4
Fév

Quedubon

ワインバー・ワインショップ *お店情報 22 rue du Plateau 75019 Paris TEL : 01 42 38 18 65 METRO : Buttes-Chaumont *営業時間 平日:月曜〜土曜  昼・夜     日曜 昼のみ 休み:日曜の夜

16
Déc

Le Vin se Livre

ワインショップ&ワイン本屋さん *お店情報 36/38 allee Vivaldi 75012 Paris TEL : 01.43.40.59.45 FAX : 01.43.40.59.45 MAIL : contact@levinselivre.com *営業時間 月曜   :16:00〜20:00 火曜〜金曜:11:00〜14:00  18:00〜20:00 土曜   :11:00〜20:00 日曜   :11:00〜15:00

11
Déc

鶯谷萬屋

店名:鶯谷萬屋 住所:110-0003 東京都台東区根岸3-4-16 電話番号:03-3873-8146 ファックス番号:03-3873-8142 メール:yorozuya@sepia.ocn.ne.jp ホームページ: http://www.uguisudani-yorozuya.com 営業時間: 月〜土  8:00〜21:00 日・祝  10:00〜17:00

11
Déc

加賀のテロワールは和酒 名門400年の歴史“菊姫”訪問

ボジョレ・ヌーヴォーを3時まで飲んだ朝、ホテルに森高さんから電話が入った。 『伊藤さん、寝てる場合じゃありませんよ!本物の日本酒、菊姫に行きましょう!』ということになり蔵元見学となった。 菊姫は心に響くさけだ! 実は、私は日本酒も大好きだ。特に菊姫は心に響く酒だ。20年程前に帰国していた時に東京神田のお酒屋“泉屋”の横田さんに飲ませてもらったのが最初だ。 そこを境に日本酒のイメージがガラッと変わってしまった。だからこの訪問は凄く楽しみだ! ずっしりと芯のある日本酒は初めてだった。ワインのテロワールのようなものを感じる酒だ。 15年ほど前に菊姫の杜氏さんの山下さんがパリに来られた時、一緒に食事をしたことがある。 突然の訪問となったが、 伊藤 『突然の訪問だけど、森高さんアポイントとっているの?』 森高 『この地方じゃ、そんなものいらないよ!いつも行きたい時に行っている。』 一抹の不安が残るがホテルを後にした。 昨夜雪が降ってあたり一面が雪化粧だ。遠くに見える山々が美しい。 日本酒の伝統を守る 菊姫、柳社長 今日は最近出版した本について、新聞記者のインタビューがあるということで同席させてもらうことになった。 湯が沸いている囲炉裏のある部屋にドカッと落語名人のように座っている。 滔々と日本酒酒造業界の歴史的話、なぜ今若者の日本酒離れがおきているか、一般に普及している日本酒が如何に手抜きした造りをしているか? 新聞記者さんがいたお陰で日本酒業界の全体像が見える話を聞けた。 柳さんの話を聞きながら、フランスワイン醸造業界と同じだな!と興味深く聞かせて頂いた。 フランスでも若者がワインを飲まなくなっている。手抜きしたワイン造りのワインが不味すぎるからだ。旨くないものは飲まないのが当たり前。すべて企業化されて利益追求第一になってしまったところからすべてが壊れてきた。全く同じだ!と思いながら納得。 400年の歴史を背負いながら、業界の全体像を眺め、先祖代々の伝統を守ることと、現世の会社としての存続を模索する柳社長の人物に共感を覚えた。今日本は誤魔化しの多い企業が多くなってしまった。 人間としての大切な部分を守りながら酒造り、企業存続をかける菊姫は素晴らしい。 ワインも酒も、人間生活に潤い、喜びや、勇気や、癒し、活力を与えることができる飲み物だ! だからこそ、造る人の志とか健全性は非常に大切なことなんだ。 酒の中に、その健全性が入っているからだ。飲む人も元気になったり、世を変えていくことができる。 柳社長、ありがとうございました。 お酒が試飲できなかったのが心のこりかな。 空港までの途中 、白山神社へ参拝 日本全国にある白山神社の大本 神社は何て落ち付くのだろう。耳がシーンとしてくる。何か冷厳さを感じる。何か不思議な力があるのだろ。 国宝の狛犬

