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ASAMI – 初めての訪問 – ラングドック編 – ル・ブ・デュ・モンド

『ル・ブ・デュ・モンド』とは『果てしない地』と言う意味。雅にその通り。今日訪問した醸造元は、山の奥に住んでおり、一体どこまで行くの?!こんな場所に人なんて住めないよ!という場所まで行かないと見当たらないドメーヌです。山を登りトラモンタンヌ(ピレネー山脈を越えて吹く山風)に耐え、やっと辿り着いたその瞬間・・・目に入った景色はもう息が止まるほど綺麗で自然そのもの!言葉に出来ないくらい感動する眺めでした。 そこで出迎えてくれたのがエドワール・ラフィットさん。南訛りの喋り方とクシャと崩れる笑顔が印象的でキュート!若くてもてるだろうな〜と思っていたら子供が3人もいると聴いてビックリ!今日も娘の発表会なんだと嬉しそうに話していました。優しいパパなんでしょうね! 山の奥に存在する為、すごい斜面が急な土地に葡萄の木が植えてあります。けれどもその分風通りも抜群で葡萄の病気もほぼ無いと。こんな場所に馬を連れて土を耕しているなんて凄すぎる!本当に尊敬します・・・! 実も他の地方に比べたらもう全然大きいです!他で見た葡萄よりもほぼ3倍位成長が早いような・・・太陽の光が畑全面的に当たっていて抜群なロケーションのようです!食べれるかな〜とジックリ見ていたらまだまだ無理だよと・・・味見してみたかったのにな・・ 土壌の質はほぼシストか片麻岩質です。触ってみると、大きな破片がボロボロと崩れ落ちてきてビックリしてしまいました。エドワールも『あんまり触らないほうが・・・』とアドバイス・・・危ないんですか??! そしてエドワールの醸造所へ。ここでもミネラル感たっぷりの美味しいワインを試飲しながら、彼の手作りおつまみ、タプナード(オリーヴ、アンチョビ、にんにくを潰してパンに付けて食べる南仏料理)、チーズクリーム、生ハムを摘んでお腹いっぱいに!エドワールは料理も上手!!これからも危ない中美味しいワインをお願いします!

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ASAMI – 初めての訪問 – ラングドック編 – ラヴァネス

今日はドメーヌ・ドゥ・ラヴァネス、マルク・ベナンさんの元にやって来ました!ボルドーワイン醸造大学を最高点で卒業した彼は醸造家の中でもインテリ度ナンバーワン!それだけあってやっぱりオーラも凄い・・・一緒に喋っていると色々興味を示してくれて頼りになるお兄さん的存在!気さくでサービスマンでとても気を使ってくれる優しい人です。 棚にはマルクさんのワインがずらり・・ハーフボトルから限定マグナムまで数多く並べられています。壁には賞がいっぱい。しかも全てが有名なコンクールで勝ったものばっかり。やっぱりこの人はただ者ではない・・! これが今日試飲したワインです。ボルドーのようなラングドックワイン、素晴らしいです!食事と一緒に飲むのがベスト。深みがあって豊富で、『大人の味』がするワイン・・・ラヴァネスを味わっていると、少しリッチなレストランでディナーを楽しんでるような気がしてきます。悪魔でも妄想ですが・・・いつかきっと叶うはず! 特にロゼは最高!この季節にはピッタリです。色もキラキラしていて結構飲みやすいです。隣に置いてあった花束と、ロゼの色がちょうどマッチしていたので思わずパシリ!!何となく雰囲気が出ていると思いませんか・・・? 社長と竹下さんの真剣な表情に注目・・・隣で見守るマルクさんも真剣な顔で二人を見つめています。この後二人は同時にこう呟きました:『美味しい !!完璧なワインだ!!』 これを聞いてマルクさんも嬉しそうでした! マルクのお父さん、ギーさんがご馳走を持って降りてきました!喋りだしたら止まらないおじいちゃん・・しかもマイペース過ぎてマルクも『困っているんだ・・』と耳元でボソボソ・・・今も息子と醸造していて元気元気!でも記憶が少し曖昧な所も・・・愛犬2匹、猫??匹(食事の時間になると色んな所から猫が集まってくるそうです)に囲まれて楽しそうです! さてさて、待っていましたランチ・タイム!せみの音がミーンミーンと響く中今日もテラスでご馳走です!ハムと卵のキッシュ、ライス・サラダ、野菜サラダなど、暑い中で食べるには最高な料理です!後忘れてはいけない、赤ワインと言ったらソーセージですよ! おじいちゃんの昔話しを聞き、おじいちゃんとマルクのやり取りを楽しみながらのどかな時間が過ぎていきました。 庭にはこんな物発見!ギーさん、マルクさん、そして昔飼っていたワンちゃん、ビルの手形!ハリウッドっぽく真似して見たとか・・・でも犬の手形(と言うか足型?!)もちゃんと残ってるって可愛いですね!やっぱりペットは家族の一員だと自覚しました。 そしてマルクさんの事をずっと待っていて離れないワンちゃん。大きな体に大きな心、マルクさんが言うには『世界で一番優しい犬』だそうです。(失礼します、ちょっと親ばか入っていませんか・・・?!)確かに人懐っこくて可愛かったです! ラヴァネスのワインは少しアルコールが高め。結構楽しんでいたら、時間はすでに午後の4時・・・ラテン国ではお昼寝の時間です・・・日陰で一休みしていきたいところですが次へ行かなければ・・・眠いのを我慢して出発!美味しい料理に美味しいワイン、どうも有難うございました!

