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美しい丘 Cote du Py コート・デュ・ピィの魅力               (ボジョレ・モルゴン村)

元火山だった山も歳月が過ぎて風化してなだらかな丘になって我々にトビッキリ美味しいワインを プレゼントしてくれる。 360度の視界が開けている。ボジョレ中を見渡せる。遠くはアルプス山脈のモンブランも見える。   頂上には十字架が建てられている。あのマルセル・ラピエールもこよなく愛した丘である。   南はリヨン山、コート・ド・ブルイィ、反対側にはモルゴン村、その奥にフルーリの丘も見える。    土壌が他とは全く違う。つまり花崗岩ではなく火山岩が風化してできた黒い硬い石地元の人は シスト・ブルーと呼んでいる。 ボルカニット・グリという4億年前の岩石で覆われている。これが特別な風味、ミネラルをワインに 与えてくれる。 私は、試飲、試飲の連続で疲れた時は、ここに来て一休みして、地場のエネルギーを吸収すること にしている。 この丘は心地よい。物凄いエネルギーを感じる。日本ならきっと神社が建てられているだろう。   

2018年、見事な葡萄を実らせた                    Côte du Py コート・デュ・ピの畑を収穫 -no2

  銘醸のコート・デュ・ピの本領を発揮。しかも古木ばかりの葡萄園。 ここまで、完璧な葡萄ばかりの畑は珍しい。 ダミアンも気合が入る!    ダミアンのワインはデコンブ仕込みだからしっかりしたタンニン、濃縮感を備えている。 ビシット酸もきいているワイン質。 テーブルで食べながらゆったりと飲みたいワインだ。     

水星の如く登場したDamien Coqueletダミアン・コクレ、          もう11年目の収穫 -no1

初リリースの2007年から話題をさらったダミアン・コクレ。 いきなり物凄いワインを造って周りを驚かせた。 そのダミアンももう11年の経験を積んだ。31歳になった。 子供の頃よりお父さんのジョルジュ・デコンブについて葡萄園で遊んでいたダミアン。 15歳にはワイン造りを目指していた。 ブルゴーニュのフレデリック・コサールで修業して、モルゴンに戻りお父さんを手伝いながらモルゴンのテロワール、ガメ品種の醸造を徹底的仕込まれた。 幸運にもモルゴン村の銘醸テロワールのCôte du Pyコート・ド・ピの丘に4ヘクタールの畑を手に入れることができた。 ジャン・フォワイヤールやラピエール家の畑に挟まれた好立地。 しかも、70歳以上の古木ばかりの畑。 しかし、この銘醸テロワールのCôte du Pyコート・ド・ピの畑も16年、17年と2年連続の天候不良によって収穫が少なかった。色んな意味で厳しい年が続いた。 今年2018年に賭けていた。 天がダミアンに味方した。 今年18年は、葡萄の品質、量ともに素晴らしい状態の葡萄が実った。 9月10日にこのCôte du Pyコート・ド・ピの畑を収穫。 …

Soleil levant à Morgon .

デコンブ醸造のあるモルゴン村の高台に朝日が昇る。 収穫はam 7:00に蔵を出発して収穫する畑に向かう。 その途中で見える朝日はとても美しい! 朝日が昇る方角にはモンブランなどアルプスが遠く見える。 途中、あのミティークな丘、コート・デュ・ピにも朝日が当たりだした瞬間。

2018年収穫の準備を着々と進めている                    Lapierreラピエール家

入念な準備を着実にこなしていくマチュー・ラピエール。 発酵槽、垂直式圧搾機の徹底的な洗浄、乾燥。 ここまでやるか、と思うほど完璧にこなしていく。 ほぼ準備万端。どこを見ても清潔。ピカピカ。     葡萄の状態を観察するマチュー・ラピエール。私の目からは殆ど傷んだ葡萄はないように見えるけど、マチューは満足していない。収穫人に二つの籠を持たせて、完璧な葡萄とちょっとでも不完全な葡萄を分けて収穫をするとのこと。 完璧主義のマチューらしい。2018年のミレジムが楽しみだ。 ラピエール家も果敢に進化しているコート・デュ・ピに隣接する好立地の畑を買い足した。   中庭のこの静寂も、来週からは世界中から集まる収穫人で溢れることになる。 昨年の収穫人で溢れた中庭写真を添付しておく。楽しく精確にやるのが、ラピエール家の伝統的 である。      

