の白として、あのClos Rougeardクロ・ルジャールのBrezeブレゼ11を開けた。
なんと素晴らしい酸と石灰系の潮ぽいミネラル感。寿司にピッタリ。

    

そして、最後に本人、Poupille Atypiqueプピーユ・アティピックを開けた。
カスティヨンの土壌でMerlotメルロー100%、SO2無添加のワイン。
素晴らしい酸とミネラル感、それらをメルローの果実味が爽やかに肉付けている。

このアティピックはフィリップ・カリーユが各年の最も健全なメルローのみを厳選して仕込んでいる。
毎年造れるわけではない貴重なワイン。
ボルドーのSO2無添加ワインは希少中の希少。
ボルドーという偏見なく試してみてください。
Bio栽培の超健全なメルローのみをボルドースタイルの醸造方法の自然なワイン。
美味しいですよ!。
世界が広がります。