15
Août

アレクサンドル、ビオディナミ研究所のような農園

ALEXANDRE BAIN アレクサンドル・バン醸造 今日はアレキサンドル・バンの日本の佳き理解者であり、パートナーである野村ユニソン社の藤木さんとやって来た。 アレキサンドル2世のピエール君と一緒に畑を見学。 アレキサンドルも自分の今までやって来た仕事内容、昨今変化したことを詳しく説明してくれた。 何より驚いたのは、6歳のピエール君がお父さんの話すことに真剣に耳を傾けていたこと。 ピエール君もお父さんに負けない素晴らしいワイン造り手になるだろう。 藤木さんと共に、熱く語るお父さんの話しに真剣に耳を傾けるピエール君。 スカイブルーの濁りのない視線が、お父さんのような真っ直ぐなDNAを引き継いでいる。 将来が楽しみだ!

8
Août

真夏のヴァン・ナチュール見本市 “BIM”ビム

★Oriol Artigas- Mas Pellisser オリオル・アルティギャス(マス・ペリセール醸造)★ 国境を超えてカタロニアのバルセロナ近郊で驚きの高品質なワインを醸すオリオル。 近未来、最も注目すべき醸造家の一人。 大学の有機科学研究者だったオリオル、意を決してワイン造りに転向。 ワイン農業・醸造学校で先生をやりながら、2011年よりワイン造りを開始。 アカディミックな醸造理論を知りながら、自然な造りを目指す貴重な人材。 たった5年の歳月で、フランスの一流醸造家を震撼させるワインを醸す。   横でオリオルを支えている美人の彼女はアヌックさん。 東洋系とフランス人の2世でフランスのグルノーブル出身。 バルセロナの人気自然派ワイン・ビストロ“ブリュタル”でソムリエをやっていた。 フランス人のアヌックさんがいるので、オリオルはフランスにも時々来るようになった。 その都度、フランスの一流醸造家を訪問して勉強している。 短時間でこのレベルに到達するには理由がある。     すべてのワインに共通しているのは、繊細さ、フレッシュな酸、スーット体に入るミネラルな透明感。 日本にも出荷されたけど、量が超少ないのでお見逃しなく!! フランスでは絶対に買えないワインが日本では買えます。    

26
Juil

ESPOAグループの精鋭がRICHAUMEリショームへ

ESPOAはここのところ3年ほど訪問していなかった。 久々の訪問で、皆、リショームの進化に驚いた。 みんなにとって、昔の超濃かったスタイルの印象があった。 この3年でシルヴァンのワイン造りが進化。 まず、ほぼ50年に近いBIO栽培のお蔭で根っ子が地中深く伸びている。 つまり、地中深いところの水分を吸収できるようになって、葡萄に異常な乾燥ストレスがなくなり 果汁に酸が残るようになって、ポリフェノールと糖度の熟すバランスが取れるようになった。 昔のワインのようなジャム系の超完熟風味は一切なくなった。 それと同時によりミネラル感があり、真っ直ぐなスタイルになった。 これから、さらに楽しみな蔵元だ。

26
Juil

日本の酒販店グループESPOAの皆さんとやって来た !!

Domaine Richaume ドメーヌ・リショーム No3 いつ来ても感動的な景色だ。 この景色が見える葡萄園の高台の一角にテラス・テーブルが設置されている。 この景色を眺めながら、シルヴァンさん の家族と昼食を頂いた。 こんなに美しい景色を見ながら育っている子供達も素直でノビノビしていた。 何と和食が好きな夫婦、なんと地中海の魚で棒寿司、巻き寿司をご馳走になった。 ワインも昔のスタイルから進化して、酸を残しながらミネラリーな透明感のあるスタイルになっている。 赤でも石灰質土壌の潮っぽい旨味があって魚にもピッタリと合っていた。 でもやはり、ここの石灰土壌で育った白とロゼは完璧だった。 デザートのスイカにロゼは抜群でした。

