先週は、BMO弾丸ツアーにて、ラングドックから北上、ローヌ、ブルゴーニュを通って、アルボワまで足を伸ばし、各地区の自然派蔵元を訪問、昨晩遅くパリに到着した。走行距離は2000km、朝から晩までワイン漬け。まさに弾丸ツアーであった。
そしてパリでの夜は、やはりこの店。このサイト上でも何度も登場している、20区にある「バラタン」である。
この店を知らなくては、パリの自然派ビストロは語れない。 この日も、予約でいっぱい。私たち弾丸チームは、7:30、ちょっと早めにお邪魔した。
~~ アぺリティフはカトリーヌ・ブルトンのディレタンテ ~~
1日の疲れを癒してくれる、優しい味わいで、一気に2本飲みほしてしまった。
この5日間、朝から試飲、昼も夜も各地の地元料理にを食べ続けていたが、さすが弾丸ツアー参加者、食欲旺盛! モリモリ食べている。
これはウズラの料理だったかな。
ワインが進み味わい!
小さい魚のフリットと説明されて、白魚サイズを予想していたが、出てきたのは、アジのフライのサイズ。
カマスのようなタンパクな味わい。
この自家製タルタルソースが絶品。
このタルタルだけでも、また食べたい。
飲めば飲むほど元気になってくる弾丸ツアーメンバー。
牛肉のカルパッチョ。
まるで、マグロの赤身のような色合い。
全員が、これを頼めば良かったと後悔させるほど美味かった。
これは、スズキのソテーだったかな。
バラタンの魚料理は、美味い!
火が入りすぎず、とてもジューシー。
これは、タラ料理。
カネットも美味かった!
ソースが繊細。おふくろの味のようなほっとする味わい。
仔羊のこのヴォリューム。
参りました。
メインに合わせて、ドミニク・デゥランのポマール、
ル・プティ・ノアジン2006を注文。
ポマールの熱さ、ミネラルがありながら、タンニンは繊細。
魚にも肉料理にも最適であった。
パリのスタッフ、サンドリンヌが、バラタンでドゥランのワインを飲んでいると、
ドミニクにメールを送ると、すぐに、「それはナイス・チョイス」だと返事が返ってきた。
今回の弾丸ツアーの参加者の一人、浅原さんは、デッサンのスペシャリスト。
各蔵元で、生産者の似顔絵を一瞬のうちにデッサンし、
あまりに特徴を上手にとらえているので、みんなで大盛り上がりだった。
この浅原画伯、この腕でフランスで生きていけるんではないだろうか。。。
まあ、飲むのと、食べるのは問題ないだろう。
その浅原画伯のデッサンした、エノ・コネクション伊藤 與志男である。
この日、伊藤は同席していなかったのだが、一瞬の間に絵を描き上げてしまった。