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Fév

カベルネ・フランの名指揮者、フィリップ・アリエ垂直試飲開催!!

1月17日、パッション・ド・ヴァンの銀座事務所でプロ向けのフィリップ・アリエ試飲会を行いました。オーナーのフィリップ・アリエは1978年から祖父を手伝ってAOCシノン地区、クラヴァン・レ・コトー地区のドメーヌで栽培・醸造を始めた。一見して朴訥なおじさんの風貌なのだが、彼の手にかかれば、シノンもまるで別物になってしまう。シノンのトップシャトーにまで導いた、まさに見事な指揮者である。 <栽培改革とは・・・> 1985年に後を継ぎ、高品質なワインを目指した栽培改革が始まった。まず、除草剤等の化学物質の撒布を一切やめて自然農法に切り替えた。収穫量を抑える為に1本の木に残す芽は5個から6個にし、それ以外の芽は摘んでしまう。葡萄の生育中、芽かきや摘芯をして葡萄の旨味がアップするように、コツコツと丹念な農作業を続けたのである。 もちろん畑は全て自分の手で耕しており、収穫量は極端に落ちてしまうが、ワインの凝縮度を高めるためには欠かせない作業である。 <家族との共同作業> 1994年、南向きの斜面で粘土石灰質土壌である「コトー・ド・ノワレ地区」を手に入れたが、この畑はものすごい斜面で、作業が困難であった。フィリップは妻のクロードと2人でこの畑を植替え、徐々に改良していったのである。1996年には、別の畑に1haのヴィエイユ・ヴィーニュ(V.V.=古木)を取得し、99年にこれを2haに拡大した。現在のV.V.の畑は4ha、コトー・ド・ノワレは3haになっている。 <飽くなき探究心> 1年に2,3回ずつボルドーのグラン・クリュ畑を見て回り、熟成技術を見習い、より構成のしっかりしたワインをつくろうと試みた。幾度も失敗を繰り返したが、根気強く挑戦を続けて、徐々に収穫量を減らしていき、1993年、ついに樽熟成に耐えうるワインを完成させたのである。熟成に使用する樽は、以前はシャトー・マルゴーとシャトー・ラトゥールから買ったものを使用していたが、現在では自ら選んだ樽を使い、新樽はコトー・ド・ノワレに。その後の樽をV.V.用に使用している。 フィリップ・アリエ氏と妻のクロード 赤ワインの産地としてフランスで最北の地域にありながら、カベルネ・フランを100%使用した、熟したピュアな果実味を持った見事なワインを生み出している。野菜っぽさなどみじんも感じさせない豊かな果実味、緻密さは他に類を見ない域に達しているといっても過言ではない。 ************************************************************************************* レ・クラヴィエ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ・Cuvée Vieilles Vignes フィリップ氏曰く「絹のように滑らかな、フレッシュで繊細なワイン」。豊かで混じりけのない果実の香り。若いうちからでも滑らかな口当たり。艶やかで旨味が前面にあふれている印象。余韻が実に上品である。 まろやかなぶどうができる古木から造っていて、フィリップ氏の手作業による見事な作品といえよう。 コトー・ド・ノワレ ・Coteaux de Noiré カベルネ・フランの見事に熟した果実味は特筆すべき!エレガントで豊かな赤い果実のアロマ。カカオ、ロースト香やバニラの風味が複雑さを出している。アタックはまろやかでスムーズな口当たり。驚くようなきめの細かさは他に類を見ないほど。ワインの構成がしっかり取れていてバランスがとても良く、10年の超熟タイプと言えよう。その素晴らしい味わいは、まだ若木ながら既にロワールの№1赤ワインの風格を見事に漂わせている。この土地最良の南向き斜面に植えたぶどうは、まだ若木ながら既にトップワインのワインを生み出している。今後更なる向上が大いに期待できる。 〜垂直試飲のコメントは以下の通り(ビストロ・ヴィヴィエンヌ 吉川ソムリエコメント)〜 シノン レ・クラヴィエ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ヴィンテージ 1995 品種 カベルネ・フラン 熟成を感じさせる紅茶の香り。きれいな酸が後々まで続く。まだまだ若々しい印象。 ヴィンテージ 1996 品種 カベルネ・フラン ややベジタル、スパイス、ユーカリの香り。若々しい印象。酸が柔らかく、タンニンも滑らか。きれいな熟成をしている。 ヴィンテージ 1999 品種 カベルネ・フラン 力強い香りが特徴的。葡萄の完熟感がある。 ヴィンテージ 2000 品種 カベルネ・フラン 香りはやさしい印象。99年ヴィンテージよりはやや飲みやすいが、果実味がある為に、味わいに立体感がある。タンニンは滑らかな印象。 ヴィンテージ 2004 品種 カベルネ・フラン 果実味があり、カベルネ・フランの特徴がよく表現されている。余韻に柔和な果実味を感じる。 ヴィンテージ 2005 品種 カベルネ・フラン ジャムのような甘い香り、ユーカリ、樽のロースト香。果実味が強く、タンニンとのバランスがいい。酸もしっかりあり、余韻が長く続く。 シノン コトー・ド・ノワレ ヴィンテージ 1996 品種 カベルネ・フラン ベジタルな香りと、熟成から感じられる紅茶の香り。味わいに深みを感じる。 ヴィンテージ 2000 品種 カベルネ・フラン 全体的にバランスは非常に良く取れていて、エレガント。ヴィエイユ・ヴィーニュ2000と比べると柔和な酸味や果実味といった印象。 ヴィンテージ 2002 品種 カベルネ・フラン 熟した果実の甘い香り。きめの細かいタンニンでボリューム感を感じる。 ヴィンテージ 2003 品種 カベルネ・フラン ジャムのような甘い香りで、このワインの力強さを感じる。更なる向上が期待できる。 […]

