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Mihoの試飲会remise2019 レポート part2

やはり、午後になると、会場全体の雰囲気が、にぎやかで、のんびりしてくる。 スピードダウン。 お昼のloicに始まり、ここからは、映画wine callingメンバーが続く。 あれ?かわいい犬についていったら、ここはleonine。 ちょっとすると、stephaneも登場。   続いて、le bout du monde のedouard.   きれいな18年のロゼ。 Casot des mailloles のjordi 18年より17年のほうが落ち着いて、美味しいと感じたので、18年のも、時間が経ったらもっとおいしいんだろうな。   今年、韓国に行ったこともあり、韓国のヨンさんと一緒にいたDavid. Lamidia のdavid とmarcoのもとへ。 僕は、恥ずかしがりやなんだから、そんなにカメラを向けないでくれ。と言われたが、この笑顔をもらいました! 安定のおいしさ。フランスの飲みやすいワインとはまた違う、つまみがなくても、アペロとしては最高で、軽くて飲みやすい。 個人的には、ロゼがいちばん。 最後には、vino cotto のkottも紹介してくれた。 濃厚なエキス。これは、食前酒なんでしょうか・甘い。 また、飲みたい味だった。     続いて、急いで、mylene bru のbrunoのところへ 現在、注文を停止しているPetit domaine のAurelien とMaya ラベルも印象的で、赤は16年と14年があり、飲みやすかった。     Cigales dans la fourmiliere の Julie ! 私は写真で何度もみていたので、すぐにわかった。 初めて会うので、前回、日本が楽しかったとの話をしてくれた。    パリ行き最後の電車に乗るために、会場を出ようとすると、clos Massotte のPierreにばったり。去年の思い出では、どのワインも濃厚だった。 相変わらず、ビーチサンダルを履いていて、笑わせてもらった。 それしか、履物を持っていないのかも。なんて思いながら帰路に出た。

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Mihoの試飲会remise2019 レポート part1

エノコネを応援してくださっているみなさま、パリ事務所のMihoと言います。 名前をきいたことがあるな。 写真に載っていた子かな? 食事会で一緒だったな。 メールしたことあるな。 などなど、思い当たることがある方もいることでしょう。     そう、こんな子です。 どうぞ、よろしくお願いします。 今後、世界のどこかでお会いすることがあるかもしれません。 そのときは、ワインを一緒に飲みましょう。 そんな、Mihoが、今年の4月、南仏、アルルでの試飲会に参加してきましたので、 素人レポートをお楽しみください。 南仏の試飲会だから、天気が良い。はずなのに、今年は冬のように寒い週末にあたってしまった。 でも、ここは、屋内なので、問題ない。 入る前から、出会った、GRESSACのDAVID.   お隣さんの、LE TEMPS DES CERISESのAXEL. ミホは、去年もいたよね?そう、よく覚えていてくれました。 そんなこと言われたら、私が忘れるわけにはいきません。何度かメールはしていたものの、顔と名前がようやく一致。 しかも、栓をあけてから時間の経った赤がおいしいこと!どちらも18年のも。 もう、ブドウジュースを飲んでいるよう。    続いて、CLOS FANTINE なんと18年の収穫量は90%減。ということで、ブドウは買い付けたそう。 ここで、私の大好きなMaziereのFabrice登場。 去年飲んだときに、甘すぎず、軽すぎず、リキュールのような、忘れられない味だった。 思わず、すっと喉を通ってしまった。 更に、赤もアルコール度数が強いにもかかわらず、やはりっとした味で、気に入った。 これだけは、飲ませてください。 あとは、飲み込みませんから。   参加者も午前中は大真面目。人も少ないので、どんどんとブースを移動。 まるで、音楽家のような、mouressipeのalain. と、mont de marie のthierry. そうそう、このとこ、2人とも、一生懸命、生牡蠣を食べているところ! ここで、食事を取りに休憩! 知る顔も見当たらないので、適当に座る。 と、ぽつりぽつりと、大物が前に座り始めるじゃないですか! なんか、ここは予約席かなと、思い始めた。 そんなのはありません。 左から 大物おおきなおじいさん Gilles AZZONI Domaine du possibleのloic. Philppe […]

