Lapierreラピエールでは収穫の中日にアペリティフを蔵の中庭にて開催 -No4

自然派ワインの源流Lapierreラピエール家の収穫・ボジョレ

収穫が始まって一週間程すぎた頃、収穫人の疲れが溜まってきた頃、さらなる結束とエネルギーの補給にアペロを皆で楽しむ。
今年は25か国の若者、フランス、オランダ、アメリカ、カナダ、ブラジル、東欧諸国、日本、など世界中の人達が集まって収穫している。

一週間も朝、昼、晩と寝食を共にしていると、お互いがもう分かっている。
中には、もう15年連続で参加している人もいる。

ニューヨークの有名レストランの女性ソムリエールも来ていた。
必ず楽器を演奏する人達が混じっていて、夜の食事の後は演奏会になる。

相変わらず元気なマリー(故マルセル・ラピエールの奥さん)、雰囲気を盛り上げる。
このマリーさんも若き頃、収穫人として北フランスのメッツからやって来た。
その時にマルセルと巡り逢った。依頼ずーっとモルゴンにいて、マチュが生まれ、また次世代も生まれている。

また、そんな中に混じって、超プロ集団のチームもいる。
20名分の収穫量をたったの5人でやってしまうプロ集団がいる。
早いだけでなく、良い葡萄と中庸の葡萄を仕分けしながらキッチリと進んでいく。

私も彼らと一緒に収穫したことがある。
物凄いスピードで確実に進んでいく。
私の6年間、ポムロルで収穫した経験もあり、スピードでは自信があったけど、単なるアマチアであったことを思い知らされた経験がある。
マチュも大切な区画は彼らに任せている。

そんな、プロ、アマ、音楽家、若い人、チョット年を過ぎた人、が混ざって一同に集まって、収穫するのがラピエール家の伝統だ。

このボジョレの収穫文化は無形文化財と云える。
今は、少しづつ消えていっている。
収穫は単に機械的に葡萄を穫るのみにあらず。
フランスの深いところにある文化そのもの。異質文化交流の原型だ。

この喜び、歓喜、交流のDNAがワインに入っていくのは当然のこと。

ラピエールのワインには、特別なエモーションが流れている。
元気つけたいとき時、勇気がチョット欲しい時、嬉しい時、是非、一本開けてください。
大切なものが動き出します。