21
Juil

葡萄の木の菌類病:オイディウム、ミルディウー、ロットブラン、ブラックロット

Situation climatique en 2008 : Après un hiver plutôt doux, les vignobles français (toutes régions confondues) sont très largement arrosés depuis le mois d’avril. Des orages éclatent un peu partout et il n’est pas rare qu’il pleuve plusieurs dizaine de millimètres en quelques heures. Le taux d’humidité étant très élevé (temps propice à la prolifération […]

14
Juil

Vive! la Belle Famille!!! 素晴らしき家族万歳!

6月中旬より、蔵元訪問をはじめ、早1ヵ月。訪問蔵元数30軒、走行距離は6000Kmを超えた。 どこを回っても今年のフランスの天候は厳しい。昨年同様雨が多く、晴れたかと思えば、また、雨。 ベト病で、今年の収穫量は激減しそうだ。 そんな中、自然派の生産者は極めて明るい! ぶどう畑に行くと、ほとんどぶどうの実がなく、これで 本当にワインができるのか、こちらが心配になるが、もともと収穫量も低く、自然栽培にて根っこが 深く地中に伸びたぶどうのポテンシャルは、厳しい年でも十分発揮できそうだ。 今回の蔵元訪問で、いつものごとくヴィニョロン達の熱いパッションはもちろん感じたが、もっと強く感じたのは「家族愛」。私達とのランチには、子供もおじちゃんもテーブルを囲んで、家族全員で歓待してくれた。  子供たちは、親の仕事に対して敬意を持ち、また、おじいちゃん達は、いまだ元気にぶどう畑を耕している。 ぶどうは、100年草、先祖代々引きつがれてきたものだ。みんな、そのぶどう畑を残してくれた先祖に感謝し、 また、次の世代にテロワールを残そうとしている。 そんな「家族愛」がワインの中に入っている!  Vive! La Belle Famille des Vignerons! ]       まさにみんな明るいひまわり家族!

13
Mai

5月上旬の葡萄畑状況−現場写真

5月上旬、ラングドック、ロ−ヌ、ブルゴ−ニュの葡萄園を走った。葡萄の生育状況を写真に収めた。 1-ラングドック-LUNEL 5月4日 撮影 3月、4月と温暖な春となった。 既に開花の準備ができている。 2−南ロ−ヌ 5月1日 撮影 南ロ−ヌ地方でも晴天のひが多い冬、春となった。既に、水不足が危惧されている。全体的に乾燥している。 ブルゴ−ニュ地方 ラングドック地方から所用で一挙にブルゴ−ニュへ跳んだ。 3-メルキュレイ MERCUREY –P.GUILLOTの畑 5月6日 撮影 南フランスから比べるとかなり遅いが、例年並の生育とのこと。 4-ムルソMEURSAULT 5月6日 撮影 5−ヴォルネVOLNAY 5月6日 撮影 6-ポマ−ル POMMARD 5月6日 撮影 7-アロクス−コルトン ALOXE CORTON 5月6日 撮影 8-ペルンナン・ヴェルジュレス PERNAND VERGERESSES(PAVELOTパヴロの畑)5月6日 撮影 標高の高さ、信じられない脅威の剪定の短さ !! ワインの品質は畑で決まる !! 美味しいワインは美味しい葡萄から造られる。 美味しい葡萄には、適切な土壌と農作業をする人間の“志”が必要だ。人間の志を観るには“剪定”を見れば一目瞭然だ。 数あるブルゴ−ニュの蔵元でここまでの短い剪定は、あまり見られない。ここまで剪定が短ければ収穫も極度に少ない。 品質に勝負を賭けている“志”が表現されている。 パヴロは凄い !! 9-オ・コ−ト・ドゥ・ボ−ヌ HAUT COTE DE BEAUNE (ジブロGIBOULOT)5月6日 撮影     ジブロの剪定も短い !剪定に2種類あり。 10-ヴォーヌ・ロマネ村(プリュ−レ・ロック)5月6日 撮影 CLOS GOILLOTEクロ・ゴワイヨットの畑 11- ヴォーヌ・ロマネ村VOSNE ROMANEE-ロマネ・コンチROMANEE CONTI 5月6日 撮影

