30
Nov

Sylvain Bock au Garde Robe * ガード・ローブにシルヴァン・ボック!

今日は毎年恒例の、ガード・ローブでシルヴァン・ボックの試飲会! 私とエディットと、ちょうど通りかかったエージェントのシルヴィーとで暖かい空間でゆっくりと楽しい試飲会。 やっぱりこの木製のインテリア、お世話になったバーに腰を掛けるとホッとしてしまう私・・・懐かしい! 取りあえず2015年の白、そしてビン詰めされたばかりの赤をテスティング。 とても繊細で完璧主義者なシルヴァン。彼のワインにも、その真っすぐな性格が出ており欠点が無いキレイなジュ!! 白は、最高なシャルドネを12ヵ月間樽熟成して出来上がった『エキリブリスト2015』、そして残糖が少々残った『フォー・サン・ブラン2015』を持ってきてくれました。 一本目のワインは綺麗な酸味にしっかりとした骨格。彼ならではの上品さが溢れ出ており感動する一本!一晩掛けてゆっくりと飲みたいワイン! 二本目の白は、よりフルーティーでスカッとしていながら丸みもあるワイン。アペタイザーにポン!と気軽に飲める、ハッピーな白! 赤に関しては、スタイルの違う4本を試飲。 よりナチュールなワインが好きな人は、スミレの香りが漂う『ネック2015』をお勧め!ジューシーでグイグイいけるが、ビンテージの特徴としたガッチリなバディーもあり、とにかく飲みやすい! よりスパイシーでダークな香りが好きな人には『サック・ア・ロック2015』を是非!スーっと喉を通るまで、チョコレートや黒コショウ、皮の香りが混ざり複雑感抜群! ブレンドワインが好きな方には、グルナッシュ、メルロー、シラーの3つの品種が絶妙に混ざり合った『レ・グルロ2015』を試すべき!上品でフルーティーでいつでもどんな機会でも合うワイン! そして私のおすすめ、とてもエレガントなシラーを樽熟成させて造り上げた『ラフュ2015』。いつ飲んでも繊細で、小さな黒実のフルーツを完熟したかのような滑らかさ。これはちょっとしたイベントに取っておきたい一本!!

17
Nov

WOTERLOO ウォーター・ロー

東京に滞在している時は、東銀座近辺のホテルに滞在する。 他で飲んで深夜、銀座界隈に戻ってきて、もうチョット飲みたいな、と思った時に行ける店が少ない。 WOTERLOOの店の前まで来たらまだ、電気がついていたので入りました。 閉店準備しているところに無理やり入り込んだと云った方がいいかも知れない。 山口さん、大橋さんお邪魔しました。 ベロベロの私の相手をしてくれてありがとうございました。 私の大好きなJean Claude Lapalu*ジャン・クロード・ラパリュの白,14年を開けました。 ボジョレ南部の石灰質土壌のシャルドネをジャンクロードが仕込んだもの。 イヤー美味しい。   そして、最後にもう一本、ボルドーのChâteau Jean Faux*シャトー・ジャン・フォーの白を開けました。 3年前に安生さんのLYON BLEU リヨン・ブルー社のメンバーがジャン・フォーを訪問したことがある。

16
Nov

萬屋 天狗

日本に帰ってきて、食べたいものがここにはある。 昔からのザ・居酒屋の料理が私は大好きだ。 厚揚げ焼き、イカの姿焼きなど普通の居酒屋のツマミが食べられるところが少ない。 ここ萬屋 天狗には期待どうりのツマミがすべてある。 私には理想的なザ・居酒屋である。 今日は1976年にボルドーに行った当時からの知り合いのボルドー人、クリスチャンと一緒だ。 クリスチャンはもう30年以上も日本に住んでいる。 その後、長さん、スーさん達が合流した。 ザ・居酒屋でもこんなワインが飲める嬉しさ!! 厚揚げに、Simonutti*シモニニュッティーのワイン、Lapierre*ラ・ピエールのキューヴェ・PASSIONを開けた。 シャト・ヌフ・ド・パップのトップ蔵のLa Vieille Julienne*ヴィエイユ・ジュリアンヌのコート・ド・ローヌ・Cavin11がここで飲める嬉しさ!! フィロキセラ以前のヴィーニュ・フランセーズの葡萄を仕込んだ貴重なワイン。 100年前の本物の葡萄の味を味わいたい人はここに来るべき。 この一本を飲むだけでも価値あり!!

