25
Fév

天才肌のAd Vinumアド・ヴィニュム醸造元               Sebastien Chatillon セバスティアン・シャティオン

     ヴァランタン・ヴァレスの友人で、元はシャトー・ブリアンのソムリエのセバスチャン、Ad Vinumアド・ヴィニュム醸造元。 この人天才です。 初ヴィンテージの2016年からすでに周りを驚かせたが、2017年、タンクから飲んでも、樽から飲んでもすでに絶品の美味さです。 グルナッシュ・ノワール・グリ・ブラン、ルーサンヌ、ソーヴィニョン、ピックプル、サンソー、カラドック、ムールヴェードル、ピノ・ノワール、シラー、クレレットなどの多数のぶどうを全房使ったり、除梗したり、プレスしたりと収穫したぶどうの状況を見て即座に判断してタンクに入れていくらしい。 まるで素材を渡されてからすぐに料理を作る即興料理のようだ。 ワイン樽もジャック・ラセーニュやガヌヴァ、コサール醸造元などの古樽を使用。 研ぎ澄まされた感覚と感性でワインを造る、ニューウエイブ。 この2人はホントとんでもない! ワインの色見ただけで美味そうでしょ。 筆:竹下

24
Fév

Le Vin de Mes Amis ル・ヴァン・ド・メザミ試飲会 (Montpellier) NO2

Par Takeshita Masaki ★Jean-Baptiste SENA この人のワインの進化にビックリ。 ジャン・パプティスト・セナ! いったい、いつが飲み頃?というパワフルなワインをミネルヴォワで造っていたが、白はフレッシュな洋梨ジュース、赤はエレガントながら、1本芯の通ったエネルギー詰まったワイン。 髭をはやし、性格的も穏やかになった感じのセナ。旨し!      ★Thomas Picot – Domaine Pattes Loup パット・ルーのトマ・ピコは2015年ヴィンテージを持参。このエレガントなミネラル感がたまらない。繊細なシャブリ。余韻の塩気が心地良い。     ★Mas Haut BUIS ラングドックの標高500mにぶどう畑を持つマス・オー・ビュイ。 オリヴィエも昔は凝縮度たっぷり、新樽たっぷりのワインを造っていたが、今やマセラシオンカルボニックで、樽の使用も減らし、素晴らしいバランスのワインを造っている。    ★Cosmic(スペイン) この自然派巨匠溢れるサロンで、ひときわ輝いていたのが、スペインのコスミック。 ザルバは見ての通り、チベットあたりの修行僧のような雰囲気。 無駄の無い、かつまさに宇宙のエネルギーの流れ詰まった、研ぎ澄まされたワイン。 カリニャン・ノワール、ブラン、グリのキュヴェ、オンカリダスは、もうワインを超えた飲料。 ちょうどMas Pellisserマス・ペリセールのOriol Artigasオリオルも試飲会に来ており、ザルバと熱く語りあっていた。 今からのスペイン自然派を引っ張っていく、輝く2人だ!    ★Christophe Pueyo サンテミリオンのクリストフ・プエヨもセミヨンのアンフォラのキャヴェなど、いろいろ挑戦。マセラシオンする事で、セミヨンの苦味、アロマが、より複雑に表現されている。 赤は安心感溢れるバランス。      ★Mas de Mon Père コート・ド・マルペールのマス・ド・モンペール!今や日本に取り扱いが無いのが残念。。。 彼もMCをセパージュによって取り入れ、マセラシオン期間も以前より短くし、綺麗で果実味溢れるワインを造っている。     ★Marcel Richaud マルセル・リショーのスタンドは息子のトマが担当。まさに熟度あり、アルコール感ありながら、それを果実で包むマルセル・マジック。 巨匠のワインだ。     ★Catherine Bernard カトリーヌ・ベルナールの2017年、まだ出来上がってないが、アリカント、カリニャンのキュヴェは素晴らしい味わい! チャーミングでエネルギッシュなカトリーヌの人柄がまさに出ている。 […]