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ASAMI – 初めての訪問 – ラングドック編 − ビオゲット

今日はラングドックに在るビオゲットを訪問です!まだ経営して3年しか経っていないのに、世界中に売られている有名なワインです!キュベは全部で5つ、どれも美味しくて最高です! 元々パリに住んでいたジル・ヴァレリアニさん。元情報科学者であるだけビジネスマンのオーラーが漂ってきます。けれども話してみるととても感じの良い人!色んな話しをしてくれて、全てに興味津々。笑ったら優しい顔になるジルさんです!足を怪我していて大変なのに私達を喜ばせようと色々頑張ってくれて、本当に有難うございました。 オフィス内にはボトルがずらりと飾られています。多分ここは試飲室に使ってる感じです。グラスも用意されていて完璧じゃないですか?!横に飾られてある古いレジも味が出てナイス!他の醸造元に比べたらモダンな雰囲気でちょっぴり殺風景な感じもするのは私だけでしょうか・・・? 小さな醸造所に入ると、ステンレスタンクがボンボンボンと並んでいます。ここは工場ですか?と思いきや、奥の方に木樽発見!でもこれは個人のワインだそうです・・残念、美味しかったのに・・・ ここでお勉強タイム!竹下さんの懸命な説明を聞きながら片手にはペン、もう片手にはワイングラスを持ちながら皆必死にノートを取っています! 瓶詰め室です。全てが整っています。機械もモダンで全て自動にやってくれるそうです!動いているところを見れなかったのが残念・・・奥には空瓶が大量に積んであります。 ビオゲットで有名なのは、このリモネード式のボトル!ふたが閉められるようになっています。これは長年保管してもワインが空気に触れないようにとジルさんのこだわりだそうです。私も一本貰っちゃいました!使いやすいし可愛いボトルです! ジルさんの共同経営者、アラン・クモンさん登場!何かスピーディでアクティブな人です。ワイン大好き!自分のワインも大好き!!という思いがすごく伝わってきます。『美味しいでしょう?どう?美味しくない?最高でしょ?!』と聞き繰り返してくるアランさん。確かに美味しかったです! でもこのアランさん、実は大物なんです!世界的有名なビオパン屋さん、『Le Pain Quotidien』=『日常茶飯事』の創設者!私も昔から好きで、結構行き着けのパン屋です!この人が創ったなんてビックリ!このパン屋は使っている食材全てがビオ、しかもパンの種類も豊富でオリジナル!他では味わえない菓子パンがいっぱい!特にナッツ入りシナモンロールパンは私のお勧めです! 『Le Pain Quotidien』ではフランスでは数少ない « ブランチ »を出しています。アメリカ風で大きなテーブルに皆でワイワイと食事をするというコンセプトが大人気。サンドイッチ、サラダ、スープ、ケーキなど、数多くの美味しい料理があります!もちろんはワインはビオゲット!いつも人がたくさんで賑わっています!