15
Nov

Rebecca – C’est le Vin

C’est le Vin. Le meilleur importateur de vins natures (authentiques) à TAIWAN. Une Taiwanaise passionnée sur les vins natures, Rebecca. Elle marche doucement mais surement. Elle organise sa première dégustation de vins natures à TAIWAN aujourd’hui. C’est une journée historique pour le vin nature à Taiwan. セ・ル・ヴァン、台湾で最も素晴らしい自然派ワインのインポータの一である。 レベッカさんの会社。自然派ワインを愛してやまない、熱烈な情熱を持った女性だ。 彼女は、ゆっくり、確実に歩みを進めている。 本日、レベッカさんは、台湾で初めての自然派ワイン見本市を開催する。 台湾の自然派ワインにとって、歴史的な一日となるだろう。

14
Nov

La Pioche

  AVANT ET APRES   –  C’est la Pioche. 飲み始め、飲み後   –  これがピオッシュだ。 今夜はブラインド大外しの夜だった。 翌朝、早朝の台北への飛行機に乗り遅れそうだった。 出発の一時間10分前に目が覚めた。 銀座―羽田国際線までタクシーで18分で飛ばした。 滑り込みセーフ!! やあー、よく飲んだ!!

13
Nov

Premiere soirée à TAIWAN

Rebecca a organisé une soirée avec Dominique DERAIN. Les Amateurs de Vins natures taiwanais sont venus pour rencontrer Dominique DERAIN. Malheureusement, faute de passeport, il n’a pas pu venir … ! Oh ! Dominique !? Finalement, tout le monde était content. On a bien dégusté, les vins de Derain et de Sextant avec une bonne […]

12
Nov

銀座グットドール

銀ブラしていたら、懐かし看板が目に入った。 やあー本当に久しぶりの岩澤さん。 一昔前にオザミ本店を切り盛りしていた時代があった女性だ。 そして、もうずっとここで頑張っている成澤さん。 いいな!この二人。 店の奥の方で、常連客の夫婦が結婚30年記念を祝う為にこの店に来ていた。 この二人にとっては、Goutte d’Orが特別な意味を持つ店なのだろう。 本当に幸せそうだった。 この二人にの暖かさが店に滲み出ていた。

11
Nov

Bistro Simba (ビストロ・シンバ)

今、日本で一番食べに行きたいレストランは? と聞かれれば、即、“SIMBAシンバ”と答える。 何故? まず、大変、美味しい。 そして、飛っきり心地よい。 ワインのセレクションが凄い。 これだけ、三拍子揃ったレストランは本当に少ない。 最後に、菊池シェフの“気”が店中に行き届いている。私にとっては間違いなく三ツ星だ。 まずは、Stéphane Tissot*ステファン・ティソの 発泡ワイン Crémant du Jura Nature クレマン・ドゥ・ジュラ、ナチュールで乾杯 !! な,何て!スッキリ爽やかで真っ直ぐなミネラル感。 これがあればシャンパーニュはいらない。 ツマミに小魚の揚げ物。 もみじの黄葉、稲の穂、まるで俳句の世界だ。 ムール貝蒸し。 目の前で、磯野の香りがプーン。 ウーン、香草の香りが混じって潮の風味タップリ。 菊地さん自ら演出してくれました。 ウワー、こんなワインもありました。 Domaine de la Borde, Julien Mareschal*ドメーヌ・ド・ラ・ボルド、ジュリアン・マレシャル Jura ジュラ地方のArbois Pupillinアルボワ・ピュピラン. Cote de Caillot コート・ド・カイヨ。 石灰質の石ころが転がる標高500mnの急斜面にシャルドネである。 どこまでも繊細でミネラリーなワイン。 菊地さんの繊細な魚貝料理にはピッタリのスタイルだ。 これ以上マッチするワインは少ないだろう。    今日はこんなメンバーでやって来た。 ローヌのターン・エルミタージからDard et Ribo*ダール・エ・リボのRené Jean*ルネ・ジャンを囲んでCPVメンバーの勢ぞろい。 PARISスタッフの貴翔も、大阪の石川君も参加。 CPV JAPON の竹下君、そして、CPVの太陽であるまどかさん。 チョット、早目の忘年会のようなもの。 この辺から、皆、調子に乗ってきた。 ワインをポンポンと開けた。 […]