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Fév

ルネサンス 2009〜Renaissance des AOC 2009

Renaissance des AOC とはロワール地方の小さな町、アンジェで2001年から開催されている、ビオ栽培の醸造家のみが集まる試飲会です。毎年規模が大きくなっているこのサロン・・・今年は13国から152人もの醸造家達が集まりました!今年は天井が高く、広くて日当りが抜群なグルニエ・サン・ジャン教会の中で行われました。 ルネサンスに参加するには、様々な条件をクリアしなければいけません。このシステムは、醸造家であろうが配合業者であろうが又は消費者であろうが、同じ考えを持った人達を結びつける為に行っています。もう一つの目標としては、科学が発達するにつれ変化しすぎてしまったアペラシオンの本来の意味を取り戻すことです。 醸造家達は次の3つの条件をクリアしていないと参加できません!! 第一:畑にて 最低3年前から畑全体に自然栽培を行っていること。ということはエコセール、もしくはカリテフランスなど公式認証が必要なのです。しかし90%ほどの参加者が更に進んだ考えを持ち、自然栽培はもちろん、ビオディナミ栽培まで行っているのです。ビオディナミ栽培は太陰暦に合わせながら畑、そしてカーブでの作業を行うという栽培・醸造方法です。この方法により、テロワールの風味はより引き出され、ワインに複雑感と深い味わい感を与えます。 ここで自然栽培に欠かせない条件とは: – 除草剤や化学肥料の使用は一切禁止 – 肥料も対処方法も自然な物のみ(ボルドー液や堆肥など) – ぶどうに自然に付着している自然酵母の自然な働きにての醸造 – 遺伝的に変更された苗木の使用は禁止 第二:カーブにて カーブ内での作業中にアペラシオンの風味を化学物質で修正しない事。300種類以上もある人工酵母の添加や浸透、また遺伝子組み換え作物、機械摘みなども一切禁止となっております。 ビオ栽培・醸造家の間では当たり前だと考えられている醸造方法というと: – 手摘み収穫 – 自然なアルコール発酵(アロマ添加剤や酸素の添加、発酵を進める成分の添加などは一切禁止) – ワインに含まれている自然な成分の豊富さを尊重 – クローヌを含まないセレクシオン・マサール – ワインの自然なバランスを保つこと(補酸や補糖は禁止) – コラージュは禁止 – 2ミクロン以下の濾過は禁止 第三:最終条件・・・ オリビエ・ウンブレヒト*Olivier Humbrechtやレイモン・ドゥ・ビルヌーブ*Raimond de Villeneuve、ジャン・リュック・ヒュベール*Jean-Luc Hubertやニコラ・ジョリ*Nicolas Jolyなど、誰もが認めている醸造家達が審査員として主催している委員会のテスティングで、全員一致で認められないと、ルネサンスには参加出来ません。 アルザス地方n°1、Domaine André Ostertag* 『2007年ヴィンテージはフレッシュでピュア。酸味が綺麗で骨格がしっかりとしている、とても繊細なワインです』 Domaine Humbrecht – Alexandre 『2007年はとても真直ぐ。繊細なアロマが漂うワインにしあがっています。』 どこにいても目だってしまうOlivier Cousin 『とにかく2007年はミネラル感がたっぷりなヴィンテージです』 いつも笑顔ニコニコのDomaine Pierre […]