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今、南ローヌはラベンダーの花が美しい

7月1日 ドメーヌ・マゼルを訪問すべくアルデッシュ地方を訪問。その途中にこんなに美しいラベンダー畑に出会う機会に恵まれた。思わず車を止めてシャッターを連発させた。 残念ながら香りまでは写真では伝えられない。 あたり一面にラベンダーの香りが漂っていた。 そしてラベンダー畑の次にぶどう園が続いていた。 正にこの時期しか味わえない風物誌である。

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ASAMI – 初めての訪問 – プロヴァンス編

今日はまたまた凄い所へ行って来ました・・・元貴族、村名はこの人のドメーヌの名前。一体何者?!ってくらい広い葡萄畑を持っている人。その正体は・・・シャトー・ロックフォールの経営者、レイモン・ド・ヴィルヌーヴさんです! 第一印象は《元貴族=インテリ=ビジネスマン??》とちょっとオーラが話しにくいかな〜と思っていたのですが、実際は逆でした!チョーのんきで、人を笑わせる事が大好きで、面白くて、子供っぽくて!それに優しいし、カッコいいし・・・完璧です!あの青い目に誘われると女の子は確実に惚れてしまいます! レイモンが造るワインはピカイチです。色も綺麗で飲みやすく、すごく夏に合うフレッシュな感じです。ラベルも新しく変わり、気分が楽しくなりそうなワインです。やっぱりレイモンの遊び心がワインにもラベルにも感じられます! 特にロゼはヤバイ!!透明でキラキラしているサーモン・ピンク。サッパリとしていて爽やかな味わい。とにかく飲みやすくて、本当にエレガントなワインです。ワイン名、「CORAIL」とは「サンゴ」という意味。色も雰囲気もその名通りです! 皆さん試飲中!レイモンの説明を聞きながら一生懸命味を確かめる社長。その横で、私達も匂いを確かめ一口ゴクン・・・オ・オイシ〜イ!フワーと広がるフルーツの香りに思わずお客さんもニコッ!『最高なワインに出会った!』的な感じで本当に嬉しそう・・! 醸造所にはメチャ大きい樽がボンボンと何個も並べてあります。3階建てになっていて、醸造所、熟成室とすべて繋がっています。どんだけ完璧なんだ?!ってくらいレイモンの働き場所は凄いです。 そして眺めが気持ち良すぎるテラスで昼食の準備!目に入るのは果てしない畑、雲一つ無い青空、強すぎずちょうどいい風、完璧で夢のようなシチュエーションです!本当に気に入りました。ここではいつも研修生などで賑わっているそうです。一度このシャトーに来ると本当に帰りたくなくなるくらい最高な場所です。 そして皆でバーべキューの用意!朝買ってきた新鮮なスズキと鯛を、オリーヴ・オイルで丸ごと焼きます!イイ匂い〜!私達以外にも色々なゲストがレイモンのワインを買い付けに来ます。 今日もフィリピンでレストランのシェフをやっているコリンさんとナタニエルさんも合流して、皆揃ってお食事・タイム! レイモンの彼女が作ってくれた玄米サラダ、トマトサラダ、グリーンサラダ、焼いたズッキーニ、後先ほどの魚に合わせ、ラセーニュのシャンパーンをポーンと開け、カンパーイ!!レイモンの彼女もデンマークでレストランを経営しており、料理の腕は抜群!しかもきれいで面白くてノリが良くて・・・美男美女のカップルです!ワイワイガヤガヤと、2時間もの間笑いが耐えないお食事でした! 庭には可愛いロバのポリシネルちゃん!「オーイ」と呼ぶと、どんどん近づいて来る人懐っこいロバです。でも3人で写真をパシャパシャ撮っているとだんだんとイライラしてきたのか、ちょっと怒ってしまいました・・・ゴメンね、ポリちゃん! 取りあえず思い出深い楽しい一日となりました。また行きたいなーとついつい思ってしまうほど綺麗で気持ちいい場所です。レイモンさんも最高!ファンになっちゃいました!