24
Fév

Le Vin de Mes Amis ヴァン・ド・メザミ試飲会 (Montpellier) NO1

Par Takeshita Masaki 本日も地中海沿岸は快晴! まさに試飲会日和! 本日はシャルロット・セナが中心になってルレ・エ・シャトーのDomaine de Verchantで開催の Le vin de mes amisへ! 昨日は950名、今日は650名のプロフェッショナルが集まる、近隣で開催の自然派サロンの中でも最大規模のサロン。 多くの自然派巨匠が参加していますが、毎年毎年の栽培、醸造の進化による、ワインの味わいの進化に驚かされる。 ぶどうの樹齢と共に、気候の変化と共に、世の中の流れと共に、いろいろな状況に対応しながら、更に高品質なワインを造りだしている。 ワイン造りに答えは無い。 いつまでも答えを追い求めながら日々の努力を積み重ねるものだ。 そして結果はついてくる。 ル・ヴァン・ド・メザミの生産者達、その1 ● オリヴィエ・コーエンは今回もお父さんと共に、楽しそうにワインの説明をしている。 いろいろな生産者からアイデアをもらい、自由な発想でワイン造りを行うオリヴィエ。 彼の底抜けの明るさがワインに出ている。 ● ガランスの白も赤も、南仏を思わせない、綺麗な透明感溢れる酸のキリッと効いたワイン。 石灰岩からくるミネラル感、塩気が旨味を出している。     ● マチュー・ラピエール、今年は2回の雹害があったが、それをものともせず、 2017年!素晴らしい出来! すでに出来上がったレザン・ゴロワはまさにグレナデンシロップ。うま〜い。 モルゴンは、まさにイチゴジャム。     ● 昨年のヌーヴォー解禁時に来日のクリストフ・パカレはまさにテロワール職人。 クリュの違いを明確に表現。 2017年のボジョレー・ブランはエキゾティックな熟度。ジュリエナはジューシーで既に素晴らしい状態。      ● フロントンのいつも陽気なシャトー・プレザンスのマルク・ペナベールのスタンドには、いつも凄い人だかり。 ソーヴィニョン・ブランはフレッシュ、シャナンは軽やかな洋梨。 ネグレットをメインにした赤のキュヴェも、昔のようなタンニンギシギシの造りでは無く、エレガント! 今や27歳になった長男の名前のキュヴェ、ティボーは絶品。      ● リオネル・ゴビーの造るワインは父親ジェラールの造るテロワール感の強い、天て地でいうと地の強いワインから天の力の強いワインに進化している。またお互いのキャラクターの違い、人によってワインは変わる。面白い。     続く。。。 筆:竹下

23
Fév

L’Irreel リレール見本市 (Montpellier)

Ecrit par Takeshita Masaki 本日からモンペリエ周辺で自然派ワインサロンスタートしましたが、今日明日でメインのサロンが3箇所あり、全てを回りきるため、試飲会スタートから猛ダッシュ試飲です。     まずは、もうすぐ来日、イヴォ・フェレイラが中心となって主催のL’irreelリレールに訪問。 最初の試飲は、今や通称モナムーの岩ちゃんのスタンド!かなこさんが、この日の為に作った 勝負Tシャツが凄い! アムール溢れるスタンド(^^)。 「和」と名付けられたピノ・ノワールは絶品! 今や自然派ワイン生産者としてサロンに出展できるまでになった岩ちゃんに拍手!     昨年のBMO20周年記念イベントで来日のゲシクトのアルノー、クロ・マソットのピエール・ニコラとは日本での懐かしい話しに花を咲かせながらの試飲。 いつでも安定の美味さのゲシクト。 クロマソットの2017はマセラシオンを短くした影響で、今までとはまた一味違うエレガントなワインに! これまた3月来日予定のドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワーは頼もしい息子とともに。 オリビエ・コーエンの友人の造り出すRedというキュヴェが、これまた凄い!   スペインからアンフォラおじさんと、シェラネバダ山脈の麓、標高1000メートルのぶどう畑でワインを造るボデガ・カウゾンも美味い!     ミュスカデの自然派、新ジェネレーション、レミ・セデス美味し! ガイヤックのボワモワセは息子が一緒にワイン造りを始め、ワインの品質が更に高くなった。美味し!    南ローヌのレ・マウは、変わらず南らしからぬ清涼感を持ち合わせるエレガントワイン。 サルナン・ベリュは、ミネラルという1本芯の通ったワイン。     新たな若手ヴィニョロンも多く参加! 活気溢れるサロンにて、気がつけば、すでに16時に。。。まだ全部試飲できてなーい。 でも、もう次にも行かなきゃ。。。試飲マラソンです(^^)。時間がたりないー。 筆:竹下