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Déc

酒本商店主催『地酒祭』開催〜札幌にて

11月6日、札幌にて酒本商店主催『第44回地酒祭』が開催された。150人もの愛好家の方々が参加され、何ともにぎやかな会でした!社長の酒本さんは、あの漫画「夏子の酒」の利き酒師のモデルにもなった程の利き酒能力を持った方。地酒に対する情熱には並々ならぬものがあります。1人でも多くの方に美味しいお酒の楽しみを知ってもらいたいという強い願いから、毎年2回このような会を開催するようになりました。そして、社長の奥様のぶ子さんがやはりワインをこよなく愛していることからいつしかワインも加わった「お酒の祭典」として、今回で44回も開催するようになったのです!その情熱には本当に敬服いたしました。 社長と奥様の情熱が伝わったのか、開場するなり来場者たちは熱気に包まれております。開会の挨拶が終わるや否や、試飲ブースに殺到!皆さん本当にお酒を愛しているのだなあと実感させられました。輸入ワインはCPVにお任せいただき約30種類ほど出品させていただきました。 人気は、ペティヤンの「グリオット/ムーサイヨン*Griottes / Moussaillon」 、白の「メゾンブリュレ/ヴォリュビリス*Maisons Brulées / Volubilis」 、赤では「チエリー・ギュイヨ/ロルム*Thierry Guillot /L’orme 」 や「マゼル/プラネット*Mazel / Planet」などなど。 皆様あれやこれや一通り試され、気に入ったワインには何度も試飲に訪れておりました。顔を見ればお気に入りは一目瞭然、皆様ご満足いただけたようです。 このような楽しい会を開催いただいた酒本ご夫妻に、改めて感謝した次第です。 右から工藤ソムリエ、酒本のぶ子さん、ワインバーオーナー松岡さん さて、『地酒祭』が終了した後は、スタッフ全員で打ち上げです! 会場は、いつも酒本商店さんのイベントに手弁当で応援に駆けつけている工藤ソムリエが店長を勤めているワインバー「ザ・ワインクラブ」です。ススキノ交差点のすぐ近くのビル9階にあり、眺め最高のロケーション、しかも100席もある大きなお店で、奥にはゆったりとしたバースペースもあり、いろいろな使い方が出来るいいお店です。工藤ソムリエは、酒本さんに知り合ったお陰で自然派ワインの大ファンになり、このお店のワインリストでも“自然派ワイン”をメインに取り扱っております!またカーブには”自然派ワイン”がズラリ! 美味しいワインと共に、ススキノの夜は更けていくのでした。 銘酒祭2008秋-左から酒本社長、筆者、工藤ソムリエ、酒本のぶ子さん 酒本商店に関する情報はこちらから! by Samba

25
Déc

疲れ知らずの芸術家ロビノ作品展示会 −自然派試飲会

〜ANGE VIN のロビノにとってワイン・絵・写真も同じアート〜 ロビノにとって絵も写真もワインも同じ芸術作品だ。何歳になってもクリエーティヴな意欲で溢れでている。 誰もが尊敬と友情の念をロビノに持っている。ロビノを嫌いな人間に会ったことがない。 ロビノファンに年齢と国境の壁がない。子供から青年、老人に至るまで、こんなに幅広いファンを持っている人物を見たことがない。 パリのシャンゼリーゼに近いサントノーレ通りにあるエスパス・ボージョンにて3日間行われた。絵、そしてワインの展示会だ。 〜自然派ビストロ・アンジュ・ヴァン時代からのファンが大集合〜 ロビノ氏は長年に渡って、パリの自然派ワインビストロの第一号アンジュ・ヴァンを経営してた。 今夜はその当時のロビノ・ファンが多く集まった。 映画監督、作家、政治家、役者、多くの文化人、そして普通のワイン愛好家など実に幅広いファン層を持っている偉大なアーティストだ。 皆、ロビノ氏と話したくて、ロビノに近づいてくる。 彼と話すだけでエネルギーが伝わってくる。 そのエネルギーの種類も強すぎず、ソフトで明るい大きさを備えたエネルギーだ。 まさに、ロビノ氏の造るワインと同じスタイルだ。 〜ロビノ自作の絵がワインのラベルになっている〜 絵にはそれぞれのエネルギーがある。 それぞれのワインにもエネルギーがある。 二つのエネルギーが調和して、さらに倍増して飲む人に元気を与えることができる。だから、ロビノのワインを飲むと元気が湧いてくる! 絵をラベルまでアレンジしてくれる人が必要だ。 下の写真の美人グラフィストの友人が手伝ってくれている。 ロビノのワインには多くの人の手と愛情が加わって一本のワインが完成している。ロビノワインは2つのアートが重なっているのだ! 〜ロビノ作品の一部〜

23
Déc

ワイン100本飲破の会 - 東京下町-立石に“ESPOAいせい”

