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Bistro de la Poste
自然派ワインが沢山置いてあるベルギーのレストランです! シラック大統領にも認められたエリゼ出身のソムリエもいます! *お店情報 Chaussée de Waterloo 550A 1050 Bruxelles TEL : 02 344 42 32 MAIL : info@bistrodelaposte.be SITE : www.bistrodelaposte.be
自然派ワインが沢山置いてあるベルギーのレストランです! シラック大統領にも認められたエリゼ出身のソムリエもいます! *お店情報 Chaussée de Waterloo 550A 1050 Bruxelles TEL : 02 344 42 32 MAIL : info@bistrodelaposte.be SITE : www.bistrodelaposte.be
La Mise est née en 2008 à Arles. L’esprit de groupe y est moins marqué mais cette dégustation vaut tout autant le déplacement par la qualité des vignerons présents. Donnons-lui le temps de trouver son rythme et sa couleur…. ラ・ミーズという試飲会は2008年、アルル町で誕生しました。まだ新しいのでチーム・スピリッツは深くないのですが、参加している醸造家は凄い人ばかり!今後徐々と重要となっていく試飲会に間違いないです! La Mise est une hacienda gitane crée par le fondateur des Gypsy King. A 3 […]
今日はフィリップ・カリーユ といまでや酒店さんの方々と、楽しいお食事会です! という事で、皆で向かったお店は、隠れた場所に在るカッコいいイタリアン・ビストロ、シェフズキッチン・ワインバール・てっぺん*Chef’s Kitchen WIne Bar Teppenです! ここではイタリアン料理をこなす2人のシェフが、とてもフランクで美味しい料理を目の前で作ってくれます! とにかく笑顔が耐えない! いつ行ってもハッピーな気持ちになれる居心地の良い飲み屋さんです! とりあえず、皆揃ってカンパ~イ! オープン・キッチンなので、シェフ達とも楽しい会話が出来ちゃうとてもフレンドリーな空間です! プピーユの生産者、フィリップが来るという事で、彼のワイン全種類が用意されてありました!左から プピーユ90*Poupille 90 のマグナム シャトー・プピーユ04*Château Poupille 04 リストワール・ダン・ヴァン・ル・ノワール * L’Histoire d’1 Vin Le Noir プピーユ04*Poupille 04 プピーユ・アティピック03*Poupille Atypique 03 そして次々と出てくるお料理! ムール貝のマリネや生ハム、イタリアン・サラダなど、美味しい物が盛り沢山です! これはイカとシソの葉に、コンソメゼリーを合わせたもの!口の中でとろける食感が最高! そして魚を一匹丸々焼いた一品。味が中まで染み込んでいるサッパリ・激うま料理です!これがまた白ワインと最高な相性なのです! シェフの舟木さん。 プピーユのマグナム・ボトルを手に取り記念写真です! でもテキパキと仕事をこなす一面もキャッチ! 集中している姿がまたカッコいいです! そして負けずと砂濱シェフも大きな鍋と対決中! 料理はタイミングが大切! その瞬間を見逃さないようにメチャ集中している様子です・・・ 一体何を作っているのでしょうか・・・? こちらが完成品です! ラードとキャベツのパスタです!これが本当に美味しい! 抜群な湯で加減と最高な味付け! どんなにお腹がいっぱいでも香りだけでまた食欲が沸いてくる一品です! いまでや酒店さんのオーナー、小倉さん。 上品でカッコよく、とても優しい彼女は誰もが憧れる存在です! そして小倉さんと一緒に働いている小山さんと大塚さん。 とてもフレンドリーで笑顔が似合う二人です! 千葉に在るこの酒屋さんには、ワイン以外にもおつまみや調味料、小物も販売しており、他にも試飲コーナーや様々なイベントが開催されています!皆さんも是非行ってみて下さい! モトックスの三浦さん。 元Jリーガーの武●選手に似ている爽やかで素敵な方です! いまでやさんの常連のお客さまと、いまでやさんの大塚さんそしてフィリップのスリーショットです!皆楽しそうです! **************************************************************************************** […]
ポカポカと暖かい日差しの中、フィリップが向かったのは静岡です!この穏やかな町に、あるワインショップがあるというのです・・・その名もラ・ヴィンニュ*La Vigne、まさにブドウという感じの名のお店です! 静岡駅から歩いて5分の場所に在るこのショップはとても可愛くてフレンドリーな雰囲気です!オープン入り口から見えるワインの種類はビックリするほどです!プピーユはもちろん、他にも自然派ワインが勢ぞろい!しかし驚くにはまだ早い、奥にも立派なカーブが隠れており、そこにも美味しいワインがズラリと並んでいます! 今日はフィリップ・カリーユが来るという事で、イベントを用意してくれていた店長さん!彼の写真とワイン、そしてウェルカム・メッセージまで用意してくれていました!このサプライズにはフィリップもたじたじ・・・! うれしそうな笑顔で記念写真です! とりあえず、この日を記念するため、壁にメッセージを頼まれたフィリップ。綺麗な壁なのに大丈夫?!と心配しながらも書く気満々な彼!フランス のワイン地図の上に、今度は彼からの感謝メッセージが! そして彼に会うために次々とお客さんがお店に入ってきます! 試飲をしながら様々な質問に答え、そしてサインを頼まれるフィリップ。 あっちもこっちも大忙し! でもそれだけ皆さんに気に入って貰えてるのだから頑張っています! **************************************************************************************** もし静岡に来る機会があれば、皆さんも是非ラ・ヴィンニュ*La Vigneへ寄ってみてください! 綺麗に並べられているワインは全て自然派ワインです!しかもマネージャーさんが自らドメーヌへ行き、セレクトしたワインなので、全て自信のあるワインのみが置かれています!写真や情報付きなので分かりやすいし楽しいです! とにかくとてもフレンドリーなお店なので、ワインに詳しくない人でも気軽に店長さんに聞いてみて下さい!そして色んなワインをお試しください! 必ず自分に合うワインが見つかるはずです! 有料試飲コーナーも設置、毎日10〜12銘柄のグラスワインをスタンディングで楽しめます。 今なら春に合わせてロゼのワインが大集合! 桜の花にもピッタリなピンク色のロゼはフランスでは大人気! 皆さんも是非お花見の際試してみて下さい! 他にもワイングラスや栓抜き、ワインクーラーなどのワイン・グッズや・・・ ワインに合うつまみが揃っています! オリーヴやアンチョビ、サルディーヌのトマトとハーブのマリネなど、 フランスでは定番なおつまみがいっぱい! そして天然酵母で造られたパンが毎朝配達されています! モチモチパン、ブドウとくるみパン、オレンジとくるみパンなど、 美味しいパンが味わえます! ラ・ヴィンニュ*La Vigne 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-2 1F Tel / Fax:054-205-4181 Mail: lavigne4181-shizuoka@tokoseika-group.jp Site:http://tokoseika-group.jp/index.html La Vigne に関する情報はこちら!