新たな歴史を築く、                              Mathieu Lapierreマチュー・ラピエールとCamilleカミーユ

偉大なるお父さんMarcel Lapierreマルセル・ラピエールの後を継ぐのは心理的に大変なこと。 見事にラピエール家の名声を守り、ワインの質もお父さんを上回り、新しい歴史を築きつつある マチュとカミーユ。 この二人にBravo!の一言を贈りたい。 とても几帳面な性格、自分で理論だてて、計画して、着実に実行して来た8年間。 途中から妹のCamilleカミ―ユが参加。 カミーユの醸造センスは天才的なところがある。 この二人が組んだ最近のミレジムは凄いレベルの高い質になっている。 Precision 精確さ、微塵の乱れがないモルゴンのテロワール真っ直ぐに表現した最近のワインには 感動を覚える。 お父さんの教えを、マルセル以上の精確さをもって栽培・収穫を実行しているマチュー・ラピエール がいる。 それを、天才的な醸造的感性をもっているカミーユが醸したCuvée Camilleキューヴェ・カミーユは 素晴らしいの一言。 あのCote du Pyコート・ド・ピィのテロワールを女性的にやさしく真っ直ぐに表現された優れもの …

ダミアンの収穫開始は、ボジョレでは最も遅い9月13日

Damien COQUELET ダミアン・コクレ2017年モルゴン村-NO2 ジョルジュ・デコンブ一家の一員のダミアン。長年お父さんと一緒に働きながらワイン造りを勉強してきた。 デコンブ家では葡萄はキッチリ熟してからの収穫が基本。今年はお父さんのデコンブと同じ9月13日に開始した。 9月初旬に降った雨のお蔭で、乾燥し過ぎていた葡萄実に水分が供給されて、光合成が活発になってしばらく時間を置いての収穫となった。雹による自然な青刈りとなって葡萄の房が少ない。 雹のショックで熟成がストップしていたので酸が残っている。 ここで収穫を遅らせて果実味、ポリフェノールが理想的に熟すのを待った。 雨から10日間ほど遅れて収穫を開始した。 もともと、ダミアンのスタイルは、果実味がタップリあって、タンニンも比較的しっかりしながら酸がビシっと利いている素晴らしいスタイル。 今年は、このスタイルがより強調された酸と果実味の熟度の差が大きく凹凸がハッキリしたスタイルになるだろう。 楽しみなミレジムになりそう。 今年も去年と同じポーランド人ファミリーが家族総出で収穫に来てくれた。 25名で約1週間ほど続く。 ポーランド家族のリーダーが先陣で収穫指導をしながら進めてくれるのでダミアンも安心。 雹の直後は全滅と思っていたコート・デュ・ピィが50%ほどのマイナスで済みそうなので、 やや安心のダミアン。 あの絶望の時は、ここまで回復できるとは思わなかった。 葡萄の生命力は凄いものだ。 独立して10年目にして、また新しいことを学んだダミアン。 …

ボジョレの若大将Damien COQUELET ダミアン・コクレ2017年笑顔の収穫

ダミアン・コクレ10年目の試練 収穫を2カ月後にひかえた7月13日、強烈な雹がモルゴン村を襲った。 モルゴンの北側の標高が高いところが襲われた。 コート・デュ・ピィは斜面だけにもろにうけた。その数日後にもう一回。 ダミアンは、モルゴンきっての銘醸テロワールのこのコート・デュ・ピィの丘に4ヘクタールも畑を持っている。 皆に羨ましがられている。 この時ばかりは、『なんでコート・デュ・ピィが?!』ここに葡萄園があることに、ダミアンはガッカリだった。 あのいつも元気印のダミアンが本当に落胆した。 最高の状態で葡萄が育っていた畑を、雹の直後見た時のショックは、『もうダメだ。今年は収穫をしない!』と皆に云った。 ところが、その後の異例な晴天続きと乾燥が状況を変えてくれた。 普通、雹でやられた後は、傷ついた箇所から葡萄が腐って全滅してしまうのが通例。 今年は乾燥して全く腐りが存在しなかった。 つまり、雹でやられた箇所、粒が乾し葡萄化して酸と共に濃縮。 やられなかった葡萄粒はそのまま、正常に熟成した。 葡萄木たちは、生命を振り絞って子供を残そうと葡萄実を守り育ててくれた。 今日はそんな葡萄を収穫にやって来た。親友とフィアンセが手伝いに来てくれた。 あまりにも酷くやられた葡萄、粒を選別して切り落とす作業が大変だった。 自分の責任でもなく自分の力ではどうにもできないことが、人生にはあることを悟ったダミアン。 すべてを、心の深いところで、受け容れたダミアンには笑顔しかなかった。流石の若大将。

Côte du Py コート・デュ・ピ 2017

今年は雹に2回も襲われた厳しい年だった。 傷つきながらも、何とか頑張って葡萄を実らせてくれた。 完璧な葡萄房はないけど、振り絞って生き抜いた葡萄達。… 一粒づつの内容はとても濃縮して酸もある。 傷ついたところも乾燥のお蔭で腐りはなかった。 こんな年もあるさ。 これはこれで、興味深いバランスになるだろう。 ダミアン・コクレの畑にて。