10
Déc

加賀百万石の北陸・小松市に エスポア・もりたか あり

先日、10数年来の付き合いの森高さんより電話が入った。 『伊藤さん、北陸はカニが解禁になったよ!遊びに来ない?』 私はカニに滅法弱い!カニと聞けば何処でも飛んで行ってしまうほどである。 それはボジョレ・ヌーヴォー解禁の前夜だった。つまり11月19日水曜日に小松に飛んだ。 森高さんは毎年フランスまでワインの買い付けツアーに来るほどの熱心なワイン屋さんだ。時々はお客さん15名ほどを連れてフランスまでワインツアーを組んで来てしまうほどである。外見は明るく砕けたしぐさをして人を楽しませてくれるけど内心は超真面目で頑固な性格だ。人を楽しませようと努力する仕草に人間としての優しさを感じる。どちらかと言えば堅物だ!決して商売も上手ではない。でも、そこがお客さんに信頼されている、というか愛されているところである。つまり妙な嘘が付けないところが良いのだろ。つまり佳い人だ! 十数年前に醸造元・訪問ツアーをしている時、ある夜、一緒に飲んだ。私はオードヴィを不覚にも意識が飛ぶほど飲んでしまった。 翌朝は当然二日酔い。その日は誰もが黙る超有名ワイナリーへの観光訪問だった。不覚にもそのワイナリーの庭の隅で吐いてしまった。そんなだらしない私を見て一挙に親近感を感じてくれたらしい。 それ以来、親戚のような付き合いをしてもらっている。ありがたい人である。 自然派ワインの品揃え中心にバランスのとれた構成になっている。 左はロワールのシモニッティ、 右はアルザスのブルノ・シュラーだ。 シュラーには2回ほど一緒に行った。 その時の写真をワインと一緒に陳列している。 ラングドックを代表する情熱醸造家シルバン・ファダ氏の醸造すろオーピアックのキューヴェ・コカリエールだ。 ファダ氏が多くのものを失いながら命がけで開拓した標高500メートルの山の上の畑で造られたものだ。 今、パリでもあまり手に入らないワインが沢山品揃えされている。ここ北陸の街では買えるんだ、素晴らしいことだ! 南ロ−ヌの代表的自然派の一人ジャン・ダヴィッドだ。 ケランヌのマルセル・リショの友人だ。 森高さんは10年前より“和飲学園”と称してワイン教室を やっている。既に卒業生が400人を超えている。 人口10万人の街でワイン伝道士として孤軍奮闘している。 まるで醸造家が自分の畑を耕して、土壌を活性化させるごとくに、自分の周りの普通の人達にワインの魅力をコツコツ説いて開拓している。時間がかかるけど確実な方法だ。 10年続けた今は小松市ではワインと言えば森高と言われるようになった。一朝一夕ではできない仕事だ!!頭がさがる! 和飲学園の授業風景 今夜は2008年度の最後の授業とのこと。つまり08年期生の卒業日だ。 今日のテ−マはワインと料理の相性についてだ。 普段、日本人が家庭で食べている料理を中心に話が進められてた。 じつに大切な事だと思う。前半は理論を学び、後半は実際に馴染みのある料理を食べながら実際に試してみる、と言う大変興味深い内容だった。 このようなコツコツした啓蒙活動をしている森高さんに醸造元に代わって感謝!感謝!である。 生徒さんは小松では有名な料亭のご主人、お医者さん、オペラ歌手、家庭の主婦、OL風の女性、圧倒的に女性が多い楽しいクラスだった。 生徒さんは毎回8本くらいのワインをテーマ別に実際に飲みながら自分の好みのワインを探すことができる。そして、毎回、授業の後半は食べながら、飲みながらのパタ−ンになるそうだ。 そして、2年に一回卒業量旅行として15名ぐらいでフランスまでワイナリ−巡りにきてしまう。 そのツア−で知り合った同士が結婚したとのことである。 店とワインを通じてコミュニティ−ができている。ここまでくると単なる小売店の範疇を越えてしまっている。いい仕事をしているね!森高さん!! 二次会は近所のレストランを貸切で、待ってました!カニの登場だ! お店のむかえにあるリョウコちゃんのレストランだ。 リョ−コちゃんも2回程フランスに来ているからもう友達だ。益々美人になっていた。 二次会には以前フランスまで来られた人達、いや友が集まってくれた。 フランスで一緒に飲み食いした友達ばかりだ。 森高さんが連れてくる人は皆気さくで佳いひとばかりだ。 小松の人はカニに詳しい。 呼び方も違うらしい。色々教えてくれたけど忘れた。カニを食べる時は耳がふさいでしまう。 何て美味しいんだろう! 素材そのものでこんなに旨みを備えた食べ物は他にはない。世界一だ! フランスにはこんなに美味しいものはない。 24時だ!ボジョレ・ヌ−ヴォ−の解禁だ! カニを夢中で食べていたらアっと云う間にヌ−ヴォ−のカントダウンが始まり、解禁の乾杯になった。 マーク・ラ・フォ−レのヌーヴォ−だ。 来日の数日前に出荷確認のために行ったばかりの醸造元だ。 あのコ−ト・ド・ブルイの見える丘の黄葉した畑が目に浮かぶ。 ラ・フォ−レ夫妻の顔が目に浮かぶ。 あのワインが今、この小松でこんな風に楽しく飲まれている!感無量だ!! 9月の初旬に行った時はまだこんな葡萄だった。それが……今こうして、不思議だ! 自然の力、宇宙の力、人間の力は偉大だ!! ワインの仕事をしていて本当に良かった。この葡萄が、このワインがこんな素晴らしい人達と巡り会わせてくれた。 […]

