収穫は9月1日に始めて、6日に終了した。
晴天の中、朝の涼しい内に収穫。
完璧な状態の葡萄が発酵槽に入れられた。
葡萄の熟度と酸のバランスが理想的だった。
軽く、優しくて、果実味とフレッシュな酸のバランスが絶妙なスタイルになるだろう。

ヌーヴォー用の発酵槽はセミ・マセラッション・カルボヌック醸造中。
シルヴェールは発酵槽に葡萄をいれたら、基本的に一切さわらない。
煎じ茶、お茶のように優しく皮の色素、内容を引き出す手法をとっている。

 

Sélénéセレネ醸造の優しく軽快なタッチは、ここの土壌からくるものもあり。
ここでは、花崗岩は少なく、砂状の層が深く、中に石英石などが混じった特使な土壌。
水捌けが極端によいここの砂状は、優しい女性的なタッチのワインに仕上げやすい。

 

2018年はシルヴェール自身が最も好きなタイプのヌーヴォーになるだろう。
軽快で、飲みやすく、心地よく、一本があっという間になくなる瞬飲ヌーヴォーとなるでしょう。