21
Avr

自然派試飲会・ビオジョレーヌSalon Vin Nature BIOJOLEYNES-NO2

★不屈の精神力のフィリップ・ジャンボン★ この人フィリップ・ジャンボンのエネルギーは凄い! 志を絶対に曲げない不屈の精神力は天下一品。 . 何としても、百パーセント自然にこだわるフィリップ。 ここまでくると、誰も何も言わない。 『フィリップだから』で終わる。 . フィリップのワインにはエモーションがある。 世界中の繊細な人達にエモーションが伝わっている。 多くの人達から愛されている。 ジャンボン・ファンは熱烈な人が多い。 フィリップ・ジャンボンを応援しよう!! ここ数年間、収穫が殆どない。昨年も超極小の収穫量。 このままでは、存続が難しい状況になるだろう。 ★Une Trancheユンヌ・トランシュについて★ フィリップが個人的に大好きで、ワインもフィリップに限りなく近い造りの醸造家のワインを譲ってもらって、瓶詰するワインがある。 それをUne Trancheユンヌ・トランシュのラベルで出荷している。 . そのユンヌ・トランシュに南仏ローヌのワインが初登場“Sudiste”シューディストである。 . Denis TARDIEUドゥニ・タルデュの葡萄、14年産のグルナッシュ85%,シラー15%で仕込んだもの。 不思議なものでジャンボンのUne Trancheラベルで瓶詰するとジャンボン風味になる。 南とは思えないフレッシュさを伴なった果実味!  このUne Trancheワインが、ジャンボンが継続できるようになるための糧になる!! 2016年、ジャンボンを応援する醸造家、ファミリーが集まって収穫 カトリーヌも息子達もファミリー皆で、フィリップを元気付けながら収穫した。 一つも葡萄房がない葡萄木が沢山あった。 生き残った数少ない葡萄を皆で大切に収穫。 フィリップ・ジャンボンを愛する近隣の醸造家、リリアン・ボッシュなども応援に駆けつけた。 それでも、あまりにも少ない収穫量に、流石のフィリップも寂しそうだった。 何とか、フィリップ・ジャンボンが続けられるように!! Une Trancheユンヌ・トランシュのラベルのワイン飲んで、応援しよう!! カトリーヌのこの笑顔がある限り、大丈夫かな。 皆で応援したい。

21
Avr

自然派試飲会・ビオジョレーヌ BIOJOLEYNES-NO1

いつも元気100倍なのは、あのフィリップ・ジャンボン 4月15.16日、フィリップ・ジャンボン一派が主催する超ビオ・ナチュールの小規模醸造家が集まった試飲会。 ボジョレ北端に近い村Leynesレンヌ村の公民館でいつも開催。 こじんまりしたアットホームな試飲会。 ワインだけでなく、近隣でビオ栽培している農家、家畜家、チーズ屋、ビオパン屋さんもいる。 ボジョレの近隣のナチュール好きが集まったという感じ。 醸造元の何社かは、ボジョレ以外の地方からも参加していた。 牧歌てきな雰囲気が漂うホワッとした暖かい試飲会だった。 その中でも、いつも元気100倍なのは、あのフィリップ・ジャンボンだ。