26
Juil

PASSIONの人、大園弘さん

ほぼ2週間の長いフランス、スペイン滞在。 最後にアルザスのワイン見本市に参加。 日本に帰国する日の朝、AMMERSCHEWIHRアメルシュヴィルの畑をバックに朝コーヒーを飲みながら、2週間の旅に思いを馳せて整理に集中する大園さん。 数年前に独立してインポーターAVENIRアヴニール社を設立した大園さん。 積極的に醸造元を日本に招待して、日本中をイベントで駆け回ったり、日本の業務店さんを 引き連れてフランスを駆け巡ったりと、活動的に動き周っている。 意外と知られていないけど、大園さんは90年代にボルドー大学醸造学部の一年講座を卒業している。 単に自然派ワインを知っているだけではない。 ボルドーワインも一般の醸造も学び、ワイン全体のアカディミックな知識を身につけている。 その上で、いや、だからこそ自然派ワインのピュアーな魅力にみせられてしまった人。 しなやかな思想とソフトな性格を持ち合わせ、サンバのリズムのように尽きることなく永遠に続くような粘り強さも備えている。妙に構えるところがないので人に違和感を感じさせることなく近づいていける特技を持っている。 自然派ワインの事、一般ワインのこと、深いところで理解している。 ★これから自然派ワインを始めたい人、もっと詳しく知りたい人へ、★ この人に連絡すれば、皆さんの興味の度合に合わせて広く、深くアドバイスができる貴重な人です。 豊富な経験、知識を持ちながらいつも謙虚さを忘れない“優しさ”を備えています。気軽にご相談してみてくだい。  アルザスにて。

7
Mar

日仏商事・ピカット光るミニ試飲会(銀座CPV事務所にて)

3月、CPV銀座事務所にて日仏商事の庄元さんが小粒でピリっと光る試飲会を開催。 東京の熱心なお酒屋さん、業務店の皆さんに来ていただきました。 今、パリのビストロで超人気のJérôme GUICHARD*ジェローム・ギシャールが勢ぞろい! 庄元さんが自らの足と舌で買い付けたワインばかりを揃えた。   Philippe JAMBON*フィリップ・ジャンボンの大親友であるジェローム。 ますます、ジャンボン化してきた。 ヨーロッパ全体の自然派ワイン人気沸騰の中、段々と品薄になってきたジェローム・ギシャールのワイン。 このチャンスを見逃さないように!!    私の大好きなルシオン地方のMATIN CALME*マタン・カルム。 雄大なピレネー山脈のカニグ山を見ながら、山からのエネルギーを吸収しながら育つ葡萄を仕込んだワイン達だ。 自然派ワインの宝庫、ロワール地方のアンジェからは、これまた、進化の真っ只中、話題のPhilippe DELMEE*フィリップ・デルメが試飲にでていた。 どれも、走り切っているワイン達だ。 静かに燃えるPASSIONの人、庄元さん。庄元さんのワイン選眼能力は凄い。 信頼のおけるプロフェッショナルな仕事人です。

