Par Masaki TAKESHITA
   

自然派の世界も第1世代からの世代交代が進んできている。
自然派巨匠マルセル・リショーも、長男トマが2009年から長女クレールが2014年からドメーヌに参画。新たな風をドメーヌに吹かせている。
更にエルメスで働いていた次女も、現在ドメーヌに数ヶ月戻ってきて、引っ切り無しに来る世界各国からのプロや愛好家達のレセプションを受けおっている。

長女クレールはマルセル・ラピエールでの経験を活かし、収穫したぶどうを10度まで冷やしてからの醸造も始めた。

昨年は例外だが、乾燥と酷暑の南ローヌで、フルーティーでエレガントなワインを造るための、いろいろなアプローチを行なっている。

アルコール度数が15度あっても、それを感じさせない果実味。リショーマジックのレベルは更に上がっている。

この日残念ながらマルセルは友人生産者達とジョージア訪問。
アンフォラ買ってくるかも。。。とマルセルあるあるの話しで盛り上がりました。
家族の愛、家族のパワー、エネルギーがワインにたっぷり詰まっている。