POUPILLE プピーユのPhilippe Carrilleの進化 -no2

(ボルドー、カスティヨン)

ワイン造りを始めて33年の歳月が過ぎた。
18歳ではじめて、あのヤンチャなフィリップも51歳になった。
私が初めてフィリップに会ったのは、1992年だった。
まだ、自然派だとか、ビオだとかの言葉さえあまり聞かなかった時代の話し。

フィリップがまだ25歳、7年目頃だった。美味しいワインを造る為に、全身全霊をかけてガムシャラに
動き周っていた。
美味しくするために、何が必要か、血眼になって吸収していた時代だった。

7年目にして、既にベルギーで強烈な評価をもらっており、当時、ポスト・グランクリュ・ワインの一つ
として濃厚なワイン愛好家の世界ではシンデレラ・ワインのような存在だった。

当時のボルドーワインの熱狂的なワイン愛好家の国はベルギーだった。
ベルギーのブラインド・テースティングで凄い評価をされていたのである。

2008年に正式にビオ協会に登録。それまでも殆どビオ栽培をやっていた。
それ以来、地球環境の保護栽培に熱烈な活動をしている。

例えば、Côte de Castillonカスティヨンの農家はすべてビオにすべきだ、という積極的な運動
をしている。
今では、25%がビオ栽培に転向している。
 

3年連続で天からメッセージをもらっているフィリップ

16年、17年、18年と3年連続の天候不良で極端に収穫量が少ない。
33年間の歴史の中で、フィリップにとって初めての試練の年が続きている。
自然状況の中で穫量が少なかっただけに、品質は素晴らしい状態になっているのが救われる。

でも3年連続という自分の力ではどうにもならないことが、目の前に壁としてやって来ている。
この試練をどう乗り越えていくか、フィリップの人間として成長・進化の絶好のチャンスの時を
迎えている。


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