コム・デ・ポワソン~Comme des poissons とにかくお洒落で居心地が良い!魚料理を中心とした美味しくてエレガントな料理には、シェフがこだわって選びぬいたフランス・イタリアワインと最高に合います!昔プピーユで収穫をした事もあるというシェフの腕前を味わいに来てください! *お店情報 Address :422-8067 静岡市駿河区南町2-14 Tel:054-283-3535 Fax:054-283-4089 SITE:http://commedespoissons.com/
シェフズキッチン・ワインバールてっぺん~Chef’s Kitchen WIne Bar Teppen イタリアンとフレンチ、両方をこなす2人のシェフが、とてもフランクで美味しい料理を目の前で作ってくれます! とにかくアット・ホームで楽しい雰囲気が漂うこのバーは、一人でも行きやすいのでお勧めです!いつ行っても元気いっぱいな笑顔でシェフ達が出迎えてくれますよ! *お店情報 154-0024 世田谷区三軒茶屋2-14-19 1-B Tel:03-6805-5773 Fax:03-6805-5774 MAIL:tuiterucompany@ab.auone-net.jp BLOG:http://ameblo.jp/tuiterucompany/
広々としてゆったりできる空間、そしてとてもお洒落なインテリアはまさにパリのカフェの用! ガラス越しにはプピーユなどのワインが勢ぞろいです!そして何よりも、南仏で修行をして来たシェフの激うま地中海料理が味わえます! 皆さん、是非お試し下さい! *お店情報 Address : 135-0047 東京都江東区富岡1-5-1クレール門前仲町2F Tel:03-5621-4588 Fax:03-5621-4587 MAIL:info@la-rainette.jp SITE:http://www.la-rainette.jp
今日はプピーユが飲めるレストランをご紹介します! 第一にラ・レネット*La Rainette 広々としてゆったりできる空間、そしてとてもお洒落なインテリアはまさにパリのカフェの用! ガラス越しには絶品なワインが勢ぞろいです! そして何よりも、南仏で修行をして来たシェフの激うま地中海料理が味わえます!皆さん、是非お試し下さい! ラ・レネット*La Rainette 135-0047 東京都江東区富岡1-5-1クレール門前仲町2F Tel:03-5621-4588 Fax:03-5621-4587 MAIL:info@la-rainette.jp SITE:http://www.la-rainette.jp ************************************************************************************************* そして次に訪れたのは、六本木ヒルズの中に在る日本食レストラン、Anです! 季節の素材を使ったとても繊細なお料理は虜になってしまうほどの美味しさ! そして何よりも発想豊かな品物が抜群です!落ち着いたロマンティックな雰囲気で、美味しいワインを召し上がって下さい。 綺麗なソムリエールさんと一緒にフィリップも大満足! 八坂通りAN 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイドB2F Tel:03-5772-0067 Fax:03-5772-0068 SITE:www.ystable.co.jp/restaurant/yasakadorian/index.html ************************************************************************************************* 続いては隠れ場に在るイタリアン・酒場、ワインバー・てっぺん! イタリアンとフレンチ、両方をこなす2人のシェフが、とてもフランクで美味しい料理を目の前で作ってくれます! とにかくアット・ホームで楽しい雰囲気が漂うこのバーは、一人でも行きやすいのでお勧めです!いつ行っても元気いっぱいな笑顔でシェフ達が出迎えてくれますよ! シェフズキッチン・ワインバールてっぺん*Chef’s Kitchen WIne Bar Teppen 154-0024 世田谷区三軒茶屋2-14-19 1-B Tel:03-6805-5773 Fax:03-6805-5774 MAIL:tuiterucompany@ab.auone-net.jp BLOG:http://ameblo.jp/tuiterucompany/ **************************************************************************************************** そして東京から少し離れ、静岡までレッツ・ゴー! ここで見つけたレストランの第一印象は、とにかくお洒落で居心地が良い!魚料理を中心とした美味しくてエレガントな料理には、シェフがこだわって選びぬいたフランス・イタリアワインと最高に合います!昔プピーユで収穫をした事もあるというシェフの腕前を味わいに来てください! コム・デ・ポワソン*Comme des poissons 422-8067 静岡市駿河区南町2-14 Tel:054-283-3535 Fax:054-283-4089 SITE:http://commedespoissons.com/ La Cave de Nagafusa 420-0839静岡市葵区鷹匠3-19-18 Tel:054-273-4750 Fax:054-273-4751 SITE:http […]
今日は東京駅の地下、Grand Stationに在るはせがわ酒店でプピーユ・ワインの試飲会です! 一般の人たちにも彼のワインをもっと知って貰うために、フィリップも声を張って頑張りました!彼のワイン・ファン達とも出会えて感動です! 最後には店長の菊澤さんと記念写真です!1時間で彼のワインも完売され満足の笑顔でパシャ! はせがわ酒店 東京駅GranSta店 100-0005東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅駅構内B1 TL / FX : 03-6420-3409 そして炭火焼やカニなど、日本料理を堪能した後・・・ ビストロ・ヴィヴィエンヌで最後の一杯! オーナーの順子さん、そしてレストラン・メリメロのシェフ、宗像さんとの楽しい一夜が過ぎていきました・・・! ビストロ・ヴィヴィエンヌ 104-0061東京都中央区銀座4-13-19 銀林ビル1F TL : 03-6273-2830 FX : 03-6273-2831 Lunch : 11:30~13 :30 (月~金) Diner : 18 :00~22 :00 Bar Time : 22 :00~ 定休日:日曜
