Lapierreラピエール家の醸造蔵の天井には陰陽を表現した絵が描かれている。
ここに入っただけで、何か新生な空気が流れている。

天、地、人、葡萄木の4者が1年間かけて造りあげた葡萄をここに運び込み、新しいものがここで生まれていく。

収穫した葡萄を放置しておけば腐っていくだけ。
モルゴンの畑で育った自生酵母が働いてワインという別モノを創り上げてしまう。

天、地、人、葡萄木のエネルギー、メッセージが詰まった液体だ。

時を超えて10年も、時には何十年も私達を喜ばしてくれる。
場も超えて、モルゴンから東京、ニューヨーク、台湾、ブラジル、世界中に運ぶことができる。

酵母は偉大な微生物だ。

そんなVin Natureヴァン・ナチュルが今日のように世に広まった源泉がここにある。