10
Avr

自然派ワインには地球のメッセ−ジが詰っている

長期出張からやっとパリに戻った。 VINI JAPON参加の為に3月12日にパリを出発して、16日から22日の一週間はVINI JAPON23日から30日の一週間は、シリル・アロンゾ氏が来日してセミナ−・試飲会を実施、31日に パリに戻り、衣服を取り替えて2日にはVINITALY参加の為にベロ−ナ入り、そして昨日やっとパリに戻った。ホームべ−ジへの書き込みが中断している。 日本でのセミナ−・試飲会を通しても、ヴィニタリ−のOF会場で実施されている自然派ワイン試飲会に 参加しても、この自然ワイン潮流は益々盛況に進展していることを実感できたと共に大きな喜びを感じている。 私は動きながら考え、実行するタイプの人間だ。実際に現場に行って自分の目、肌で、5感で感じて、各現場の人達と話して色んなことを決断、実行してきた。 その意味でも今年2008年にはいって行った場所とあった人達は素晴らしかった。 醸造元、ソムリエ、インポ−タ−、酒販店、その他ワインに関わる人達と直接逢って、ひと時を共に過ごして感じたことは、この自然派ワインを広めることは、全地球的に考えても、いや宇宙的視野に立っても、実に重要であり、やりがいのある仕事だと責務すら感じている 自然なワインを飲むことによって、地球の歴史、宇宙の歴史を無意識の内に感じ取ることができる。 たかだか50万年の歴史しかない人類が45億年の地球の歴史を変えてしまおうとしている。 すべてのことが関わりあって調和が取れている地球を一部の人間がバランスを壊してすべての生物に影響を 与えようとしている。 我々の体も色んなものの調和で健康がなりたっている。水、酸素、各種ミネラル、光、熱、微生物、色んなものの調和で生のメカニズムが作動している。 ワインも同じだ。自然なワインの中には、地球のメッセ−ジが詰っている。 地球のメッセ−ジをもっと多くの人に聞いてもらいたい。                  2008年3月 VINIJAPON 2008年4月 VINITALY VINI JAPON もVINITALYも後日レポ−トします。

28
Mar

Le monde selon Monsanto 〜 モンサントによる世界

Un jour Olivier Cousin m’a donné un badge « OGM, j’en veux pas » Je l’ai mis sur le revers de mon manteau sans me poser trop de question. Jusqu’au jour où j’ai vu le film Le Monde selon Monsanto de Marie-Monique Robin. ある日、オリヴィエ・クザンが私に «私はOGMはいらない» と書いたバッジをくれた。私はマリー・モニック・ロバンの映画、 モンサントによる世界 見る日までは、全く深く考えずにそのバッジをコートの裏側に付けておいた。  Je savais, comme chacun d’entre nous, que les […]

3
Mar

フランスぶどう園にインデアンのろし火か?

この季節のフランスぶどう園では至る所に見られる牧歌的風景だ。勿論インデアンののろし火ではない。 1月から3月にかけてブドウ木の剪定が行われてる。剪定した枝を畑で燃やしている煙だ。 このブドウ枝を燃やた炭火でEntrecote 牛肉を焼くと最高に旨い。 この剪定は、樹液が流れだす直前頃に剪定するのが一番良いとされている。樹液が外側に流れだすので枝の切り口から病原菌が入り込む心配が少ない。 寒い時期の剪定は辛いものがある。特に北風が吹いていると体の芯まで冷えてしまうキツイ作業だ。 だから、あまり寒くならない12月頃にやってしまう日和見ぎみの醸造元が多い。