ドメーヌ全てをエコ・システムに変えてから南西地方で更に話題になっているシャトー・プピーユのフィリップ。今彼は日本でのステイを満喫しています! フィリップのワインを求め、東京の街を捜索中! まず最初に向かったのは、西新橋にあるワインのお店、カーヴ・ド・リラックス!とても綺麗で広い店内には様々な国のワインが沢山!この種類の量にはフィリップもびっくり! 早速自分のワインを見つけてニコニコ!現在売られているのは2004年ヴィンテージ。 『この年はとても天候が悪く、ボルドーは全体的に悪いヴィンテージとなってしまいました。特に8月は雨が多く最悪でした。しかし私は収穫量が落ちてもいいから熟成したブドウを収穫したかったので、6月と7月に青刈りを行いました。そのおかげでとても濃厚で熟成度が高いブドウが生りました!』 彼の赤は100%メルロ。 シャトー・プピーユ2004*Château Poupille 2004 樹齢:15年 醸造:最初に28ヶ月間、樽とセメントタンクで熟成した後、全てをアセンブラージュし、更にステンレスタンクで8ヶ月間熟成させます。 2004年はとてもパワフルな年でしたので、まろやか感を引き出しより綺麗な骨格に仕上がるように36ヶ月間も熟成しました。 とても繊細で、ボルドーにしてはとても飲みやすいワインです! フルーツの香りがとても強く、フレッシュ感がとても美味しいです! プピーユ2004* Poupille 2004 樹齢:35年 醸造:28ヶ月間の樽熟成 あの『神の雫』でも紹介されたメルロ100%の赤ワイン。 パワフル感がありつつ繊細なタンニンも味わえ、ボルドーにしてはとても飲みやすいワインです! フルーツの香りがとても強く、フレッシュ感がとても美味しいです! フィリップ曰く、テロワールを最大限に表現出来た一本だそうです! そしてロゼは100%カベルネ・フラン。 Les Hauts de Poupille*レ・ゾー・ド・プピーユ この品種がワインに綺麗な酸味を与えています! ソーシッソンと一緒にアペタイザーに飲んだり、魚料理にも合ってしまう不思議なロゼです! とにかくフルーティーでボリューム感もあり、気軽に飲める一品! 世界で日本とイギリスでしか販売されていないレア物です! 『90年代までボルドーでは濃厚でパワフルなワインが求められていました。しかし1992年辺りから考えも変わり、テロワールの特徴を引き出し、もっとエレガントなワインを造ることが重要になってきました。私は18歳の時から醸造していますが、最初からテロワールの重大さを分かっていました。そしてこの仕事で最もエクサイティングなチャレンジは、どんな難しいヴィンテージでも、最大なワインを生み出す事です!』 カーヴの店長の小山田さんと Cave de Re-Lax*カーヴ・ド・リラックス 105-0003 東京都港区西新橋1-6-11 TL : 03-3595-3697 FX : 03-5510-3818 SITE : http://www.re-lax.co.jp 続いてはLiquor Max*リカーマックスの 今井さんと記念写真!この酒屋店ではワイン以外にも焼酎や酒の種類が半端ないです!季節の可愛い品物も販売しており、とても楽しいお店です! Liquor Max*リカーマックス 103-0023東京都中央区日本橋本町4-7-10 鈴和ビル9F TL : […]
ご存知の方も多いと思いますが、パリの8区にある老舗ワイン屋のCave Augeでは、不定期的にではありますが自然派の造り手たちを招聘した試飲会を開催しています。 店の前には試飲用のボトルやグラスを置くための樽が犇くようにずらりと並べられ、其処に造り手たちが所狭しに並んで試飲客を待ち受けているのです。いつも地域別に催されるのですが、今回はジュラ、サヴォア、アルザス地方です。11時から19時の試飲会で、僕は11時20分に到着した所、既に多くのお客さんが集まっていました。何と言ってもこの試飲会は、入場無料(入場といっても店先でやっているので通りすがりの人も大歓迎で飲めるのです)で飲みたい放題という点が魅力の一つ。しかもこのAugeのオーナーであるマーク・シバ氏の御眼鏡に適う造り手しか招聘しないという拘りから、とにかく気合の入った造り手ばかりが集うというのも大きな魅力。もう一つ挙げるとすれば、試飲に出ているワインは全て特別価格(定価より大抵10~20%安い)で提供してくれるもの超魅力だと言えます。大袈裟にいえば、この試飲会を毎回経験していれば、自然派ワイン通になれる程のものなのです。ちょっと今回の顔ぶれを紹介しましょう。 DOMAINE BINNER, ALSACE (Audrey et Christian Binner) 16種類 DOMAINE OVERNOY, JURA (Pierre Overnoy et Emmanuel Houillon) 4種類 DOMAINE TISSOT, JURA (Stephane Tissot) 9種類 DOMAINE BARTUCCI, BUGEY (Raphael Bartucci) 1種類 DOMAINE SCHUELLER, ALSACE (Gerald Schueller) 5種類。 ちょっと身震いしませんか? どれもかしこも気合の入った造り手だけに、皆甲乙つけ難い逸品揃いですが、特に感動したものを紹介します。 先ずはBINNERのGEWUZTRAMINER Kaefferkopf vend tardives 2003(41,8€→35,55€)。 ゲブルツ特有のライチの香りがミネラルの風味と共に登り、まったりと落ち着いた濃厚な旨みの後ろで酸が控えめに微笑んでいるような感じ。このBINNERという造り手は凄く長い歴史のある蔵元で、所謂減価償却が済んでいる(お金に余裕のある)蔵元であり、他の造り手と比べると品質に対する価格が非常にお手頃ということでファンが多いことも特徴です。でもこのゲブルツは一番高価なこともあり1本だけ購入(セコイ!)。 次はDOMAINE OVERNOY HOUILLON*ドメーヌ・オベルノワ・ウイヨンのArbois pupillin poulsard 1999(27,7€→23,55€)。 ジュラのプピランといえば、この造り手が最も偉大だと絶賛する人が多いと聞きますが、まさにその噂の通り。通常樽熟成の際には補液して酸化を防ぐことが普通ですが、ジュラでは補液せずに酸化させて独特の酵母菌を育てることで特殊な酸化臭を造りますが、その香りがまさに腐葉土のようで自然の恵みを飲んでいるという感慨を受けます。ちなみに3本買いました。三つ目は妥当な線かもしれませんが、Domaine Raphael […]