〜生まれも育ちも葛飾で、ベランメ−口調の元気な有馬さんの店〜 テやんで-!ナにかい!コのやろ! 泣けてくるぜ! と元気でナイ−ブな有馬さんと美人奥さん 実は私とこの店との付き合いは、今は亡き先代のお父さんの時代からだ。サッパリした一本筋の通った人物だった。 現当主はまだ学生服を着た中学生で、一見ヤンチャ風だったけれど礼儀正しいナイ−ブな少年だった。美しくしっかりした奥さんを迎えて頑張っている姿を見るとジ−ンと来るものがある。 フランス醸造元も世代交代が進んでいる 今、フランスの醸造元でも世代交代の時期に来ているところが多い。ワイン造りもお酒屋さんも地場に密着した職業だ。先代のやってきた事をガラっとは変えられないのは葡萄栽培も同じだ。 世代が代わったからといって直ぐワインが美味しくはならない。葡萄には樹齢というものがあり、樹齢30年を超える頃からやっとワインに深味が出てくる。お爺さんやお父さんが植えた葡萄で、現世代がやっと今美味しいワインができるという長いスタンスが必要な職業だ。お酒屋さんも先代が築いた店の信用の上で今の商売が成り立っている、どちらも先祖を大変大切にしている。 〜一年間でワイン100本を飲もう!会〜 一年間で100本のワインを飲む企画、15名ほどが集まった。 毎月、一回集まってお店の中で10本のワインを飲もう!という会だ。 ただ、飲むのは面白くない。参加者各自がつまみや簡単な料理を作って持参する仕組みだ。それに店が提案するワインを毎回10本飲むというわけだ。でも毎回10本では終わらないようだ。3本ほどは飛び入りで追加しているようだ。当然、最初に簡単なワインセミナ−をやる。後半は酔ってくると、もうあまり聞いていない。飲み会風になってしまう。 今回は私も参加した。丁度、ボジョレヌ−ヴォ−の時期なのでヌーヴォ−とそれに引っ掛けて、ロワ−ル地方のガメイ品種と比較したり、3年前のヌ−ヴォ−を飲んだりと面白い趣向が組まれていた。 2次会は立石商店街にある一杯飲み屋に この企画はお客さんにとっては大変ありがたい企画だと思う。 100本自分で試すのは大変だ。ここで皆で話を聞きながら自分好みのワインを100本中から探すことができる。下町には下町の売り方があるものだ。ゴチャゴチャ説明するより実際に飲んでもらった方がはやい。でも結構ワイン通の人達がいた。ここでもワインコミニュティ−が確実に出来上がっている。素晴らしいことだ。やはり2次会に全員で近所の一杯飲み屋に繰り出した。イヤ−楽しいひと時だった。思わず終電に乗り遅れて立石から銀座までタクシ-となってしまった。           〜こんな時期だからこそ自分の目で畑を見てが大切!!フランスまでワイン買付にやってくる有馬氏〜[ 男、有馬ロマネ・コンティに立つ!何を考えているのか? 『やっぱり、実際に来ると気合が入る!これが大切なんだ!!』 『それに今自分が本当に自信をもってお客さんに勧められるものって少ないと思う。少なくてもワインだけは自分の目で畑、人、造りを確かめて、自信をもって売れるものだけにしたい。』 電話とファックスだけで注文すればワインは仕入れできる。 でもワインだけは違う、その畑の環境とか、そこに住む人達の息吹を、そして造る人の生活、志を知らないと結局ワインの薄っぺらな表面の部分しか分からない。 一杯のワインの味わいは氷山の一角にすぎない。 その味わいを造り上げた原点の部分は氷山の水面下にある80%の土台の部分を知らなければ意味がない。 果実味とか、ミネラルとか濃いとか薄いとかの表面の部分よりもっと大切な、ワインの深い核心の部分がある。 それを知らないと本当に自信をもって販売ができない。 だから有馬氏はフランスまでやって来るのだ。 今年も5月にフランスを一周した。勿論、今年のヌーヴォーの畑、造る人、その家族との触れ合い、食事も一緒した。繊細で感受性豊かな有馬氏はそこから多くのものを吸収した。 〜15年来の付き合いのドメーヌ・ラルジョルも世代交代の真っ最中〜 南フランスでカベルネ・ソーヴィニョンを造らせたら天下逸品のラルジョルだ。オーナーのテスラン一家も世代交代の真っ最中である。有馬氏の左に居るのが次世代を担うフランソワだ。 フランソワと有馬氏は同世代。二人とも、先代に感謝の気持ちは忘れない。しかし、先代と同じことをやっていては先が危ないのは感じている。 フランソワがドメーヌで働きだして5年がたつ。お父さんを尊重しつつ着実にドメーヌを健全に進化させている。勿論、多少の摩擦はあってもお互いに譲りあって進化している。ワインはますます繊細、フィネスの方向に向かっている。そんな醸造元の変化を訪問することで肌で感じ取ることができる。大切なことだ! 左下 フランソワ   右下 有馬氏   右上 テスラン氏 ブルゴーニュを代表する自然派醸造元が入れ浸りのレストラン・レガラードで本物の食文化を体感。 3キロ近いシャロレ牛を完食。 流石、生まれも、育ちも葛飾! ワインはパカレのポマールだった。 写真、シェフのマリアさんと共に、 La Régalade に関する記事はこちら! 〜有馬氏、大好きなマンスノーブルにて〜 ワイン名“ネ”鼻のラベル        ジャンセンジャール氏       有馬氏 ジャンセンジャール氏はベルギーのテースティング大会での優勝者。 特に抜群の嗅覚をもって、ベルギーでは有名なワイン愛好家だった。そんな彼がコルビエールで畑を買ってワインを造り出してもう15年がたつ。有馬氏は最初からの付き合いだ。フランスに来た時は必ずよることにしている。 お父さんが築いた地の理を大切に、夫婦仲良くワイン販売に頑張って欲しい。燃やせ!!PASSION!!燃えろ!!PASSION!!

