22
Mar

長崎のフレンチ・アンペキャブルへ悲願の訪問

3日前に中国の上海より福岡に入った。昨日、福岡でセミナーをやって唐津まで移動して、前々から来たかった長崎に入った。長崎には逢いたい人が何人かいる。その一人がアンペカーブルの大坪さんだ。 大坪さんの料理と自然派ワインを愛する心は絶大なものがある。大坪さんと一緒にいるだけで心が暖かくなる“気”をもっている人だ。大坪さんと最初に逢ったのはフランスだ。5人ぐらいのグループでフランスにやって来た時に一緒に自然派醸造蔵巡りを案内した。醸造家の方も大坪さんの笑顔と持っている雰囲気にすぐ打ち解けてしまう、 その後も、『ムッシュ・大坪は元気か?』と訪問した醸造元からよく聞かれる。一度逢っただけで醸造家に強い印象を残して愛されてしまう人格を持っている。10年前からずっと長崎に来たかった。九州は福岡までは時々来るのだが、なかなかこの長崎までは来れなかった。あの大坪さんが仕事している現場を見たかった。どんな雰囲気の店なのだろう?どんな料理が出るのだろう?と色々想像した。 長崎の駅前にホテルをとって、タクシーに乗った。店の前に着くと黄色いアンペキャーブルという看板を見上げた。建物の2階だ。階段の登り口にフランス語で店の紹介分が黒板にチョークで書かれていた。“フランス料理と自然派ワインの店アンペキャーブル、長崎の太陽と海と地の旬の味わってください。そして我々の料理にフランスのエスプリやパッションを感じて頂きたい” 階段を登ると暖かい木の扉があり、その横にはフランスで開催されている自然派ワイン試飲会のパンフレットや醸造元のポスターが張られている。その横には石盤に店名を掘ってある。そして、扉を開けるとあの人懐っこい笑顔が飛び込んできた。素晴らしい笑顔だ。 この笑顔を見る為に長崎まで来たようなものだ。それだけ価値のある笑顔だ。私もこんな笑顔が出来るようになりたい。 店の壁際には飲みほした醸造元のサイン入りボトルがおいてある。カウンターがあって、その後ろに大きなテーブルがドカンと置いてあるシンプルなレイアウトだ。 今、大坪さんは一人で切り盛りしている。料理からサービスまで一人っきりだ。その割には店は簡素で整然としていた。大坪さんの性格の一旦を見る思いがした。一見大雑把そうで、本当はきっちりした性格なのだろう。さてそんな大坪さんの料理が楽しみだ。 長崎の自然派ワインを広めてくれている人達が今夜は集まってくれる。最初は3人、まず、中央にいるのがESPOAえぐちの江口さんだ。長崎の大村市で酒販店を経営している。もう数回フランスに醸造元訪問に来ている。 そして手前の後ろ姿は丸菱長崎の板井さん、そして奥はホテルニュ-長崎で主任ソムリエをやっている尾崎さんだ。ワインは江口さんが選りすぐって持ってきてくれた。PRIEURE ROCHの白99だ。まだフィリップ・パカレが醸造していた時代の白だ。江口さんが店の奥に隠しておいた一本だ。11年が過ぎて、熟成感も備えており旨味がワインに溶け込んでいる。ミネラル感がフレッシュさに近い感触をだしてくれている。マニフィックだ!美味しい!!感激! 長崎の旬の味、地野菜、九州の魚、アサリ、地元の素材が次々だされた。どれも繊細で美味しい。 ワインはロックの後は、アルザスのシュラーのピノ・ブランだ。 酸と優しい旨味、やや塩っぽいミネラル感が地野采の旨味と完璧な マリアージだ。 ちょっと前までは、大坪さんの奥さんも手伝っていたようだ。2人目の赤ちゃんが生まれてからは完璧に一人でこなしている。サービスも自分でやるのだから大変だ。料理とサービスを考えながらの作業は神業だ。その上ワインの事も考えているわけだ。本当にスーパーマンだ。ワイン達もこんな空気の佳い処で、佳い人達に大坪さんの手によって開けられ飲まれるとは幸せものだ。 11時をまわったころからレストランの人達が自分の店を閉めて集まってくることになっている。 場所を大テーブルに移して宴会になる。 大坪さんのところに多くの人達が集まってくる。 今夜は総勢10名ぐらいになりそうだ。 ←イタリアンのトラトリア・ユゴさん。自家製のピザを持ち込んでくれた。 同じくイタリアン・レストランとワイン屋をやっている宮川さん夫婦もやって来た。 ⇒ 皆がワインや食べ物を持ち込んでの宴会となった。 何本ワインを飲んだかもう覚えていない。覚えているのは写真に写っているワインだけ。 そして、大坪さん自身が醸造した自家製自然ワインだ。結構美味しいのに驚いた。SO2も無添加でチャンと自然派風味を備えていた。 造る人からサービスする人までの健全なる佳き人達のバトンタッチは世を変える力がある! 最後は何時に終わったか覚えていない。 ともかく、皆楽しく、笑いが絶えなかった夜だった。 こんな素晴らしい人達によってサービスされるワイン達は本当に幸せだ。造る人からサービスする人まで健全で佳き人達のバトンタッチの繋がりは本当に大切なことなのだ。ありがとう!! * * 長崎で自然派ワインが飲めたり、買えるお店紹介 * * ★IMPECCABLE アンペキャーブル フレンス料理 長崎県長崎市脂屋町2-10 2F TEL:095-824-2047 ★TRATTORIA UGO トラトリア・ユゴ (イアリアン) 長崎県長崎市油屋町1-10 TEL;095-829-2648 ★EVERYDAY WINE エブリデイ ワイン(ワイン小売専門店) 長崎県長崎市銀座町4-5-3 TEL;095-843-9811 宮川さん ★ESPOAえぐち(酒販店) 長崎県大村市東三城町8-21 TEL :095-752-3757 ★ホテル ニュー長崎 ハイドレンジャ ・ソムリエ 尾崎雅さん 長崎県長崎市大黒町14-5 […]