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Avr

南仏の自然派が結集 La Remise ラ・ルミーズ -NO7

★Mylène BRU ミレーヌ・ブリュ醸造(ラングドック地方)  ワインへのPassionが凄い女性ミレーヌさん。幼い頃からの夢、ワイン造り手になることを、10年前の2008年前の実現した。5ヘクタールの畑を馬で耕している。念願の醸造所も畑に設立し、ブルノも参加してすべてが着々と充実してきている。シャスラ品質から造るレディー・シャスラ、17年はなんと8月20日の収穫。石灰岩盤からくる潮っぽいミネラル感が特徴。カリニャン品種から造るRitaリタはフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが大絶賛したワイン。17年産は収穫量が少なかっただけに品質は素晴らしかった。     ★La Petite Baigneuse ラ・プティット・ベニューズ(ルシヨン地方) アルザス出身のフィリップは、野菜のビオ栽培農家だった。どうしても葡萄栽培・ワイン造りをやりたくてルシオン地方にやって来た。シスト岩盤の一山が彼の葡萄園。だから360度に斜面に葡萄園がある。2008年が初リリース。 ワイン造りに熱中し過ぎて家族と分かれるという人生も経験している。数年前に醸造所も新設して再スタートを切った。 シスト土壌の涼しいミネラル感タップリにワインはルシオン地方とは思えないフレッシュさを感じさてくれる。ドメーヌ・ポッシーブルのロイックやブードモンドのエドゥワール・ラフィイト達から学んだ自然派ワイン醸造もこなれてきた。 近年の完成度は凄い。2017産も素晴らし出来だった。 JUSTE CIEL ジュスト・シエル ”まさに天”と言った詩的な名前のワイン。素晴らしいミネラル感。 ザ・シストといってもよい典型的なシスト土壌のミネラル感が涼しく表現されている逸品。繊細な和食にもバッチリ。      ★Sylvain RESPAUT シルヴァン・レスポ ルシオン地方の山の上にある超自然な生き方をしてるシルヴァン。最初はハチミツをとる養蜂を山の中でやっていた。 数年前から葡萄栽培、ワイン醸造を始めた。山の上の標高の高い立地に4ヘクタールのみの畑を超自然な栽培をやっている。セミ・マセラッション・カルボヌック醸造で醸す、軽快で実にフルーティーなワインを造る。 日本ではまだ知られていないけど、自然派マニアに人気の蔵。Pink is not red, やCarbo Culteカルボ・キュルトは、体に沁みていく美味しさ。    

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Avr

自然派ワインの過去・現在・未来がわかる La Remise ラ・ルミーズ -NO6

★Mazière マジエール醸造(ラングドック地方・コルビエール) あのミティークな醸造家でもあり学者でもあるブジーグが造りあげた畑、醸造所を引継ぎ、あのマジエールの再現に賭けPassionの人Fabriceファブリスがいる。 ここだけでも自然派の過去から未来までが垣間見ることができる。 ファブリスはブザンソンでZinzinsザンザンというワイン屋をやっていた。今は亡きJean-Michel Lasbouyguesジャン・ミシェル・ラブイグのマジエールに感動したファブリスは何とか再生したいと決意。 今は、二つのスタイル、マジエールの原点のワインの再生、もう一つは新しいマジエールのスタイルも挑戦している。      ★Mouressipe ムレシップ醸造(ラングドック地方・ニーム) アランは小さい頃からの夢、醸造家になる為に、お金を貯めて少しづつ畑を長い年月をかけて買い足してきた。ある時、ラングロールのワインを飲んで体が震えるほど感動した。 『自分が造りたいワインは、これだ!』即アランはラングロール醸造のエリック・プフェーリングのところに逢いに行った。 研修を申し出た。エリックは何の躊躇もなく受けれた。 そんなに簡単なことではなかった。葡萄園のビオ栽培に年月が過ぎた3年程前から、ワインに酸が残り、発酵も順調に進むようになった。最近のムレシップは、還元もなく素晴らしい酸と果実味のバランスがとれて素晴らしくなった。        ★Daniel Sage ダニエル・サージュ(北アルデッシュ)  最近のダニエルのワインは、自分が目指してきたスタイルが完成しつつあるのではと思う。透き通るばかりの透明感、スーット伸びてくる涼しいミネラル、やさしい果実味、バランスが凄い。 熱狂的な自然派ワインのファンだったダニエル。自分の造りたいスタイル、狙っていたスタイルは最初から決まっていたのだろう。このアルデッシュ土壌と葡萄、そして自分の造り仕方が明確になったのだろう。凄いプレシジョンを感じる。   

