ワイン造りで、収穫は最も大切な行事の一つ!
一年間、ずっと母なる大地で、父なる宇宙の光を浴びて育った葡萄がある。
その葡萄達が、その生まれ育った故郷からお別れする日なのである。
そう、私達、人間に喜びを、勇気を、元気を与えてくれるワインに姿を変える為に。

出来れば、元気に、楽しく、丁寧にやって欲しい。
葡萄達も喜んで故郷の大地を離れることができる。

このサンシビリテー、大切な感性をマルセルは大切にしていた。
マチュとカミーユ・ラピエールはこの最も大切な感性を大切に守っている。

 

収穫時の朝の一休みの時は、葡萄園で収穫の人達と皆で朝食を食べる。
蔵で働く人達も集まってくる。忙しい中でも、ここで皆の元気な顔をお互いに確認しあう。
葡萄達も一年間、世話をしてくれた人達の笑顔をみて安心する。
この感性は最も大切なことの一つ。