16
Mar

Cave Augé でジュラ・サヴォア・アルザスワインの試飲会!

ルンルン気分で今日は(今日も?!)美味しいワインを頂いてきます! 相変わらず今日も人がいっぱい・・・ Cave Augé 116 Boulevard Haussmann 75008 Paris TEL : 01 45 22 16 97 Metro : St Augustin (9番線) 何でもあります!パリで一番人気の自然派ワイン屋さん! Domaine Stéphane Tissot (Jura)*ドメーヌ・ステファン・ティソ(ジュラ) 今日は私のほうからあの例のフレーズを! 『人生は楽しいか?』と聞いたらステファンは・・・ 『あれ?!聞いたことあるセリフだぞ・・・?!とりあえず飲んでみて!』と早速試飲開始! Graviers 2007*グラビエ2007はシャルドネ100%。 砂利質のテロワールから生まれたこのワインはとてもミネラルでキリッとした酸味が強い!長く残る後味はとにかく複雑でフレッシュ! Barberon 2007*バルブロン2007 粘土質の地質で育てられたシャルドネを使用。先ほどのワインとは全然違う!フレッシュ感はあるのだけれども、もっとドライ・フルーツの香りが強く、スパイシー。 Tour de Curon*ツール・ド・キュロン シャルドネ100%。 酸味とフルーツジャムの香りがとても綺麗なバランスを与え、最後に少し残る苦味がまた最高!飲んでいるとダンダンと何かつまみたくなる、唾が出てくる美味しいワインです! Singulier 2007*サンギュリエ2007 トルソー100%。 優しくまろやかな口当たり・・そして爽やかさもあり、とても飲みやすいワイン。 2007年はとても綺麗な年。甘みが濃縮されていながらも、フレッシュ感があり、最高なヴィンテージです! Barberon 2008*バルブロン2008 ピノ・ノワール。 滑らかで気持良い喉越しが印象的。最後には蕩けたタンニンとスパイシーな苦さが混ざって・・・美味しい~! Arbois Traminer 2008*アルボワ・トラミナー2008 今日飲んだ中でも一番複雑な香りがするワイン。。お花の香り、アブリコットやハチミツの甘い口当たり、そして最後はスパイシー・・・という、とても奥深い一品。でもこのフルーティーさは誰にも真似できません!! そしてそして最後には私が大好きな甘口ワインの Spirale*スピラルとPMG。甘口なんだけど、綺麗なさわやか感があるので全然重くない!これだったら何杯でも飲んでしまえる、お勧めワインです! […]

9
Mar

宮崎のイケテルワインショップ!