5
Mai

Les GANIVETS 2006

Philippe JAMBON J’ai ouvert Les GANIVETS 2006. Magnifique !! terriblement bon !! ce formidable equilible Philippe nous apprends importance de patient et loi de nature. 2006は8月に雹が降った。ボトリティスが発生しながらも良く葡萄が熟した年。色んなトラブルがありながらも6年間の樽熟成を経て ワイン自身が内部で悪玉と善玉が戦って、結局、正義の善玉が勝利して途轍もないバランスのワインが完成。2013年の12月に瓶詰したもの。 ウーン、現在、判っている醸造学では説明がきかないワインだ。 こんな実験は誰もやったことがないから、当然のここと。 ハッキリ判って居ない事を、慣例、ありきたりの常識で否定したり、拒否することは、自分の世界を狭くすること、その先にある真実を見逃すことに繋がる。忍耐の大切さ、自然の法則を教えてくれるワイン。 恐ろしく、ふくよかで上品で、途轍もなく美味しいワインがここにある。ウーン、旨い。 不幸中の喜び !! パリの自宅の地下カーヴに泥棒に襲われました。 泥棒はカーヴ内のカートンを外まで持ち出して散らかして金目のワインを探した形跡があった。しかし、私のワインはVIN DE TABLE が多く、お金に換金できそうなワインは殆どなし。 とられたのは、ブルゴーニュのフィリップ・パカレとプリューレ・ロックの年代ものだけでした。 全部で2ケースほどで済みました。 他のもの、私にとっては重要な、もう本人が亡くなって幻のワイン。 MAZIERES、HAUT MEDRACのCH-HAUT BRUGASなどは一切手を付けず無事でした。 PAUL-LOUIS-EUGENNEの93,94,95など全く無事でした。 CLOS REGEARDも幸いに無事でした。 もう一つ、PACALET ・ROCH 92と書いた特別CUVEも6本無事でした。 カートンを掘り起こしてくれたお蔭で、奥の方に入っていたワインを再発見したり、出せるようになったが嬉しい。 不幸中の幸い。

1
Mar

PHILIPPE JAMBON

PHILIPPE JAMBON 人柄              J’aime vin de Philippe JAMBON. On retouve son intention tres fort. Meme sur Une tranche. C’est lui qui selectione. C’est normal. 私はPhilippe JAMBONのワインが好きだ。強い意思を感じる。 例え彼がネゴスで選んだワインのUNE TRANCHEにも同じものを感じる。 当然のことだ。彼の意思で選んだワインだから。 Philippe JAMBONはシャイで、心優しく、芯が強く、決めたことは、たとえ不可能に思えても決して諦めない強い心の持ち主。心動じることなく頑固に最善を尽くす努力派、3児のパパでもあり、家族を大変大切にしている。『僕にとって家族とワイン造りは一体となっているんだ。』 Il ne jamais abanndone ce qu’il aime faire . 『le vin , c’est la famille pour moi』Philippe J’ai ramene une trache de beuf de […]

