南フランスからロワール地方のAngersアンジェの街に移動してテースティング・耐久ラリーが続く。
楽しく、過酷なラリーの夜は、ホッと一息のソワレ。

日本からの特別参加のBunonの中湊さん、クマさん、ルシオン地方でトビッキリ美味しいワインを醸すShojiさん夫妻も合流。

 

どの自然派ワイン試飲会場も想像を絶する混んだ中での試飲はブースに近寄るだけでも、まるで戦いの様相。
自然派ワインを愛する人達が世界中に増えているのを体感できる。

アメリカ、中国の大国が本格的に取り組みだした。アジア諸国も追随している。
ここ近未来の自然派ワインを取り巻く状況が凄い勢いで変化してくのを感じる。
世界中の飲食に関わる業界全体が、動きだしている。
今まで見られなかった業界ワインバイヤー達がこの世界に参入してきている。

さあ、変化の時代の到来だ!
これからが面白い!!

これからをどう生き抜くか!?どの方向に? どんなワインを? 誰と?どんな風に?
この分野も今までの、自然派ワインオタクの時代から大海に就航していくしょう。

自然派ワインを嫌いな人も、自然派オタク的な人も、ワインの世界で働くかぎり、違った観点からからのアプロ―チが必要になるだろう。

一般ワインの蔵元もグラン・クリュの蔵も、極めて美味しいワインを造る人達が、実際にやりだしたことは自然派ワインの蔵元がやってきたことをやりだしている。

こんな風に二極分化してくるのではと思う。
1)極めたワイン(グランクリュも含めた美味しいワイン、今の一部の極めた美味しい自然派ワイン)
2)一般ワイン(今までの普通のワイン、自然派ワインの極めない美味しくないワイン)

自然派ワインというくくりで解決できなくなっているし、必要とされない時代になってきている。
自然派ワインがすべて美味しいワインではない。酷いものもかなり多い。
そんな酷い自然派を指さして『自然派ワインなんておいしくないね!嫌いだよ。』と言って避けていた人も多い。

そろそろ目を覚まして、現実を観ていかないとワインの世界では生きていけない時代がくるだろう。

世界中を飛び廻る中湊さんの話は面白い。
現場を渡り歩いた人しか語れない真実がある。
『アジア諸国は日本人が考えているアジアではないことを、』力説する中湊さん。

ここ近年で世界は変わるだろう。そんな中で日本人はいつも中心で活躍していくだろう。日本人の真価はこれからだ!

何故! “和”の哲学をDNAにもっているからです。

世界を大局的にとらえて“和”をイメージできる生き方ができるからである。
国境を超えて日本人は活躍していくだろう!

★Le Temps d’Aimer ル・タン・デメ醸造のSorcellerieソルスルリ

ウーン、何て美味しいんだろう!