★Le Temps des cerises ル・タン・デ・スリーズ★

アクセル・プリュッファーは、心優しいドイツ人。ソフトなタッチの人間性ながら、決めたことはキッチリとこなしていくタイプはドイツ的。ワインのスタイルはもう、アクセルの性格そのもの、どこまでもやさしいタッチ。果実味もゆかた。
グイグイ飲めてしまうトビッキリ美味しいワインを醸す。
  

★Nicolas Carmaransニコラ・カルマラン★

フランスのど真ん中からチョット南に位置するフランスで最も美しい村が点在するするAveyronアヴェイロン地方。
フランスで最も寒い地方の一つ。困難な地方で孤立奮闘するニコラ。寒い地方だけに軽やかで限りなく“水”に近いスタイルのワインを醸すニコラ。醸造家仲間やプロ中のプロ達が大評価するほどのワイン。透明感抜群のスタイル。
私も色んな意味で深く尊敬している醸造家の一人。
  

★Domaine Mouressipe ムーレシップ醸造★

ローヌ地方とラングドック地方の境界線上にあるニームに近いところ。ラングロールで一緒に働きながらエリック・プフェーリングの造りを深く学んだアラン・アリエ。醸造所も新築して気合十分のミレジム。どことなくランクロールの風味に似ている。
     

★Sélénéセレネ★

今、ボジョレの若手醸造家の中で、最も光っている一人、ラ・タルバルド醸造元のシルべール・トリシャール。栽培が難しかった2017年を全く問題なく普通の収穫量を確保した栽培対応の名人。爽やかで透明感のあるガメ品種を表現するシルべール。
ここコワンスト・ヴィノでもよく飲まれている人気ワイン。これからが更に楽しみな醸造家。
     

★Sextantセクスタン醸造のジュリアン★

ブルゴーニュからはやはり人気急上昇中のジュリアン・アルタベールがいた。
人格もワインも爽やかで暖かさを感じるスタイル。しかも銘醸ブルゴーニュ。飾るところが全くない心地よいブルゴーニュはここコワンスト・ヴィノでも良く飲まれているのを見る。
    

★Sylvain Respaut シルヴァン・レスポ醸造★

シルヴァン・レスポ醸造の共同経営者であるOlivier CROS オリヴィエ・クロが来ていた。
ラングドック地方で目立たないけど、静かに超自然なワイン造りに打ち込んでいる二人。
ここパリでも最近やっとレスポのワインが見られるようになった。日本では初リリースからEAST LINEイーストライン社が
輸入している。大変、ヴァン・ナチュールらしい自然な果実味のワイン。