Par Takeshita Masaki

★Jean-Baptiste SENA

この人のワインの進化にビックリ。
ジャン・パプティスト・セナ!
いったい、いつが飲み頃?というパワフルなワインをミネルヴォワで造っていたが、白はフレッシュな洋梨ジュース、赤はエレガントながら、1本芯の通ったエネルギー詰まったワイン。
髭をはやし、性格的も穏やかになった感じのセナ。旨し!

    

★Thomas Picot – Domaine Pattes Loup

パット・ルーのトマ・ピコは2015年ヴィンテージを持参。このエレガントなミネラル感がたまらない。繊細なシャブリ。余韻の塩気が心地良い。

   

★Mas Haut BUIS

ラングドックの標高500mにぶどう畑を持つマス・オー・ビュイ。
オリヴィエも昔は凝縮度たっぷり、新樽たっぷりのワインを造っていたが、今やマセラシオンカルボニックで、樽の使用も減らし、素晴らしいバランスのワインを造っている。

  

★Cosmic(スペイン)

この自然派巨匠溢れるサロンで、ひときわ輝いていたのが、スペインのコスミック。
ザルバは見ての通り、チベットあたりの修行僧のような雰囲気。
無駄の無い、かつまさに宇宙のエネルギーの流れ詰まった、研ぎ澄まされたワイン。
カリニャン・ノワール、ブラン、グリのキュヴェ、オンカリダスは、もうワインを超えた飲料。

ちょうどMas Pellisserマス・ペリセールのOriol Artigasオリオルも試飲会に来ており、ザルバと熱く語りあっていた。
今からのスペイン自然派を引っ張っていく、輝く2人だ!

  

★Christophe Pueyo

サンテミリオンのクリストフ・プエヨもセミヨンのアンフォラのキャヴェなど、いろいろ挑戦。マセラシオンする事で、セミヨンの苦味、アロマが、より複雑に表現されている。
赤は安心感溢れるバランス。
    

★Mas de Mon Père

コート・ド・マルペールのマス・ド・モンペール!今や日本に取り扱いが無いのが残念。。。
彼もMCをセパージュによって取り入れ、マセラシオン期間も以前より短くし、綺麗で果実味溢れるワインを造っている。

   

★Marcel Richaud

マルセル・リショーのスタンドは息子のトマが担当。まさに熟度あり、アルコール感ありながら、それを果実で包むマルセル・マジック。 巨匠のワインだ。

   

★Catherine Bernard

カトリーヌ・ベルナールの2017年、まだ出来上がってないが、アリカント、カリニャンのキュヴェは素晴らしい味わい!
チャーミングでエネルギッシュなカトリーヌの人柄がまさに出ている。

  

筆:竹下
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