12
Déc

Union des Gens de Métier試飲会

今日は初めて試飲会に行って来ました!場所はパリ8区に在る18世紀に建てられた建造物、Cercle National des Armées*セルクル・ナシオナル・デ・ザルメ。セミナーや様々なイベントなどが行われていて、パリの代表的な建物です! 18世紀、そして今現在の姿 中に入っていくと、その威厳に満ちた豪華さにまず感動!そして試飲会が開かれている会場にたどり着いた瞬間またビックリ! この試飲会のレベルがどのくらい高いかが一瞬で感じられます。揃っている造り手達は、皆自然派ワインの世界では名の知れた人ばかり。こちらのリストをご覧頂ければ分かるように、大物醸造家がズラリ! 最初に試飲したのは、先日訪問したばかりの、Louis Benjamin Dagueneau*ルイ・バンジャマン・ダグノーさんのスタンド。彼はシャイながらも話すのが大好きなとてもチャーミングな男性です。とにかく笑顔が可愛い!! そして彼のPouilly Fumé*プイ・フュメももちろん絶品です!どのキュベを飲んでも、口がトロけてしまいそう〜!果実感、ミネラル感、爽やか感、全てが完璧にマッチしていて、どれもとにかくバランスが最高!特に貴腐ワインのLes Jardins de Babylone *レ・ジャルダン・ド・バビロンは私からのお勧めです! Buisson-Renard 07*ビュイッソン・ルナール07 Silex 08*シレックス08 Pur Sang 98*ピュール・サン98 Les Jardins de Babylone 08*レ・ジャルダン・ド・バビロン08 続いてはPhilippe Alliet*フィリップ・アリエさんのワインを試飲! 彼のワインの特徴はタンニンの繊細さ! 赤フルーツの香りがたっぷり味わえるChinon* シノンはとてもフレッシュでまろやか。 綺麗なバディーが食欲をそそります! Vieilles Vignes 07*ヴィエイユ・ヴィーニュ07 Coteaux de Noiré 07*コトー・ドゥ・ノワレ07 そして面白いおじさんがいるな〜と見ていたら、あのSaumur Champigny* ソミュール・シャンピニィで有名なClos Rougeard*クロ・ルジャールの Nady Foucault*ナディ・フコーさん! 陽気で優しく、場を和ましてくれるナディさん。 彼のワインには、その暖かい性格そのものが感じられます。とてもミネラルで柔らかい喉越しが何ともいえません! Poyeux 05*ポワイユ05 Le Bourg 05*ル・ブール05 ガイヤックに在るDomaine […]

11
Déc

ユニオン・デ・ジャン・ド・メティエ試飲会開催 – UNION DES GENS DE METIER

〜ワイン職人集団がパリに集合〜 12月8日、ワイン・職人集団UNION DES GENS DE METIERの醸造家24者がパリに結集した。 普段は2年に一回のボルドー・ヴィネクスポの時に開催する。 今年は2008年の醸造が終わってホッとしたこの時期にパリに開催。 パリに住む我々には助かる企画だ。 このグループは今話題の自然派グループが発生する前から存在する老舗のグループだ。 メンバーのディディエ・ダグノ氏が先月不運の事故で世を去り、 息子のルイ・バンジャマンを仲間に紹介する意味も含まれた試飲会だった。 パリのプロフェッショナル向けの試飲会だった。 多くの若手醸造家も勉強の為に試飲しに参加していた。 これだけの本物中の本物がパリに集まることは少ない。 サント・オーギュスタン広場のナショナル会館で開催 JACQUES SELOSSE*ジャック・セロス      シャンパーニュの東洋思想家 シャンパーニュで本物の職人と云えばジャック・セロスだ 。 人気のあるブースでなかなか近付けない。 隙を見てなんとか試飲できた。 シャンパンと云うより発砲した白ワインというイメージだ。 舌にあたる感触が柔らかい。すべてが溶けている。 シャンパンとは言い難い飲み物だ。まさに白ワインだ。 ジャックは一時期、自然派グループの会長まで務めていた。 彼の話は、古典中国の老荘思想の哲学の影響をうけているのでは?と思うほどの理論を持っている。尊敬すべき人物の一人だ。 CLOS ROUGEARD*クロ・ルジャール  SAUMUR CHAMPIGNY    ロワールの帝王 クロ・ルジャールのナディ・フコーだ。 絶妙のカベルネ・フランを醸し出す国宝級の男だ。 ロワールでフコー・ファミリーといえば水戸黄門的存在だ。 ボルドーのグランクリュの醸造長達が勉強に訪問するほどだ。 彼とは20年来の付き合いだ。お互いにまだ髪の毛は真っ黒だった頃からだ。 今日はLE BOURG 2005年を試飲した。 素晴らしく溶けたタンニンと柔らかなミネラルが特徴だ。全くカベルネ・フランの固さがない。 PHILIPPE ALLIET*フィリップ・アリエ    CHINON    練った超職人技の持ち主   カベルネ・フランを造らせればフコー ・ファミリーと甲乙を競う間柄。 本当は大の仲良しだ。共同で樽を買ったり、ナディ・フコーとは良き相談相手だ。 私とこのアリエ夫妻との付き合いもほぼ20年来の付き合いだ。 アリエのカベルネ・フランはよりミネラル風味があり、果実味もより濃縮感がある。しかし、よく云われるフランのベジェタルは全くない。タンニンのキメ・粒子の細やかさ、天下逸品だ。 熟成するとグラン・ヴァンの風格を備えたワインになる。 来年、2009年1月に日本訪問決定! 東京・銀座パッション・ド・ヴァン事務にで試飲会開催予定! […]