9
Déc

La Roche Buissiere

La Roche Buissiere ワインバー *お店情報 Route de Vaison 84110 Faucon TEL : 04 90 46 49 14 FAX : 04 90 46 49 11 MAIL : rochebuissiere@free.fr あのドメーヌ・ラ・ロッシュ・ビュイシエールが可愛くて居心地最高なワインバーを今年からオープンしました!ツール・ド・フランスで有名なモン・ヴァントゥに囲まれ、ブドウ園を目の前にして飲むワインは最高!おつまみには彼の畑で収穫したオリーブや、 珍しいチーズなどがお勧めです!他にもアブリコット・ジュースやメロンジャム、 オリーヴオイルなど、ドメーヌで出来たフルーツで造った食品がたくさん! ワインも購入できます! 夏いっぱい開いているので、是非近くに行ったら立ち寄ってみてください!

10
Nov

世界一美味しい « コック・オ・ヴァン » はボジョレーにあった!

マルセル・ラピエールさんを訪問した後、彼のお気に入りのお店、『世界一美味しいコック・オ・ヴァン』が食べられる地元の可愛いレストランへランチを食べに行きました。 ここのシェフは、コック・オ・ヴァンにはかなりの拘りを持っており、地元では有名人! オザミワールドの菅野さんと土居さんとシェフ 壁には鶏の小物がたくさん飾ってあります。さすが! 最初に出てきたのは、刻みパセリが入ったハムとサラダ。 シェフの新メニューです! マルセルさんも『何でもっと前から作らなかったんだ!』 というほどの美味しさです! そして待っていたコック・オ・ヴァンの登場です! お肉は柔らかいし、ソースも濃厚で抜群! ボリューム感もたっぷりあって絶品です! マルセルさんはよほどこの料理が大好物なのでしょう。 一瞬で綺麗にソースまで食べてしまいました! お肉と一緒に出てきたのは、きのこのバター炒めと、お芋のグラタンです。 家庭料理の味です! こちらの料理に合うのは、ラピエールの一番弟子、ギー・ブルトンのモルゴン・ヴィエイユ・ヴィーニュ。 料理とのマリアージュは最高! どんどん食べてグイグイ飲んでしまうような感じです! デザートにフロマージュ・ブラン(=フレッシュチーズ)を頼むマルセルさん。 普段はお砂糖を加えて、ヨーグルトのように食べるこのデザート。 けれどもマルセルさんは違う! 彼は大量の塩とコショウを入れて食べるのです。 エッ!?とビックリしていたものの、食べてみるとクセになる味! ワインに合う、ちょうどいいおつまみです! 皆さんもボジョレー地方に訪れたら是非行ってみて下さい! 丘の上から見上げる景色は最高ですよ! Auberge du Col de Truges* オーベルジュ・デュ・コル・ドゥ・トリュージュ 住所:Col de Truges     69910 Villié-Morgon 電話 : 04.74.69.92.51