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南仏の自然派が結集La Remiseラ・ルミーズ- NO5

★Sylvain Bockシルヴァン・ボック 守破離の境地の赤(南アルデシュ地方ローヌ右岸)  長年、マゼル醸造で研修を積んで独立したシルヴァン。白ワインは最初から素晴らしかった。 赤ワインの醸造で悩んでいた。ここ2年前から完璧なまでのバランスを備えたミネラルと果実味のスタイルが完成。    ★Le Casot des Maillolles ル・カソ・デ・マイヨル醸造     (Banyulsバニュルス・ルシオン地方) あのミティークな醸造家アラン・カステックが選んだ後継者のJordyジョルディ。世界で最も美しい景色を持つ畑で世界で最も大変な労働が必要な3.5hの畑。アランは20年の歳月かけて造りあげた“ザ・バニュルス”のテロワール。 バニュルで最高のテロワールであることは誰もが認める事実。シスト土壌からスーット伸びるシスト・シストなミネラル感、どこまでもソフトなタッチに仕上げた果実味、ジョルディのセンスが光る。 アラン・カステックの20年の仕事をジョルディの若いセンスでまとめたワイン。 パリの人気ワインビストロChambre Noir シャンブル・ノワールのメンバーもここにくぎ付け。    ★Le Temps des Cerises ル・タン・デ・スリーズ(ラングドック地方) 今、ラングドック地方で、ワインの品質、持続性、人品という観点から見て最も充実した蔵を挙げろと言われれば、私は迷わずル・タン・デ・スリーズ醸造を選ぶ。アクセル・プリュファールという人物が素晴らしい。驕らず、控え目で、ワインはどれを飲んでも素晴らしい。どんな年でもウーンと唸ってしまうほどワインを造り上げてしまう。 どこまでも明るくクリアーな性格そのものがワインに表現されている。    

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Avr

世界中が注目する南仏の新旧自然派が結集 La Remise ラ・ルミーズ-NO4

Ardècheアルデシュ, Languedoc,ラングドック、Massif Centralマッシフ・ソントラル、 Provenceプロヴァンス、Roussillonルシヨン、Rhôneローヌ、Espagneスペイン,Italie イタリアなど各地方の人気醸造から新人醸造家など約70社が勢揃い! 今、醸造家達は皆、剪定の真っ最中。 剪定ハサミをおいて2017年産をタンクから抜いて持ち寄るラ・ルミーズ。 17産をテースティングするには、このル・ミーズが最高の時期。 1月、2月にある自然派大試飲会では、まだ醸造中にものが多く試飲できない。 発酵後、落ちつたこの時期がよい。 17産は皆苦労した。去年の春の寒波で芽が凍って生産量が半分以下の蔵が多い。 もう、3年連続天候不良で収穫が50%以下の蔵が結構ある。 正直いって、もう経営が実に厳しい蔵もある。それでも、天に文句も言えず、ただすべてを受け容れて、 忍耐と希望で、気を入れ直して再開するしかない。これが農業。 ★Mas de L’Escaridaマス・ド・エスカリーダ醸造、(南アルデシュ地方ローヌ右岸) 追究心が半端でないローランならではのプレシジョンのスタイル。 透明感のあるミネラル感の綺麗なスタイルに仕上がっている。   ★Grégory Guillaume グレゴリー・ギヨーム(南アルデシュ地方ローヌ右岸) 洞窟研究家からの転身のギヨムも、17年は壊滅的な収量だった。今年は売るものがない。 今回のルミーズの参加は、醸造仲間達との交流とファンへの状況説明の為。試飲も一品のみ。 18年産に期待がかかる。応援したい!!   