17
Nov

TERRA MADRE 2008 – SLOW FOOD * テラ・マドレ2008-スローフード

CARLO PETRINI PRONE LA DECROISSANCE * カルロ・ペトリーニ氏、減少を絶賛する « Il est criminel que les gouvernements aient réussi à trouver 2 000 milliards d’euros pour aider les banques alors qu’ils ne trouvent pas l’argent pour sortir des millions de personnes de la famine » Voici les premiers mots de Carlo Petrini dans son discourt d’ouverture. 『政府は銀行へと2兆ユーロもの資本援助をしている。しかし何千万人もの人を飢饉から助ける予算が無いなんて、それはあまりにも許しがたい。 』カルロ・ペトリーニ氏のスピーチはこのような言葉から開始した。 Le ton […]

31
Oct

Vins de Vignerons – ヴァン・ドゥ・ヴィニュロン

10月26日の日曜日、私はル・タン・デ・スリーズ*Le Temps des Cerises の アクセル・プリュファー*Axel Prufer さんに誘われて、パリの11区にある自然派レストラン、シャトーブリアン*Chateaubriandで行われた自然派ワインの試飲会に行ってきました! 壁には自然派醸造家達の名前がズラリと書かれています。 パカレ、アングロール、リショーなど、名醸造家がいっぱい! 私が行った時間帯はちょうどアペタイザーの時間!ワイワイと賑わっていて、お客さんも醸造家達もちょうど良い気分になってきた頃です! パリに自然派ワインバーを持っている経営者がいっぱい・・・! 座っているお兄さんはこの前までパリ1区にある ル・ガルド・ローブ*Le Garde Robeで働いていたギヨームさん! ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンド*Domaine Le Bout du Monde、エドゥワール・ラフィット*Edouard Laffitte 彼のワインは南仏のワインなのですがとてもミネラル感があり繊細です。赤フルーツの香りが口いっぱいに広がっていく感じが印象的です! – ホップ・ラ*Hop Là – タムタム*Tam Tam – アベック・ル・タン*Avec le Temps – レシャペ・ベル*L’Echappée Belle ラングロール*L’Anglore、エリック・プフィファーリング*Eric Pfifferling アングロールのタベルを飲みなさいとずっと言われ続けていた私。やっと今日そのロゼを試飲する事が出来ました!ミネラル感、フレッシュ感、バランスが抜群の酸味。本当に絶品です!幻の味です!! – Les Traverses*レ・トラヴェルセ – Pierre Chaude*ピエール・ショード – AOC Tavel*AOC タベル – Les Comeyres*レ・コメール – Nulle part ailleurs*ミュル・パル・アイユール – Vejade*ヴェジャード – […]

14
Oct

ルネサンス・デ・AOC * Renaissance des AOC

2009年2月1日、アンジェの町で90人以上もの醸造家たちが集まり試飲会を行います。 場所はグルニエ・サン・ジャン会場*Greniers St Jean。 以前から付き合うがある醸造家はもちろん、人気寸前の若醸造家も勢ぞろい!今年は一体誰のワインが注目を浴びるでしょうか?!

11
Oct

Le Carré des Feuillants 試飲会

10月20日(月) 10:30〜18:30 レストラン・ル・キャレ・デ・フイヤン*Le Carré des Feuillants で自然派ワインの試飲会が行われます! 時間のある方は是非一杯飲みに行ってください! 14 rue de Castiglione 75001 Paris

11
Oct

SLOW FOOD – TERRA MADRE

DU 23 AU 27 OCTOBRE 2008 – TURIN – ITALIE 2008年10月23日〜27日 − トリノ − イタリア « qui sème le rêve récolte l’utopie » Carlo Petrini (fondateur de Slowfood) « 夢の種をまく者はユートピアを刈り取る » カルロ・ペトリニ(スローフードの創立者) Pour celles et ceux qui ne connaissent pas le mouvement Slow Food, je vous invite à visiter le site スローフードをご存じない皆様、是非次のサイトを見て下さい www.slowfood.com et www.terramadre.info Le 23 octobre prochain s’ouvre […]

10
Oct

株式会社JALUX名古屋試飲会開催!