3
Fév

自然度200%・自然派の極を走るフィリップ・ジャンボン PHILIPPE JAMBON

今回は自然な造りのトップを走るジャンボン、昨年の収穫レポート中心にジャンボン像の一隅に光りを。 ブルゴーニュ・ボジョレ中で最も遅い収穫をするジャンボン 10月5日、ブルゴーニュ、ボジョレ中の誰もが収穫を終えてアルコール発酵も終わってプレスをかけている時期、流石、極を走るフィリップ・ジャンボン!やっと腰を上げてブルゴ-ニュ中で最も遅い収穫を開始した。ワイン造りのすべての点において、絶対に妥協をしないフィリップ。 畑仕事、収穫、醸造、熟成、それぞれの段階で極限まで理想を追求するフィリップは自然派の世界遺産と云っていいだろう。醸造元仲間の間でも『そこまでやるか?!』と云わせるほどの“極”を走る。極を走らないと分からないことが沢山ある。フィリップは開拓者だ!貴重な存在である。常人には極限までやる勇気はない。『醸造上そこまでやっても大丈夫なんだ!エッ?』という事を実践で証明している。アルコール発酵を5年間も続けたり、揮発酸が発生してもフィリップは動かない。 数年後にはちゃんと飲めるワインになってしまう。 夢追い人・フィリップ・ジャンボン 畑仕事も完璧にやりたいフィリップにとって4ヘクタールは多すぎる。完璧にやる為には、畑を減らさなければ、と考える。減らす為に、葡萄木を抜いてしまっている。当然減らせば収穫量も減る。勿論、収入も減る。でも、フィリップにとってはそんな事は重要なことではない。普通の人の経済的観念は持ち合わせていない。究極にピュアーなヴァン・ナチュールを造りたい!夢追い人のフィリップがいる。 朝日が昇るジャンボン畑、早朝の収穫・近隣の自然派が応援にやって来た 早朝の朝靄がかかった畑に朝日が昇った。なんて幻想的な空間なのだろう。 フィリップ・ジャンボンの畑はボジョレの最北端、プイィ ・フィッセに限りなく近いマコネとの境界線上にある。今日はジャンボンの畑の中では唯一平坦な畑だ。 他のすべての畑は丘の斜面に位置している。そちらの方の畑は、今年は寒波と雹にやられて50%の収穫減だ。2008,09,10と3年連続で雹にやられて30%ほどしか収穫がなかった。昨年、12年はやっと普通の収穫量30hl/hが収穫できた。また、今年は50%の収穫減だ。夢追い人も正念場に差し掛かっている。厳しい生活となりそうだ。やや心配になる。 近隣の自然派醸造元の仲間も心配になって応援に駆けつけてくる。フィリップのお陰で勇気づけられて自然な造りを始めた醸造家が多い。 また、熱狂的なフィリップ・ジャンボンワイン・ファンも応援に駆けつけていた。 何とか持ち堪えてほしい! Guichard Jérômジェローム・ギィシャール、Guy Blanchardギィ・ブランシャールの二人も応援にやってきた。この二人もフィリップ・ジャンボンから絶大な勇気をもらって自然なワインを造り始めたのだった。 日本からは、オザミ東京の田中さんも応援に駆け付けた。 5年前にフィリップが日本にやって来た時、連日連夜のようにオザミ店で飲み明かした。 高き理想・誇り! 武士は食わねど高楊枝! フィリップを支える人々! 佳き友と佳き妻(カトリーヌ)に囲まれて夢を追い続けるフィリップ・ジャンボン。 二人の間には息子2人と娘の3人の子供がいる。 カトリーヌは云う 『家には4人の子供がいるようなものよ!』 にっこり笑い飛ばす明るい カトリーヌ。彼女がいるから フィリップは夢を追い続けることができる。 カトリーヌ・ファンも多い。 朝、7時に始めた収穫、10時に一休みがはいる。 シャクトリー(ソーセージ、生ハム類)チーズ、パン、勿論ジャンボンのワイン、チョコレートなど甘いもの、等が提供される。 皆、友人ばかりなので暖かい空気が葡萄園にたちこめている。 昨夜、飲んだワインがまだ若干残っている。体を動かすことで 体内のアルコールが物凄いスピードで消えていくのを感じる。 2012年産のフィリップ・ジャンボン収穫完了 醸造家仲間や熱狂的なジャンボン・ファン達と愛情あふれる雰囲気の中で 通年の50%の収穫量とは云え、無事に収穫が完了した。 収穫中の葡萄園に流れるこの暖かい空気は、他の醸造元では絶対に存在しない“愛情”で詰まっている。葡萄果汁にも、自然酵母にもこの暖かさが伝わっているのだろ。ジャンボンのワインには他では絶対に味わえないホワッとした心が落ち着く暖かみがある。 オザミ東京の田中さんもこの暖かい空気の中にすっかり溶け込んでいた。 オザミのお客さんの中にも、このフィリップ・ジャンボン・ワインの熱狂的ファンがいるのを田中さんは知っている。この暖かさがワインの中にあって、 お客さんにも通じているのだろ。 この暖かさの原点を、田中さんはこの葡萄園で収穫しながら発見した。 ←収穫された葡萄はポンプを使わず、人力で発酵槽の中に入れられる。 発酵槽の上から落とし込むこの作業も実に大切なことである。 収穫を終わった後は、延々とアペリティフが続き多くのワインが開けられた。 それぞれの醸造家が自分のワインを持ち込んで皆で楽しんだ。 そして、最後はカトリーヌの手料理を皆で分かち合った。 何の世界でも、手作りしか出せない希少な価値が存在する。一点の濁りのないプュアーな ワインの中に、多くの愛情が詰まったワイン、 それがフィリップ・ジャンボンだ。