ワインを愛する気持ちがこの仕事を選ばせたのか、この仕事に就いたからワインを愛するようになったのか、エメ・コメラスは50歳を越えた頃から半生を振り返ってはそのように哲学的な自問に対する答を探すようになった。 具体的な示唆があったわけではなかった。兄がボルドー大学の教授であったことも何処かで影響があったのかも知れない。 だが、彼がお金に不自由ない生活を確保し、余生のことを考え始める時期になってそのようなワインに対する特別な愛情が膨らんできたというのは運命というよりは宿命と呼んだ方がよいだろう。 エメは、ワイン生産地としては知名度の低いラングドック地方の農協組合長だった。 実直な人柄で、多くの人たちから信頼されていた。 安物ワインというレッテルも、数で勝負とばかりワイン最大消費国の底辺の礎を担うのだと自分に言い聞かせて来た。 ところが壮年期の真っ盛りに、ふとこれで良いのだろうかと考えるようになった。 それは、このラングドックという土壌に日々暮らす者として、また誰よりもワインを愛する者として、この故郷の土壌が持つだろう無限大の可能性に挑戦したいという願いが心の扉を叩くからであった。 底辺から頂点への挑戦。 もしかしたら、ずっと以前から分かっていたことなのかもしれなかった。 それなのに無理矢理心に蓋を落としていたのは、矢張り生産者たちへの遠慮があったからであろう。 エメが考える高品質への挑戦は、即ち生産量の激減と結びつくからであった。 しかし自分の大いなる夢を現実化させることこそがラングドック地方の発展を牽引する原動力になると確信したエメは、一軒一軒農家を説得することを決心した。 エメの説得は、徒労に終わった。 初めから結果は容易に想像出来たのだが、それでも自分の意見をぶつけたかったからだ。 彼が提案した内容は、例えば一本のブドウの木から摂れるぶどうの房をこれまでの平均30房から8房程度に減らしてテロワール(土壌の風味)を凝縮するとか、除草剤は一切使用せず雑草駆除は人間の手で行うとかであった。 安いワインを大量に売り捌いて生計を立てていたラングドック地方の造り手たちにとって、この提案は正気の沙汰ではなかった。 何故なら、生産量は約四分の一に減少し、それにも増して人件費は増える。 量り売りが一般的なラングドックのワインでは想像も出来ない贅沢なやり方であったからだ。 しかしエメは徒労と知りながらも、毎日農家を訪問しては説得して廻った。 やがて一年の月日が経ち、賛同者は一人も得られなかった。何度も来るエメに対し、最初の頃は農協組合長として敬服して聞いていた農家たちも、仕舞いには愛想が尽きてしまい、そんなにやりたいのならば自分でやればいいではないかと言い出す者が出てくる始末であった。 エメは流石に落ち込み、長い間心の中の暗い淵を彷徨った。 しかしエメの愛すべき長所は、諦めた後は只管前向きに前進するというところであった。 農協組合長という名誉職を辞任するまでに長い時間は必要なかった。 誰も賛同してくれない以上は、自分でやり遂げるしかない。そう決意した翌週、エメは辞任した。妻も年頃の一人娘も、黙ってエメの決断を見守った。 それからというものエメは、金策と土地探しに明け暮れる毎日を過ごした。 そして1984年、ラングドックのブドウ畑を歩き回った後でエメが白羽の矢を射したのは、AOC コトー・ド・ラングドックで最も自然環境が良いといわれるモンペイルーの25ヘクタールのブドウ畑であった。 自分の持つ財産全てを抵当にいれ、銀行からお金を借りて購入した畑は、前のオーナーがブドウ造りに無頓着な人であったことが寧ろ幸いし、人の手が殆ど加わることのない荒れ果てた自然のままであった。 エメが最初にしたこと。それは一本一本の木に対して語りかけることだった。 彼は来る日も来る日も木に話しかけ、会話した。 見る者たちは怪奇の視線を送ったが、彼は畑の中で実に満足していた。 そうして体力の無い木や病弱な木、そしてやる気の無い木には謝りながら間引きしていった。毎朝日の出と共に畑へ行き、日没まで其処で過ごした。 雑草取りさえも、彼は誰にも手伝わせなかった。そうして3年もの間、エメは只管土壌と木の手入れのみに専心した。 漸くワイン醸造を手がけようとした頃、偶然エメと畑へ行った愛娘はその光景に自分の目を疑った。 そして醸造という格闘が始まった。 エメは、本当に美味しいワインの味というものは十人十色で意見が違うと信じ、地元でもワインの味に煩い者ばかり40人を集めて尊属のモニターとして契約し、シラー、グルナッシュなどの品種毎にどのような味が美味しく感じるかを意見させ、全てを網羅する味というのをそれらから逆算し、農作業から醸造までそれに見合うように調整しようと試みた。 勿論理論的な部分は実兄であるボルドー大学教授が活躍した。 二人三脚で行った試行錯誤のワイン造りは、完成するまでに3年間を要した。 つまり、土地を購入してから6年もの間、ワインは市場に出ることはなかったのである。 エメのワインは、地元モンペイルーでは瞬く間に名声を得た。 営業活動をする時間さえ惜しんで畑へ行くエメにとって、地元で買ってくれる人がいればそれでよかった。 しかしある日、ソムリエ世界チャンピオンのフォール・ブラック氏がラングドックへ来て昼食時に偶然エメのワインを口にする機会を得た。 そしてブラック氏はそのままエメに会いに行ったのである。家族に来訪を伝えると、エメは畑にいるという。 待たせてもらうと言えば、夜まで戻らないという。 仕方なしにブラック氏は自ら畑へ向かった。そこで彼は、衝撃的な光景を見た。 木が喜んでいる・・。木が尻尾を振ってエメらしき人物に寄り添っている。 そんな馬鹿なことが。ブラック氏は目を擦ってもう一度凝視した。 木は動かない。いや、動くだろうが、人間の肉眼ではその動きは見て取れない。 果たして木は固定されていた。 否、しかし木は矢張り喜んでいるように見えたのであった。 ブラック氏の後ろから、道案内について来たエメの娘がその光景を見て、自分が数年前に感じた驚愕を思い出していた。 ブラック氏がその後、公の場でエメのワインのことを賞賛した時の言葉が残っている。 「フランスを代表するワインだ。」 王様のブルゴーニュ、お妃様のボルドーでもない、名も無い南のラングドック地方。 […]
先日、シャンパ-ニュ・ジャック・ラセ-ニュのエマニュエルが事務所に寄ってくれました。 その際に、シャンパ-ニュの造りについて、いろいろ聞いてみました。 シャルドネの品種から造られているシャンパーンには、ワインとは違って独特な醸造方法があるのです。 まず最初に、シャンパーンは2回もアルコール発酵が行われるのです。 第一回目のアルコール発酵はワインと同じように、樽内、もしくはタンク内で行われます。 そしてまだ少々残糖(ワイン含有の未発酵の糖分)が残っている状態(0-38g)で瓶詰めをします。この時点で蔗糖や甜菜糖など、数多くある砂糖の種類を選び、瓶内二次発酵がスタートする為に添加します。ラセーニュはここでブドウの液から引き出される自然な糖を添加しています。この2回目のアルコール発酵中、瓶内では繊細な泡が徐々に出来上がっていきます。 第一回アルコール発酵が行われる木樽とステンレスタンク ビン内2次発酵がゆっくり進みます。発酵で生じたワインに溶け込ましてガスを洗練させるために発酵終了後も静かな暗冷なカ-ヴ内で静かにゆっくり熟成させます。 熟成期間が終わるとデゴルジュマンの為の準備がなされます。 つまりビン内の澱を瓶口に集める作業です。 ラセーニュが行っているのはシュール・ラット方式。