このところ、日本全国各地で、年末商戦に向けての試飲会が開催されているが、10月8日(水)株式会社 JALUXが名古屋にて試飲会を開催、イタリア、カリフォルニアワインとともに、フランス自然派ワインブースが設けられ、ビオディナミ栽培をおこなう、アルザスのOstertag、南西部Elian Daros、ローヌのGuy Moussetなどのワインが紹介された。 紹介蔵元(一部のみ) ★Jean- Michel Turgy (ジャン・ミシェル・チュルジー) コート・デ・ブラン地区のグラン・クリュ格付けの村Mesnil-sur Ogerにあるレコルタン・マニュピュラン。減農薬農法にて、収穫量も抑え、凝縮度のあるぶどうを収穫。醸造は、できるだけ人間が介入せず、おり引きやフィルター作業も行わない。リキュール添加も、ほんの全体の1%のみ。自然なピュアな果実の旨みを感じるエレガントなシャンパン。 Brut Blanc de Blanc Grand Cru ★Domaine Ostertag(オステルタッグ) アルザスを代表するビオディナミの生産者。 ワインには3つのカテゴリー「果実のワイン」「石のワイン」「時のワイン」がある。多種多様なアルザスの地形、地質のなかで、本物のワイン=テロワールワインを求めて日々精進している。ピュアな果実の味わいとミネラルな鋭い味わいを併せ持つワイン。ラベルは、奥さんの作品、全てぶどうの樹がモチーフとなっている。 アンドレ・オステルタッグ氏 ★Elian Daros(エリアン・ダロス) *le Vignoble d’Elian 2005 *Chante CouCou Rose 2004 南西地方の入り口、マルマンドでビオディナミ栽培を行う生産者。アルザスのZind Humberchtで働いたのち、実家のぶどう畑を引き継いだのだ。果実味あふれるキュベから、ボルドー・グラン・クリュにも匹敵するクロ・バケイまでつくりだす。また、ロゼは、絶品。グルメなロゼである。 ★Guy Mousset(ギィ・ムセ) *Le Clos Saint Michel Chateauneuf-du-Pape blanc 2004 *Le Clos Saint Michel Chateauneuf-du-Pape Rouge 2003 シャトー・ヌフの南側にぶどう畑を持ち、有機栽培プラス一部ビオディナミ栽培を行っている。現在、若いオリヴィエ・ムセ氏とフランク・ムセ氏の兄弟二人でチームを組んでワイン造りを行っている。 乾燥した熱い土壌のなか、繊細でエレガント、ミネラル感あふれるワインを造りだす。       これらのワインのお問い合わせは、輸入元: 株式会社 JALUX ワイン部 営業チーム TEL:03−5460−7156 FAX:03−5460−7227  

10
Oct

CPV試飲会 Avec 豊通食料株式会社開催!

10月6日(月)CPV銀座事務所にて、豊通食料新入荷ワインの試飲会を開催した。 今回は、この秋入荷のアイテムを含め、28種類の自然派ワインを紹介。若手生産者から、大御所まで、ロワールからルーシヨン地区までと、多彩な品揃えとなった。 試飲蔵元は、ブルゴーニュ最東でビオディナミにてワイン造りを行う親父,Guy Bussière(ギィ・ブッシエール) あのパカレが醸造責任者を務めたDomaine Sabre(ドメーヌ・サーブル) モルゴンの自然派Geroge Descombes(ジョルジュ・デコンブ) ボルドー右岸でビオディナミ農法Chateau Lagarette(シャトー・ラガレット) オーヴェルニュ地方、あのヴォルヴィック村にある蔵元、Sous-Tournoel(スー・トゥルノエル) そしてロワールの巨匠Sansonnière(サンソニエール) それに続く、自然派生産者たち、Catherine & Pierre Breton(カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン) Nicolas Reau(ニコラ・ロー) エネルギーの塊、Jean−Pierre Robinot(ジャン・ピエール・ロビノ) Christian Venier(クリスチャン・ブニエ) サンセールの新星Sébastien Riffault(セバスチャン・リフォー) プロヴァンスNo1、Roquefort(ロックフォール) ラングドック・ルーシヨンより、若手生産者Le temps des Cerises(ル・トン・デ・セリーズ) Le bout du Mondeル・ブー・デュ・モンド)地球の最果てのなどなど。。。 中でも、これからフランスの自然派ワイン界を担っていく若手生産者のワインが好評であった。(今回試飲アイテムのみ列記) ★Sébastien  Riffault(セバスチャン・リフォー) *Sancerre Blanc Akméniné 2007 ¥4,500 *Sancerre Rouge Raudonas 2006 ¥5,500 ★Domaine Sabre(ドメーヌ・サーブル) *Bourgogne Blanc 2007 ¥4,800 *Beaune 2006 ¥ 8,200 ★Le Temps des Cerises(ル・トン・デ・スリーズ) *Avanti Poporo Rouge 2006 ¥2,800 ★Le Bout Du Monde(ル・ブー・デュ・モンド) *Cotes du Roussillon Village Tam-Tam 2006 \3,000 *Cotes du Roussillon Village L’Ecume des Jour 2006 \3,800 今回の試飲会でラベル一新で紹介の蔵元2軒!!! ★Chateau Roquefort(シャトー・ロックフォール) *Gueule […]

30
Sep

いまでやWine’s大試飲会開催!

