クリストは、今のいい状態の葡萄を一刻も早く収穫して発酵槽に入れたかった。
収穫期の昼食は葡萄園でとる作戦をとった。
時間的ロスを避けたかった。
元料理人のクリストは自ら簡単な昼食の準備を行った。
      

収穫人との一体感も造りたかった。
一緒に収穫する人達を良いムードに持っていくことは大切なこと。ただ葡萄を収穫するだけではない。
  

全員で一緒に食べることにした。
一番難しいと思っていた区画が、想像していたことを遥かに裏切って、素晴らしいバランスを備えていた葡萄だったことに自身で確認できた。先週の雨の効果が絶大だった!