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Juil

ASAMI – 初めての訪問 – ブルゴーニュ編

今日はまたまた熱い醸造家の元へやってきました。ギー・ビュシエールさんです。もう60歳以上のおじいちゃんだけど若くて元気!25年間かまぼことインゲン豆の工場で働いたあげく、生まれ育った場所へ戻り、40歳からワイン醸造を始めたそうです。 さあ、自慢のブドウ畑へいざ出発!ここは道も無ければここ以外に他のブドウ畑も無い場所です。回りは森かトウモロコシの畑のみ。 ギーさんは、この村、ヴァル・ド・ソーヌで伝説の最後の醸造家なのです。ここでもやはり土壌はフワフワ。『土は生きているのだ !!』と何回も言い繰り返すギーさん・・・ これが樹齢100年のアリゴテ・ヴィエイユ・ヴィーニュ。 長く生きている分、やはり他に比べ幹も太いです! ズッシリしている感じが印象的です。 そしてギーさんの醸造所へ。ここで見たのは本人自慢のアランビック(蒸留器)です。1947年から使われている古〜い道具です。蒸留酒を造るには免許がいるのですが、今はもう誰もこの資格を貰えないのでとても貴重らしいです。 そして瓶詰めされたワインの保存室へ。大量の瓶がギッシリと並べられており、つい« ウワーオ » と言ってしまいそうな場所です。 待ちに待ったお食事タイムです!ギーさんのお奥さんが作ってくれたサラダやメロン、庭で取れたラズベリーなど、暑い季節には嬉しいフレッシュな食事を用意してくれました!皆ギーさんのお話を聞きながら、食べ物にワインにへと夢中になっています・・・  そしてどんどん古いヴィンテージワインが出てきます。醸造家達は気前がいいのか、それとも本当に飲むのが好きなのか、いつもバンバンとワインを出してくれます。でも古いだけあって味は抜群!!ボトルも雰囲気出ています・・・! ここで出して下さったのが、84年のワイン・・・私が生まれた年のヴィンテージです!初めて自分と同じ年のワインを飲み、感動しちゃいました!ギーさんのお父さんが造った大切なワイン、本当に美味しかったです!ご馳走様でした!そして本当に有難うございました! (Pèreとは 父という意味)

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Juil

ASAMI – 初めての訪問 – ボーヌ編

朝9時・・・訪れたのは、ボーヌという小さなワイン町で醸造しているファニー・サーブルの元です。 壁には自分の名とキュベの名が入った樽の底で出来たデコレーションが飾っており、小さな可愛い醸造所です。 まだ23歳の女醸造家。背が高く、とても笑顔がキュート!少し照れ屋さんらしく、カメラを向けるとつい俯いてしまうファニー・・けれども私と同じ年なのにこんなにも複雑なワイン造りをほぼマスターしている事が凄いな〜と思い感心してしまいます。 彼女のワインは雅に女の子らしく、繊細でまろやかな味わいです。赤も白も飲みやすくて最高です! このままいくと、いつかは『ボーヌが生み出した、天才美人醸造家 !』 な感じでワインの世界では欠かせない人になりそうです! 彼女のラベルはお母さんがデザインしたもの。 さて、ここで問題です。 この2つの顔は、ファニーの星座から考えられたデッサンです。一体ファニーは何座でしょう?! 答えは双子座です! そしてその後は有名な畑巡りツアー!ロマネ・コンティはもちろん、クロ・ドゥ・ヴージョも行き大満足! クロ・ドゥ・ヴージョ ロマネ・コンティの畑とブドウの実    皆が言うにはやっぱりここのブドウは葉っぱも実もハンパじゃないと! 日もいい具合に落ちてきて、夕焼けとブドウ畑に癒されながら私達は次へと向かいました。

