サルバドールSalvadorは小さい頃から星や宇宙に興味を持っていた。ワインの勉強をしながらも天文学も学んだ。
宇宙が地球に注ぐエネルギーの偉大さに感動している。
当然、栽培はビオディナミ農法を採用。
宇宙の話しをしたら止まらない。
宇宙のエネルギーを最大限にワイン詰め込みたい。
だから名前も“COSMIC”コスミック。
ここのワインに共通するスカットした透明感は宇宙エネルギーからなのだろう。

★VALENTIA ヴァランティーア★

このワインの畑はAguyanaアグヤーナ村の山の一角、この区画はl’Estrada レストラ―ダと云い山の麓にある最も低い標高190mの畑。ここで昔か植えられている品種はカリニャン・ブランである。
この地方では、昔はカリニャン・ブランが主力品種だった。
ここでも近代化の流れで、他の売りやすい品種に植え代えられてしまった。
僅かに残る貴重な50歳の樹齢のカリニャン・ブラン70%。
カリニャン・ブランは、どんなに葡萄が熟しても“酸”がキッチリと残る特別な品種。
そして、プイッチ・ロドーの30% 素晴らしい酸とミネラル。

70%はアンフォラで発酵、30%の3割が栗の木樽で発酵
アンフォラでは純粋なアルコール発酵のみをさせる。カリニャン・ブランは還元力が強く、ワインに還元臭が残りやすい品種、アンフォラで発酵させると発酵中に外気との通気ができて還元しにくくなる。

なんて真っ直ぐな白ワインなのだろう。酸とミネラル感とやさしい舌触り。
お寿司に合わせたい。