北川さんはパリ在住10年間、その間、私とパリのビストロを飲み歩き、自然派醸造元を一緒によく訪問していました。

日本に帰国して自然派ワイン小説“テロワール”を執筆。

小説に出てくる醸造家は名前こそ仮名を使っているけど、実在の醸造家がモデルになっています。
醸造家のことをよく知っている人が読めば、アッ!これはマルセルだ、ポールだ、と判るはず。

ソムリエ志望の日本青年がレストランで修業して、ついにはフランスまで渡ってのパリのレストランで修業して、自然派ワインに巡りあって、また色んな人達と出逢い繋がっていく物語です。

これからソムリエになろうという若者、もう既に活躍しているソムリエさん、自然派ワインに取り組んでいるショップの人、ビストロ経営者、参考になることが一杯出てきます。

何より誰よりもVin Nature好きの北川さんが書いた小説です。面白いよ!!

久々に一緒にビストロCoinstot Vinoコワンスト・ヴィノにやって来た。
ここには、いつも誰か自然派ワイン飲んべが集まっている。

いきなりラングロールのラ・ピエール・ショードのマグナムを開けた。
マグナム一本では足りなくニコラ・ルノーNicolas RenaudのVieux Sageヴィユ・サージュも開けた。
イヤー!美味しかった。 イヤー!楽しかった。

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ショップの人達へ
北川さん、この小説に関しては自費出版です。
お店でも是非、紹介・販売してやってください。  私のお勧めです。
モデルになった醸造家ブラインドクイズも面白いですよ!

『テロワール 波動』 北川ナヲ著 文芸社