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L’Irreel リレール見本市 (Montpellier)

Ecrit par Takeshita Masaki 本日からモンペリエ周辺で自然派ワインサロンスタートしましたが、今日明日でメインのサロンが3箇所あり、全てを回りきるため、試飲会スタートから猛ダッシュ試飲です。     まずは、もうすぐ来日、イヴォ・フェレイラが中心となって主催のL’irreelリレールに訪問。 最初の試飲は、今や通称モナムーの岩ちゃんのスタンド!かなこさんが、この日の為に作った 勝負Tシャツが凄い! アムール溢れるスタンド(^^)。 「和」と名付けられたピノ・ノワールは絶品! 今や自然派ワイン生産者としてサロンに出展できるまでになった岩ちゃんに拍手!     昨年のBMO20周年記念イベントで来日のゲシクトのアルノー、クロ・マソットのピエール・ニコラとは日本での懐かしい話しに花を咲かせながらの試飲。 いつでも安定の美味さのゲシクト。 クロマソットの2017はマセラシオンを短くした影響で、今までとはまた一味違うエレガントなワインに! これまた3月来日予定のドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワーは頼もしい息子とともに。 オリビエ・コーエンの友人の造り出すRedというキュヴェが、これまた凄い!   スペインからアンフォラおじさんと、シェラネバダ山脈の麓、標高1000メートルのぶどう畑でワインを造るボデガ・カウゾンも美味い!     ミュスカデの自然派、新ジェネレーション、レミ・セデス美味し! ガイヤックのボワモワセは息子が一緒にワイン造りを始め、ワインの品質が更に高くなった。美味し!    南ローヌのレ・マウは、変わらず南らしからぬ清涼感を持ち合わせるエレガントワイン。 サルナン・ベリュは、ミネラルという1本芯の通ったワイン。     新たな若手ヴィニョロンも多く参加! 活気溢れるサロンにて、気がつけば、すでに16時に。。。まだ全部試飲できてなーい。 でも、もう次にも行かなきゃ。。。試飲マラソンです(^^)。時間がたりないー。 筆:竹下

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アンジェの忘れられないソワレ                    Bar à Vins : A BOIRE ET A MANGER no2

人数が多いので、マグナムを中心に飲んだ。イヤー、すべて素晴らしいかった。 生ガキに、店主アレックスのお勧めPhilippe Valetteフィリップ・ヴァレットのPouilly-Vinzelles 13プイィ・ヴァンゼルを合わせた。      でも、やっぱり生ガキにはシャブリも合わせたい。 Thomas Picotトマ・ピコのChablisを合わせた。ウーン、何て繊細なミネラル感! これもバッチリのマリアージ。     途中から偶然居合わせたラ・リュノットのクリストフのワインを開けた。 Les Rossignouxレ・ロシニョを開けた。辛口にハチミツの風味。赤のLa Flouラ・フルに一同感激した。        そして、またまた、Jérome Saurignyジェローム・ソリーニの桜島Sakurajimaに一同が感動。    あとは、チョット酔っ払ってあまり写真をとってなかった。オリオルのワインを中心に飲みました。 どれも、感動の液体だった。    

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アンジェの忘れられないソワレ                         Bar à Vins : A BOIRE ET A MANGER no1

