ロックで磨いた腕をフルーリーで花を咲かすニコラ・テスタ

~ ピノノワ-ルの真髄を知り尽くしたニコラがガメを醸す ~

ジル・ジャイェで2年間修行した後、2000年にプリューレ・ロックに入社。1年間は天才フィリップ・パカレと2人でロックを造った。2001年からはパカレの後を引き継ぎ4年間、ロックを造った男である。パカレの後を見事にロック風味を成功させた。シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、クロ・ド・ヴージョなどブルゴーニュの特級畑を醸した経験は実に大きい。

ロマネ・コンチオーナーでもあるアンリー・フレデリック・ロックと共に試飲した年代もの(まだ化学物質が栽培・醸造に使われていなかった時代)のブルゴーニュワインの味覚は体の芯まで覚えている。アンリー・フレデリック・ロックは大切な顧客が来ると惜しみなく年代ものブルゴーニュを開ける。そんな時はいつもニコラは呼ばれてソムリエ係を担当していた。当然パカレの造ったワインもよく飲んだ。体全体でピノの真髄を憶えている。そのニコラが今、ガメを醸している。

~ 大草原の小さな家いやフル-リ-葡萄園の小さな醸造蔵 ~


フル-リ村から山手に入っていき、途中からは農道を右に曲がり、さらに小さな農道を左に曲がると写真の蔵が見える。毎回道を間違えてしまう。
今回は小さな看板がついていた。
ニコラとはロック時代からの付き合いだ。実に真面目でコツコツやるタイプ。若いのに人を包み込む大きさをも備えている。兎に角、人が良い。
お茶目なお笑いの雰囲気を持っており、醸造元仲間に愛されている。

ピンチはチャンス!!

2008年は雹にやられた。その影響もあって、今年も葡萄の数が極端に少ない。よく枝と葉をかき分けないと葡萄房がみえないほどである。
ニコラは逆にファイトを燃やしている。何故なら、濃縮された葡萄が収穫できそうだからだ。ピノ・ノワ-ル好きのニコラはこの地でピノッテのガメを造ろうとしている。

親友であり、兄貴分のラパルュが2005年に雹にやられた年は、残された少量の葡萄が濃縮して、まるでピノ・ノワ-ルかと間違うようなワインに仕上がったのをニコラは知っている。
ピンチはチャンスだ。
ピンチを逆手にとって自分の夢を実現しようとするニコラ。


BEAUJOLAIS NOUVEAU 2008年ボジョレ・ヌ-ヴォ-
爽やかで、フレッシュで、軽快な
ワイン。グイグイいける果実味だ。
ヌ-ヴォ-も今時ロゼ代わりに
夏場に冷やして飲むと実に美味しい。
まさに、VIN DE L’ETE 夏ワインだ。
左のラベルは料理人 GERARDの特別ラベル


← AOC BEAUJOLAIS
2008年残った葡萄をかき集めて仕込んだワイン。ミネラル感もしっかりあり、真っ直ぐなワイン。これも夏に冷やして飲みたい。

⇒ AOC BEAUJOLAIS VILLAGES
ヴィラ-ジ08はミネラル感プラス軽いボリュ-ム感もあり、フレッシュな果実味、これもやや冷やして飲みたい。


← AOC FLEURIE フル-リ2008
このワインこそニコラが、パッションでピンチをチャンスに変えたワインだ。ミネラル感が素晴らしい。限りなくピノに近いガメだ。お勧め!

⇒ AOC BROUILLY ブルイ
ニコラの醸造はすべてブルイで行っている。ラパリュの隣の畑だ。ラパリュと共同で畑仕事を行っている。酸、ミネラル、果実味のバランス最高                   

VDT GAMAY PLUS GAMAY  ガメ・プリュス・ガメ2005年
熱烈なピノ・ファンのニコラが醸すガメ
ニコラの入魂の一本だ!        
ネ-ミングもガメ+ガメ=ピノノワ-ルとでも云いたいのがよく解かる。
ブラインドで試飲すれば濃縮感、ミネラル感、酸を含んだ果実味があり、心地よいワインだ。             

ニコラが初リリ-スしたフル-リ
AOC FLEURIE 05 フル-リ-

瓶詰めしたけど、還元が強かったので、販売しないで現在まで寝かしておいたもの。約4000本そのまま残っているワイン。まさに、これこそブルゴ-ニュのクリュを思わせるピノだ。これは絶対にお見逃しなく!

まだ、何処にも出荷されていない。近日中に出荷予定。

~ 今、ボジョレで一番の幸せな二人 ~


ロック時代に知り合った2人に昨年ベビーが生まれた。
カロルは長年パリのカーヴ・オジェで働いていた。カーヴ・オジェの看板娘で大人気だった女性だ。
その彼女をニコラが略奪した感じだ。そんな2人に生まれたベービーはワイン天才のDNAを備えている。
テースティングの超エリートだ。
1歳3か月で既にブラインドで品種を当てる!?
スセットの代わりにコルクをしゃぶる。
しかも、ワインの液面に触れていた方をしゃぶっている。

天変地異もなんのその!笑顔絶やさず


2008年は8月の収穫直前に雹が降ってフルーリーはほぼ全滅状態。

それでも、数少ない葡萄を収穫して最終的に例年の25%ぐらいはワインが出来た。
経済的にも、かなり厳しいにも関わらずこの2人はいつもニコニコしている。
根っからの楽天家カロルさんお陰だ。

何と今年の5月にも雹が降って被害にあった。
畑が真白になるくらい降った。
今年もまた50%ぐらい失いそうである。
それでも笑顔を絶やさない。

~ ラパン(ウサギ)のヌイグルミとコルクが大好きなジュスティ-ヌ ~

パパのワイン美味しいよ!幸せが一杯詰っています!!

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