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愛情タップリのLa Remiseラ・ルミーズ- NO3

★Ivo et Julieイヴォとジュリ日本より生還★ この2人、日本から帰ったばかり。まだ、日本の香り、ピオッシュのパルファンが残っている。 Escarpoletteエスカルポレット醸造のIvoイヴォ Julie Brosselinジュリ・ブロスラン この二人、日本出発の前夜、レストラン、ビストロをハシゴして最後に林さんのピオッシュに行った。 それだけは避けなければならないことをやってしまった二人。 当然、朝帰り。目覚ましをかけたけど、無意識に消した。 目が覚めたのが、飛行出発時間のほぼ一時間チョット前、即飛行場に駆けつけて何とかギリギリで飛び乗った。 イアー、危なかった!と目を大きくして話していた。 二人ともまだ日本から昨日着いたばかりで流石にチョットお疲れの顔。 (特にジュリーは睡眠時間を最低8時間が必要なタイプ)    今日は別々にスタンドを設けてやっていた。でもIvoのスタンドにはジュリのワインも置いてあった。 ★La Petite Pépée ラ・プティトゥ・ペペ(Escarpoletteエスカルポレット醸造) イヴォのワインで面白いは、グルナッシュ・ノワール品種を直プレスで絞って発酵させたBlanc de Noirが面白い。 ほのかに色がでていてややオレンジっぽい。8月に収穫して酸を残している。 どことなくタンニンらしいものを感じる。ユニークな白      ★Mata Hariマタ ハリ(Julie Brosselinジュリー・ブロスラン) 日本語のような名前。意味は聞いたけど忘れました。誰かが答えてくれるでしょう。 グルナッシュ・ブランのマセラッション。美しいオレンジ系黄金色。 タンニンもあり、スパイシーな料理、カレー風味、サフラン風味、パエリャにもいいでしょう。 この二人、常に何か新しいワインへの挑戦・試作をやっている。 Montpeyrouxモンペイル村には、ラングドックワインを大変革させた偉大なるレグリエール醸造のコメイラスさんが居た村。 その変革精神は、今もなお次世代のIvoイヴォ達に引き継がれて、次々と新しいイノベーションが行われている。

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Avr

自然なワイン・春の祭典 La Remise ラ・ルミーズ- NO2

このラ・ルミーズはフランス中で最もチームワークがよい二つの地方のメンバーが開催している。 一つは、ルシオン地方のチーム。 もう一つは南ローヌ右岸のアルデッシュ地方のチームである。 この二つの地方は、古参、中堅、新人の醸造家が力を合わせて協力しあって運命共同体のように生きている。 誰かが問題あれば、皆で援助し合いながら解決してしまう。 ある蔵の栽培作業が遅れていれば、皆でその蔵に行って労働協力してしまう。 栽培・醸造器具なども必要とあれば貸しあっている。 それぞれの地方の実践部隊の代表各はこの二人。 Domaine du Possible ドメーヌ・デュ・ポッシブル醸造のロイックさん ロイックさんは第一回目のラ・ルミーズから実行部隊員だった。 ジャジャキスタンという国をLe Bout du Mondeル・ブー・ド・モンド醸造のエドゥワールと設立した。 醸造家になりたいという夢が可能になった時に付けた名前。このワインを飲んだ人の夢が叶うようにと願いPossibleとした。 平均標高400mの葡萄園からルシオン地方とは思えない様な涼しくて果実味豊かな葡萄ジュースのようなワインを造る    Jérôme Jouret ジェローム・ジュレ アルデッシュ地方の実践部隊の代表はコツコツ努力家ジェローム。 太陽がいっぱいの南ローヌでありながら、どこまでも軽快で爽やかな果実味心地良いワインを造る。 醸造所の建物などは、すべて自分で造ってしまう。 建物も、葡萄園も、家族、ワインも自分の考える理想に向かってコツコツと着実に歩んでいる。 そのエスプリがワイン名になった。Pas à Pas パザパ 一歩一歩の意。 トビッキリ仲の良くてハッピーな家族。このハッピーさが確実にワインに入っている。     