30
Juin

ASAMI – 初めての訪問 – ロワール編

朝7時。まだ眠い中車を走らし、着いたのはロワール地方のサンセールの町!空気が綺麗な小さな可愛い村です!サンセールの丘を登って見えたのは一面と広がるブドウ畑!そしてセバスチアン・リフォーの家へとレッツ・ゴー! ここでセバスチアンをご紹介します!サンセールでは今一押しの若手醸造家。まだ20代なのにお腹がちょっぴり出ていて、(これでも去年よりは痩せたそうです・・!)ヒゲが濃いく、でもとても優しい目をしたお兄さんです。 ペットは愛犬のベルちゃんとベルちゃんのお姉ちゃん(ごめんなさい・・・名前を忘れちゃいました・・・)、後6歳の馬のオフェリーちゃんです。 このオフェリーちゃんが引っ張ってくれる馬車に乗り、のんびりと揺られながらいざセバスチアンの畑へ! そこでビックリした事は、土の柔らかさです!土の中に空気を混ぜ入れているのもありフワフワです!畑に落ちている石灰岩の中には化石が多く、巻貝などが含まれています。 一生懸命に説明をしてくれるセバスチアン。この仕事が本当に好きなんだな〜と伝わってきます。 でも本当にブドウ畑しか無く、どこを見渡しても緑しか無い場所です。都会っ子の私にしてみたら何て田舎は気持ちいいのだろう!としか言いようが無いです。 そしてセバスチアンの醸造所へと向かいます。 帰りの道ではオフェリーちゃんもさすがに8人乗った馬車を引っ張るのは大変らしく、ペースも落ちて、途中でブドウの木をパクリ!これにはセバスチアンもビックリ。 甘くて爽やかなワインを試飲した後、テラスに準備されていたのは皆が待っていたお昼ご飯です! ここでセバスチアンは『バーベキューの用意をしたから!』と言いながら取り出したのは牧と斧・・・そっからですか?!と突っ込みたくなるような・・・その間に、自分の庭で育てたトマトのサラダ、そして牛のチーズを食べながらお喋りタイム!そしてやっとバーベキューで焼きあがったお肉と玉ねぎが登場!でも玉ねぎの表面はちょっぴり焦げていて、中はまだ生・・強烈だったけれども美味しく食べました!                                                       外で皆で記念撮影! そしてマグナム・ワインを飲みながら、ワイワイと楽しい時間が過ぎていきました。 初めて会ったセバスチアンはとても心が広く、その大らかさが十分と伝わってくる優しい味のワインでした。 社長も童心に返り、ブランコをこぎながらご機嫌の様子です!