小雨振るなか、宮崎のお勧めワインショップに行って来ました! 東京はまだ寒いけど、南国宮崎は雨が降っていても全く寒くないですね。 フェニックスの並木を越え、まず訪問したのは”Wine Style WINO”さんです。 デリカテッセンや焼きたてのパンなど美味しい食べ物を販売している”LADISH”さんなどが入るお洒落なショッピングセンターの中に、”WINO”さんはあります。 ガラス張りの建物にデコレーションされたボトルがぶる下がっているのが何ともお洒落。店内はゆったりと什器が配置され、気持ちよく買い物が出来ます。 店内を見ると商品はほぼ全てワイン!九州広しと言えども、これだけワインに、しかもほぼ自然派ワインに特化したワインショップはないのではないでしょうか?店長の佐藤さん、仕入れ担当の清田さんの思いが感じられます。 一押しのワインは、メゾン・ブリュレのヴォリュビリス! お店に入ってすぐ目に飛び込んでくるのがこのワインです。 造り手のミッシェル・オジェが自然なワインを気軽に楽しんでもらいたいとの願いから特別に造ったワインです! 清田さんもこのワインに惚れ込み、昨年このワインを沢山のお客様にご紹介し、沢山のメゾン・ブリュレ ファンが出来ました。 もうひとつ清田さんのお勧めはこれ! クロ・シギエです。渋いところ突いてるな~!これ、カオールのワインなんですが、普通に出回っているカオールとは全く別物!カオールはイギリスでブラックワインなどと呼ばれるほど色が濃く、黒いのでこのように呼ばれるようになりましたが、昔ながら(というのは戦前のこと)のワイン造りを今でも行っているこの造り手は、過度な抽出などせず、テロワールをそのまま生かした造りをしております。 よくカオールのワインには海苔のような香りがありますが、このワインもヨードっぽい香りと、さらにイグサのような特徴的な香りがあります。万人受けはしないかもしれませんが、結構このワインのファンになる方がいらっしゃいます!しかも価格が手頃。毎日とは言わないまでもたまに飲みたくなるワインですね! 清田さんはフランスのブザンソンのワインショップで働いていたとき、このワインを沢山売っていたそうです! 清田さん、日本でもよろしくお願いしますネ! さて、もうひとつお勧めのお店がこちら。 スーパーマーケットなのですが、ただのスーパーではありません。パカレやラピエールのマグナムまでバンバン売ってしまう、驚きの高級スーパー“フーデリー”さんです。 今日訪問したのは、昨年の5月にオープンしたばかりの青葉店。旗艦店の霧島店から抜擢され移動した城村さんが、素晴らしい売り場をつくっております。 なな何と、ドミニク・ドゥランのポマール、シャトー・ジャン・フォーなども買えちゃうのですね! “フーデリー”恐るべしです! あと、宮崎に素晴らしいワインバーを発見しました! “HANA”さんです。フーデリーのワイン責任者、理恵さんにご案内いただきました。 しかもびっくり、“HANA”さんのオーナー高橋さんは、以前東京・恵比寿のワインショップ“LA VINEE”さんでお世話になっていた方でした!こんなところで再会できるとは、うれしいですね~。しばし感動・・・ 今宵も、美味しいワインとともに宮崎の夜も更けていくのでありました <ショップデータ> Wine Styke WINO:宮崎市大橋1-164 yb3 TEL.0985-24-5577 フーデリー青葉店 :宮崎市宮崎駅東3-12-6 TEL.0985-73-8833 Wine Bar HANA :宮崎市中央通7-30 川崎ビル1F TEL.0985-38-8787

13
Fév

真冬でも熱いスペイン!

 所用でスペインへ行ってきました。先ず行ったのは、超リゾートのマラガ。真冬のマラガに人は少なくて、しかもネクタイしめてるのは僕達だけ・・・。仕事はさっさと済ませて、もう楽しみは夕飯だけ。マラガへ行けば、いつも立ち寄るのは海岸沿いにあるJUAN(フアン)というレストラン。  僕のお気に入りは、先ずは鰯のてんぷら。これをスペインではボケロンといいますが、特にここマラガではボケロン・ビクトリアーノと呼びます。小さいサイズが美味しいので、注文する時には出来るだけ小さいのを頼みます。これとピーマンサラダ(オリーヴオイルのマリネです)を絡めて食べるのが絶品! 今回はこれに赤ちゃん烏賊のから揚げも頼みました。海辺で食べるシーフードは最高です。  ワインはスペインのVina Sol という白ワイン。これは熟成させるタイプではなく、年代の若いものの方が人気あります。安くてとてもフルーティーで、海の幸との相性は抜群です。                    メインは、Urta(ウルタ)というマラガで獲れる大きな魚のグリル。日本でいうキンメダイのような姿をしていましたが、身が凄く引き締まっていてプリプリしていて非常に美味でした。  まだ食べたりないので、タコのマリネも追加!旨すぎる・・・。  マラガは半日しか滞在せず、翌日は早朝からバルセロナへ移動。所用の前に昼食を取る事になり、一路市内へ。車を走らせていると、ふと目の前には立派な教会が・・・。これは、彼の有名なサグラダ・ファミリアです。                      そしてお昼ご飯は何処で食べようかと議論になり、結局は観光地としても有名なマーケットであるサン・ジョセフへ行くことに。                    ここは、色々なお店が入っていてその品質はどれもピカイチです。そしてこの中にあるピノッチョというバーがこのマーケットの名物です。ピノッチョというのは、ピノキオという意味です。  ここに名物親爺がいるのですが、カメラを向けるといつもこのポーズを取ってくれます。                    いつも超満員のピノッチョは、軽食も取れてその味の美味しいことと言ったら・・・。 豚のモツ煮込み 赤ちゃん烏賊と豆の煮物  夜は、バルセロナから80Kmほど南にあるValls という街に宿泊しました。 ここには、カルソッツ(Calcots)というカタルーニャ地方の名物があります。 カルソッツとは、日本でいうネギです。でも、スペインの人に聞くと元々は玉ねぎで、成長に合わせて土を盛り上げるように高くかぶせて行くことによりネギの寸法を長くするのだそうです。 これを炭火で焼いて、その中身をつるんと抜き取ってロメスコソースにたっぷりつけていただきます。 これがまた甘くて美味しいこと!!運ばれて来た時には太くて長いネギが20本以上もあって仰天しましたが、気がつけば完食していました。これまで日本の九条ネギが世界一美味しいと思っていた僕としては、ぶったまげました。さすがはスペイン!侮れない。                    それから楽しいのが、Porron(ポロン)と呼ばれるワインのキャラフ。 これ、じょうろのように穴の開いた細い突起が突き出ていて、そこからワインが細く滴るしくみになっています。スペインではパーティーでこれを使い、出来るだけ高い位置からワインを滴らせて口で受けて飲みます。口も、なるべく小さく開けて飲むのがよしとされています。日本人は皆失敗して服を汚しましたが、一緒に行ったスペイン人は見事な飲みっぷりでした!