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歴史の街ARLESアルル にて自然派ワイン見本市     LA REMISE ラ・ルミーズが開催 No1

ほぼ2000年弱前のローマ時代の遺跡が立ち並ぶ街。 ローマ人は地場のエネルギーのある場所に街を築いてきた。 最も大きな円形闘技場。 日本の弥生時代にこんな巨大な建物を造ってしまったローマ人。   あの巨匠ゴッホが愛した街ARLES アルル。至る所にゴッホの絵がある。 そして、アルルの女。    そんな歴史とエネルギーあふれる街で自然ワイン見本市La Remiseラ・ルミーズが開催されたことは大きな意義がある。

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Avr

春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO6

果実の爆発!!Gregory Guillaume グレゴリー・ギヨームーPART2 グレゴリーは、自分の人生を変えた、果実味中心のスーット体に入っていくスタイルが好きだ。 そんなワインを造る為にすべてを賭けている。 LUCKY ラッキー 白ワイン グルナッシュ・ブラン品種を除梗もせず発酵槽に入れて仕込んだワイン。 あまりにも美味しくて一刻でも早く飲みたくて、影よりも早くコルクを抜いてしまったラベル。 ウエスタン・カーボイの早打ちLuckyラッキーがモデル。 石灰質土壌からくる潮っぽい昆布ダシのような旨味がある。 ミネラル感タップリの白ワイン。 KOFOROBE コフォロベ 果実の爆発“ 元気がでるワイン!! コフォロベとはアルデッシュ語で“ 元気になるよ!”の意。 メルローとシラーを除梗せずにグラップ・アンティエールで発酵槽に入れるセミ・マセラッション・カルボ醸造。 自生酵母のみ、醸造中のSO2は使用しない。古樽で熟成。 自然派の典型的な造りを継承。 まさに、果実の爆発と云ってもよいフルーティーさ、それでいて爽やかさも持っているグイグイいけるワイン。 言葉どおり、元気が出るワイン!!

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春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO5

果実の爆発!!Gregory Guillaume グレゴリー・ギヨーム PART-1 アルデッシュ地方はホントに自然派の宝庫だ! これまた、凄い醸造家が育っている。 グレゴリーは洞窟探究家・地質研究家だった。 ある時、洞窟の中でアルデッシュの名醸造家ジェローム・ジュレと遭遇。 そのジェロームのワインを飲んで驚愕! 透き通った果実味、まるで葡萄ジュース! 自然が、感情が、PASSIONが液体になったような飲み物にであって、人生が変わってしまった。 洞窟も好きだけど、この液体の方が数段面白そうだった。 気がついた時は、もうジェローム・ジュレ醸造所で働いていた。 グレゴリー・ギヨムは決断すると、もうまっしぐらの性格。 2011年に3Hの畑をアルデッシュの奥地に手に入れた。 まるで、盆栽を育てるように葡萄を育てている。 この辺一体は200年前まではあたり一面に葡萄園があってフランスでも有名な産地の一つだったところ。 皆さんご存じのフィロキセラ害虫の難の後、見捨てられた産地となっていた。 この話しにも、グレゴリーは感激。山の上部の方も昔は、段々畑となっていて葡萄が栽培されていたところ。 今は、野生化して低木草が密集している。 グレゴリは将来的には、コツコツと再生させることを決意している。 200年前、フランスでも銘醸畑だった畑が、近々に復活するだろう。