2008年9月29日、六本木の近くの会場にて、 千葉にある酒のいまでやのワイン大試飲会が開催された。今回のアイテム数は、フランスワイン、国産を含め100種類以上!!! 雨の肌寒い天気にもかかわらず、100人を超す飲食店関係者が集まり、熱気と活気の大試飲会となった。 今回も目玉は、自然派ワイン!!! 6月にいまでやさんの小倉あづさ専務、ワイン担当小山さんとともに訪問したロワールの蔵元も紹介、また、その訪問時お写真を見ながらの自然派ワインセミナーも開催した。 見よこの活気!和食店関係者などは、特に、素材の味を壊さず活かす自然派ワインのピュアな味わいに魅了されていた。

11
Sep

ブノワ・クローとオリヴィエ・クザンとお食事会!

今日はオリヴィエ・クザンの親友の家に招かれ、皆でお昼ご飯をご馳走になる事になりました! しかしなんていうおもてなし! 奥まで長く続くテーブルの上には30人分のセッティングがバッチリ用意されています! この方がこの家の家主さん 、ジャン・イーヴさんです。 昔、シャンティーイの近くにフレンチ・レストランを経営していたのですが、全て引き離してロワール地方に引っ越してきたのです。 この大きいドメーヌで、今後奥様と民宿を開くのが夢なんだそうです。 早速オリヴィエのシュナン・ブラン100%使用のスパークリング・ワインでお食事会を開始! ここで竹下さん、ワインをナイフで開けるというチャレンジに挑戦! 結構危ないんですよ! オリヴィエとブノワに心配そうに見守られながらも一応成功! そして好奇心たっぷりの永濱さんも同じく挑戦!今度はブノワとブノワの奥さん、エマニュエルに見守られながら頑張ります! 『オッ!危ない危ない!行くよ〜!』 『イエイ!開きました!』 ブノワもエマニュエルも一安心! とりあえず皆でカンパ〜イ! オリヴィエの従業員として働いているシルヴァンさん。チリチリパーマーが印象的! そして優しい奥さんのマニュエラさん。 エミリオ君とオバン君はとてもシャイで甘えん坊さん! 2人はブノワとブノワの奥さんとも大親友の中!シルヴァンも畑仕事が好きで、オリヴィエにソヴィニョンの畑を2Ha借りて頑張っているんだそうです! この人があの有名な方、オリヴィエ・シュウィルツさん。 何故有名か? それは自然派ワイン大好き人間だからです!! パリでも自然派ワインがずらりと並ぶバー、『Le Robe et le Palais』 、 『La Garde robe』を経営していて、ロワールにも『La Pinsonnière』という民宿を奥さんと共に経営しているのです。 お食事会スタート! こちらジャン・イーヴさんの奥さん、二コルさんが作ってくれたお料理です。 出てきたお料理の素材は全て家庭栽培で収穫されたもの!なのでとても新鮮でジューシー! 最初に出てきたのはとてもヘルシーな野菜スープ。ズッキーニー、セロリとレタスのピュレにキュウリのアイスを添えた物です。 続いて出されたのは色とりどりなトマト達。 左からAndine Cornue−アンディンヌ・コルヌ、 Green Zebra-グリーン・ゼブラ、 Ananas-アナナス、 Langue de boeuf−ラング・ド・ブッフ、 Noire de Crimée-ノワール・ド・クリメ、 Rose de Berne-ローズ・ド・ベルヌという種類です。 メインディッシュにはお芋のピュレと牛肉。 ニンニク風味のバターがまた美味しい! そしてデザートにはとりたての梨に、チョコレート・クリームを垂らした甘くて上品な一品! これがまたオリヴィエの白ワイン、『La […]

20
Mai

CAVE AUGE パリにローヌ自然派大集合

5月17日の土曜日、カーヴ・オージェが時々開く店頭試飲即売会が開催された。今日のテーマはローヌ自然派だ。ローヌを代表する自然派の大御所10社が集合した。壮観なメンバーが集まった。さすが人気専門店カーヴ・オージェならではのセレクションだ。勿論、企画したのはマーク・シバだ。自然派ワインの発展には絶大な力を発揮した男だ。先週もプリューレ・ロックで会った。自然派の試飲会にはどこでもいつでも参加している男だ。 当然、私とはいつも遭遇している。活力旺盛な男で全面にエネルギーが出ているので、ややクセのある男のように誤解されることが多い。でも話すと風貌とは似つかない繊細さをもった男である。そして真面目な人柄だ。醸造元から信頼されている。だから彼が号令をかけるとこれだけのメンバーが集まる。 土曜の昼の快適な買い物。 パリの自然派ワイン愛好家は幸せだ!これだけの造り手と話を聞きながら試飲できる。しかも気に入れば即買いができる。ニコニコしながらケース単位でワインを購入してた。 ケースを大事そうに車に積んでいる姿が印象的だった。