日本に着いたばかりLaffitte ラフィット親子。時差ボケ解消は初日から朝まで飲むこと。
ここにやって来ました。

Méli Mélo!!

眠そうな18歳のマテウスを強引に連れてきた。
お父さんのエドアードは息子を気づかってチョット心配そう。
フランスでは18歳で成人となる。でもお父さんにとっては息子はまだ息子なのだろう。

宗像シェフは私が来るのを手ぐすねをしながら待っていた感じ。
即ブラインドとなった。
絶対に外してはいけないワインを外してしまった。ポール・ルイ・ウジェンヌだった。
La petite cuvée cailloutine の90年台のワインだった。恥ずかしい。
孤高の醸造家ポールが一番元気な頃のワインだった。
当時、南仏といえば、ポール、ゴビー、クリストフ・ペイリュスの3人が愛好家の中では評価されていた。
その中でもポールは別格の存在だった。

La petite cuvée cailloutine 流石にやや疲れていたけどミネルヴォワ山中の硬い石灰質のミネラル感は輝くほど生きていた。
ありがとう!宗像さん。

     

昨年の10月に、もう引退しているポール・ルイ・ウジェンヌ醸造に訪ねてポールに逢ってきたのに。
ポールは満面の笑顔で迎えてくれた。山を開拓して葡萄園を造った過酷な仕事をしたので、
今は体を壊して入退院を繰り返して療養中とのことだった。
それでもじっとはしてられなくて、家の改装や木製のオヴジェを創ったりしていた。
本当はドクターストップで飲んではいけないのに、一本開けて軽く飲みながら色々話して来た。

        

バニュルスの大好きなワイン Le Casot des Mailloles ル・カゾ・デ・マイヨルのロゼを開けた。
いやあー、美味しかった。
夜も遅くなって流石に、ラフィット親子も疲れてきたので、壁にエドアードがサインして終わりにした。

    

ありがとう!宗像さん!今回、スケジュールが詰まっているので逢えるか、チョット心配だった。
逢えて嬉しかった。最後のシェフのシメ特性パスタは最高でした! 感謝!