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遊び心がドメーヌ リショームのシンボルに!

Domaine Richaume ドメーヌ・リショーム No4 この穴のあいたラベルの原点!! お父さんのエニンドさんは瞑想にふけるのが好きで、サントヴィクトワール山の見える一角に瞑想道場をつくった。 これが、リショームのシンボルとなった。 この穴から見える景色は絶景!!。 本当に何時間でも座っていられる。 座禅を組みたいところ。 お父さんの遊び心がいい。

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日本の酒販店グループESPOAの皆さんとやって来た !!

Domaine Richaume ドメーヌ・リショーム No3 いつ来ても感動的な景色だ。 この景色が見える葡萄園の高台の一角にテラス・テーブルが設置されている。 この景色を眺めながら、シルヴァンさん の家族と昼食を頂いた。 こんなに美しい景色を見ながら育っている子供達も素直でノビノビしていた。 何と和食が好きな夫婦、なんと地中海の魚で棒寿司、巻き寿司をご馳走になった。 ワインも昔のスタイルから進化して、酸を残しながらミネラリーな透明感のあるスタイルになっている。 赤でも石灰質土壌の潮っぽい旨味があって魚にもピッタリと合っていた。 でもやはり、ここの石灰土壌で育った白とロゼは完璧だった。 デザートのスイカにロゼは抜群でした。

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セザンヌが愛した景色の真ん中の絶景!!

Domaine Richaume ドメーヌ・リショーム No2 Domaine Richaume ドメーヌ・リショームを紹介しよう。 南仏プロヴァンスの最も美しい山“サントヴィクトワール山”の麓 何という絶景なのだろう! セザンヌが愛してやまなかった気持ちがよく分かる。 何時間でもここに座って眺めていたい。 この蔵とはもう23年前からの付き合いだ。 最初はお父さんのエニンドさんだった。 エニンドさんはドイツ人、エクサン・プロヴァンス大学で法律を教えにドイツからやって来た。 あまりにも、この美しい景色に感動して、ここに永住を決めた。1972年だった。 館を購入したら畑もついていた。 195mほどある足長おじさん紳士、自分の夢を貫いたロマンの人だ。 最初からビオ栽培。この頃フランスでは、まだほんの僅かな醸造家しかビオの栽培をやっていなかった時代だ。 まだエコセール・ビオ機関もなかった時代。 現在は息子のシルバンさんが引き継いでいる。 シルヴァンさんは世界中で、ワイン醸造を経験。特にカリフォルニアには長くいた、90年代に、ここプロヴァンスに帰ってきた。当時、カルフォルニアも濃厚なワインが全盛期の時代だった。 その頃の、シルヴァンさんのワインは、本当に濃縮していた。1998年はそのころのワインだ。

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濃厚、芳醇 !!  な・なんと美味しいんだろう!!

Domaine Richaume  ドメーヌ・リショーム やっぱりビシッと濃厚で、樽熟したワインが熟成した時の美味しさは格別だ!! しかも、とっておきのCôte du Boeufとは最高の組み合わせ。 濃いワインも大切!! ドメーヌ・リショームのシラー100% 1998年、プロヴァンスのワインでもう20年弱熟成したワイン。 当時は色も濃厚で真っ黒でまるで墨汁のようだった。 多分、習字が書けたと思う。90年代は濃縮ワインが主流だった。 勿論、樽もきいていた。 ご存じのどこく、90年代はフランスでも濃縮競争の時代だった。 まだ、当時は現在のような、軽る目で、繊細で、上品な美味しさを備えたワインはなかった。 中身の健全なワインは、熟成がきく。 色合いは美しいレンガ色、涙がゆっくりとグラスを伝わって流れる。香りはトリフ、枯れ葉の森、タンニンが解けていて舌触りがビロードのように滑らか、旨味もタップリ。 いいな!!やっぱり時間をかけてこなれた味わいの深味は、何物にも代えがたい。 今日は、肉屋でトビッキリ美味しいそうな肉を買って、ジャガイモをソーテして、肉も自分で焼いた。 自宅の地下のカーヴから、奥の方に転がっていた一本を取り出した。 Domaine Richaume 1998 Syrah だった。 久々に震えるほど美味しかった。 自然派ワインを好きな人達の中には、濃縮したワインや樽香のワインを必要以上に嫌う人が多い。 残念なことだと思う。 20年、30年先をみると、この美味しさを知らないとは、ワインの一面しか見ていない。 濃いワインも大切です!!