13
Jan

お肉を食べるならここしかない!ル・ビス・デュ・セヴロ*Le Bis du Severo

今晩は-5℃・・・ こんな寒い日は、スタミナをつけなければ!! ということで、パリで『お肉を食べるならココしかない!』というビストロ、Le Bis du Severo*ル・ビス・デュ・セヴロへ直行!! 霜焼けになった手を温めるために、とりあえずブラインドで白ワインをオーダー・・・でもやっぱり分からない・・・なんでしょう? ブルゴーニュでもないし、ロワールでもないし・・・ とそしたら『これはローヌの白だよ』と!確かに色の濃さと、熟成されたフルーツの濃厚さは南仏のワインの証! そしてまずはシェフからサービスされたお芋(かな?)のポタージュ!まろやかで温かくて懐かしい味! そして前菜には鯛のカルパッチョとサラダ和え、そして私は苦手なブダンに挑戦・・・でもあれ?苦手なはずなのに、臭みも全然無くてむしろ美味しい!ハムみたい!と頬張ってしまいました! ゆっくりと赤ワインを味わっていたら、来ました! お・に・く・が~~! 見るからにも大きくてジューシー! 早速いただきます!とナイフを入れたら、力を入れなくても綺麗に切れてしまう! なんて柔らかいんだろう~と興奮! 揚げたてのフライド・ポテトと愛称はばっちり! 一緒にいた人のもおいしそう・・・ これは子牛のお肉とレンズマメ! 一口パクリ・・・これもチョーとろけるフワフワさ! しかもヘルシーで体に良い!お勧めの一品です! これはこれは・・・ 皆さんも見た覚えがあるのでは・・・? そうです!あたりです! カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトンのポスターです! ちゃんと壁に張られています・・・ それもそのはず、ワインは自然派ワインですもの! そしてガヤガヤと盛り上がっていたら、日本人シェフが合流! デザート代わりにブラインド・テスティング開始! またまた当らなかったけれども、勉強になり、とても楽しかったです! Saitaシェフ、本当にご馳走様でした! また遊びに行きます! その時も、是非美味しいワイン飲ませて下さい! Le Bis du Severo Adresse :16, rue des Plantes 75014 Paris Tel : 01 40 44 73 09 Métro 4 Mouton-Duvernet 月曜: […]

2
Déc

Bistro Paul Bert*ビストロ・ポール・ベールへようこそ!