9
Nov

銀座、AUX AMIS オザミ8階

  大人の街、銀座。私はこの街が好きだ。 この街の片隅に事務所がある。 私の友人、90年台にパリに居た丸山広人の店もこの銀座にある。 日本に帰って来た時は、まずAUX AMIS*オザミに顔をだす。 我が家に帰ったという感じがする。 今年、オザミビルを建てた。 今日はまだ行ってない8階のオザミにきた。 青木さんが、笑顔で対応してくれた。 季節がらボジョレ・ヌーヴォー、Jean Foillard*ジャン・フォワラールをサービスしてくれた。 ジャンの熟練技、流石だ。ブレのない美味しさ。 料理も繊細で美味しい。 Wagyu – Boeuf japonais オザミの和牛は美味しい。 フラール・ルージュのグラヌーズを開けた。 素晴らしいマリアージだった。 Que c’est bon. On a ouvert Les Glaneuses de chez Foulard Rouge. Magnifique mariage. Jean François Nicq*ジャン・フランソワ・ニックの顔とピレネー山脈の麓のモンテスキュー村の景色が浮かんできた。 ムッシュ丸山が、考案中の新作デザートをもってやって来た。 見かけはどこから見ても,皮をむいただけの茹で卵。 打皮はそのままで、切ると中身がクリーム、黄身も使った立派なデザート。 なかなか面白い。 Crabe japonais 私はカニに目がない。イヤ、全く抵抗力がない。と云った方が正しい。 カニが食べられると聞いたら何をおいても行ってしまう程、カニが大好きだ。 日本に来る楽しみの一つがカニである。 素材そのものでここまで完成された旨味を持っている食べ物はないと思う。 今日はこのメンバーでやった来た。丸山宏人。梶川さん。 久しぶりの梶さんとの再会だ。梶さんはソムリエ世界コンクールで第5位に入賞した元ソムリエ日本優勝者。 今では、ソムリエは卒業して、全く別の仕事をしている。噛めば噛むほど味のある人だ。 忙しので時々しか会えない。 しかし、カニ屋さんには美味しいワインがないのが残念だ! この点だけが、不完全燃焼。 でも、美味しかった。感謝!丸さん、梶さん、またやりましょう。

6
Nov

OLIVIER COHEN des Vignes d’Olivier, est à PARIS, chez MAMAGOTO, Bistrot à Vins Natures.

オリヴィエ・コーエン、レ・ヴィニュ・ドリヴィエ 造る方もビストロも世代が若い。そこに集まる人達も20代、30代前半と若い。 今日は、南フランスの若手で人気急上昇中のオリヴィエ・コーエンがパリで試飲会。 今年四月にオープンしたBistrot MAMAGOTOにて、ジャズナマ演奏を聴きながらのテースティング。 こんな心地良いテースティングを仕掛けたのはソムリエのギヨムだ。 ギヨムの自然派ワインに対する愛情とPASSIONは凄いものがある。 絶妙なトークでお客を魅了してしまう。 また、この店から多くの自然派ファンが増えていくだろう。 オリヴィエのワインは南仏にも関わらずフレッシュで 果実味中心のグイグイ体に入ってしまう。 コルクを抜いたと思ったら。もうボトルが開いてしまっている。 恐ろしく飲みやすい品物。 オリヴィエは世界のリゾート地、ニースの出身。 お姉さんは外科手術の医師、家族の中でもオリヴィエだけが異端児的な栽培家になった。最初は大学で法律を勉強していた。 自然派ワインに巡り逢ってから、オリヴィエの人生は変わってしまった。 この明るい性格で自然派の大御所醸造家達から可愛がられているオリヴィエ。主だった醸造家のところへ何の躊躇もなくいって、直ぐに溶け込んでしまう性格。だから独立する前にすでに多くのことを学んで,吸収して来た。 お父さんには、大反対された。それを押し切ってラングドックきっての特殊ミクロクリマを備えているArgelliersアルジェリエ村に畑を3年前に購入。(ラングドックきっての涼しい特殊なクリマ) 今ではそのお父さんが最も熱烈なオリヴィエ・ワインのファンになっている。 昨年、同じくニース時代からの恋人、アレクシアと結婚した。 現在、メロメロのオリヴィエ。 2016年は、難しい年で収穫量が半分ほどになってしまった。 それでなくても、引っ張りだこで、なかなか日本に回ってこないのに、チョット心配だ。  オリヴィエのところには、いつも若手醸造家、将来の醸造家志望の若者達が集まってくる。たまり場的存在になっている。 それも、20歳台の若手ばかりだ。 ここから将来優秀な醸造家が誕生するだろう。 MAMAGOTOのシェフはKohjiさん。繊細でフレッシュなスタイルの料理。 自然派ワインにピッタリだ。 イノシシの肉が全く臭くなく柔らかで驚いた。 オリヴィエはアレクシアにメロメロ。   いい夜でした。 On a passe tres bon moment avec vous. Merci Olivier, Guillaume,Kohji san.

