600年の栗ノ木の枝にツルを伸ばしている土着の山葡萄があった。
ラモンさん、この葡萄も収穫してワインを造っているとのこと。

3時間ほどラモンさんの運転でアンダルシア・テロワールの神髄の一端を見せて頂いた。

1200mと云う標高の場で、風も伴って極度の乾燥の中で葡萄を育てると、
果実も酸までもが凝縮する。
ラモンさんのあのキリっとした酸の一部が理解できた。

ラモンさんのワインを飲む度に、この雄大な景観が浮かんでくるだろう。
日本の皆さんにも、この景色とともに送り届けたい。