今日は、醸造家の間でも知らない人はいないと言う、ビストロ・ポール・ベールの試飲会に行ってきました! ここは伝統的なフレンチが食べれます! 値段もそこそこ! 気軽に入って、『新聞などを読みながらブルギニョンなどを味わう』的な雰囲気です! 中はこんな感じです! もうすでに人でいっぱい・・・ しかし今回は、ワイン関係者はもちろん、他にもワインが大好きな人達や、研修中の学生もたくさん来ていました! Bistro Paul Bert 18 rue Paul Bert, 75011 Paris Tel : 01 43 72 24 01 Metro : Faidherbe-Chaligny そして今回行ってきた試飲会は、Le Vin de mes Amis*ル・ヴァン・ド・メ・ザミです! これは、『私の友達のワイン』という試飲会です! ロワールで生産している シャーロット・セナさんが主催しています! **最初に試飲したのは、Domaine des Hautes Terres de Comberousse*ドメーヌ・で・オート・テール・ドゥ・コンブルス、Paul Reder*ポール・レデールさん!** 2001年にお父さんの畑を継ぎ、今ではフレッシュ感とキリッとした酸味が特徴的なワインを生み出す達人に! Cupidone 2008*キュピドンヌ 品種:シャザン、シャルドネ、クレレット 砂利が多く含まれている石灰質のテロワールは、豊富なミネラル感をワインに与えてくれます!そしてやはり酸味が綺麗で飲みやすい! Sauvagine 2008*ソヴァジンヌ 品種:グルナッシュ、ロール さわやかな柑橘類と白い花の香り、そして後味にはスパイシーな感覚が残ります! Rocalhan 2006-2007*ロカラン 品種:ルサンヌ、ロール、グルナッシュ 2006年はとてもまろやかで喉越しが最高!複雑感もあり、綺麗なフルーツの香りの奥には焼いたゴマの香りも! それに比べ、2007年は全然違う・・!最初の一口はとてもアタックが強いのですが、すぐにハチミツや白い花、エキゾティック・フルーツの香りが!そして閉めにはスパイスが! […]

25
Nov

Le Timbré

Le Timbré レストラン *お店情報 3 rue Sainte Beuve 75006 Paris TEL : 01 45 49 10 40 METRO : Vavin / Notre-Dame des Champs SITE : http://www.restaurantletimbre.com/le%20timbre%20.html *営業情報 平日:火曜〜土曜 12:00~14:00 19:30~22:30 休み:日曜・月曜

26
Oct

Mi-Figue Mi-Raisin

36 / 38 rue Delambre 75014 Paris Tel : 01 43 20 12 06 Fax : 01 43 20 12 06 Mail : mifigue.miraisin@orange.fr ワインだけではなく、懐かしいアーティストのCDや、自然の音が編集されたCDまで楽しめます!

17
Août

En Mets fais ce qu’il te Plaît

*お店情報 43 rue Chevreul 69000 Lyon 7e TEL : 04 78 72 46 58 *営業時間 休み:土・日 *価格情報 30-60€ ランチ・メニュー:20€ ディナー:50€ あのマルセル・ラピエールや、有名醸造家がお勧めするこのレストランは、ローヌでは知らない人はいない位有名!しかもシェフの石田さんは皆が大好きな人気者!!皆さんも是非彼の繊細な料理をお試し下さい!

4
Août

アンペキャブル ~ Impeccable

九州は長崎に燃える男あり。その名は大坪シェフ。 自然で新鮮な食材を自らの手で集めた気合の入った料理は、食べるものを感動させ、定期的に訪れるフランス自然派生産者でセレクトしたワインは、心と身体を癒してくれる。 ぜひ、長崎へ!ぜひアンペキャブルへ! *お店情報 〒850-0832 長崎県長崎市油屋町2-10 ヤサカストリートビル2F Tel:095 824 2047 Fax:095 824 2047 Homepage:http://impeccable.petit.cc *休み 不定休  (日曜日は基本的にお休みしてます。  夜はご予約を前日までにいただければ御用意できますので、問い合わせください。) *営業時間 昼 * 12時~13時半(LO)  閉店14時半 夜 * 18時~22時(LO) 

31
Juil

地産地消と地産他消の絶妙なコラボレーションに魅せられて

札幌の中央区にある、ワインショップ円山屋さんが経営するフレンチレストランMARU:Ni を訪問。 シックな雰囲気のエントランスから中に入ると、1階はおしゃれなスペースの中に、厳重に温度管理されたワインセラーが出現。 こちらはお酒屋さんのスペース。 2階と3階がレストランスペースとなっていて、こじんまりしているが、とても落ち着く雰囲気のつくりとなっている。 特に3階は「屋根裏部屋」といった印象で、6人座ったらもう手狭になるような小ささ。でもこれが妙にしっくりとマッチする。 まるで「家」に居るようなくつろぎ感さえ感じてくる。 *********************************************** 前菜は今が旬の白いとうもろこし「ピュア・ホワイト」を軽くつぶした冷製ポタージュスープ。 あまり市場には出回らないものだそうで、なんと「生」もかじってもいただける、とか。 口に含むと、まるで「ミルク」を飲んでいるようなクリーミーな味わいに、思わずびっくり。 続いて2皿目は、フランボワーズ・ジャムを添えた フォワグラのテリーヌ。 フランスの素材をわざわざ空輸して食材として提供。 3皿目はズッキーニのファルシーと金目鯛のソテー・アメリケーヌソース添え。 ファルシーの中身はズワイガニのすり身。 ナイフを入れると、カニの風味がふわっと立ち上る。 かまぼこのような食感でもなく、柔らかな舌触りが口の中に広がる。 いよいよメインディッシュ。 マグレ・ド・カナール・フランボワーズ・ソース添え。 フランス産のカナールを使用。カナールのジューシーな肉汁とフランボワーズ・ヴィネガーの酸味がベストマッチ。 デザートはガトー・ショコラ、 ヴァニラアイスクリーム添え。 *********************************************** 地元北海道の旬な食材とフランス直輸入の食材の見事な融合と、 素晴らしい料理を造り出すMARU:NIの長尾彰浩シェフ。 MARU:NI 札幌市中央区南5条西24丁目3-16 TEL : 011-530-0202 火曜日休 Lunch : 11:30 – 14:00 L.O. Dinner 18:00 – 23:00 L.O. (日・祝は22:00 L.O.) www.vin-maruyamaya.com maruni@vin-maruyamaya.com