23
Juin

フランス中に音楽が溢れる日 ! FETE DE LA MUSIQUE

パリの街頭、カフェの前ではこんなコンサ−トが至るところで開かれていた。 6月21日はFETE DE LA MUSIQUE、つまりフランス全国で同時音楽祭りの日である。田舎の村でも、小さな街でも公園や公民館など至るところでコンサ−トが開かれている。大きな街ではレストランの中や、カフェの外など、ちょっとした公園や広場があれば必ずミュ−ジシャンが音楽を奏でている。 黒人コ−ラスグル−プの街頭コンサ−ト しかも アマチュアからプロまで、クラッシックからラップまであらゆるジャンルのミュ−ジックが楽しめる日である。しかもすべて無料である。パリのル−ブル美術館の前にあるピラミッド広場では、パリ交響楽団のシェフ指揮者が指揮を振って街頭クラッシックを無料で楽しめた。 フレンチ・ポップスのミュ−ジシャンや、シャンソン歌手達もパリの到る所で街頭無料コンサ−トを開いていた。 音楽好きなパリジャンにとってはたまらない一夜であった。 フレンチ・フォ−クソング この音楽祭りは 1982年 にフランスで始めて開催された。今は 世界中の100ヶ国340都市が追随して実行しているとのこと。 フランスだけでも 10000箇所 コンサ−トが行なわれている。 ロックグル−プ 当然、若者は大騒ぎをする。 パリだけでも2500人のポリスが警戒出動した。地下鉄も朝まで特別稼動していた。そして、厚生省は、音楽で盛り上がった若者のエイズ感染拡大を恐れて、38都市で100万個のコンド−ムの無料支給を展開した。 日本では考えられないことをする。 ともかく、昨夜は音楽が朝まで絶えない長い夜でした。 レストラン内のジャズ演奏

20
Juin

香しいガリグの森を越えると、そこには”ボートレー”の畑が・・・

朝一番でローヌからラングドックへやって来た。 ニームの都会を出てコトー・デュ・ラングドックのド田舎を車で飛ばしていると、山々の頂は雲を頂き、何とも幻想的。 村のカフェでオーナーのクリストフが迎えてくれた。じゃあまず畑に行こう!ということで、まず一番近くの畑に行った。車を降りると爽やかな空気が身を引き締めてくれて気持ちよい。

16
Juin

REQUIEM DE BERLIOZ * ベルリオーズのレクイエム

Hier je suis allée à la Basilique de Saint Denis écouter le Requiem de Berlioz. J’aime beaucoup les requiem, on ne sait jamais si on est en enfer ou au paradis ! Il y avait plus de 300 musiciens et choristes, tous blottis dans le cœur de la magnifique basilique gothique de Saint Denis. Entourés […]

15
Juin

今、九州は自然派ワインが熱い!