ワイン見本市がある時は、夜の部ソワレも大切な出逢いの場である。人と人が出逢うと色んなものが創造されてくる。 ここ自然派ワインバーであるA boire et à Mangerア・ボワール・エ・ア・マンジェには、凄いメンバーがやって来る。 日本のインポーター、フランスのワイン屋、ワインバー、ワイン造り手、スペインの造り手、皆が小さな店内でにぎわっている。 普通なら絶対に逢うことがない人と人が、ここで何らかの理由で逢って意気投合して、お互いに影響を与えあっている。誰にとってもすごく貴重な瞬間になる。 見本市の試飲会場も大切だけど夜のソワレも同じくらい大切。 アンジェといえばこの店のエスプリがいい。Bar à Vin à Boire et à Manger なんとと云っても、ここのAnne-Hélèneアンヌ・エレーヌのサービスとワインの品揃えが素晴らしい。   今夜は日本のラヴニール社の大園さん、野村ユニソン社の藤木さん、イーストラインの門脇さん、 CPVの竹下君、石川君、アヴィタル、KISHO。 スペインのオリオル・アルティギャス、ラ・リュノット醸造のクリストフなど、その他12名程がテーブルを囲んだ。    造り手、売り手、が一緒になって同じテーブルを囲んで同じワインを飲んで話す。 色んな話題に飛んで行く。 試飲会場では見られない造り手の人なりがよく分かる。    将来のスペイン・ワインに大きな影響を与えるだろうオリオル・アルティギャスは、ワインも超一流だけど人間も素晴らしい。 こんなスペイン人が出現するなんて、嬉しいかぎり。なんて美味しいんだろう。     

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アンジェのANONYMESアノニム見本市も超満員

アノニムは、小粒の気合の入った自然派蔵が多い。 新しい蔵も結構いるので私達にとっても、最も気合が入る試飲である。 現在、既に日本に送っている蔵も多いので、新ミレジムの2017年産の試飲も大切。 外国のワインプロが多い。 今年は例年に比較して日本人がやや少なく感じたけど、それでもインポーター、レストラン、ワイン屋の皆さんが来ていいた。自然派ワインが最も進んでいる国、流石のニッポン。 自然派ワインを中心に色んな思惑を持って、これだけの人間がここに結集している。 凄いことだ! ここからまた色んなエネルギーが創造されるだろう。 蔵元の方も、色んな思惑がありながら参加している。 15年、16年、17年と3年間もまともな収穫ができなかった蔵も少なくない。 どこの蔵も生産量が極端に減っている。 蔵元にとっても、本当に信頼し合って長く付き合える安定感のあるパートナーと出逢う絶好のチャンスである。 また、細かな情報は改めて、皆さんにお送りします。 Club Passion du Vinの石川、伊藤、竹下  皆、南仏から連続の試飲会で舌の感覚がかなり疲れてきている。 午後の後半は、チョット気合に入れ直しが必要になる。 ラヴニールの大園さん、CPVのKisho君、後半の午後も気合の試飲を続ける。 イーストラインの門脇さん、流石、余裕の気力。     

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ロワール地方のアンジェ街で、自然派ワイン大見本市の開始 !!

さあ、2018年1月末の南仏で自然派見本市から、2月初旬はロワール地方に移動して最大の自然ワイン試飲会が繰り広げられる。 年に一度のお祭りでもあり、2018年の自然なワインで働く業界の方向性を察知する為にも大切なイベントでもある。 毎年、先頭を切ってオープンするのが、 Les Pénitentes  レ・ペニタント 毎年、先頭を切ってオープンするのがこのペニタント。少数精鋭のサロン。 レジェンド級の蔵元が集中している。最も内容の濃い試飲会でもある。 いつも早朝に行けば結構空いているのだが、今年はオープンと同時に人で溢れるいた。物凄い人気。    Salon Saint Jean サロン・サン・ジャン このサロンはつい最近までは、ニコラ・ジョリーが命名したRenaissance des appellationルネサンス・デ・ザぺラッション と呼んでいた。初期の目的は卒業して、名前が単に会場の名前に変更した。 もう凄い混みよう。 まるで東京の満員電車なみの人。 ブースまでたどり着くには、満員電車から下車するような勢いですすまないと辿り着かない。 世界中からワインビジネスのプロ、ワイン屋、レストラン経営者、ソムリエ、愛好家が集まっている。 Bio・自然派ワインがここまでの活況になるとは、嬉しいお驚きだ。 まだまだ、これからが面白くなる。 AmsterdamアムステルダムのBak Restaurantの若者達と(フェース・ブック友達)