30
Juin

Le Bistrot de la Tournelle

Le Bistrot de la Tournelle ビストロ・ワインバー *お店情報 住所  :5 Petite Place 39600 Arbois TEL : 03 84 66 25 76 FAX : 03 84 66 27 15 SITE : www.domainedela tournelle.com *営業時間 !!夏のみ!! 6月21日~9月の一週間目まで!! オープン : 火曜〜土曜 11:00〜14:00  17:00〜22:00     日曜 17:00~21:00 休み:月曜 休み : 日・月

26
Juin

関西耳より情報~美味しいワインが飲める店&美味しいワインが買える店~

今日は、関西で美味しいワインが飲めるワインバーと、美味しいワインを販売している酒屋さんをご紹介いたします。 大阪駅から阪急神戸線で20分程で着く塚口駅を下りた、落ち着いた住宅街にあるバー『ナジャ』に行ってきました。 住宅街にひっそりと、こんないい雰囲気のバーがあるなんて、ご近所の方が羨ましい~、と思ってしまいました! オーナーの米沢さんは、阪急インターナショナルホテルにてバーテンダーとして経験を積んだ後、独立してこのお店をつくられました。 お店のサブタイトルに、“バー・ラ・パッション・デュ・ヴァン”=“パッションワインのバー” とある通り、米沢さんは大のワイン好き!自分がこれぞ!っと思ったワインを自信を持って勧めてくれます。 ワインのボトルがズラっと並んだ落ち着いたほの暗い店内を見回すと、ワインの木箱が山積みになっております。 よ~く見ると、木の箱は殆ど『ドメーヌ・レグリエール』のトップュヴェ、『キュヴェ・ドレ』と『キュヴェ・ルス』ではありませんか! ほかにもこんなボトルが・・・ しかも、生産者のサイン入りボトル。 左から、『ドメーヌ・デ・グリオット/ボネ・ダンヌ』、 『ダース・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』、 『ロマノー・デストゼ/サンテピンヌ』などなど。 これは、どれを飲もうか迷ってしまいます・・ 気さくでクールな米沢さんと会話を重ねながら、今宵も気分よく過ぎていったのでした。 お近くにお住まいでしたら、一度足を運んでみては? Bar la passion du vin – Nadja 尼崎市南塚口町8-8-25 TEL/FAX 06-6422-3257 http://winenadja.exblog.jpl 営業時間 19:00~26:00 火曜定休 *********************************************** お次は、京都の新進気鋭の酒屋さん『エーテルヴァインさんのご』紹介です。 酒屋さんといっても、レストランなど業務用・ワイン専門の酒販店さんです。 店構えは、いかにも京都らしい落ち着いた佇まい。でも一体何屋さんだか正直言って外見だけではわからないかもしれません。 オーナーの江上さんは、業務用のワイン販売で経験を積んだ後、独立してご自分の店をつくられた方です。今、江上さんのような30歳代の若手が独立してつくられたワインショップが各地に出てきて、きっと彼らがこれからのワイン界を背負って立ってくれるのでしょう! ゆったりした店内には長いカウンターがあり、 その向かいがワインセラーとなっており、 ワインはすべて温度管理されたセラーに保管されております。 セラーにはご覧のとおりズラっとワインが陳列されており、フランスとイタリアが約半々。 よくぞこれだけ揃えたものだという趣で、自然派ワインが 勢ぞろいです! かいつまんで取り扱いワインをご紹介すると、 『シャン・リーブル/ラール・デ・ショワ』 『カステルモール/ラ・ビュヴェット』 『マキシム・マニョン/ロゼッタ』 『ダール・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』 『ダール・エ・リボ/レ・バチ』 などなど 特に京都のレストラン様、美味しいワインをお探しの際は、お声掛けしてみては! Ethelvine エーテルヴァイン 京都市中京区壬生下溝町36-12 TEL. 075-314-0305

2
Juin

Les Côtelettes、美味しい料理が盛りだくさん!

