【自然派の原点Lapierreラピエール醸造】
醸造は、生きた生態の世界の何億通りもある可能性の中から、今、を選択する決断が必要。
実験室のような蔵で、生きた生態を殺して、自分の言いなりになる生きものだけを使ってワインを造る世界とは違う。
とんでもない方向にいってしまいそうな環境とヤンチャな生きもの達を相手に、葡萄をワインに変身させてあげなければならない。
時には深く、遠く、時には浅く、近く観察、読み、決断していく。
自分の造りたいワインを確り脳裏に刻みながら、状況判断をしていく精神的強さを持っている。
いたずらに迷わない強さがある。
カミーユの卓越した醸造センスに一番に気づいたのはマチュだった。
マチュは、醸造担当をカミーユに任せた。
勿論、時々はぶつかるけど、カミーユの決断に光るものがあるのを知ってい.
久々の理想的な葡萄を収穫中の2018ミレジム、カミーユの作品が楽しみだ。