28
Oct

La Régalade – ラ・レガラード

La Régalade とは « 美味しく食べれる場所 »という意味。 このボーヌにあるフレンチ・レストランでは、地元の家庭料理が楽しめるのです!外も中も落ち着いた雰囲気。 一体どの様なお料理があるのでしょうか・・・? こちらがメニューです。様々な食材を使った料理がズラリ!エスカルゴやカエル、トリュフ料理や地元で有名なシャロレ牛もちゃんとあります! 壁の柱には誰かからのメッセージが・・・その内容は: « 私達の仕事はそう簡単では無い !» と。 御もっともです・・・! この方が美味しい手料理を作ってくれるマリアさん。ボーヌでは結構有名人です!それもそのはず、彼女は元ミス・ブルゴーニュ!彼女の料理を巡って来るお客さんはいっぱい! そして彼女の娘さん、サブリーナ。メチャ綺麗な人です・・・伊藤さんも一緒に写真を撮ってご機嫌の様子です! お食事の前にパカレのシャブリ*Chablisで乾杯! シャルドネ100%のこのワインはもう最高! よりもっと美味しく頂く為に、オヴァリウスでワインを注ぎます。 そうしたら何と! 一瞬で香りがファーっと開いちゃいます! そしてお食事と一緒に飲むのはまたまたパカレのワイン: シャンボール・ミュシニィ*Chambolle Musigny と ポマール・プルミエ・クリュ*Pommard 1er Cru。酸味がしっかりとしていながらもとてもまろやか〜!果実身とミネラルが強く感じられるワインです! やって来ました!マリアさんの自慢料理! 前菜にはワインとパンとの相性が抜群なパテ(豚肉) バター風味に焼きあがっている帆立貝(大きくてプリップリ) 身がしっかりとしているカエルのお肉(こちらもプリップリ!) そしてボーヌ自慢のシャロレ・ステーキ、クリームソース添え (とろけるくらい柔らかい!) ヒラメのムニエル、バター・レモンソース添え (ソースがお魚とグッド・マッチング) この店の人気料理、 ジャガイモそのものから作られたフレンチ・ポテト (ジャガイモの味が甘くて美味しい〜) デザートにはクレーム・ブリュレ、 ヌガのアイス、赤フルーツのソース添え、 キャラメルとチョこのパフェ(これは絶品です!) ババ・オ・ラム(ラムに浸してあるスポンジ・ケーキ) 甘いデザートにはやっぱり食後酒!と出てきたのは、1986年、ロマネ・コンティのマール(蒸留酒)!何とアルコール度数47%! 甘〜い匂いに誘われて皆さんも試してみました! 美味しい〜!でも一杯でオーケーです・・・! ここでお茶目なパカレ氏の一面を目撃! 伊藤さんが見ていないうちに、伊藤さんのデザート、ババ・オ・ラムの上に、先ほどのマールをドボドボ・・・ 何も知らない伊藤さんは、パクパクっといい感じで食べていました! けれども、次の朝に悲劇が・・・ 何でアルコールが残っているのか、少し疑問に思っていた伊藤さんでした・・! パカレ氏の愛娘、12歳のアニアちゃん。 少し人見知りだけれども、最後は皆と楽しんでいた彼女でした! 猫の物まねが得意! そしてお酒が入ってきた伊藤さんは、 […]

8
Oct

La Cave Augé – ラ・カーブ・オジェ

正にここが自然派ワイン愛好家の間では欠かせないワインのお店です。 中には皆さんが絶対聞いた事のあるワインが沢山! 値段の方もそこまで高くは無いので、お土産などにも気軽に購入できます! ギャルリー・ラファイエット*Galeries Lafayette(デパート)から歩いて10分、皆さんも是非立ち寄ってみて下さい! 外ではワインとおつまみを堪能する人達の姿が・・・ 店員さんもとても物知りで頼りになります! 116 Boulevard Haussmann 75008 Paris TEL : 01 45 22 16 97

6
Oct

Autour d’un verre

Autour d’un verre レストラン・ワインバー *お店情報 21 rue de Trevise 75009 Paris TEL : 01 48 24 43 74 *営業情報 平日:月曜〜金曜  12:00〜15:00  19:00〜01:00     土曜      19:00〜01:00 休み:日曜 *価格情報 20ユーロ