おいしいもの好き、お酒好きの九州人は、やっぱりワインにもこだわる!? というのも、今回のCPV九州試飲会は6月11日、博多・ホテルモントレ ラ・スール福岡で九州一円、広島などから154人の来場をいただき、様々なご意見・感想を伺いつつ、大いに盛り上がったから…。こだわりのビオディナミはもちろん、コストパフォーマンスの高いものや、2000円以下のワインにも人気が集まったのは、味にシビアな土地柄??もあってのこと。日頃から鍛えられた舌が、今回の試飲でも大いに活躍し、各社の新商品紹介も相まってそれぞれに新たな発見をしていただけたようで、好評のうちに時間切れ…。皆様、ありがとうございました。 それにしても、クラシックな屋台の焼き鳥やら、ラーメンの他にも、博多にはおいしい店が多いのにびっくり! 試飲会前夜にお邪魔した「山下ワイン食道」はそんな中でも、今、話題の1件。創作フレンチ風・ワインにぴったり・野菜いっぱいのメニューにムッシュ山下思い入れの自然派ワインを堪能できるとあって、この夜も満席! かわいらしいマダム共々、ムッシュ山下のパワフルな向学心は、新しいワイン情報をどんどん収集。ラインナップも好評で、ワイン好きの行きつけの店という位置づけの様子。ぜひ、一度お運びを! ・山下ワイン食道 〒810-0003 福岡市中央区春吉2-6-5八番館201 TEL:092-761-8717 営業時間:18:00〜4:00(フードLO2:00) 月曜日定休 グラスワイン¥700〜(10種) ボトルワイン¥3500〜(100種) レバーのパテ¥700 ポークリエット¥700 牛ホホ肉の赤ワイン煮 ひみつのソース¥1400  福岡パワーの一環を担う酒販店もやっぱり元気。今回はその中の3件をピックアップ。   久留米駅から3分のところにあるトウハンは老舗(もうすぐ創業90年!)ながら、若き4代目石橋店長率いる新感覚の酒販店。店長自身、2年間のドイツ研修経験があることから、毎年、フランスやドイツへ買い付けや蔵元訪問(剪定や収穫もするほど!)を重ね、お客さんとのツアーも1年おきに企画、大好評とのこと。また、1996年から、ワインに造詣の深い3代目の石橋社長が校長を兼任するワインスクールも開校。常時10クラス、これまでに400人以上がワインを勉強してきたという本格的なものだ。 そしてもうひとつ、楽しいのはオリーヴオイルやバルサミコの量り売りをしていること。旬のオイルを100グラム単位で購入が可能。他にチーズなどおつまみもいろいろ。 ワインは約200種類、店長お得意のドイツのファルツ地方のもの、フランスではド・スーザ、シモニュッティ、ドーピアック、ランガラン、マンスノーブル、クロバカテル、ジュリアン・ヴィエイユなどなど。 ・トウハン 〒830-0033久留米市天神町2-34 TEL:0942-32-2239 FAX:0942-39-0256 営業時間:10:00〜20:00(日・祝11:00〜) 火曜日定休(日・祝は営業) 博多のとどろき酒店の2代目、ムッシュというよりまだまだギャルソンな轟木さんが自然派ワインに目覚めたのが10年ほど前。ポール・ルイ・ウージェンヌのドメーヌを訪ねて、大感動?したのだとか。それ以来、あちこちの試飲会に行くのはもちろんのこと、毎年現地を訪問、自然派を追及、今や知る人ぞ知る自然派ワイン通! お店のカーヴのラインナップはまさに宝箱的! その上、本来豊富な品揃えの日本酒や焼酎もワインと同じこだわりから、自然派を揃え、ユニークな品揃えが楽しいお店に。ワインはパカレ、プリウレ・ロックから驫木さんおすすめのドミニク・デュラン、グリオット、レ・クラパス、ゴビ、バルダッチ、ピエール・オヴェルノワ、ラパリュ、ブルトン、メゾン・ブリュレ、オリヴィエ・クザン、マゼル、ラングロール、などなど…。 ・とどろき酒店 〒812-0887福岡市三筑2-2-31 TEL:092-571-6304 Fax:092-571-6361 営業時間:10:00〜20:00(日・祝〜18:00) 月曜日定休   業務卸では定評のある泉屋酒販が新社屋完成(ギャラリーやホールも併設!)と同時に1階にショップをオープンしたのが2004年。広々とした明るい店内は焼酎、日本酒はもとより、カーヴにはワインも充実。 毎日、仕事が終わるとカーヴから1本選んで行きつけのお店に行ってワインを楽しむのが日課という土師専務のお気に入りはダール・エ・リボ。ショップでは、「3000円までの高品質ワインの充実が今のところのテーマ」という、ワインファンの強い味方! ワインは超レアもののパカレのマグナム(パカレの品揃えは圧巻!)、プリウレ・ロック、ドミニク・デュラン、ダール・エ・リボ、レ・シャン・リーヴル、ゴビ、などなど。 ・IZUMIYA 泉屋 〒830-0031久留米市六ッ門町6-38 TEL:0942-32-7111 営業時間:10:00〜19:30(日・祝〜18:00) 第2月曜日定休

6
Juin

誕生日おめでとう!!! フィリップ・カリーユ41歳の夜

あのプピーユのフィリップ・カリーユが今年2度目の来日。 インポーターMOTTOXの横浜試飲会参加、アカデミー・デュ・ヴァンでの試飲セミナーなどなど、4日間の短い滞在であったが充実した日々であった。 また、ちょうど6月4日が41歳の誕生日とのことで、Vinexpo香港の後に来日していた、悪友オランダ人PFや地元の友人PMなど、いつもの飲み仲間が銀座に集合、派手な宴が朝まで続いた。一気飲みで開けられたボトルの数は、記憶にない。 写真は、1軒目のレストランでの風景であるが、2軒目、3軒目の状態は、さすがに公には見せられません。。。  この、フィリップ・カリーユをよく知っている人達は、だいたい、どうなったか想像できることでしょう。   日本での41歳の誕生日、思い出深いものになったと思います。 改めて、BON ANNIVERSAIRE PHILIPPE! 写真1 飲み始め 写真2 1時間後あたり 写真3 2時間後あたり