5
Fév

今、ALSACE アルザスが面白い!BMO山田さん編

日本中をワイン販売拡大の為に走り周っている山田さん。 5月のとある日、日本から素晴らしい友人、山田恭路さん、聖子の二人とアルザスにやって来た。朝、パリ東駅から6:55分の一番TGV(新幹線)でアルザスのコルマールを目指した。 普段、日本でもほぼ毎日の如くに移動している山田さんは朝からハイテンション。 TGVに乗ったと途端に日本に電話を入れて仕事をかたずけている。 一昔前の、エコノミック・アニマルと云われた日本ビジネスマンを超えた動きをやっている山田さん。 一か月前に、私は日本に出張した。その時、私は『山田さん、今アルザスが面白いよ!』というと、即、一か月後にはアルザスに吹っ飛んできた山田さんの行動力は凄い。今、日本で最も自然派ワインを市民化、しようと努力している人が、この山田さんだ。 山田さん『自然派ワインを一部の愛好家の世界だけで終わらせてはいけない。もっと、普通の人達にも飲んでもらいたい!』といつも言っている。日本には良い本物商品を販売する質販スーパーがある。山田さんは日本中の質販グループのお店と酒販店を走り周って、自然派ワインの普及の為に販売指導を行っている凄い人。 ワイン、特に自然派ワインを店の棚に品揃えしただけでは、絶対に売れていかない。この山田さんの指導を受けると少しづづ売れだしていく。努力次第では3年かかればその地域ナンバーワンの自然派ワイン販売店になる。 GESCHICKTゲシクト醸造  9:30頃、コルマールに到着。タクシーでGESCHICKTゲシクト醸造を目指した。 GESCHIKTゲシクト醸造があるAmmerschwihrアメルシュヴィル村に到着 アメルシュヴィル村は第二次世界大戦中に空襲で95%ほど壊された街。現在ある街は、再興した住人が生活しやすいように設計されている。 醸造家が多い街なので、収穫時にトラクターなどが出入りしやすいように、醸造所の家の前は広々とした広場になっている。 今日訪問のGESCHICKTゲシクト醸造の前は噴水付の広場になっていて、トラクターなどがバックしなくてもグルッと周って方向転換できるように設計されている。流石、アルザス人。 二人が笑顔で迎えてくれた。 右が当主のフレデリック・ゲシクト*FREDERIC GESCHICKT。左が次世代のアルノー*ARNAUD。 フレデリックはビオ・ディナミ機関のデメテールの副プレジダンを務めている。 GESCHICKTゲシクトに着いてまず、挨拶のお茶がわりに地下に降りて大樽熟成中の15年産を飲もうということでカーヴへ。 醸造所に入ると右側に、地下に降りる扉がある。 アルザスでは多くの蔵が大樽に発酵・熟成をやるのが伝統である。中には先祖代々使っている100年以上も使っている大樽も存在する。 “ミネラリーゼ” ゲシクト醸造では殆どのワインはこのフードルと呼ばれる大樽だるで年間は熟成することになっている。 フレデリック『ここのワインは一年間、この大樽で過ごすことになる。何故なら、一年間かけて葡萄園で育った葡萄をワインに変身して秋、冬、春、夏と同じサイクルをこの樽の中で育てることが大切なんだ。』 『ワイン造りは急いだり、焦ってはいけない。時間がかかるんだ。この一年の天体のサイクルをとうして、ワインとして自覚して、慣れていくんだ。』 私はこの作業をミネラリーゼと呼んでいる。経験豊富なフレデリックの言葉には含蓄がある。 土壌からワインの液体の中に入ったミネラルが、液体に慣れて溶け込んでいく時間が必要なんだろう。フレデリックの云う事は、哲学的で、かつ自然の理に適っている。 蔵に歴史あり、ゲシクト醸造は最初は今の当主フレデリックのお兄さんのクリストフが継いでいた。残念ながら、クリストフさんが若くてなくなり、弟だったフデレリックが継ぐことになった。そして、次世代としてアルノーが2013年より参入した。 尊敬するお兄さんの息子がアルノーである。このアルノーが現在アルザスで起きている若手グループの主要メンバーでもある。ビオディナミ農法の熟練フレデリックのもとで、その熟練技を学びながら、自然派ワインの造りを導入して新風を持ち込んだアルノーは、沢山のアイデアがある。毎年色んな試作ワインを造って研究中である。フレデリックもアルノーの才能を認めて一緒になって将来のゲシクトを組み立てている。 そして、もう一人、強力なメンバーがいる。Aurélie*オレリーである。アルノーの奥さんでもあるオレリーは正式にゲシクト醸造の株主となって宣伝・営業を担当している。このオレリーもALSACE若手グループの主要な活動メンバーの一人である。新旧が一緒になって新しいアルザスを模索している。 だから、今、アルザスは面白い! ゲシクトが面白い!! 今回の訪問時は残念ながらオレーはバルセロナへ出張中で不在だった。 今回は、アルノーの新作を試飲。ピノ・オクセール品種⅔とピノ・グリ品種⅓のマリアージしたワインだ。 土壌の上部を花崗岩が覆っていて、その下に石灰質がある。石灰の旨味ミネラルと真っ直ぐな花崗岩ミネラルをマリアージさせて両者のいいところを表現している。なんて優しくバランスとれたワインだ。まだ熟成中なのに素晴らしくバランスがとれている。この新キューヴェはまだ名前も決まっていないようだ。全体的に15産は果実味豊かでバランスが凄い。山田さんも驚きの高品質。 人気蔵のGESHIKT醸造には、訪問客が多い。私達がいる間にも訪問客が増えてきた。 醸造家の卵、レストランのシェフ、Christian Binner*クリスチャン・ビネールの働いている女性、皆で記念撮影。 ワインのすべては葡萄園で造られる。葡萄園に足を入れずワインを語れない。ゲシクト醸造のテロワールはAmmerschwihrアメルシュヴィル村の丘の下部と上部の部分に分かれている。それとグランクリュKaeffkopfカエフコッフ内にある。 土壌の人フレデリックは山田さんに一緒に歩くことを勧めた。実際に歩かないとテロワールの事はわかりにくい。 地表に近い土壌、地下層の土壌、土の深さ、斜面の傾度、方向など自分の足で歩くとよくわかる。24年間もこのテロワールを見てきたフレデリックの話しを聞きながら散歩した。 ゲシクトの畑は野花が咲いて美しい。村の下部は粘土混じりの砂・石灰質土壌。今年は水分が多いので草花を伸ばしている。草花は土壌に住む昆虫や微生物を護ってくれたり、草花の根っ子が土壌を耕してくれる。ミミズも元気に土壌を耕してくれている。 アルザスの偉大なテロワールを真っ直ぐに表現する二人。 1998年よりビオデイナミ農法を採用したフレデリック。若き後継者のアルノーもアルザスの偉大なテロワール探究の道に情熱を燃やす。    テロワールと葡萄木が仲良く過ごせるように環境を整えるのが二人の仕事。根っ子が地中深く伸びてテロワールから多くのミネラル分を葡萄実に吸い上げられるように 土壌を活性化させている。 草も花も葡萄木もイキイキしているのを肌で感じる。 宇宙の光を一身に浴びて、光合成を繰り返してエネルギーを蓄える葡萄の葉。 最終的には宇宙のエネルギー光を葡萄果実に蓄えて、ワインの中に入っていく。 葉が光合成をしやすいように環境を整えるフレデリックとアルノ。    ゲシクトの葡萄園は、野花畑でもある。気持ちがほっとする空間である。 一般の醸造元では、葡萄園の草は敵である。ゲシクト醸造では大切な仲間である。自然に土壌バランスを整えてくれる味方なのだ。     […]