16
Fév

アンジェの忘れられないソワレ                    Bar à Vins : A BOIRE ET A MANGER no2

人数が多いので、マグナムを中心に飲んだ。イヤー、すべて素晴らしいかった。 生ガキに、店主アレックスのお勧めPhilippe Valetteフィリップ・ヴァレットのPouilly-Vinzelles 13プイィ・ヴァンゼルを合わせた。      でも、やっぱり生ガキにはシャブリも合わせたい。 Thomas Picotトマ・ピコのChablisを合わせた。ウーン、何て繊細なミネラル感! これもバッチリのマリアージ。     途中から偶然居合わせたラ・リュノットのクリストフのワインを開けた。 Les Rossignouxレ・ロシニョを開けた。辛口にハチミツの風味。赤のLa Flouラ・フルに一同感激した。        そして、またまた、Jérome Saurignyジェローム・ソリーニの桜島Sakurajimaに一同が感動。    あとは、チョット酔っ払ってあまり写真をとってなかった。オリオルのワインを中心に飲みました。 どれも、感動の液体だった。    

16
Fév

アンジェの忘れられないソワレ                         Bar à Vins : A BOIRE ET A MANGER no1

ワイン見本市がある時は、夜の部ソワレも大切な出逢いの場である。人と人が出逢うと色んなものが創造されてくる。 ここ自然派ワインバーであるA boire et à Mangerア・ボワール・エ・ア・マンジェには、凄いメンバーがやって来る。 日本のインポーター、フランスのワイン屋、ワインバー、ワイン造り手、スペインの造り手、皆が小さな店内でにぎわっている。 普通なら絶対に逢うことがない人と人が、ここで何らかの理由で逢って意気投合して、お互いに影響を与えあっている。誰にとってもすごく貴重な瞬間になる。 見本市の試飲会場も大切だけど夜のソワレも同じくらい大切。 アンジェといえばこの店のエスプリがいい。Bar à Vin à Boire et à Manger なんとと云っても、ここのAnne-Hélèneアンヌ・エレーヌのサービスとワインの品揃えが素晴らしい。   今夜は日本のラヴニール社の大園さん、野村ユニソン社の藤木さん、イーストラインの門脇さん、 CPVの竹下君、石川君、アヴィタル、KISHO。 スペインのオリオル・アルティギャス、ラ・リュノット醸造のクリストフなど、その他12名程がテーブルを囲んだ。    造り手、売り手、が一緒になって同じテーブルを囲んで同じワインを飲んで話す。 色んな話題に飛んで行く。 試飲会場では見られない造り手の人なりがよく分かる。    将来のスペイン・ワインに大きな影響を与えるだろうオリオル・アルティギャスは、ワインも超一流だけど人間も素晴らしい。 こんなスペイン人が出現するなんて、嬉しいかぎり。なんて美味しいんだろう。     

15
Fév

ビオ・ディナミ農法20年になるアルザスのGeschicktゲシクト醸造元

  L’iréel リレール見本市より ビオ・ディナミ組織のトップを務めるフレデリックに代わって次世代のアルノーとオレリーが参加。 昨年、BMO20周年記念で来日して日本中を旅して控えめな性格のアルノー。 やや天然でいつも笑顔のオレリーはここでも人気者。 ゲシクト醸造のペティアンロゼObi Wineオビ・ワインとDouble ZEROドゥーブル・ゼロのクレマンはスカットしていて超人気。特にドゥーブル・ゼロはミネラル感が強く、爽快な辛口なクレマン。 ゲシクトの白ワイン達は、どこまでもミネラリーな透明感があり、やさしく、真っ直ぐスーッと伸びていく。 和の世界の料理にピッタリ。    繊細な和の料理にワインを合わせたいと悩んでいるシェフ、ソムリエさん! 是非、このゲーシクト試してみてください。 ワインの“やさしさ”が和食の繊細な味覚にスーッと寄り添ってきます。 (東京の方は恵比寿のBistroトロワ・ザムールにて試飲できます。)

15
Fév

それぞれの見本市の中から、ピリッと光るPassion溢れる造り手達

Bodega CAUSONコーゾン醸造のRamonラモンさん          (L’iréelリレール見本市) スペイン・フラメンコの世界・アンダルシアからの参加のRamon Saavedraラモン・サヴェドラさん。 南スペインの太陽の果実味と標高の高さからくる爽やかな酸が共存するワインを醸す名人ラモンさん。      アンダルシア人らしい明るさと芯のある個性を持つラモンさん。 いつもにこやかで人との交流が大好きなラモンさんの人柄のそのものの人懐っこいワイン達。       太陽が欠けている冬に飲めば太陽の暖かさとラモンさんの温かさで体も心もポカポカしてくる。 温もりが必要な方に、お勧めです。

15
Fév

1月、2月、フランスは自然派ワイン見本市の真っ最中!

