今日はラ・リュノッテ*La Lunotte の クリストフ・フシェ*Christophe Foucherさんが来てくれました!
相変わらずのボサボサ・ヘアはナチュール感そのもの!
ずっと熟成中だった2009年の白ワインも瓶詰めし終わり、2010年のブドウもただ今発酵中。
ですので、3日間、クリストフは地元を離れ、息抜きがてら、パリでのシティー・ライフを楽しみにしてやって来ました!
今日はそんな瓶詰めしたてのワインを持ってきてくれました!
2009年ビンテージは、彼にとっても自慢な年。
何せ赤にしても白にしても、
とても上品で飲みやすく、
フルーツ・テロワール・ビンテージの特徴全てが綺麗に引き出されているからです!
* * * * * * 早速試飲開始!* * * * * *
最初に試飲したワインはキュベ・オ・プレシ*Cuvée Haut Plessis。
オ・プレシとは区画の名前。
ここでは 泥土と砂質のテロワールが特徴的で、ブドウ品種はこの地区独特のムニュー・ピノ、しかも70年!
この品種はジュラのサヴァニャンの従兄弟品種でもあり、香りが華やかでフレッシュ!
しかも、しっかりと樽で長い間熟成しているので、複雑感とエレガントさはバッチリ!
5月撮影。ちょうどブドウ木に葉っぱが生え始める時期。
キリッとした、柑橘類のような酸味のアタックの後、ハチミツのようなトロミ感が感じられ、
まるでサン・ヴェランのような味わい。
バランスがとても綺麗で真っ直ぐなワイン。ボリューム感もタップリあるのですが、
とてもフレッシュでジューシーなので、グイグイと飲めてしまう一本です!
友達とアペタイザーに飲むにはピッタリ!
そして2本目はキュベ・レ・ロシニュー*Cuvée Les Rossignouxです。
これは2つの区画で収穫された、50年のソビニョン・ブラン品種で出来たワイン。
テロワールは粘土とシレックス質。
そして先ほどと同じよう、14ヶ月間樽熟成されているので、味わいがとても深い!
同じく5月撮影。
マスカットのような、まさに熟成されたブドウのアロマ、そしてフレッシュ感を感じさせる香りが凄い!
『オー・プレシ』に比べると、よりスパイシーでパワフル感のあるワインです。
タンニンの渋みと少々感じる樽の香りが、とても綺麗に調和されていて、これもまた飲みやすい!
最後に広がる酸味は、徐々にりんごのような味に変わり、長く続く後味はとても華やかでサッパリとしています。
このワインは、お食事用にお勧めです!
2009年の品質は最高に良い!と言い切るクリストッフ。
『2005年も美味しかったけれども、2009年は僕の一番お気に入りビンテージになるかも。初めてこんなに美味しいワインが出来たよ!』と2年間雹や天候のわがままで納得いく収穫が出来なかった彼。
今年は丸み感あり、繊細さあり、ミネラル感あり、2008年とは全く違ったワインをお楽しみに!
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