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西南部地方で、どこまでもやさしいワイン                 Bois Moissetボワ・モワッセ醸造

(L’iréel リレール見本市) 自然派が少なかった西南部地方で、果実味タップリで爽やかなナチュラル・ワインを醸す フィリップ・マッフル。 フィリップは西南部でもこんなにやさしいワインができる、という事を証明してくれた。 フィリップのソフトな人柄がそのままワインになっている。 西南部でこんなスタイルのワインを造る人は他にいない。 自然派がいなかった西南部にて孤軍奮闘で試行錯誤しながらたどり着いた。       トゥールーズの街に限りなく近い地域。 トゥールーズといえばラグビーの街とも云える。 フィリップは最近の日本ラグビーチームの強さに驚いている。 数が月前に、日本対フランスの試合があった。 日本が最後の数分まで勝っていた。 最後に同点にされたが、フランス側にとっては、驚きの事実。 この試合の後、監督、選手が一掃された。 フィリップは、もうじき日本で開催されるラグビー世界選手権には絶対に日本に行きたいと願っている。 こんな人物が辿り着いた境地のワインを一度試してみてください。 西南部のワインとは思えない“やさしさ”に驚きますよ。 いぶし銀の味。     

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超ベテランの域に入ってきたエドワード・ラフィット

  Domaine Le Bout du monde ドメーヌ・ル・ブー・デュ・モンド醸造元         (ルシヨン地方)  (L’iréel イリレール見本市) 2005年にル・ブー・デュ・モンド醸造を設立したエドワード。自分の可能性を追究したくてルシオン地方にやって来た。 ルシオンのシスト土壌、花崗岩、グネス土壌と向き合って13年の歳月が流れた。 ワイン造りに没頭し過ぎて伴侶とも別れるなど、人生上色々なことがあった。 今は、あらゆる面で充実している。畑の13年の自然栽培で確り根が地中に伸びている。 それぞれの区画の特徴、とれる葡萄の性質もすべて把握できている。 醸造もそれぞれの葡萄の特徴に合わせて無理のない自然な造りをして、しっかりそれぞれの土壌を表現できるようになった。 最近のエドワードのワインを味わってほしいい。 一朝一夕ではできない深みがある。 エドワード自身の人間としての深味に平行している。 最近、エドワードにとって嬉しいことがある。 設立当時、小さな子供だった長男が今エドワードと一緒に働きだした。 我々にとっても嬉しいかぎりだ。      軽快なスタイルで果実味が心地良いTam Tam, タン・タン、Hop’là ホップラさえも深味が感じられる。 La Louceラ・ルースはもう、エドワードの人として蓄積された深味に似たゆったりとした味わい。。 ルシヨンの土壌、400mの標高、100歳級の古木、すべてがゆったりと表現されている。    

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満を持して Kohki IWATA                     フランス自然派界に初登場!!

L’iréel リレール見本市 とうとう岩チャンこと岩田コキさんがフランス自然派ワインに登場! 岩チャンの横には強力な助っ人がいる。 FB上で、もう皆が知っている“モナムール”で有名なKANAKOさん。 モナムールの岩チャンTシャツまで着て応援している。 時々、上着をはいでTシャツを披露してくれる。      岩チャンより、ワインより目立っているKanakoさん。 根っからの明るい性格で場を盛り上げる太陽な存在。       南フランスでここまで酸がビシッと残ったピノ・ノワールを飲んだことがない。 日本人の心は、何といっても“和”だ。 ピノ・ノワールとサンソーを50%ずつブレンドした和の世界。 アシニャン村の石灰岩はブルゴーニュのそれより硬質である。より硬いミネラル感。 それを柔らかく包み込むサンソー品種。絶妙な 和の世界。 和は既に多くのファンを魅了した。注文が殺到している。