******* 6月30日、土曜、天気:ピカイチなお日様! ******* 天気が良い日はテラスでお食事!と言う事で、最高なお日様を浴びた後、私はパリのバスティーユ地区にある Les Côtelettes *レ・コトレットというレストランへ行ってきました! まさにパリのビストロ!という赤と茶色の色使いが可愛らしい! 中を覗いてみると、従業員たちが仲良くお食事中! 早めに付いてしまったので、外で滞在・・・! その間にメニューをチェック! 季節の野菜や果物を強調したお料理が沢山! アスパラやお豆のスープ、ノルマンディーからの釣りたてヒラメのムニエルやお母さんの味、ウサギの煮込みなど、 もちろんデザートは、今が旬のいちごやさくらんぼ! 見てるだけでお腹がペコペコ・・・・! テラスでご飯!とウキウキ楽しみにしていたのに、テラスにはテーブルがないと言う悲しいオチ・・・ それでも気を取り直して、中へIN! サービスのおばちゃんもオーナーのおじちゃんも愛想たっぷりで優しい! しかもおじちゃんは有名人?! 雑誌を持ってサインを頼みに来る人がチラチラと来ていて気になります! 中はこんな雰囲気です! 石の壁と木のテーブル、何か親しみ感が沸いてくるインテリアです! 壁には自然派醸造家のポスターや、 食材の素材の大写真などが飾られています! ******* この中から選び抜かれたワインは・・・・??? ******* 美味しいワインもいっぱい! ヴァレットやヴニエ、マクシム・マニョンやカトリーヌ・ブルトン、 ラングロールやフェルム・サン・マルタンなど、 自然派ワインが沢山!全部飲めないのが残念!! とりあえず何を飲もう?と迷っていたら、まさに今日頼む料理にピッタリのワインを見つけました! Domaine Les Foulards Rouges*レ・フラール・ルージュット、 Jean-François Nicq*ジャン・フランソワ・ニックのLes Glaneuses*レ・グラヌーズです! シラー30%、グルナッシュ70%で出来たこの赤ワインは、除便無しのブドウをマセラシオン・カルボニックで醸造して造られています! とてもフルーティーでフレッシュです! カラフにも移して、これから最高なワインと一緒に最高なお料理を紹介したいと思います! 何故かパンにも合ってしまう不思議なワイン! 私の親友もこの果実の強さにはビックリ! 赤フルーツ、特にサクランボやイチゴ、そしてスパイスとスミレの香りが足され、さらに華やかなアロマに! 繊細なタンニンと長く残る後味・・・ アルコール度数も通常と変わらないのに全然感じられない! まさに飲みやすくてスイスイといけてしまう、綺麗な味のワインです! ******* 季節の料理がいっぱい!! ******* そして待っていました、お料理登場! 緑とホワイト・アスパラの盛り合わせ! 上には色んなハーブがアスパラの味を引き立てています! クルミの油を使ったヴィネガー・ソースは絶品! […]

28
Mai

パリの夜は、やっぱりバラタンで!

先週は、BMO弾丸ツアーにて、ラングドックから北上、ローヌ、ブルゴーニュを通って、アルボワまで足を伸ばし、各地区の自然派蔵元を訪問、昨晩遅くパリに到着した。走行距離は2000km、朝から晩までワイン漬け。まさに弾丸ツアーであった。 そしてパリでの夜は、やはりこの店。このサイト上でも何度も登場している、20区にある「バラタン」である。 この店を知らなくては、パリの自然派ビストロは語れない。 この日も、予約でいっぱい。私たち弾丸チームは、7:30、ちょっと早めにお邪魔した。 ~~ アぺリティフはカトリーヌ・ブルトンのディレタンテ ~~ 1日の疲れを癒してくれる、優しい味わいで、一気に2本飲みほしてしまった。 この5日間、朝から試飲、昼も夜も各地の地元料理にを食べ続けていたが、さすが弾丸ツアー参加者、食欲旺盛!  モリモリ食べている。 これはウズラの料理だったかな。 ワインが進み味わい! 小さい魚のフリットと説明されて、白魚サイズを予想していたが、出てきたのは、アジのフライのサイズ。 カマスのようなタンパクな味わい。 この自家製タルタルソースが絶品。 このタルタルだけでも、また食べたい。 飲めば飲むほど元気になってくる弾丸ツアーメンバー。        牛肉のカルパッチョ。 まるで、マグロの赤身のような色合い。 全員が、これを頼めば良かったと後悔させるほど美味かった。     これは、スズキのソテーだったかな。 バラタンの魚料理は、美味い! 火が入りすぎず、とてもジューシー。 これは、タラ料理。 カネットも美味かった! ソースが繊細。おふくろの味のようなほっとする味わい。 仔羊のこのヴォリューム。 参りました。 メインに合わせて、ドミニク・デゥランのポマール、 ル・プティ・ノアジン2006を注文。 ポマールの熱さ、ミネラルがありながら、タンニンは繊細。 魚にも肉料理にも最適であった。 パリのスタッフ、サンドリンヌが、バラタンでドゥランのワインを飲んでいると、 ドミニクにメールを送ると、すぐに、「それはナイス・チョイス」だと返事が返ってきた。 今回の弾丸ツアーの参加者の一人、浅原さんは、デッサンのスペシャリスト。 各蔵元で、生産者の似顔絵を一瞬のうちにデッサンし、 あまりに特徴を上手にとらえているので、みんなで大盛り上がりだった。 この浅原画伯、この腕でフランスで生きていけるんではないだろうか。。。 まあ、飲むのと、食べるのは問題ないだろう。 その浅原画伯のデッサンした、エノ・コネクション伊藤 與志男である。 この日、伊藤は同席していなかったのだが、一瞬の間に絵を描き上げてしまった。