31
Jan

台湾の思い出

Souvenir de TAIWAN 台湾は中華料理、中華料理と云えばこれを食べなければ始まらない。 Canard Laquéカナール・ラケ 北京ダック。 ワインは、南仏のMylene Bruミレーヌ・ブリュ醸造のカリニャン100%のRitaを合わせた。 南の太陽を燦々とうけて、ほのかに甘さも感じられ、野生ローズマリーの香りのするRitaリタはまさにピッタリ。 もう一本、Axel Prufer アクセル・プリファーのLe Temps des Cerises ル・タンド・セリーズ醸造のUn Pas de Coté アン・パ・ド・コテも合わせてみた。これもピッタリのマリアージだった。 Rebeccaレベッカはこの二つの醸造元に14年と今年の2回も訪問している。 自分で輸入するワインの蔵はすべて訪問して、厳選して販売している。 レベッカの熱心さ、PASSIONは凄いものがある。 C’etait tres tres bon. 魚には、勿論、ジュリアンのSextantセクスタンのアリゴテが完璧でした。 汁ものには、Le Clos Fantine ル・クロ・ファンティンヌ醸造の100歳のサンソー品種が主体のLa Lanterneレンテルヌを合わせた。 やー流石の中華料理、美味しかった。 レベッカ、蘇睿雅+彼女の友達、丸山宏人、まどか、ジュリアン。 イベントが終わった後のゆったりとした時間を美味しいものとワインで過ごせた夜。 本格中華と自然派ワインのマリアージはバッチリでした。 土壌からくる旨味を備えたワインは、素材の旨味と合わない理由がない。 根本が同じところから出ている旨味なのだから。 人が“妙”な手を加えると、チョット曲がって来る。 真っ直ぐな気持ちで、愛情をもって造られた料理には必ず合う。 有難う!! 謝謝  Rebecca.  蘇睿雅。 台湾には街の食堂が至る所にある。皆、家族できて食べる団欒の場となっている。 台湾独特の食文化。 出発前の昼食にRebaccaレベッカさんが連れて来てくれました。 イヤー、優しい味わいで ホッとする料理と雰囲気。 こんなホッとする料理を食べて空港に向かった。 台北の中心地から松山空港までたったの10分で着いてしまう。 心配症の私は1時間半前に出て。チョット時間を持て余してしまった。 台湾のホッとした文化、人に触れられて、本当に幸せだ。 そんな台湾文化に自然派ワインが浸透していく仕事に携われて嬉しいかぎり。 佳き人、佳きワイン、ワインを通して世界中に絆が繋がっていく。 […]

