2008年のフランスの天候はカタストロフィック(壊滅的)、大雨や雹、収穫量も激減、さらに収穫時期になってもぶどうの糖度がなかなか上がらず、苦労している。
そんな中、コルビエールや、ラングドックでもカルカッソンヌよりの地区では、乾燥。7月、8月と雨がほとんど降らなかったそうだ。 そういうわけで、今年も、La Tour Boisée のヌーヴォー用ぶどうは、順調に収穫され、醸造も順調に進んでいる、プドゥーさんも満足気だ。
収穫前の樹齢60年のカリニャン
ちょうど、この時期、代官山のパッションさん家族が、パッションさんの故郷であるカルカッソンヌにヴァカンスで滞在されているということで、一緒に写真撮影。この、1週間後には、パッションさんのお店のお客さん15名がボワゼにブドウの収穫にくるそうだ。
<レストラン パッション>
東京都猿楽町29−18、ヒルサイドテラスB1
TEL : 03−3476−5025
今年のヌーヴォー(新種)を一足先に試飲。
まだ、発酵が終わっておらず、残糖がある状態であったが、
今年のぶどうの熟度を感じる、果実味豊かな出来であった。
ここから、マロラクテティック発酵が終わり次第、清澄作業をしてビン詰めである。
今年のブドウ品種は、メルロー70%、シラー30%。
プドーさん、パッションさんは、この地方の名物料理、カッスーレの会のメンバー。
カッスーレといえば、フランス人でも、そのボリュームにびっくりするほどの料理。
毎年2月に、日本のパッションさんのお店でカッスーレの夕べが開催され、ボワゼのワインとともに、料理をみんなで堪能しているそうだ。しかし、今回の料理はカッスーレではなく、トリップ(内蔵の煮込み)。
ブーダンや、ソーセージ、パテ
トリップ(内蔵の煮込み)、これが後引く旨さ
トリップの苦手な人用の豚肉のロティ
プドーさんの畑のぶどう。チーズとともに
ワインのキュベ名にもなっている2人の娘さん
Mariel et Frédérique( マリエル・エ・フレドリック)、
奥さん Marie-Claude( マリー・クロード)。
今回の料理にはぴったりのワインでした。
La Tour Boisée のワインの輸入元
*株式会社 MOTTOX
東京03−5771−2823
大阪06−6723−3133
*La Tour Boisée ホームページ(英・仏)http://www.domainelatourboisee.com/
Plantation1905 のぶどう畑