6
Oct

南仏にBar a vinの風

今やパリや東京では当たり前のワインバー=Bar a vin。でも、保守的なフランスの地方都市では、まだまだビストロやレストランなど、がっつり食べて飲むことが主流で、ワイン中心+おつまみチョチョイのスタイルの店が少ないのが現実。ワインは食事の一部と考えるのが当然のフランスではまあ、普通なんだけど。ワインバーって日本の方が多いくらい、これ、ホントです。 ところが、この2年ほど、南仏モンペリエ辺りでもBar a vinが急増中とか。ほんとにおつまみ程度でワインがメインの店、ピアノ演奏のある店、ビストロ風でしっかり食べて飲める店、ワインショップ兼ワインバーの店など、スタイルは様々だけど、自然派はもちろんのこと、ワインの値段はどこもお手ごろ、地元のワインを中心に扱っているところも多いみたい。目に付くのは30〜40代のちょっとスノッブな人たち。週末だけでなく、ウィークディにも女性同士や男性だけのグループ、カップルたちが生ハムやチーズ、生牡蠣なんぞをつまみつつ、ワイワイ四方山話に花を咲かせているってわけです。 中でも注目されているのが、ワインショップ経営者やバイヤーが始めたショップ&バーのスタイル。日本でも増え始めているけど、バーのスペースが充実しているのが新しい傾向。 そこで、と。今回アタックしたのは、モンペリエから西に50キロほどのベジエにある「Le Chameau IVRE」。この辺りではワインの取り扱いダントツのワインショップオーナー、Philippe CATUSSE氏が始めたショップ&バーで、この季節は主に店前の広場がバーのエリア。ショップのワイン取り扱い数は約3300アイテム(うちラングドックルシオンは1000)、バーで飲めるグラスワインは20アイテム。生ハム、チーズ、イカフライなどおつまみは3〜6ユーロ。日が暮れた小さな広場のワインバーはホント、いい雰囲気。ベジエにもこういう人種がいたのねー風の美人母娘とか、イケメンおじさま、横文字職業風のオニイサンたちがおしゃべりとワインを楽しむ・・・絵になるんですね、やっぱり。こちらも負けじと・・・心地よい風に吹かれて、スッキリ泡モノでキマリッ! というわけで、南仏に行ったら、Bar a vinを経験してみる価値あり! <MONPELLIER> *Trinque-Fougasse 1581 route de Mende 04 99 23 27 00 ・・・本格的ジャズピアノの演奏が聴ける店。 *L’Acolyte 1,rue des Tresoriers-de-France 04 67 66 03 43・・・ワイン生産者Lassaigne夫妻が経営する店。ゴビーなど、地元ワインも。 *V.55,avenue Marie^de^Monpellier 04 67 69 96 47・・・この春オープンしたモダンスタイルのワインショップ&ワインバー。 *L’Atelier 4,rue Rebuffy 04 67 57 47 23・・・昼間は花のアトリエ、夕方になるとワインバーに変身するユニークな店。 <Beziers> *Le Chameau IVRE 15,place […]