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Avr

春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO4

Sylain BOCK・シルヴァン・ボック・2016年産は過去最高の品質! 16年産は量がやや少ないけど、品質は過去最高だ、とシルヴァンは云う。 シルヴァンは長い間、ジェラールド・マゼルのところで研修しながら自然派ワインの造りを学んだ。 2010年より、マゼルの葡萄と醸造所を借りてワイン造りを始めた。 2013年にシルヴァン・ボック醸造を立ち上げた。 シルヴァンの造りたいワインは、グイグイ飲めてしまうビュバビリテ(飲みやすい)最高のスタイルのワインだ。 自分自身がスート体にはいっていくワインが好きなのである。 長年夢みた念願のワインが完成した2016年 それには、どうしても酸が必要だった。 2年前にシルヴァンは隣村の標高400Mの畑を借りた。 土壌も火山岩と特殊であり、標高の高さと合わせてゆっくり熟すので優しさとフレッシュな酸を残せるようになった。 この16年は、シルヴァンの理想のスタイルが完成した。 つまり、果実味も豊かで、爽やかさもあってスーット体に入っていくワインである。 Reviens Gamay ルヴィアン・ガメ は最高のビュバビリテがある。 シルヴァンのブース超人気でなかなか近づけなかった。

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Avr

春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO3

今、注目のアルデッシュ地方 アルデッシュ地方と云っても、ピンと来ない人が多いと思う。ワインの世界ではローヌ地方の中に組み込まれてしまう。 ローヌ河の右岸をアルデッシュ地方と呼ぶ。北から南まで結構長い地域を指す。 地元では、お互いに“川向こう”と呼び合って区別。 右岸と左岸は人種が違う、と云ってあまり仲良くない。 小粒の優秀な醸造元が集まるアルデッシュは、主に南ローヌの右岸一体の地域を指す。 Mas de l’Escarida マス・ドゥ・レスカリダのLaurent FELL ローラン・フェル 今、このアルデッシュで彗星の如く現れて注目の的になっているのが、マス・ドゥ・レスカリダ醸造のLaurent FELLローラン・フェルだ。 科学研究者だったローラン・フェルは自然派ワインに巡り合って人生を変えてしまった人の一人。 ローランのように、インテリな人達が自然派醸造家になるケースが増えている。 時代が変わったものだ。 変わってないのは、誰もが強烈なPASSIONを持っているということだ。 この辺から自然派も大きく変わっていくだろう。 変わり者の時代-ミステリーな造り。還元臭、酸化、揮発酸、ワインの欠点だらけの時代から。 ⇒確りした科学的根拠、理論に基づいて、説明のできる自然派の造り。 ⇒自然な造りの良い点をさらに伸ばし、自然派嫌いから批判され続けてきた、欠点も更に少なくなっていくだろう。 ローラン・フェルは3年前の2013年にMas de l’Escarida マス・ドゥ・レスカリダ醸造元を設立。 ワイン造りの修業は、主にジェローム・ジュレのところで学び、初年度はジェローム・ジュレの醸造所を借りて造った。 ローラン・フェルの16年産は、グレート!本当に偉大なスタイルになっている。 スカットした酸! マセラッション・カルボからくるホワットした心地よい果実味!! そして、矢のように真っ直ぐで、遥か遠くまで見渡せそうな透明感!! 凄いワインが誕生したものだ!!   