その間、逆さにされた瓶の角度がゆっくりと回されながら徐々に急角度になっていき最後には、瓶がほぼ逆さまになってしいます。 そんな作業をしながら澱が瓶の口に溜まるのを待ちます。 そして全てが瓶口に溜まったら、彼は « デゴルジュマン・ア・ラ・ヴォレ »という、手作業でのデゴルジュマンをします。 このやり方はかなりのプロではないと出来ません! 普段行われているデゴルジュマンは、澱が溜まったら瓶口の澱の部分のみを凍らし、ポンっと引き出す機械作業なのです。 しかしエマニュエルは自分で全て行っているのです! 一本一本瓶を手に取り、瓶底に出来た空気泡をゆっくりと瓶底から瓶の入り口まで移動させ、ちょうど空気泡が瓶口の澱の位置と一致した時に、キャップシールをポンっと抜き、同時に澱を外に排出するのです。 ここで最終的にブリュットやセックなど、どのようなキュベを造るかにより、添加するリキュール・デクスペディシオン(Liqueur d’expédition=甘味添加)の分量を決めます。 そしてエマニュエル曰く、この段階で自然派か、自然派ではないかが分かるのです。 『リキュール・デクスペディシオンとはアロマと甘さを引き出し、ワインを全体的にまろやかにするものです。ここで、自然派ではない醸造家は、ブドウの自然な甘さがまったく無いのをカバーするため、沢山の量を添加するのです。私はテロワールとブドウの自然な味を強調したいので、健全で完熟したブドウのみ収穫します。そうしたらリキュール・デクスペディシオンを添加しなくても美味しくて繊細なシャンパーンが造れます。』 これは、エマニュエルの畑の位置がシャンパ-ニュ地方の最南端だからこそできることなのです。ブルゴ-ニュ地方に最も近いので、シャルドネの熟度がエペルネやランスのある北より高くなるのです。自然にワインに膨らみやまろやかさが備わっているのです。 そして『リキュールがワインに溶け一体化するまで』 ワインをさらに熟成させます。 長く寝かせれば寝かせるほど泡も繊細になります。 彼のカーブには数年間も寝かせているシャンパーンもあるのです。 そしてその後、やっと皆様の手元へと届くのです! エマニュエルの新キュヴェ、La Colline Inspirée*ラ・コリンヌ・アンスピレ 品種:シャルドネ 樹齢: 35 -40 年 地質: 白亜 熟成:8ヶ月間熟成したワインと、20ヶ月間熟成したワインのアセンブラージュ(2004年収穫されたブドウが主調) 名の由来 : 『La Colline Inspirée』とは詩人アンドレ・マセイが書いたモンギュに付いての詩の題名です。 このキュベは初めて樽で熟成したシャンパーンです。糖分添加はたっの3gr / Lなのに、ブドウの甘さが口に広がって美味しい! 繊細で肌理細かい泡には、彼の綿密的な面が出ています。 Millésime 2002*ミレシム2002 ブリュット・ナチュールですので、ブドウそのままの味がするシャンパーンです。 これは100%タンク熟成。 シャンパーンとは様々な年のブドウをブレンドするのが通常ですが、2002年、エマニュエルが収穫したブドウはあまりにも綺麗でしたので、ブレンドするには勿体無いと思い、2002年のみのブドウでシャンパーンを造ったそうです。綺麗な酸味とミネラル感が溢れていて、嬉しいパーティーにはピッタリな一品です!
*** 2月23日~24日 *** ノルマンディー地方、ドーヴィルの町。ここは夏、最もパリジャンが多く、高級地区で有名な港町。海が見わたせる会場で今年もLa Dive Bouteille*ラ・ディブ・ブテイユが行われました!今年でちょうど10周年記念を祝うこの試飲会は、『ヴァン・ナテュール』を愛する人には欠かせない大イベントです。伝説とも言われているマルセル・ラピエールやマルセル・リショーをはじめ、新世代の若手醸造家まで120人もの自然派醸造家が集まるとても素晴らしい試飲会です。 この会の開催者、シルヴィー・オジュローさん曰く: 『自然派ワインを知って貰い、自然派ワインとは何かと皆様に伝えたい気持ちで開催しました。セミナーや討論会などを通して皆さんに分かって貰いたいです。テロワールは研究室で生み出されるものではない!悲しくも一様化しようとしているワイン業界では、とても重要な事なのです。』 自然派ワイン以外にも、偉大なシェフ達のクッキング披露や様々な講演、またラジオの収録などが、この2日間の間、広く綺麗な会場で行われています。 そのため、世界中から人が集まり、バイヤーやカヴィスト、レストラン業界の人たちやジャーナリストで大盛り上がりです! *** 初日・オープニング開始! *** オープニング時間の少し前に到着した私達。しかし会場内にはまだ誰もいない寂しい空気が・・・しかしここから徐々に生産者達が集まって用意をし始め、1時間後にはもうすでに人で埋まっている状態に・・・! *** ここで試飲会スタート! *** 各地方に分かれているので、テンポ良く試飲出来るというのが印象的。 しかし私達が知っている醸造家は半分以上! 気合を入れてまず最初に向かったのは、ボジョレーのテ-ブル! Christophe Pacalet*クリストッフ・パカレ ラベルも新しく変わり、よりポップスになりました! 『ボジョレー地区ではガメイしかないので、テロワールの違いがとても重要です。しかもガメイとはとても辛辣な品種なので、やせた土地でないと栽培しにくいのです。』 Nicolas Testard*ニコラ・テスタール 新しいキュベが2本も!! とてもフルーティーで酸味が綺麗なやさしいロゼ、ピンク・ラビットと6ヶ月間熟されたガメイで造ったガメイ・プリュス・ガメイです! 可愛らしいラベル対セクシーな感じでおしゃれです! Geoges Descombes + Damien Cloquelet* ジョルジュ・デコンブ + ダミアン・クロクレ ジョルジュさんの息子、ダミアンの初キュベ! シルーブルで栽培されたブドウを、一つはセメントタンクで、もう一つは樽で熟成した2本を紹介!ジョルジュさんのワインのようにとてもフレッシュでフルーツ感が溢れる一品です。 フランスで、鶏はコックといいます。 彼の名前が「コック」に似ていた為、ラベルに鶏の絵を取り付けたそうです! Jean-Claude Lapalu*ジャン・クロード・ラパリュ 彼こそボジョレーの神です!繊細で真直ぐなワインを生み出すジャン・クロード氏のオーラーは自信と誇りで輝いています。 彼のブドウは100年以上のヴィエイユ・ヴィーニュが多いのです。ヴィエイユ・ヴィーニュには枝が多く、そして小さなブドウが実るので、2/3はエグラパージュ(除梗)しないと青っぽい味が強調されてしまうのです。 しかしやはり複雑で果実身が強く、長く後味が残る彼のワインは最高です! Marcel, Matthieu, Marie Lapierre*マルセル、マチウ、マリ・ラピエール とてもフルーツ感が強く、繊細でありながらもリッチ感で溢れているマルセルのワインは、別世界に跳んでいってしまいそうな美味しさです! モルゴンには綺麗な酸味が、ヴァン・ド・ペイ・デ・グイユにはイギリスアメのような甘くて居心地良い香りが、ボジョレーに関してはとても真直ぐな味わいがと、全て違う味わいですのでとても楽しめます! しかし皆さんに試して貰いたいのはAOCボジョレーのカンボン07です!