2
Juin

南仏葡萄園の友・オリーヴの木の花が満開

葡萄木とオリーヴ木 プロヴァンスやラングドックの典型的な風景といえば葡萄園とオリーヴ木が隣り合わせにある風景だ。 ほぼ同じ頃に花が咲く。 今年はオリーヴの花がやや早い。 今が満開である。 ブドウの花は始まったばかりで、まだチラホラ早熟の木が咲いている程度だ。 ラングドク地方ANIAN・アニアン村にて

19
Mai

プリュ−レ・ロック・飲んべ騎士団・RINCE GUERLUT認定式

5月はフランスもゴ−ルデン・ウィ−クがある。 5月8日から12日まで休みの会社が多い。 その最終日12日にプリュ−レ・ロックにて2年に一度の飲んべ騎士団RINCE GUERLUTの認定式が行われた。 〜RINCE GUERLUTとは?〜 当主のアンリ−・フレデリック・ロックがお客さん、従業員、その他日頃世話になっている人達を集めて行う感謝祭のような式典である。格式ばったことの大嫌いなアンリはジ−パン・Tシャツ姿でわいわい楽しく飲んで食べて楽しもう、という会である。毎回5名ほどRINCE GUERLUTに認定される。 ゲルルとはブルゴーニュの方言で“良く飲み!よく食べる人!”を意味する。 アンリ−・フレデリックらしい命名で意訳すれば“飲んべ騎士団”がピッタリだ。 これに認定されると“鍬・クワ”(畑を耕すクワ)をプレゼントされるセレモニ−がある。

16
Mai

5月15日 * 学生・教師達のデモ *

5月15日、木曜、またもや教師と学生達のデモがフランス中で発生した。 教育部門での教師達の解雇、教育方針の改革を訴える人々。 4月16日に行われたデモから一ヶ月経った今、何がどう進化したのだろう? 『何も変わってはいないわ。ダルコスは何も言ってこない。』 『高校生達も、6月の試験があるからデモに参加している数はこの前に比べて少ない。』 そう答えるのはデモに参加していた小学校の教師、ソフィーさんとシャロットさん。 このデモに対し、大統領のサルコジ氏、又教育大臣であるダルコス氏はどう思っているのか? 第一に、ダルコス氏は発表した教育プログラムの改革を一切変えるつもりはないと伝えた。 又、サルコジ氏いわく『デモを行う教師達は48時間前に届け出る事。又デモが行われる日、子供達の世話をどうするか決める法律を作る。』 はたして問題はそこなのか? たしかにこの日、小学校教師のデモ参加率は46%から63%、高校教師は33%から55%という、半分以上の教師達が授業を行っていない。しかし小学生はさておき、高校生達も参加しているのだから、その教育プログラムの改革自体を考え直したらどうなのか? このデモは既に規模が大きくなっている。昨日、教育部門以外、公共団体(税関、テレに関係、刑務所部門)の人達も支援する為デモに参加した。 また日曜日に行われるデモ。学生達は試験や受験で忙しくなり参加率は下がると思うが、その分公務員達が関わり、さらにこの状態は悪化すると思われてる・・・ 統計 フランス全体  デモ参加者:30万人  公共団体 :250万人中2.5% ボルドー  デモ参加者:1万人  教師:42.47% マルセイユ  デモ参加者:3万人 トゥールーズ  デモ参加者:1万人 ニース  デモ参加者:7千人