29
Jan

ワインショップESPOA かまたやの小島さん

≪ワインスクール、コジコジの和飲、輪飲、話飲学園≫ PASSIONの人、ワインショップ »ESPOA かまたや »の小島さん 東京は大田区池上でワイン・ショップ経営している。ワインにそそぐ愛情・PASSIONは凄いものを持っている。 自分が気に入ったワインは、有名・無名・価格の高い低いにこだわらず思いっきり仕入れて売り切ってしまう。 小島さんは、自分が気に入っているワインの関しては、どうしても醸造元を訪問したい、と思っている。 いや、自分が薦めるワインに関しては、日本の誰よりも詳しい自分でありたいと願っているのです。 それが販売する人間の使命だと思っている小島さん。だからよくフランスにやって来る。 お客さんもそのことを知っている。だらか、小島さんのいう事を100%信頼して購入している。 絶対にお客さんの期待を裏切らない自信もある。 自分で畑を見て、歩いて、造り手と深く交流して、現場でも試飲して深いところで理解しているからだ。 小島さんは、コジコジのあだ名で愛されている。 ESPOA かまたや にて、ワインスクールをやっている。 その名も、”コジコジの和飲、輪飲、話飲学園 ” 今日は小島さんも大好きなMylene BRU ミレーヌ・ブリュさんをフランスから迎えてのワイン教室。 ミレーヌさんは醸造家になる前は、フランス食品・ワイン振興会事務所のソぺクサ・パリ本部でワイン教室をやっていた。 ワインをわかりやすく説明することに抜群のセンスを持っている。 写真を見せながら、自分の畑でやっている自然栽培、醸造を明快に説明してくれた。 農薬・殺虫剤使用の栽培と化学剤づけで弱った土壌で育った葡萄でのワインつくりは、工業酵母を添加して、酸化防止剤を大量に使わざるを得ないことも分かった。自然栽培で生きた土壌には元気な自生酵母が豊富にある。自生酵母だけで、酸化防止剤も混入しない造りは、本当に美味しいものができる。でもリスクは大きい。そのリスクを最大限に抑える為の膨大な作業を説明してくれた。 自然で美味しくて、体にも地球にも優しいワインは、偶然にはできない。 3倍の労力とリスクを負いながら、安心して美味しく飲めるワインを造っていることが、よく解った。 特に、ミレーヌさんは畑の耕作を馬でやることによって、土壌をより理解できるようになり、より畑がイキイキしていたと喜んでいた。 畑に重量のあるトラクターを入れると土壌や微生物にもあまり良い影響をあたえていなかったことが分かった、とのこと。 手間暇かかっても馬を使う重要性を説明してくれた。 最後に本日テースティングした5種類の中の一本をブラインドでテースティングして、5本中のどれかを?当てるゲームをやった。 グラスもまっ黒なものを使用。 流石、小島さんの生徒さん!殆どの人が言い当てていた。 ちなみに、私は外しました。 ブラインドだと、特にミレーヌさんのワインは酸が確り乗っているのが、よく明確に感じられた。 根っ子が地中深く伸びている証拠だ。 熱心な愛好家の方から、最後まで、色んな質問がでて、一つ一つ丁寧にミレーヌさんが答えていた。 素晴らしい造り手、販売者、興味深いお客さん、この3者が出来るだけ深く、心地よく繋がるシステムは 今までになかったポジティフなエネルギー創造できる。 こんなにも素晴らしい人達と巡り合えて仕事ができることに心から感謝をしたい。 有難う小島さん、Merci Mylene et Bruno,有難う皆さん。 コジコジさんもいい仕事しているね! ワインを通して世にいい空気を供給しているね!! 南仏の太陽のエネルギーと元海底だったころの石灰岩エネルギーを含蓄したミレーヌ・ブリュのワイン達。

