13
Fév

心に響く最高のシャルドネを醸す2人

(Le Vin de mes Amis 試飲会より) ★Domaine Pattes Loup パット・ルー醸造のトマ・ピコ ピュアーで、ミネラリーで、上品かつ繊細なシャルドネ。 和の世界の繊細な会席料理に合わせてもらいたい。 どこからみてもシャブリ最高のシャルドネだろう。 極めつくしたシャブリのテロワールが味わえる。 ここル・ヴァン・デ・メザミ試飲会でもブースに近づけないほどの人気。 世界中が注目している醸造家トマ・ピコ。見たら即飲んでみるべき!! (問合せは野村ユニソン社)    ★Domaine Philippe Valette ヴァレット醸造のフィリップ・ヴァレット プイィ・フイッセの硬い石灰岩盤土壌。この岩盤に入り込んだ根っ子が吸い上げるミネラルは半端 ではない。 他のブルゴーニュでは表現できないスタイルのミネラル感がここにはある。 物凄いミネラリーで力強いタッチのシャルドネ。ミネラルのチャンピオンといってもよい。 このミネラルが熟成したときの素晴らしさ、言葉に表現できない程だ。 他では類を見ないスタイル。 人間的にも親分肌で確固たる意志の強さがあるフィリップ・ヴァレット。 一飲の価値は大きい。 (問合せはBMO, トロワザムール恵比寿店で飲めます)       

3
Nov

最高のマリアージュ Thomas Picot トマ・ピコ

Chez Repaire de Cartouche シャブリと云えば Thomas Picot トマ・ピコ! トーマの澄み切ったブルーの瞳のように澄んだミネラル感が素晴らしい!! 一億5千年前の魚介類の化石のメリジャン土壌、時代を超えて同じ旨味が舌の上で融合する。 旨味は重力のような存在か、次元を超えて移動できる。

16
Fév

アンジェの忘れられないソワレ                    Bar à Vins : A BOIRE ET A MANGER no2

人数が多いので、マグナムを中心に飲んだ。イヤー、すべて素晴らしいかった。 生ガキに、店主アレックスのお勧めPhilippe Valetteフィリップ・ヴァレットのPouilly-Vinzelles 13プイィ・ヴァンゼルを合わせた。      でも、やっぱり生ガキにはシャブリも合わせたい。 Thomas Picotトマ・ピコのChablisを合わせた。ウーン、何て繊細なミネラル感! これもバッチリのマリアージ。     途中から偶然居合わせたラ・リュノットのクリストフのワインを開けた。 Les Rossignouxレ・ロシニョを開けた。辛口にハチミツの風味。赤のLa Flouラ・フルに一同感激した。        そして、またまた、Jérome Saurignyジェローム・ソリーニの桜島Sakurajimaに一同が感動。    あとは、チョット酔っ払ってあまり写真をとってなかった。オリオルのワインを中心に飲みました。 どれも、感動の液体だった。    

27
Sep

WATANABE 渡辺シェフの「よだれ鶏」から・・・・

京都の大鵬、渡辺シェフがパリのレストラン「ル・ヴェール・ヴォレ」でワインと共演        最初にグラスワインで酸の効いたシャブリが出てきました。 ドゥ・モール De Moorです!始めるのはぴったり。 さて、料理が来ました。まずはシェフのよだれ鶏!スパイスと落花生の香ばしい風味、フランス南西部ペリゴール地方産の柔らかい鳥肉、空気のように体内に入っていきます。 続いて手作り小籠包。大好物です。。旨みの凝縮した汁が、かわいらしい小籠包のてっぺんから流れ出ます。一滴も逃さず一口で仕留めます。美味しすぎる!そして舌をやけどする・・これにはDe Moorのシャブリもスイスイ。 ここでメインの鳩と赤ワインの突入です! 二コラ・カルマランNicolas Carmaransのフェール・ド・サン16 Fer de Sang、地着品種のフェール・セルヴァドゥ100%。開けたばかりは少々アニマルで、だんだんスパイスと花がマジリ合った香りに変わり、フレッシュで成熟したベリー、キイチゴの豊かな果実味、透き通った酸、そしてこの血のような鉄分っぽさとミネラル感が特徴的! このワインの血っぽさが、スパイシーでパリっとした皮で、中身は肉々しい鳩のシェフ料理と相性抜群!最高のマリアージュに感動です。