26
Mai

今話題性N°1のビストロ、Le Jeu de Quilles !!

パリの南部にある、去年の7月にオープンしたばかりのニュー・ビストロ、Le Jeu de Quilles*ル・ジュ・ド・キーユを今日はご紹介したいと思います! なかなか可愛い雰囲気なお店です!インテリアは赤と白でまとまっており、壁には面白い写真などが飾られています! 今日は日本からワイン・ツアーに来られたお客様達とお食事です! ********************************************************************************** 山利喜(レストラン)で働いているクール・ボーイの浅原さん、 そして隣は同じく山利喜、フロアマネージャーの水上さん(通称タケティソさん*ステファン・ティソから来ているらしいです・・・・!) トロア・ザムールのショップ・スタッフの池上さん。ボーイッシュな髪型に可愛いファッション!カッコイイ! 池上さんのフィアンセの田中さん (通称戦場のカメラマン・・・何故??) そしてTipsy’sから来たフンワリ雰囲気・天然少女の渡部さん! ********************************************************************************** 皆お腹が空いて待ちきれません! とりあえず今日は暑いし(27℃)白のペティヤンでカンパ~イ!! お花のラベルがとってもチャーミングなクレレット品種のペティヤンです!甘くて酸味もあり、喉がカラッカラの時には最高! おつまみにシャルクトリーの盛り合わせです!生ハム美味しい~! そしてこのワインを注いでくれるのはBMO株式会社(ワイン・インポーター)の 鎌田さん! 決まっているところをショット! ********************************************************************************** やっとお料理が登場! 前菜にはアスパラとビオ・サーモンの盛り合わせ! 食材の本来の味を生かしたシンプル料理! 味付けはオリーブ・オイルと塩オンリー! アスパラの甘さとサーモンのミネラル感が良くマッチしていて美味しい! こちらはアンドゥイイェットとパンを一緒にトーストされたもの。 その上には季節のサラダがてんこ盛り! 今日はセロリ~です! シャキシャキした歯ごたえが印象的! ここでフィリップ・ヴァレットのマコン・ヴィラージュ2006年が登場!! しかももう造られていないノン・フィルター・ワインなので、澱の旨みがたっぷりぎっしりと詰まっています! フレッシュでフルーティーなこのワインは、口に入れた瞬間にヴァレット独特の味がファ~と広がります。 マコンというならヴァレット!!といってもいいほど! とても飲みやすく、ハッピーな気持ちになれるワインです! そしてメインには鯖とイかの焼いたものにお芋が添えてあり、 またまたオリーブ・オイルで味付けされた一品。 サッパリしていて健康によさそうなお料理です! こちらはお母さんの乳しか飲んだ事の無い、仔牛のカルパッチョです! 綺麗なピンク色のお肉の上には、96ヶ月間も熟されたパルメザン・チーズ! とろけるお肉の感触が忘れられない! メインと一緒に飲んだのは、ブリュノ・シュラーのピノ・ノワール! やはりアルザスの天才、 彼のワインはいつ飲んでも真直ぐで期待を裏切らないワインです! バラの花の香りと、ピノ独特のスパイシー感が印象的! 特にシュラーのピノは一回飲んだら頭の隅っこにいつまでも残る後味が凄いです! 他にもこんなに自然派ワインが沢山! ナテュール・ワインのファンにはたまらないです! デザートもとても美味しそうでした!チョコレートのタルトや クレーム・ブリュレ、 そして赤フルーツのスープなど色々あります! ********************************************************************************** お店の中にはミニ・ショップもあり、 ジャムやスパイス、お豆やチーズなど、 […]