27
Jan

ミレーヌさんが世田谷に!Mylene Bru Grande Soiree Chez Espoa NAKAMOTO

Mylene Bru Grande Soiree Chez Espoa NAKAMOTO (Tokyo) 今度はミレーヌさんが世田谷にやって来た。世田谷のファミリーと再会。 フランスに行ったメンバーが勢ぞろい。再会を喜ぶ。   まずは新しいミレジムをテースティング。 それぞれのワインに、合わせた料理を中本さんの奥さんが気合と愛情タップリで準備してくれました。 牛肉のワイン煮込みは三日前より仕込んでおいてくれました。最高に美味しかったです。 家庭で比較的に簡単に作れて、よく食べられるツマミ、料理に合わせた。よく研究した完璧なマリアージだった。 ミレーヌのワイン大好き人間ばかりが集まった。ミレーヌワインの波動で吸い寄せられた楽しい人達ばかり。 美人女性が多い楽しい会でした。世田谷の弦巻の近所にお住まいの方、ナカモトの和飲学園は楽しいですよ。 ミレーヌと大仲良しの小林さんがミレーヌワインボトルのミニチュアを作って来てくれました。 大喜びのミレーヌ。しかし、小林さんの技術は凄い!! 2年前は小林さんがデザインしたものがミレーヌの特別キューベにラベルになった。 ミレーヌと小林さんは大の仲良し。 本当に素晴らしいソワーレでした。世田谷の皆さん、ありがとうございました。 またもや、忘れられない一期一夜でした。感謝です。 Merci  Mylene ,  有難う、中本さん。いい仕事してるね!ワインスクール »和飲学園 »頑張ってください!! 田園都市線 桜新町 近郊にお住まいの方々、ESPOA ナカモトにお寄りください。楽しいことがありますよ!!

27
Jan

ここまでの関係になるか? 醸造家と酒屋と飲み手。

Mylene Bru et Espoa Nakamoto (Tokyo) sont devenus comme une Famille. PASSION酒屋 ESPOA ナカモトの中本さん 東京都世田谷区弦巻にワイン屋ESPOAナカモトがある。 店長である中本さんはワイン勉強のため南仏モンペリエに3年ほど滞在していた。 一見大人しそうで温和な人柄である。 しかし、内に秘めたPASSIONは凄いものがある。 決して表面には出さない。 Mylene BRUさんとは親戚のような関係。 ミレーヌさんの畑は中本さんがいたモンペリエのすぐ近所だった。 ミレーヌさんがワイン造りを始めたほぼ最初から取引をはじめた。 中本さんは、15年程前よりワインスクール“和飲学園”を店でやっている。 その生徒さんやお客さんと一緒にフランスまで醸造元巡りツアーを企画している。 勿論、ミレーヌさんの畑にも訪問したことがある。 凄いことを実現している中本さん。 お客さんが日ごろ自宅で飲んでいるワインの蔵をフランスまで一緒に来てしまっている。 ミレーヌさんと一緒に畑を歩いて、土壌に触れて、畑一面に広がっている香草(野生のローズマリ、タイム、草花)を手にとってみる。その香りがワインの香りになっているのを体で体験できる。葡萄の花の香りも体験した。 何百冊の本を読んでも学べないことがここにはある。ワインは畑で造られる、を体験できる。 剪定で切り取った去年の葡萄枝で炭を造り、ソーセージを焼き、仕込んで置いてくれた手料理で、葡萄園の片隅にある木陰でテーブルを囲んだ。この葡萄園で育ったワインを造り手と共に皆でやる。何て云う、幸せな時間だ。 葡萄園で一緒にひと時を過ごす一期一昼。 造り手、売り手、飲む人、葡萄、土壌、風、太陽、そしてワイン。 ここには、本当の意味のテロワールがすべて結集した時空がある。 こんな夢のような時空を実現できるワイン屋が世界に何軒あるでしょうか?中本さん、いい仕事してるね! 人とテロワールが一体になった瞬間!!

15
Nov

Rebecca – C’est le Vin

C’est le Vin. Le meilleur importateur de vins natures (authentiques) à TAIWAN. Une Taiwanaise passionnée sur les vins natures, Rebecca. Elle marche doucement mais surement. Elle organise sa première dégustation de vins natures à TAIWAN aujourd’hui. C’est une journée historique pour le vin nature à Taiwan. セ・ル・ヴァン、台湾で最も素晴らしい自然派ワインのインポータの一である。 レベッカさんの会社。自然派ワインを愛してやまない、熱烈な情熱を持った女性だ。 彼女は、ゆっくり、確実に歩みを進めている。 本日、レベッカさんは、台湾で初めての自然派ワイン見本市を開催する。 台湾の自然派ワインにとって、歴史的な一日となるだろう。