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センスのいい若手が続々と誕生エドワード・アダム

L’iréel リレール見本市 Domaine MADA ドメーヌ・マダ ラングドック地方に若手が続々と誕生している。このアダムもその一人。 アダムはOlivier Cohenオリヴィエ・コーエンのところに集まる若者の一人。 お父さんがラングドックのガーリグ畑の丘の上でレストランをやっている。 そのレストランの周りにある葡萄園で16年よりワインを造り出した。 オリヴィエに集まる仲間達とワイン造りのことでよく意見交換をしているアダム。 皆と同じようなワインは造りたくない。 でも、オリヴィエのワインのようにスーット体に入っていくワインが大好きだ。 アダムは考えた。自生酵母のみで、グラップ・アンティエール(葡萄房まるごと)と除梗をかけ合わせた造りをとった。。 色合いは濃いけど爽やかにスート体に入っていくスタイルが完成した。       オリヴィエ・コーエンのところに集まる若者達。その中にアダムがいた。    元ガレージを改造した醸造所、まさにガレージワイン。   

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ロックス・オフの若林さんご夫妻 来モンペリエ

神奈川県藤沢市で自然派ワイン専門店をやっている若林ご夫妻もやって来ました。 熱烈なPASSIONをもって藤沢で自然派ワインを広めている若林さん。 時々やって来る。 ANGERSの試飲会やDIVEに来る日本人は多いけど、ここモンペリエまでやってくる日本人は少ない。 若林さん、もう数日前からフランスに入って醸造元を何軒も訪問してきたとのこと、 流石の若林さん。気合が入っている!    

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遠い日本からモンペリエまで見本市にやって来た日本人

自然派ワイン・インポーター・イーストライン社の門脇紀子さん      Norikoさん久々の来仏。 Norikoさんの自然派ワインに対する愛情は深い。 小粒でもピカリと光る自然派蔵元ばかりをズラリ揃えているイースト・ライン社、意外とその凄さを知らない人が多い。 Norikoさんが、フランスのボルドーに3年間も滞在してワインを勉強していたことは、あまり知られていない。 一度、ゆっくりNorikoさんの話しを聞いてみてください。 あなたの知らない自然派ワインの側面が見えてきます。 Noriko さんは静岡駅前でLa Vigneラ・ヴィーニュという自然派ワイン専門店をやっています。 東京・人形町にもBistro La Vigneビストロ・ラ・ヴィーニュを展開している。 トビッキリ美味しい料理にトビッキリ美味しい自然派ワインが飲めます。 是非、一度、Norikoさんに逢いに行ってみてください。      ワイン倉庫にはお宝ものワインがズラリ! 自然派ラヴァーの皆さん!Go !!     

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ビオ・ディナミ農法20年になるアルザスのGeschicktゲシクト醸造元

  L’iréel リレール見本市より ビオ・ディナミ組織のトップを務めるフレデリックに代わって次世代のアルノーとオレリーが参加。 昨年、BMO20周年記念で来日して日本中を旅して控えめな性格のアルノー。 やや天然でいつも笑顔のオレリーはここでも人気者。 ゲシクト醸造のペティアンロゼObi Wineオビ・ワインとDouble ZEROドゥーブル・ゼロのクレマンはスカットしていて超人気。特にドゥーブル・ゼロはミネラル感が強く、爽快な辛口なクレマン。 ゲシクトの白ワイン達は、どこまでもミネラリーな透明感があり、やさしく、真っ直ぐスーッと伸びていく。 和の世界の料理にピッタリ。    繊細な和の料理にワインを合わせたいと悩んでいるシェフ、ソムリエさん! 是非、このゲーシクト試してみてください。 ワインの“やさしさ”が和食の繊細な味覚にスーッと寄り添ってきます。 (東京の方は恵比寿のBistroトロワ・ザムールにて試飲できます。)

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それぞれの見本市の中から、ピリッと光るPassion溢れる造り手達