南フランスのモンペリエの街にヨーロッパ中のBIO自然派ワイン醸造家が集まっている。 最も大きなものはMillesime Bio ミレジム・ビオである。 年々、規模が大きくなっている。 これには世界中からBio栽培醸造家が集結している。 . また、世界中からワインバイヤーも集まってきている。 世界のワイン業界でも、ビオワインの需要が急増しているのが分かる。 モンペリエの街から海の街ラ・グランド・モットに行く途中に巨大なイベント会場がある。 そこで、三日間に渡ってミレジム・ビオが開催された。 , そして、その会場の周辺で、OFFの小規模なビオ・自然派ワイン見本市が開催された。 1- L’irréel リレール 2- les Affranchis レ・ザフランシ 3- Le Vin de mes amis ル・ヴァン・ド・メザミ 4- Roots 66 ロット・66 5- Salon Bio Top サロン・ビオ・トップ それぞれの見本市がそれぞれの特徴をだしている。 素晴らしい若手の醸造家が増えていることに大きな喜びを感じる。 それぞれのスタイルが確立されてきた。 伝統的な果実味を大切するスタイル ミネラルが中心で真っ直ぐ伸びてくるスタイル 薄ウマ系のスタイル 濃縮系でも驚くほど透明感があるスタイル 共通しているのは土壌の微生物を大切にしていること。 美味しいワインを造るのに、土壌を生かすことは当然のこと。 今や、ボルドー、ブルゴーニュのGrand Cruの醸造元の多くがBio栽培を取り入れるようになった。 当たり前のことだ。 一本何万円もするワインを造るのに、農薬・化学肥料をバンバンに使って、楽な農業をして宣伝費だけを膨大に使ってグランクリュの地位を継続するのに限界を感じてきたのだろう。 ワイン造りの基本である農作業に最大の経費を使うのは普通のこと。 ワイン業界の中で、こんなに活発にワイン見本市をやっているのはBio・自然派ワインの醸造家達だけ。 彼らのPassionが、ワイン業界の大切なことを変える原動力になっていることは間違えのないことだ。 最低限、自分達が生計をたてる為に地球を汚すことは止めてもらいたい。地球は皆の家だ。 “美味しいワイン”と“地球にやさしい”は両立する。

15
Fév

銀座SIX ・ビストロAUX AMISオザミのワインセレクションには裏付けがある!

今、話題のボジョレの若手イヤン・ベルトランへは、オザミ・スタッフはもう既に訪問している。 ただ美味しいから、ただ話題だからで、品揃えしている訳ではない。 自分達で実際に訪問して、畑を歩き、蔵で試飲し、造り手の人なりを知った上で店で販売している。 だから、オザミでワインを飲むと美味しさが倍になって伝わってくる。    偶然に、美味しいワインは決してできない。 どんなにワインの知識をもっている学者さんが造っても、 残念ながら、こんなに美味しいワインはできない。 自らが育てた葡萄と微生物である各種の自生酵母が、毎年違う環境の中でかけあわされながらワインが完成していく。 原料葡萄と環境を察知しながら醸造上の大切な幾つかの決断は、勿論、知識が必要ですが、その人がもっているセンスがかなり重要な要素となる。 YANNのワインの美味しさは、ガメー品種によくある単に飲みやすいジュースのような美味しさだけではない。 繊細な果実味、その奥にあるワインとしての上品な深味はなかなかできない。 YANNはこの若さでここまでたどり着いてしまっている。       さあ、週末は銀ブラで、銀座を楽しみながらGINZA SIX 6階のBISTRO オザミで一杯ひっかけよう! このオザミスタッフが笑顔で待っています。    

15
Fév

銀座でこんな美味しいワインが飲めるビストロがある!