25
Oct

ナチュラルワインと素敵な出会い

私は昔から飲むことが大好きです! 特にフランスに幼いことから住んでいたこともあり、ワインは大好きでした。 しかし学生時代は飲むだけのワインというか、飲めればいいと思っていて、2ユーロで購入できる 『ロゼ・ド・ピシェ』 (どこにでも売っている安いロゼワイン)をガブガブと飲んでいました。 友達と家で集まり、安上がりのワインを飲んでいると、私の父が部屋に入り、『ワインを飲むのならば、ちゃんとしたワインを飲め!』と手渡されたワインが、『シャブリ』でした。 生産者など全然忘れてしまいましたが、20歳の私たちは、このワインの価値が不思議と分かり、飲んだこともないのですが、『シャブリ』と見ただけでウオオオオという高級なものだとは分かっていました。普段飲んでいたものとは全然違う濃厚さ、ミネラル感などを味わい、何も分かっていないのに私たちはそこからちょっとワインに対しての感覚が変わったと思います。 そんな経験から3年が経ち、私はエノ・コネクションのドン、皆様が知っている伊藤さんに出会うのです。 彼に会って初めて飲まされたワインが、『Prieuré Roch』。 今でも覚えているのが、何か違うという感覚。飲みなれていた濃厚な赤ワインに比べると、とてもジューシーでなめらかで、優しいという味わい。イチゴ?ブドウ?なに?!と考えているうちに飲み干してしまった事も・・・(笑) でも不思議と素直に体が取り入れたというか、スーッと通っていく液体に不思議な力?何か惹きつけられた思いがあります。そっからドップリと自然派ワインにハマった自分がいると思います。 ビオ、ナチュラル・・・・様々なジャンルの『ワイン』がある今の世の中、具体的に違いは何?!と思っている人はたくさんいると思います。 簡単に言うと、ビオワインは、畑では殺虫剤や化学肥料など使用しない。環境を尊重しながらのブドウ栽培を行う。 しかし醸造の段階では、化学物質を加えて液体の修正をすることが可能。                    ナチュラルワインは、畑では殺虫剤や化学肥料など使用しない。 環境を尊重しながらのブドウ栽培を行う。 醸造の段階でも、ブドウの力を信じて手を加えない。 まさにテロワールを大いに感じられるのが、このナチュラルワインだと思います。 私はパリで、この2つのジャンルを扱ったワインバーで働いたことがあります。 やはり、本場のフランスでも、ナチュラルワインは変な味がする。ガスがある。いつものワインと違う!というお客さんはいました。 しかし!!! そんな人たちでも、必ず合ったナチュラルワインがあるのです。 では、ナチュラルワインの魅力って何?!って疑問ですよね。 私は三つの魅力で好きになりました。 一つ!! ナチュラルワインは日によって変化するし、気候にも左右されますし、人間のように機嫌のいい日もあれば、ちょっとご機嫌斜めの日があるのです。 シャイなワインもあれば、すぐに誘ってくるワインもある。 ちょっとお嬢様っぽいワインもあれば、とてもフレンドリーなワインもある。 ガスがあれば、ビンを振ってガスを抜く。 還元していたら、カラフに入れてちょっと待つ。 時間が経つにつれ、段々心を開いてくれる。 色々工夫すると、最後には、心打たれる美味しさを私達にみせてくれるのです。 そういう人間臭いところが、ナチュラルワインの楽しい所です。 二つ!! ナチュラルワインはズルが出来ないので、その年の気候や特徴、その使用されたブドウのテロワール、そして造った人の愛情が自然と伝わってくるのです。私も不思議と思いますが、本当に造っている人の温かみや繊細さが籠っているのです。 そして三つ!! なんて言っても、次の朝に残らないのが魅力! どんなに飲んでも、チャンポンしても、残りにくい!(もちろん、お水もちゃんと飲んで下さいね!)あんなに飲んだのに不思議!と思っても、確かにブドウしか入っていないので、頭ガンガンなんて無いんです! こうやって皆ナチュラルワインにハマっていくのです! 何故か最初にハマる品種は皆 ガメイのぶどうです。 軽めで、ジューシーでスーット体に水のように入っていく感覚が特徴的で、皆そこにハマっていきます! 私の旦那も、ナチュラルワインとは程遠いボルドーのテクニカルワインしか飲んでいなかったのですが、私の影響で最近ではボジョレーが大好きになっています! そして近頃ではカリニャンやサンソーにハマっています(笑) 最近は、濃厚なタイプでも、スーット体にはいっていくナチュラル・ワインも出てきました。色んなタイプのものがありますが、のど越しが気持ちよく入りやすく、すこし飲み過ぎても翌日大丈夫なのがナチュラル・ワインの魅力です。 みなさんも騙されたと思って是非お試しください!