Bodega CAUSONコーゾン醸造のRamonラモンさん          (L’iréelリレール見本市) スペイン・フラメンコの世界・アンダルシアからの参加のRamon Saavedraラモン・サヴェドラさん。 南スペインの太陽の果実味と標高の高さからくる爽やかな酸が共存するワインを醸す名人ラモンさん。      アンダルシア人らしい明るさと芯のある個性を持つラモンさん。 いつもにこやかで人との交流が大好きなラモンさんの人柄のそのものの人懐っこいワイン達。       太陽が欠けている冬に飲めば太陽の暖かさとラモンさんの温かさで体も心もポカポカしてくる。 温もりが必要な方に、お勧めです。

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1月、2月、フランスは自然派ワイン見本市の真っ最中!

南フランスのモンペリエの街にヨーロッパ中のBIO自然派ワイン醸造家が集まっている。 最も大きなものはMillesime Bio ミレジム・ビオである。 年々、規模が大きくなっている。 これには世界中からBio栽培醸造家が集結している。 . また、世界中からワインバイヤーも集まってきている。 世界のワイン業界でも、ビオワインの需要が急増しているのが分かる。 モンペリエの街から海の街ラ・グランド・モットに行く途中に巨大なイベント会場がある。 そこで、三日間に渡ってミレジム・ビオが開催された。 , そして、その会場の周辺で、OFFの小規模なビオ・自然派ワイン見本市が開催された。 1- L’irréel リレール 2- les Affranchis レ・ザフランシ 3- Le Vin de mes amis ル・ヴァン・ド・メザミ 4- Roots 66 ロット・66 5- Salon Bio Top サロン・ビオ・トップ それぞれの見本市がそれぞれの特徴をだしている。 素晴らしい若手の醸造家が増えていることに大きな喜びを感じる。 それぞれのスタイルが確立されてきた。 伝統的な果実味を大切するスタイル ミネラルが中心で真っ直ぐ伸びてくるスタイル 薄ウマ系のスタイル 濃縮系でも驚くほど透明感があるスタイル 共通しているのは土壌の微生物を大切にしていること。 美味しいワインを造るのに、土壌を生かすことは当然のこと。 今や、ボルドー、ブルゴーニュのGrand Cruの醸造元の多くがBio栽培を取り入れるようになった。 当たり前のことだ。 一本何万円もするワインを造るのに、農薬・化学肥料をバンバンに使って、楽な農業をして宣伝費だけを膨大に使ってグランクリュの地位を継続するのに限界を感じてきたのだろう。 ワイン造りの基本である農作業に最大の経費を使うのは普通のこと。 ワイン業界の中で、こんなに活発にワイン見本市をやっているのはBio・自然派ワインの醸造家達だけ。 彼らのPassionが、ワイン業界の大切なことを変える原動力になっていることは間違えのないことだ。 最低限、自分達が生計をたてる為に地球を汚すことは止めてもらいたい。地球は皆の家だ。 “美味しいワイン”と“地球にやさしい”は両立する。

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銀座SIX ・ビストロAUX AMISオザミのワインセレクションには裏付けがある!

今、話題のボジョレの若手イヤン・ベルトランへは、オザミ・スタッフはもう既に訪問している。 ただ美味しいから、ただ話題だからで、品揃えしている訳ではない。 自分達で実際に訪問して、畑を歩き、蔵で試飲し、造り手の人なりを知った上で店で販売している。 だから、オザミでワインを飲むと美味しさが倍になって伝わってくる。    偶然に、美味しいワインは決してできない。 どんなにワインの知識をもっている学者さんが造っても、 残念ながら、こんなに美味しいワインはできない。 自らが育てた葡萄と微生物である各種の自生酵母が、毎年違う環境の中でかけあわされながらワインが完成していく。 原料葡萄と環境を察知しながら醸造上の大切な幾つかの決断は、勿論、知識が必要ですが、その人がもっているセンスがかなり重要な要素となる。 YANNのワインの美味しさは、ガメー品種によくある単に飲みやすいジュースのような美味しさだけではない。 繊細な果実味、その奥にあるワインとしての上品な深味はなかなかできない。 YANNはこの若さでここまでたどり着いてしまっている。       さあ、週末は銀ブラで、銀座を楽しみながらGINZA SIX 6階のBISTRO オザミで一杯ひっかけよう! このオザミスタッフが笑顔で待っています。    

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銀座でこんな美味しいワインが飲めるビストロがある!