とても綺麗なバランスのこのキュベで、マルセルはシンプルなボジョレーでもここまで美味しいワインが出来る事を証明しています! Arnaud Combier*アルノー・コビエ 柑橘類と樽の木のアロマのコンビネーションが何とも言えないリッチ感と爽やかさを与えています。特にGoutte du […]
*****ボルドーのアペラッションは進化している!***** 今、フランスワイン法が大きく変化しつつある。地方によっては諸々の問題を抱えているAOCの改正だ。 ここボルドーは前向きに進化してる。最もまとまりがあって進化したのがこのCOTE DE BORDEAUXだ。 新 AOC COTE DE BORDEAUX が公認され施行される。 BLAYE COTE DE BORDEAUX CASTILLON COTE DE BORDEAUX FRANC COTE DE BORDEAUX CADILLAC COTE DE BORDEAUX (旧CADILLAC, PREMIER COTE DE BORDEAUX) 3月19日にCOTE DE BORDEAUX 委員会が東京にやってくる。詳しく知りたい方は要参加。 *****ボルドーの超人気ビストロ、ラ・テュピナにプピーユもやってくる。***** ボルドーでワイン関係者や愛好家が入り浸る人気ビストロLA TUPINAと神の雫でお馴染みのCASTILLON COTE DE BORDEAUXの人気者、POUPILLEのフィリップ・カリーユと共に委員会がやってくる。 *****テュピナ料理とオザミ59のコラボでボルドーワインを楽しむ夕べ。***** 新鮮な素材を生かした手料理にボルドーをガンガン飲む。 オザミスタイルに似ている。 *****1000万ドルの夜景を見ながら不景気を吹き飛ばせ!!***** TUPINAテュピナの料理を再現!! 気合の入る金子シェフ 問い合わせ先 日時:2009年3月19日(木) 19:30スタート (19:00~受付開始) 食事会の価格:¥10,000(ワイン代・税込み) 場所:AUX AMIS 59 東京都豊島区東池袋3-1-1-59階(サンシャイン60) TEL:03-5960-4120 […]
*******ドメーヌ・ヴァシュロンの歴史******* サンセールで今話題になっているドメーヌ・ヴァシュロンの歴史は、曾祖父のマルセル・ヴァシュロンさんがこのサンセールの町で初めてブドウ木を植えた瞬間から始まりました。しかし彼は他の栽培もやっていた為、マルセルさんの息子、ジャンさんがブドウ栽培の後を継ぎ、ピノ・ノワールを植え加えてから、本格的にワインの世界に入り込んでいったのです。その後ジャンさんの息子達、ドニとジャン・ルイはドメーヌにカーヴを建て、今では最も偉大なサンセール・ルージュの生産者となり、ドニはアペラシオン・サンセールの議長を務め、小さなドメーヌの管理士として働き、ジャン・ルイはドメーヌのカーブの管理士として今でも働いています。 現在ドメーヌはドニとジャン・ルイ各それぞれの息子達、ジャン・ローランとジャン・ドミニックが後継いでいます。ジャン・ローランはブルゴーニュで有名なオベール・ド・ヴィレンヌ氏の下で経験を積み、2002年(32歳)の時にドメーヌへ、そしてジャン・ドミニックはシャトー・ヌフ・デュ・パップで働いた末、1993年(21歳)の時ドメーヌを改造し、後継ぐ事を決心しました。 *******何故ヴァシュロンのワインは天才的に繊細なのか?******* 一体何故ここまで繊細でエレガントなワインが出来上がるのか? まず最初に、二人の父と二人の息子は目には見えない深い絆で繋がっているのだなと強く感じました。今では息子に栽培・醸造を任しているお父さん達。彼らは自分達の知っている知識全てを後世に伝え、今では息子達を優しく影から見守っているのです。そして二人のジャンは、前世代の伝統を守りながらも新しいアイデアを取り入れ、父達に恥じ無いようなワインを造り出そうと心がけています。お互いの信頼感、そして尊敬し合っている気持ちがとても強く伝わってきます。 『私達の父達が、自分の力と努力、知識でこのドメーヌの全てを造ってきました。そして私達はその努力を無駄にしないように、そしてその歴史を誇れるように頑張らなくてはならないのです。その思いが我々の力となり、モチベーションとなっているのです。 又畑というものを甘く見てはいけません。些細な事でも容赦しないし、毎回決闘を申し込んできているような感じです。ですからどんな状況を目の前にしても謙虚さを保ち、ブドウの木が何を必要としているのかを聞いてあげないと、美味しいブドウは生らないと思っています。』 しかしヴァシュロン一家にはもう一つ悲しくも力になった出来事が一つあるのです。それはワイン造りの天才とも言われていたもう一人の息子の死です。 挫けざる終えないこの悲しみを乗り越えるためには、更に美味しく、更に繊細なワインを生み出すしかなかったのです。ヴァシュロン一家の絆はさらに深まり、思いは一団と結集し、そこで出来上がったのが、他では味わえない繊細そのもののピノ・ノワールだったのです。 ジャン・ローランの経験は驚くほど豊富です!ロマネ・コンティの畑で醸造しただけでも凄いのに、他国でも彼の評判はトップ・レベル!オーストラリアやアメリカ、ニュージーランドから南アフリカまで、世界中のブドウ畑が彼の手に掛かっているのです! 『色々な国で経験を積む事によって、予期せぬ出来事が起きても冷静に対応する事ができるようになりました。また様々な場所に行って毎回思うことは、やはり素晴らしい人々に出会えるという事。今でも連絡を取り合い、畑の状況や醸造でのハプニングなど色々と分かち合えるので、終わり無き勉強が出来てとても為になるし ,本当に幸せな事だと思っています。』 *******ドメーヌ・ヴァシュロンの栽培・醸造方法******* ドメーヌ・ヴァシュロンにとって、そしてもちろんこれからワインを造っていく彼らにとって、自然栽培は最も重要な点でした。二人のジャンはドメーヌの全畑を完全に自然派栽培に転換させ、テロワールのありのままの表現を引き出す為、2003年にはビオディナミ栽培へと転身しました。 『テロワールをありのままに表現出来るのは、ビオディナミ栽培しかない。未来のグラン・クリュは自然栽培に掛かっている。全ては時間の問題だ!』と主張するのはジャン・ドミニック! 『畑では摘芽や摘果、耕作を行い、収穫量をなるべく抑えています。例えば、サンセールで許可されている平均70 hl/haの収穫量に当たり、私達はたったの50hl/haしか収穫していません。そして化学物資は一切使用していないし、肥料も堆肥しか使っていません。病気が発生していなくても、イラサクや植物で出来た薬で対処方法。このおかげで土はより健康的になり、テロワールのバランスもより保てます。そして収穫はもちろん手摘み作業。