★このラピエール夏祭りはどれだけの人達に“勇気と知恵と喜び”を与えたどろうか!★
La Fete de 14 Juillet a Morgon Chez Lapierre 、a donne le courage ,la sagesse et la joie aux gens.

この7月14日になると、自然派ワインを愛する多くの人達の心に、浮かぶ“お祭り”がある。
そう、あのマルセル・ラピエールが開催していた自然派ワインの夏祭りである。

世界中から自然派ワインを愛する醸造家、インポーター、レストラン・ビストロ経営者、愛好家などが集まって朝までラピエールを飲んで、踊って、語り合って、笑って朝まで楽しむお祭りだった。

初期の頃は、前日に造り手達が集まり、色んな意見交換をする“場”でもあった。
このお蔭でお互いの自然な栽培技術・醸造技術が,どれだけ改良・進歩したものであっただろうか。
図りしれない。

このお祭りは、今は大御所的存在になっている醸造家達が若き頃、一度は顔を出す登竜門の一つであった。

マルセル・ラピエール、ピエール・オヴェルノワもいて、多くの若手醸造家達と交流をとっていた“場”であった。

祭りの始めに、マルセルはすべての来場者に直接ワインを配るのが常だった。
豚の丸焼きを朝から準備して、焼きあがった豚を解体するハードな仕事をしたのは石田さんとダニーの名コンビ。
もう、それは格闘技のような作業でした!

食事の後は、ミュージック、とディスコ。語らいとただただラピエールを飲み続けた。

真夏の暑い夜、もう皆、結構出来上がっていました。

暑い中で踊るから一挙に酔いがまわるけど、ワインがワインだけにいつまでも飲み続けられるのが、危ないところ。

夜更けまで、朝まで最後まで飲んでいるメンバーはいつも同じだった。

祭りの後の翌朝も、集まってきて飲み会が始まる。この時は各自が持ち寄ったワインを飲むのでした。

ラピエール家も全員で一緒に楽しんだ。

本当に、忘れられない佳き時代の一コマ。Nostalgie. 7月14日になるといつも思い出す。

Merci Marcel !