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Avr

春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO2

★16年産のCOEUR DE COEUR!!最も感動した蔵は!! Jerome JOURET * ジェローム・ジュレ!! どこまでも優しいワイン 人間的にも素晴らしいジェローム。今回のこのルミーズ試飲会の主催者実行委員の一人でもある。 ジェロームの人間性はだれもが絶賛する。 . 真面目で実直で、浮ついたところが全くない。コツコツとやるべきことをこなしていく。 仲の良い夫婦。 二人の子供がいて、ほのぼのとした本当に暖かい家族4人がアルデッシュの風光明媚な田舎で暖かいワインを造っている。 ジェロームのワインには、この暖かさが入っている。 このブースにたどり着いたのは、午後の3時頃、体も舌もチョット疲れぎみの状態でテースティング。 口中に液体を入れた瞬間から、舌も体も癒されていくのが分かる。 どこまでもやさしくて、チョット潮っぽくて、フルーティー、しっかりミネラルが背骨を支えている。 ウーン、ここまで調和は…..凄い。 まさに“和”の世界の調和。繊細な和食に合わせたい、淡旨系。 ジェロームのワインで、“PAS A PAS”パ・ザ・パというワインがある。 “一歩一歩”の意。 ジェロームの人間なりがこの言葉に象徴されている。 また、ジェロームは多くの若手に影響を与えている。自然派を志す新人に惜しみなくすべてを伝授している。 ここで修業して独立した新人が素晴らしいワインを造っている。

9
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春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO1

★新しいミレジムを試飲できる最高の時期に開催!! 4月2日、南フランスの街アルルで開催された。70社を超える醸造家が集まった。 いつも見るフランス中のワイン・ビストロのメンバー、世界中のバイヤーが来ていた。 . ルミーズは、剪定がほぼ終えて、本格的な畑仕事が始まろうとしているこの時期に毎年開催される。 16年産は、一部の蔵を覗いて、アルコール発酵も終わって、冬を越して熟成して、ワインの状態も落ちついたところ。 はや飲みのスタイルのワインはもう瓶詰されている。 ほとんどの16年産ワインが、アッサンブラージ(品種間のブレンド、畑区画別のブレンド)も終了している。 新しいミレジムの真価を判断するには絶好のタイミング。 16年産はアルデッシュ地方が面白い !! EN MILLESIME 2016, Ardeche est tres interessant !! 16年産は地方によってスタイルがかなり違っていた。 今年のル・ミーズで最も素晴らしいかった地方はArdecheアルデッシュだった。 16年産はアルデッシュが面白い !! Jerome JURET ジェローム・ジュレ MAS DE L’ESCARIDA マス・ドゥ・レスカリダ (Laurent FELL)(ローラン・フェル) Gregory GUILLAUME グレゴリ・ギヨム Sylvain BOCK シルヴァン・ボック Domaine OZIL ドメーヌ・オジル La Vrille et Le Papillonラ・ヴリール・エ・パピヨン (Meryl Croizier)(メリル・クロワジエ)

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Avr

PARIS ⇒ TGV ⇒ ARLES

自然派ワイン見本市の旅 4月1日と2日の週末は自然派ワイン見本市が南仏アルルで開催される。 Parisパリのガール・ド・リヨン駅を5:45に出発。 4時間の旅、ワインを持ち込んだ。  何て美味いんだ! Domaine des Foulards Rouges * ドメーヌ・デ・フラール・ルージュのOCTOBRE. スーット体に入ってしまう!! 夜10時にArlesアルルの街に到着、 あの“アルルの女”で有名な南仏の街です。 10時でチョット寂しい駅。 タクシーも一台もない。 タクシーを呼んでホテルへ 明朝、日曜日から、内容の濃い自然派ワイン見本市“La Remise” ラ・ルミーズが始まる。 2月に多くの自然派見本市があったけど、16年産を試飲するには、4月の時期のこのルミーズの方が良い。 醸造もほぼ終わって落ちついた時期なので試飲しやすい。 我々にとっては超大切な試飲会である。 明日一日ですべてを終わらせて、翌日、月曜日早朝にボジョレに移動して、ボジョレきっての大試飲会BBBがある。 ボジャリアン、ボジョロワーズ、 火曜日の午前中も ボジョロワーズを済ませて終わり。 三日間フルの試飲が続く。