後忘れていけないのはブドウ畑とカーブでの厳しい選別ですね。テロワールの風味の特徴を引き出す為には、完璧な熟成度を達したブドウを収穫する事が第一条件です!』 地質は全てシレックスと石灰質、そして貝殻の化石が落ちています! ヴァシュロンは40個もの区画を栽培しています。ピノ・ノワールが11Ha 、そしてソヴィニョンが32 Ha。この32Haの中、ミネラル感バッチリの『レ・ロマン』という区画の面積はたったの7 Ha。そして、この区画内から更に厳しい選別の末選びぬかれた、たった2haしかないヴィエイユ・ヴィーニュのブドウのみが最高級の『レ・ロマン』のワインに使用されるのです。 ドメーヌのワインの特徴は? シレックスの土壌はミネラル感と華やかな花の香りをワインに与えています。 逆に石灰質の土壌で造られたワインは若いときに飲むととてもフレッシュで繊細。そしてなによりもフルーツ感が特徴的です。私達の目標はなるべくエレガントで繊細で長期間保存出来るワインを造ることです。 今後の目標は? 第一に私達は自然を守る事が大切だと思ってます。『環境に優しく』が私達のモットーです。ですからパッケージングにはリサイクルされたボール紙を使用しています。 そして第二の目標はもっとまろやかなタンニンを特徴としたフルーティな赤ワインを造る事です。そのために、トロンコニック・タンクで赤ワインを熟成しています。 トロンコニックタンク 『偉大なワインを造るには、健全なブドウが必要です。しかしソヴィニョンの最大限の力をまだ私達は発揮できていません。ソヴィニョンは偉大な品種ではないですが、フルーツのポテンシャルを最高に保ち、テロワールを見事に引き出してくれる品種です。』 *******ドメーヌ・ヴァシュロンのワイン******* Domaine Blanc 08 *ドメーヌ・ブラン08 品種:ソヴィニョン100% 樹齢:25年 テロワール:シレックス45% + 石灰質45%+ 白亜紀の泥灰岩10% 収穫量:50hL / Ha 醸造:ステンレスタンクでの醸造 熟成:ステンレスタンク + トロンコニックタンク(10%)でのシュール・リ熟成 特徴:石灰質のテロワールがリッチ感を、そしてシレックスのテロワールが繊細さをワインに与えています。収穫時期は通常の1週間前に行いました。真直ぐでまろやか、そしてミネラル感があふれ出ていて、熟成されたブドウの綺麗な酸味が味わえます。ピーチなど柑橘類のフルーツと、白い花の香りが特徴的です。 Domaine Rouge 08 *ドメーヌ・ルージュ08 […]
*********エリック・ピフェリングがやってきた!********* いつもワイン好きで賑わう、パリの自然派ワインビストロの草分け的存在、Verre Volé, ここで絶大な人気を誇り、かつ店主が、ローヌNo.1の蔵元と薦めるのが、このエリックが造る、ラングロールのワインである。 今回日本へは、3度目の来日となるが、日本とエリックとのつながりは、年々深くなっている。彼のやっていることを最初に認めてくれたのは、日本だという。日本で、いろんな人たちと接し、自分の道が間違っていないことを確信したという。 最初の来日とは違う、威風堂々とした、それでかつ、威圧感のない自然なオーラを、今回の同行中、感じた。 エリック&マリーロー参上! *********人間 エリック・ピフェッリング********* 〈幼少期~青年期〉 1962年10月23日アフリカ、ナイジェリア生まれ。 祖父と両親の仕事の関係で、生後2か月までアフリカで暮らしたそうだ。 おじいちゃんは、星の王子様のサン・テクジュペリと同様に、同時代、飛行機のパイロットをしていたそうだが、狩猟が趣味で、ある日、ワニを捕獲に向かったが、逆に川に落ちて、ワニに食べられてしまったそうだ。。。 そのとき、エリックの父親3歳。かなり苦労をしたそうだ。 ともかく、アフリカからフランスに戻り、ニームの村で生活を始めた。 子供の頃から、自然が好きで、屋外で自然に触れて育った。性格的には、押さえつけられるのが嫌いで、とにかく反発しがちな子供だったという。 そして、青年期、父親の影響もあり、養蜂家として働いていたが、母親方のおじいさんが亡くなり、その所有するぶどう畑の相続で、家族会議を行われる。家族一同は、エリックが一か所に落ち着いて仕事するように、また、養蜂家という自然に一番近い環境にいることを考慮して、エリックにぶどう畑を相続するように薦めた。これが、1988年。譲り受けたぶどう畑5ha。ここから、エリックのワイン造りの歴史が始まる。 〈マリーローの父親の教え〉 ぶどう畑の栽培方法も、全く分からないエリックに、昔ながらのぶどうの栽培を教えてくれたのは、ぶどう栽培から引退したばかりの、奥さんマリーローの父親だった。 もともと養蜂家として、自然環境の汚染に不安を持っていたエリックに、マリーローの父親が教えてくれる昔ながらの自然な農法は、スムーズに吸収されていった。 〈エステザルグの出会い〉 1990年から近くの若手生産者が集まる共同組合の組合員になり、ぶどうを売り始めた。 この1990年から2000年の間は、まさに試行錯誤の繰り返しであり、ぶどう畑は、有機栽培へ完全に移行、そして醸造に関しても、いつかの独立を目指して、実験的醸造を数多く行った。 そして、このとき、出会ったのが、当時のエステザルグの醸造責任者のジャン・フランソワ・ニック(現在、フラール・ルージュの生産者)。 あまりにも世間に、工業的で、頭痛のするようなワインが多いことに疑問を持っていた二人は、自然栽培のエリックの経験、ジャン・フランソワの酸化防止剤を使用しない醸造技術をお互いが情報交換し、2002年同時に、お互いの夢を目指し独立をする。L’anglore*ラングロールの誕生である。 *****洪水の年2002年、酷暑の年2003年***** しかし、運命は過酷であった。 独立、最初の年2002年は、雨が多く、ローヌ地方では洪水が発生。収穫量は予定の半分であった。 そしてまた2003年は乾燥、酷暑の年、ただでさえ、暑い南仏のタヴェルをこの熱さが襲い、この年も収穫量は激減した。 2002年の洪水のとき、濁流がぶどう畑を削りとり、一部崖のような断層ができた。それを見てエリックは、自分のぶどう栽培に確信をもった。硬い岩盤質の石を、根っこが、垂直にまっすぐ伸びていることが分かったのである。 テロワールを表現するには、根っこが地中深く入り込み、多種多様なミネラルを吸収しなくてはいけない。エリックのぶどう栽培に間違いはなかったのだ! ********マセラシオン・アロマティック******** ラングロールの現在所有するぶどう畑は、8ha。その大半のぶどうの樹齢は古い。樹齢100年以上のカリニャンやグルナッシュの区画があるが、それらの区画は黒ぶどうに混ざり、ブー・ブラン、クレイレットなどの白ぶどうも一緒に植えられている。それらは、一緒に収穫され、一緒のタンクで醸造される。 これは、昔の南仏の生産者の知恵ともいえる。 コート・ロティでも、シラーに数パーセントのヴィオニエが混ざるが、まさにどうしても熟度の高すぎるぶどうが取れる南仏では、白ぶどうを混植して、一緒に混醸することによって、バランスのとれた味わいを造りだせるのである。