13
Nov

Premiere soirée à TAIWAN

Rebecca a organisé une soirée avec Dominique DERAIN. Les Amateurs de Vins natures taiwanais sont venus pour rencontrer Dominique DERAIN. Malheureusement, faute de passeport, il n’a pas pu venir … ! Oh ! Dominique !? Finalement, tout le monde était content. On a bien dégusté, les vins de Derain et de Sextant avec une bonne […]

11
Oct

PASSIONの人、中川マリさん。

先日、日本より大阪の業務用卸酒店・小松屋の中川マリさんがパリにやって来た。 マリーさんは本当にいつも元気で、笑顔で気持ちの良い女性だ。お母さんがスリランカ人の美人さん。 数年前、一年間休職して世界一周の旅を実現した恐ろしく行動力のある女性。 小松屋・社員としてフランス・ワインの旅に何回も来仏したことのあるパッションの女性だ。 今日は、宇都宮の山仁酒店の樋口さん、そして、これから南アフリカでワイン造りを目指している佐藤圭史さんを同行してやって来た。 ヨーロッパに着いてほぼ一週間、ギリシャ、南仏、シャンパーニュを周ってパリ到着。日本食も食べられて自然派ワインも飲めるバーTENに行った。 9月11日はMarcel Lapierre*マルセル・ラピエールの命日、今年は七回忌である。 マルセル自身が醸造した最後の年の2009のCuvee Marcel Lapierreを開けた。有難う、マルセル。 大阪人のマリさんとタコ焼きを食べながらPhillippe PACALET*フィリップ・パカレを開けた。その後、店の人も一緒にこんなワインを開けました。 Philippe Jambon*フィリップ・ジャンボンのLes GANIVETS, Domaine du Possible*メーヌ・デュ・ポッシブルのCharivariのマフナムも開けました。どれも最高に美味しかった。 シメに、カレー専門家のマリーさんがカレーを食べました。 ヤー、結構飲みました。 店を出るといオペラ座が輝いていた。 酔った勢いでカクテルのハリス・バーOPERA店でカクテルをひっかけた。 ヤアー、結構、酔っ払ってしまいました。

18
Sep

ダバロのマグナムでカンパイ

午前中の仕事が終って醸造へもどると、まずは グット冷えたビールが待っている。 35度の炎天下では喉がカラカラ。 これでチョット生き返る。 勿論、食事にはDABALLOダバロのマグナムがでた。 ウーン、、美味い!! 食事は各国の若者達が会話を楽しむ貴重な時間だ。 彼らは楽しむ為にやって来た。 数人はソムリエが研修の為にやって来ていた。

3
Sep

自然派ワインの日常化を模索 – STC

自然派ワインを単なる一部の愛好家の世界に終わらせない。 日本中に、いい商品、本物商品を販売する質販スーパーがある。 本物商品を販売して、大手スーパーと真っ向から戦っても負けないグループが日本にはある。 それが、STCグループだ。 本物を売るには、現場を知らなければ自信を持って売れない。 毎年、社員、幹部、社長自らやってくるグループだ。 愛知県田原市から 渥美フーズの粕谷さん、中根さん 地中海生ガキとワインを試す。 ウアワー、美味い!! Pitchounet ピッチョネ! 山田恭路さん。 STC グループとは? 全国に80社の小売業社が結集、日本全国で約500店舗の販売拠点をもつグループだ。 BMO社の山田恭路さんが主催して、販売指導している小売店グループである。 STCとは? Soleil ソレイユ 太陽、銀河系、宇宙、光 – 水、温度、空気、引力、浮力 Terre テール 大地、地球、土壌 – 鉱物ミネラル、生物、微生物 Coeur クール 心、情熱、真心、志、気 – 人、哲学、性格、生き方 ワインの重要な三つの要素に由来する。 本物ワインを現地で開発して、全国のSTCグループの為に共同輸入、販売。 いい商品、ワインを仕入れて棚に置いただけでは、売れていかない。 売る人のアプローチする特別な技術が必要。 山田さんが全国の小売店を訪問して、販売指導している。 従業員、パート店員をも熱血指導。 今では、ワインの販売指導だけではない。訳あり商品の販売指導も合わせて行っている。 山田さんの手法にかかれば、面白いようにワインや訳あり商品が売れていく。 山田さんの指導は、机上論ではない。 人の教育に重点をおいている。