銀座SIX ・ビストロAUX AMISオザミにて 西南部地方のトビッキリ美味しく、希少なワイン Elien DAROSエリアン・ダロス醸造のAbriouアブリウだ! (Côtes de Marmandaisコート・ド・マルマンデ) 西南部地方でもこんなに凄いワインができることを証明してくれたエリアンが、絶滅しかけていたアブリュー品種を再生して、どこまでも丁寧に、繊細に除梗なしのマセラッション・カルボニック醸造、自生酵母のみで仕込んだワイン。 エリアンには、最愛の奥さんサンドリーヌがいる。 CPVパリ・オフィスで働いていた女性だ。 やさしくて、頭が良くて、仕事も早い、大変優秀で、しかも美しい女性がいる。 サンドリーヌがドメーヌに参加してから一段とワインが繊細になった。    今、ボジョレで最高品質の美味しさを醸すYann BERTRANDイヤン・ベルトラン! このワインもここで飲めるのだ! しかも、生産量が極端に少ないワインCoup d’folie クード・フォリがここではグラスワインで飲める! イヤンは、多くの才能ある若手が排出しているボジョレの中でも、飛び抜けた繊細な醸造センスを   もっている。 ボジョレの先人達を尊敬して、先人が残してくれた無形財産をさらに若いセンスで磨き、先人達とは違った繊細なガメ品種の側面を表現してくれた。将来が楽しみだ!     こんな素晴らしいワインがグラスワインで飲めるビストロが銀座にある。 しかも、笑顔が素晴らしいソムリエールの渡邊さんが最高の笑顔でサービスしてくれる。 銀ブラして、ブラッとGinza Six 6階へ! そうBistro オザミです! 気軽に簡単なツマミにグット一杯でもOK ! 食べても、満足ですよ!    

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九州・大分にPASSIONの人                   Bistro Shunの藤原俊太郎さん

自然派ワインに情熱を燃やす俊さん。 大分駅前にビストロ・俊を経営している。 39歳、一児の父、ジャズシンガーの奥さんとセンスの良い自然派ビストロをやっている。 時々店内でジャズコンサートをやるとのこと。 自然派ワインとジャズという最高のマリアージを楽しめる。 俊さんは最初からワインが好きだったわけではない。ワインを飲めなかった。 ワインが自分には合わないと思っていた。 ところが、ある時、ブルノ・シュレールのピノ・ノワールを飲む機会があった。 “な・なんだ、この液体は?”このスーット体に入っていく葡萄ジュースのような液体。 この日以来、俊さんは、自然派ワインの虜になってしまった。 “こんなワインを多くの人と分かち合いたい!” ビストロ・俊をオープンした。 自然派ワインと共に過ごす充実した日々は、俊さんにとっては正に“ホントな時間”だった。 店内にこんな習字が貼られていた。 今夜はこのトビッキリ美味しい2本を開けた。 ジュラのHUGHES BEGUET ユグ・ベゲ、近年、大変身してフランスでも大人気のワインだ。 そして、南ローヌ、アルデッシュ地方のGregory Guillaumeグレゴリー・ギヨームのLouforoséルフォ―ロゼをやった。 大分空港から大分駅に直行した甲斐があった。 パッションの人と俊さんとトビッキリ美味しいワインを分かち合えた“ホントの時間”が過ごせた。 ありがとう俊さん!