銀座SIX ・ビストロAUX AMISオザミにて 西南部地方のトビッキリ美味しく、希少なワイン Elien DAROSエリアン・ダロス醸造のAbriouアブリウだ! (Côtes de Marmandaisコート・ド・マルマンデ) 西南部地方でもこんなに凄いワインができることを証明してくれたエリアンが、絶滅しかけていたアブリュー品種を再生して、どこまでも丁寧に、繊細に除梗なしのマセラッション・カルボニック醸造、自生酵母のみで仕込んだワイン。 エリアンには、最愛の奥さんサンドリーヌがいる。 CPVパリ・オフィスで働いていた女性だ。 やさしくて、頭が良くて、仕事も早い、大変優秀で、しかも美しい女性がいる。 サンドリーヌがドメーヌに参加してから一段とワインが繊細になった。    今、ボジョレで最高品質の美味しさを醸すYann BERTRANDイヤン・ベルトラン! このワインもここで飲めるのだ! しかも、生産量が極端に少ないワインCoup d’folie クード・フォリがここではグラスワインで飲める! イヤンは、多くの才能ある若手が排出しているボジョレの中でも、飛び抜けた繊細な醸造センスを   もっている。 ボジョレの先人達を尊敬して、先人が残してくれた無形財産をさらに若いセンスで磨き、先人達とは違った繊細なガメ品種の側面を表現してくれた。将来が楽しみだ!     こんな素晴らしいワインがグラスワインで飲めるビストロが銀座にある。 しかも、笑顔が素晴らしいソムリエールの渡邊さんが最高の笑顔でサービスしてくれる。 銀ブラして、ブラッとGinza Six 6階へ! そうBistro オザミです! 気軽に簡単なツマミにグット一杯でもOK ! 食べても、満足ですよ!    

15
Fév

九州・大分にPASSIONの人                   Bistro Shunの藤原俊太郎さん

自然派ワインに情熱を燃やす俊さん。 大分駅前にビストロ・俊を経営している。 39歳、一児の父、ジャズシンガーの奥さんとセンスの良い自然派ビストロをやっている。 時々店内でジャズコンサートをやるとのこと。 自然派ワインとジャズという最高のマリアージを楽しめる。 俊さんは最初からワインが好きだったわけではない。ワインを飲めなかった。 ワインが自分には合わないと思っていた。 ところが、ある時、ブルノ・シュレールのピノ・ノワールを飲む機会があった。 “な・なんだ、この液体は?”このスーット体に入っていく葡萄ジュースのような液体。 この日以来、俊さんは、自然派ワインの虜になってしまった。 “こんなワインを多くの人と分かち合いたい!” ビストロ・俊をオープンした。 自然派ワインと共に過ごす充実した日々は、俊さんにとっては正に“ホントな時間”だった。 店内にこんな習字が貼られていた。 今夜はこのトビッキリ美味しい2本を開けた。 ジュラのHUGHES BEGUET ユグ・ベゲ、近年、大変身してフランスでも大人気のワインだ。 そして、南ローヌ、アルデッシュ地方のGregory Guillaumeグレゴリー・ギヨームのLouforoséルフォ―ロゼをやった。 大分空港から大分駅に直行した甲斐があった。 パッションの人と俊さんとトビッキリ美味しいワインを分かち合えた“ホントの時間”が過ごせた。 ありがとう俊さん!

9
Jan

アルザスの Bruno Schueller ブルノ・シュレールが                  Paris事務所にやって来た

美味しいアルザスワインを醸す従兄の醸造家とやって来た。。 配達もかねて3日間ほど Parisに滞在する。     アルザスからトラックにワイン満載でやって来た。 パリ中のシュレール・ファンのビストロ、ワイン屋に配達する。 合間をぬって時々弊社事務所に寄ってくれる。 今日は、Nicolas Carmarans ニコラ・カルマランのトビッキリ美味しい Maximus マクシマスを 一緒に飲んだ。 ブルノもニコラのワインは大好きだ。     そして、François Ecot フランソワ・エコの美味しいProvoke プロヴォッケを飲んだ。 どれも大変美味しかった。ブルノもグイとひっかけて配達に出た。