5
Nov

Soirée chez Mamagoto avec Thierry de Mont de Marie (Languedoc)

LE MONT DE MARIE*ル・モン・ド・マリーのThierry *ティエリーがパリにやって来た。 収穫が終わって、醸造も一段落ついたところで、ホッと息をつく休みも兼ねて、パリのビストロ巡りにやった来た。 ル・モン・ド・マリー醸造と云えば、自然で、美味しくて、比較的安目の3拍子揃ったワインを造る貴重な醸造元。。 ニームの近くのSouvignargueスヴィニャルグ村にある。 今、フランスでもチョットした話題になっている地区である。 自然なワインで手頃な価格帯のワインを造る蔵が数社ある地区。 ティエリーはそのリーダーである。   Anatheme*アナテムなど劇旨安を醸している。フランスでも自然派ワインでリーズナブルなワインの需要は大変に高い。 同じく、ラングドック、マルペール地区の Mas de Mon Père*マス・ド・モン・ペール醸造のFrédéric*フレデリックと一緒にやって来た。今夜は、今年の4月にオープンしたばかりのビストロMAMAGOTOにやって来た。   店に入るとメドックの自然派がカウンターに置いてあった。 そうCLOSERIES DES MOUSSIS*クロズリー・デ・ムシだ。 たたの0.4Hの畑は150歳の古木で造った正真正銘のメドック自然派ワイン。  私だけ、ちょと早く着いてしまったので、一人アペリティフがわりに一杯メドックを注文。久々のボルドーだ。 私は6年間もボルドーに住んでいた。心の奥ではいつもボルドーを探している。私の第二の故郷のワインだ。久々のカベルネ・ソ-ヴィニョンだ。 やっぱり、私はボルドーが落ち着く。 MAMAGOTOママゴトのシェフは日本人のKohjiさん。 タパスのような小皿料理が沢山あり、ワイワイ皆で分けながら楽しめる料理。 まずは,生カキを注文。ワインはアルデッシュ地方の人気者シルヴァン・ボック*Sylvain Bockのシャルドネを合わせえた。 これはソムリエのギオムの提案だった。バッチリでした。 次は魚を注文した人、肉料理を注文した人、どちらにも合うボジョレのリリアン・ボッシェ*Lilian Bauchetのワインを合わせた 難しい年を乗り越えた醸造家達、ワインの話しは尽きない。楽しいひと時を4人で過ごしました。 今週の土曜日はジャズの生演奏とOlivier Cohen*オリヴィエ・コエンがパリにやって来て試飲会をやるとの事。 土曜日の予約をした。ジャズとオリヴィエのワイン楽しむ。 ヤー、よく話し、よく飲みました。

4
Nov

ロワールとジュラの試飲会

収穫が終わって醸造も一段落したこの時期からフランス各地で自然派ワイン試飲会が開かれている。 食の季節に突入した時期に、パリで開催、ロワールとジュラの醸造元が集まった。 自然派ワインの勢いは凄い。どこの試飲会も超満員状態だ。 遠くにノートルダム寺院がみえるセーヌ川の畔の会場。 会場内は物凄い熱気!! 私も知らない新人醸造家が多くいた。 どこまで新しい自然派が増えていくのだろう。 楽しみが、どんどん増えていく。 それぞれが皆違うスタイルを狙っている。 エッと驚くような造り、品種を栽培している。 もうAOPアペラッションなど気にしていない醸造家が多い。 この地方に、この品種、などと云う決まった発想がない人達が多い。 造りも、エッと驚くようなことを、平然とやってのける醸造家もいる。 流石、フランスだ! 進化のスピードが違う。 今までのワイン概念では説明できないものが多い。 頭を柔らかくして、ニュートラルな発想で試飲していく必要がある。 イタリアもスペインもポルトガルも、勿論、日本も進化している。 ワインの世界が本当に面白くなってきた。 今までのワイン概念で判断しようとすると、頭が膠着して拒否反応を示す人も多くなりそうだ。 自分のワイン知識、経験を一度白紙に戻すことも必要になるだろう。 今までの知識で判断するのでなく、目の前の現場から事実を一旦受け入れてから消化していく作業が必要になるだろう。 これからの動きが、面白い!