まさに、メゾッド・アンセストラル(伝統的方法)である。 エリックは、混植でない区画に関しても、このセオリーを使い、赤ワインに若干の白ぶどうを混ぜるようにしている。 *******自然酵母との戦い******* 2008年のシュマン・ド・ラ・ブリュンヌは、ステンレスタンクで半分、木樽にて半分アルコール発酵をさせようとしたが、ステンレスタンクの半分は発酵が進まず、最終的には廃棄することとなった。 このキュベは、サンソーとアラモンをダイレクトプレスして造るロゼであるが、ぶどうの果皮とマセレーションをしないため、ぶどうの果皮に付着している自然酵母が働きにくいのである。また、2008年は、雨が多く、果皮の自然酵母を流してしまった可能性も考えられる。 そんなリスクの中、ぶどうをダイレクトプレスしたロゼを造りたかった!と挑戦したとエリックは、笑いながら語る。 自然酵母を活かすため、もちろんSo2は、収穫、醸造段階では一切使用しない。赤ぶどうのプレスも、白ぶどうのプレスに圧力でゆっくりとやさしく行う。そして、ワインの液体の移動は全て重力で行い、けしてポンプは使用しない。ぶどうのポテンシャルを最大限に活かしたワイン造りといえる。 *******自然派ワインを造ることは、洋上を帆船で進むがごとし******* 自然は人間より強い。自然な栽培や醸造をすることによって、いろいろな苦難もある。しかし、海の上を進む帆船のように、風に身を任せ、自然を受け入れながら、目的地に向かっていくことが大切なのだとエリックは言う。 *******何かにとらわれず、ただ全力を尽くすのみ******* ぶどうは、年に1回しか収穫できず、もちろんワイン造りも年に1回しかできない。そこで、人間のエゴや、思いこみが入ると、良いワインができない。逆に、良いワインを造らなくてはいけないという思い込みから、自分を解き放ち、無の状態から、その年のぶどうを受け入れ、そこに最善の努力をしなくてはいけない。 *******日本が与えてくれたもの******* ラングロールには、ニュル・パール・アイユールという日本だけの、日の丸ワインとも言われるキュベがある。樹齢100年を超えるグルナッシュから造るワインだが、この区画は、日本のラングロールファンの支援のもと手に入れられたぶどう畑である。このワインには、いろんな人たちの思い、エリックの日本への感謝の思いが込められている。 自然な栽培を始めた当初、除草剤を使用せず、ぶどう畑に雑草を生やし、手作業で畑を耕し、収穫も手摘みで行う、彼の姿を見たタヴェルの回りの生産者達は、エリックの頭がおかしくなったのではないかと馬鹿にした。 また、昔ながらのタヴェルのワインを再現した、彼のワインをAOCは認めなかった。多くのワインは、テーブルワインとして販売することとなった。 そんな中、初めて日本へきて、自分のワインが普通に受け入れられていることに驚き、そして多くのソムリエ、料理人、お酒屋さんが、ワインを褒めてくれ、自分の栽培方法、醸造方法、生き方に共感してくれた。その感動がエリックに自信を与え、さらに彼のワイン造りが進化する原動力になったことは、間違いない。エリックは、今、また高みを目指し前進する。この日本のラングロールファンのためにも !!! 竹下正樹 *******ラングロール写真館******* 到着初日大阪BMOオフィスでくつろぐ二人 大阪セミナー&試飲会 大阪セミナーの後は、La tortugaで、萬谷シェフと、 神戸、玄斎の上野シェフとのコラボレーションで、フレンチと和食とラングロールの饗宴。大勢のラングロールファンの熱気で包まれた。全てのラングロールのワインに、萬谷シェフ、上野シェフが、各1品ずつ料理を作り、その料理の数は、合計18皿となった。まさに、満足。満腹。。。 予約の取れないレストラン高田馬場アミチエにて ラングロールの家族の一員Tipsy’s志熊さんと Tipsy’sの姉妹店コトトワで打ち上げ ティプシーズに集合したラングロールファン達 […]
2月2日〜4日の間、第23回ロワール地方のワイン試飲会が アンジェの町で行われました。1987年に初めて開催されたこのサロンは、年が経つにつれ規模が大きくなっていき、今では世界中から人が集まるほど欠かせない大事なイベントとなっております。 この3日間の間、600人もの醸造家や協同組合が集まりました。中にも私達と働いている醸造家は何十人もいます!皆に挨拶をするだけで一日が終了してしまいます・・・それだけ大きなこのサロンでは毎年参加する人数も増えているとか・・・今年は9000人ものワイン関係者が訪れました! Val de Loire*ヴァル・ドゥ・ロワールはフランス内でも3番目に大事なアペラシオンです。ロワール地方で造られるワインの75%がAOCワイン、しかも68種類ものアペラシオンがあるので大変!そしてこの量は毎年増えていっているのだそうです! ロワール地方では赤・白・ロゼの3色のワインは当たり前、他にもドライ系、まろやか系、甘口ワイン系、又繊細で上品なワインもあれば弾けるスパークリングワインもテスティングでき、全種類がそろっているのでカヴィストやインポーター、それぞれの要求に応じやすいのが特徴です。 ロワール試飲会はヴィネクスポやヴィニスッド試飲会に比べ規模が小さいので、知っている醸造元と会って話したり、又は新しく若い醸造家とも出会えるので楽しいです! また今後ドメーヌを継ぐ為父親と一緒に働いている子供達も参加するので新しい世代の考え方や今後の目標なども聞け、ためになる事ばかりです! ********************************************************************************************** ルネサンス・デ・AOCに比べると全然規模が大きいサロン・デ・ヴァン・ドゥ・ロワール。皆自分のスタンドに目を付けて貰うため気合が入っています! Château Gaillard – Vincent Girault (AOC Touraine Mesland) スタンドをバーのカウンターに変えてみたり、派手にデコレーションがされてあったり、一際目立つポスターを貼ったりと、皆アピール度が高いです!確かにこのサロンには全国のワイン専門家やバイヤー、記者などが参加するので皆注目を浴びるため頑張っているのです! La Grange Aux Belles − Marc Hoution et Julien Bresteau (AOC Coteaux de l’Aubance) やはり私達と働いている醸造家のワインは大人気! いつ、どこに行っても人が沢山いて賑わっています! Domaine Guiberteau – Romain Guiberteau (AOC Saumur) Domaine du Bel-Air – Pierre Gautier (AOC Bourgueil) Domaine Levasseur Alex Mathur […]