9
Jan

プピーユPoupille のフィリップ・カリーユがパリに来た

この時期多くの醸造家がパリにやって来る。 久々にボルドーのCh-Poupilleシャトー・プピーユのフィリップ・カリーユがやって来た。 フィリップは寿司が大好き。 パリで私の行きつけのYUZUで寿司を一緒に楽しんだ。    寿司にはピッタリの2本を開けた。 AlsaceアルザスのGeschicktゲーシクトの6 Pieds sur Terreシス・ピエ・シュール・テールを開けた。 やさしい柑橘系の酸と冷たいミネラル感が刺身に驚くほど相性がよい。 そして、2本目の白として、あのClos Rougeardクロ・ルジャールのBrezeブレゼ11を開けた。 なんと素晴らしい酸と石灰系の潮ぽいミネラル感。寿司にピッタリ。      そして、最後に本人、Poupille Atypiqueプピーユ・アティピックを開けた。 カスティヨンの土壌でMerlotメルロー100%、SO2無添加のワイン。 素晴らしい酸とミネラル感、それらをメルローの果実味が爽やかに肉付けている。 このアティピックはフィリップ・カリーユが各年の最も健全なメルローのみを厳選して仕込んでいる。 毎年造れるわけではない貴重なワイン。 ボルドーのSO2無添加ワインは希少中の希少。 ボルドーという偏見なく試してみてください。 Bio栽培の超健全なメルローのみをボルドースタイルの醸造方法の自然なワイン。 美味しいですよ!。 世界が広がります。

8
Jan

ラピエール醸造の研修生、セイヤ君と久々の               COINSTOT VINO コワンスト・ヴィノ

今年の夏からマルセル・ラピエール醸造で研修中のSeiya君がパリにやって来た。 パリは初めてのSeiya君。 パリで最も活気があるビストロ、Coinstot Vinoにやって来た。 ラピエール醸造の収穫時にアルバイト参加していたソルボンヌ大学のコロンビア人学生も合流。 写真奥左がSeiya君、奥右がコロンビア人学生、私の前は皆さんご存じのKisho君。 今夜はこの後、皆夕食のアポがあり、軽くアペリティフでやって来た。 でも、飲んだワインがトビッキリ美味しくてマグナム一本と普通ビン一本を30分ほどで飲み終わった。 Seiya君の研修はまだまだ続く。 またとないチャンス。しっかり勉強して、今までの先輩に負けないように頑張って欲しい。

8
Jan

COTE DE FEULE コート・ド・フール・ジュラ地方で1世紀前より存在する最古の銘醸畑

ウーン、何という液体、美味しいだろう。 心地よいフルーティさ、エレガントでミネラリー。 スーット体に溶け込んでいく。 細くてやさしいミネラルな余韻がスーッと伸びていく絶品。 ジュラのピュピランPupillin村の銘醸畑COTE DE FEULEコート・ド・フール ★HUGHES BEGUET ユグ・べゲ醸造★ こんなトビッキリ美味しいワインを造るのは、パトリス・ユグPatrice Hughes 元数学者からの転身という変わり者。 好きなものにトコトン突っ込んでいく性格。 2009年よりここジュラでワイン造りを始めた。 ここ3年ほど前から“極”の造りの世界にのめり込んでいる。 単に美味しいから、トビッキリ美味しいワインに変身中。 除梗50% 除梗なしのグラップ・アンティエールのセミ・マセラッション・カルボヌック醸造 4週間のマセラッション(アル発酵・カモシ) 自生酵母のみ So2無添加 3億年前の土壌、マルヌ・ブルー青い泥灰土土壌。ミネラル・エネルギーはここに由来する。 年間たったの1000本ぐらいしかできない一品。 見たら即飲むべし! 妹のようなキューヴェ“PLUSSARDプリュサール”も美味しいよ。 今夜はパリの最も元気なワイン・ビストロ“Coinstot vinoコワンスト・ヴィノ”で飲んでいる。 COTE DE FEULEコート・ド・フールはマグナムを開けました。4人で10分ほどで空瓶になりました。 感動のPatrice Hughesパトリス・ユグでした。

30
Déc

第二回自然派ワイン試飲会 BUVONS NATURE           ビュヴォン・ナチュールが台北で盛大に開催-NO1

11月25日に台北中心街で開催。 約200名に近いワイン・プロフェッショナルな人達とワイン愛好家が集まった。 入場券は数カ月前、販売開始したら即完売。会場の広さの関係でこれ以上は不可能だったので人数制限した。 会場さえ広ければ倍以上の人が集まったことだろう。    台湾で有名なワイン作家、リンLINさんによる自然ワインのレクチャーもあり。 クリスト・パカレと私もフランス事情、自然派ワインについて語らせて頂いた。      第一回目の昨年とは、ガラリと違う雰囲気。ホワッとした暖かい空気が流れていた。 自然派ワインを愛する人達が着実に増えているのを感じた。 昨年は、テースティングをしながら “自然派ワイン”で何だろう?疑心暗鬼って感じだった。 今年は、本当に楽しんでいる愛好家、プロの人達も楽しみながら試飲する人達が多かった。 自然ワインの美味しさに気がついてしまった人達、そう、もう後戻りできない人達が着実に増えている。