2
Nov

STC ont visité chez Marcel Richaud

Mr Yamada et son groupe STC sont venus chez Marcel Richaud ce septembre. C’est à son tour de se déplacer au Japon. C’est vraiment important d’ échanger l’ univers de chacun. Le vin a la capacité de réunir les gens en paix. この9月、山田さんはSTCのメンバーとマルセル ・リショー情報を訪問した。 今度はマルセルが日本までやって来た。 お互いが生きる小宇宙を知り合うことが本当に大切なことだ。 ワインは人々を結ぶつける能力を持っている。 山田さん率いる日本全国に広がるSTC小売店のメンバー 南ローヌの自然派の原点を造りあげた人 Marcel Richaud*マルセル・リショー。 ローヌ河の左岸は、マルセルのお蔭で自然派がいち早く定着した。 多くの醸造家がマルセルで修業したり、教えをうけて自然派ワインを造り始めた。 南ローヌの自然派の基礎を造りあげたレジェンドと云っても良い。 そのマルセルが今、日本に滞在中!! La […]

25
Oct

ナチュラルワインと素敵な出会い

私は昔から飲むことが大好きです! 特にフランスに幼いことから住んでいたこともあり、ワインは大好きでした。 しかし学生時代は飲むだけのワインというか、飲めればいいと思っていて、2ユーロで購入できる 『ロゼ・ド・ピシェ』 (どこにでも売っている安いロゼワイン)をガブガブと飲んでいました。 友達と家で集まり、安上がりのワインを飲んでいると、私の父が部屋に入り、『ワインを飲むのならば、ちゃんとしたワインを飲め!』と手渡されたワインが、『シャブリ』でした。 生産者など全然忘れてしまいましたが、20歳の私たちは、このワインの価値が不思議と分かり、飲んだこともないのですが、『シャブリ』と見ただけでウオオオオという高級なものだとは分かっていました。普段飲んでいたものとは全然違う濃厚さ、ミネラル感などを味わい、何も分かっていないのに私たちはそこからちょっとワインに対しての感覚が変わったと思います。 そんな経験から3年が経ち、私はエノ・コネクションのドン、皆様が知っている伊藤さんに出会うのです。 彼に会って初めて飲まされたワインが、『Prieuré Roch』。 今でも覚えているのが、何か違うという感覚。飲みなれていた濃厚な赤ワインに比べると、とてもジューシーでなめらかで、優しいという味わい。イチゴ?ブドウ?なに?!と考えているうちに飲み干してしまった事も・・・(笑) でも不思議と素直に体が取り入れたというか、スーッと通っていく液体に不思議な力?何か惹きつけられた思いがあります。そっからドップリと自然派ワインにハマった自分がいると思います。 ビオ、ナチュラル・・・・様々なジャンルの『ワイン』がある今の世の中、具体的に違いは何?!と思っている人はたくさんいると思います。 簡単に言うと、ビオワインは、畑では殺虫剤や化学肥料など使用しない。環境を尊重しながらのブドウ栽培を行う。 しかし醸造の段階では、化学物質を加えて液体の修正をすることが可能。                    ナチュラルワインは、畑では殺虫剤や化学肥料など使用しない。 環境を尊重しながらのブドウ栽培を行う。 醸造の段階でも、ブドウの力を信じて手を加えない。 まさにテロワールを大いに感じられるのが、このナチュラルワインだと思います。 私はパリで、この2つのジャンルを扱ったワインバーで働いたことがあります。 やはり、本場のフランスでも、ナチュラルワインは変な味がする。ガスがある。いつものワインと違う!というお客さんはいました。 しかし!!! そんな人たちでも、必ず合ったナチュラルワインがあるのです。 では、ナチュラルワインの魅力って何?!って疑問ですよね。 私は三つの魅力で好きになりました。 一つ!! ナチュラルワインは日によって変化するし、気候にも左右されますし、人間のように機嫌のいい日もあれば、ちょっとご機嫌斜めの日があるのです。 シャイなワインもあれば、すぐに誘ってくるワインもある。 ちょっとお嬢様っぽいワインもあれば、とてもフレンドリーなワインもある。 ガスがあれば、ビンを振ってガスを抜く。 還元していたら、カラフに入れてちょっと待つ。 時間が経つにつれ、段々心を開いてくれる。 色々工夫すると、最後には、心打たれる美味しさを私達にみせてくれるのです。 そういう人間臭いところが、ナチュラルワインの楽しい所です。 二つ!! ナチュラルワインはズルが出来ないので、その年の気候や特徴、その使用されたブドウのテロワール、そして造った人の愛情が自然と伝わってくるのです。私も不思議と思いますが、本当に造っている人の温かみや繊細さが籠っているのです。 そして三つ!! なんて言っても、次の朝に残らないのが魅力! どんなに飲んでも、チャンポンしても、残りにくい!(もちろん、お水もちゃんと飲んで下さいね!)あんなに飲んだのに不思議!と思っても、確かにブドウしか入っていないので、頭ガンガンなんて無いんです! こうやって皆ナチュラルワインにハマっていくのです! 何故か最初にハマる品種は皆 ガメイのぶどうです。 軽めで、ジューシーでスーット体に水のように入っていく感覚が特徴的で、皆そこにハマっていきます! 私の旦那も、ナチュラルワインとは程遠いボルドーのテクニカルワインしか飲んでいなかったのですが、私の影響で最近ではボジョレーが大好きになっています! そして近頃ではカリニャンやサンソーにハマっています(笑) 最近は、濃厚なタイプでも、スーット体にはいっていくナチュラル・ワインも出てきました。色んなタイプのものがありますが、のど越しが気持ちよく入りやすく、すこし飲み過ぎても翌日大丈夫なのがナチュラル・ワインの魅力です。 みなさんも騙されたと思って是非お試しください!