2
Oct

Nature×Nature=至上の美味・・・の魅惑 in France

自然派ワインは身体に優しいから…と思っていたら、自然派×天然素材とダブルになると、身体だけでなくハートと味覚に素晴らしく優しいことに気付いた今回のフランス産地巡り。行く先々での美味しいめぐり合わせに感謝! <サンソー×マグロのタルタル> ところはラングドック、モンペリエの街から北西に30km行った辺りにある小さな村、レ・マテル(Les Matelles)。我らがアネゴのカトリーヌ・ベルナール(だって40歳過ぎてからたった一人でワイン造りを始めて、しかも超旨くて、その上ハイテンション!!)のお気に入りレストラン「ル・ぺ・オゥ・ディアーブル(Le Pet au Diable)」に着いたのは正午もずいぶん回った頃。テーブルに着くなり、まずは持ち込みのカトリーヌのワイン、赤3本を試飲してようやく腹ペコのランチタイム。カトリーヌいわく「あー、お腹空いた。ねぇねぇアントレ、どうする?今日は魚の気分。何か魚、ない?」赤しかないのにぃ?まあ、いっか。 登場したのはバジルにパプリカ、オニオン、シブレット、松の実などを混ぜ合わせたマグロのタルタル。ボリューム満点、で、エイヤッとひと口。間髪いれずに『グレナディンシロップみたいな香りの軽やかで辛口の赤ワインを造りたいの!』という彼女の思い通りの仕上がりのサンソーをグビリ。これがよいのです。大き目のサイコロ状のマグロの食感に心地よいフルーティなサンソーのちょっとピノっぽい、ほんわり柔らかな口当たりがお見事!オリーヴオイルももちろんだけど、マグロのほのかな脂身が軽いながらも存在するタンニンと溶け合って・・・。 さっき見てきたでっかいピク・サン・ルーの岩山みたいに、大きくてゆったり気分になったテーブル一同だったのでした。 *Catherine BERNARD*カトリーヌ・ベルナール Cinsault 2007 *Le Pet au Diable Les Matelles TEL 04 67 84 25 25 <サン・ロマン×揚げ出し豆腐> ボーヌのスーパー美味しい和食のお店はフィリップ・パカレなど地元の生産者はもちろん、我らがムッシュ・イトーの行きつけの店、「媚竈(BISSOH)」。オーナーはワイン大好きのミキヒコさんとサチコさん。ワインの品揃えは垂涎モノ、オマケに料理も抜群とあってグルメにもお墨付き。さてっと、1日中生産者めぐりで疲れた体にエネルギーを詰め込むぞっ! ワインはサン・ロマンといえば…のかのティエリー・グイヨを受け継いだラッキーな従兄弟、ルノー・ボワイエのサン・ロマン2006の白。厚みがあるのにしなやかで、ミネラルが心地よい…貝の酒蒸しにぴったりだわん、ムフフ。 そこに登場したのがキノコが載った熱々の揚げ出し豆腐!? この両方がそれぞれサン・ロマンと見事なまでのマッチングゥ。だし×だし=天国の組み合わせという結果になったのでした。つまり、貝を蒸したスープや揚げだしのお汁はおだしの旨みがたっぷり、そこにサン・ロマンのだし以上に濃縮した旨みが重なって、口中いっぱいの幸せになったというわけでした。「いやぁ、このワインの旨さはまさにだしだねぇ、旨いっ」思わず唸るムッシュ・イトー。あの満面の笑みが忘れられない! *Renaud BOYER*ルノー・ボアイエ  St-Romain Blanc 2006 *媚竈(BISSOH) 1,rue du Faubourg Saint-Jacques 21200 Beaune TEL 03 80 24 99 50 <アルザス白×ホタテのタルタル> この日はアルザスで今、グングン頭角を現してきている新進醸造家ローラン・バルツを訪問。2004年が初ヴィンテージのニューフェイスながら、マスコミの評価はアルザスの大物並みの得点を付けているから、なかなかの本物。ワインは人を表すというけれど、真面目で素朴なローランのワインもどれも素直でナチュラルな優しい味わい。これが癒されるんですねぇ。グッとくる味わいとでもいいましょうか…。試飲、畑回りとひと通り終わったところで、さあ、ランチ。ローランの蔵のあるCOLMAR郊外の BENNWIHR村から車で走ること15分。TURCKHEIMは古い町並みが残るかわいい村で、ローランお勧めのレストランは「ア・ロム・ソヴァージュ(A L’HOMME SAUVAGE)」。アルザスはグルメで有名な土地だし、どうしようかなぁ…と迷いつつ、ランチメニューのホタテについつい。海は遠いし、地元の特産じゃないけど、好きなんだもん。で、アルファルファにチコリにサラダにミニトマトやシブレットがてんこ盛りのホタテのタルタルは鮮度抜群でフレッシュ。そこにローラン・バルツ ラシーヌ・メチス2007。 ピノ、シルヴァネール、リースリング、ミュスカの混醸でこちらもフレッシュ、果実味いっぱいでフレッシュの二乗。ホタテの甘みと潮味がワインの柔らかな酸味とミネラルにぴたりと寄り添って、爽やかなマリアージュってところでしょうか。これはお寿司なんかにもいいに違いない!ナチュラルさが身に沁みるランチタイムと相成りました。 *Laurent BARTH*ローラン・バルツ Racines metisses 2007 *A […]

11
Sep

La Pinsonniere

民宿 225 rue du chateau 49260 Sanzier Vaudelnay TEL: 02 41 59 12 95 MAIL : pascale@la-pinsonniere.fr SITE :http://www.la-pinsonniere.fr パリに自然派ワンバーを2件持つオリヴィエとパスカル・シュウィルツさんが経営する可愛い民宿です。お料理も抜群に美味しい!是非ロワール地方へ来たら泊まってみて下さい!

11
Sep

Le Cercle Rouge

ビストロ *お店情報 4 rue des deux Haies 49100 Angers TEL : 02 41 87 49 66 *営業時間 火曜〜土曜  12:00〜2:00 休み:日曜・月曜 *価格情報 グラス:2ユーロ〜6ユーロ