25
Oct

Les 3 Amours *レ・トロワ・ザムール 恵比寿

やってきました、恵比寿にあるワインショップ、Les 3 Amours *レ・トロワ・ザムール!! ワインインポートやワインコサルティングをやっているBMO様のワインショップ及びワインバー!! マルチな面で活躍する方たちです。 Les 3 Amours とは3つの愛、ワインを造る人・伝える人・飲む人の3つの愛を込めて名づけられました。 お店の回転が速い恵比寿の中でも10年続いているこの場所はまさに伝統的!! ワインのセレクションは勿論ですが、とにかくウィンドウのデッサンやお店の中のレイアウトが凄い! 生産者たちのメッセージや写真、スタッフのコメント、本当に活気的でアットホームな雰囲気です! ウエタサン、ネギさんそしてセイトさんのフレンドリーな笑顔にお客さんも癒されている様子。 今はルシヨンでワインを造っている Domaine Potron Minet*ドメーヌ・ポトロン・ミネのワインフェアや、もうすぐ解禁となる南のヌーボー(アルノー・ヌーヴォー)、勿論ボジョレーヌーボーのフェアの真っ最中! エントランスには、上品でスーッと飲みやすいガメイ品種を醸造するChristophe Pacalet*クリストフ・パカレのポスターとメッセージがドーンと! 楽しいお店ですので恵比寿に寄ったら是非遊びに行ってください!

25
Oct

BMOメンバーとVintheoでランチ!

今日はいつもお世話になっているBMO様のメンバーとオシャレなフレンチでランチ! Vinthéo*ヴァンテオは渋谷、中目黒、新橋とマストな場所に店舗があり、おいしくてしかもお手ごろな価格でランチができちゃいます!夜は気軽に飲みながらおつまみチックに楽しめます!何といっても岩手の短角牛の熟成肉が、見るだけでよだれが出そうなくらい旨そう・・・!自然派ワインを片手に是非楽しんでください!

22
Oct

Festivin ワインフェア 新宿伊勢丹

今日・明日、新宿伊勢丹で地下2階でFestivin・フェアーやっています! 今旬のワインが勢ぞろい! フランスでの人気高い自然派ワインがラインアップされています! イーストライン会社の紀子様がワインの試飲会を開いています! これからの季節にピッタリな、爽やかでありながら心温まるキュベを試飲できます! フランスで試飲に出したら速攻無くなってしまうキュベばかり!是非足を運んでみてください!