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Déc

Coinstot Vino コワンスト・ヴィーノでは醸造家呼んで      試飲会開催 NO1

数週間前の10月に10社程の普段からこのビストロで主力ワインとして扱っている醸造家達を集めて試飲会を開催。 美味しいワインを醸すそうそうたるメンバーが揃いました。 こんな凄い醸造家が集まれば、自然派ワイン大好きなパリジャンも大勢集まった。    コワンスト・ヴィーノの人気は勿論、オーナーのGuillaumeギヨムのワインの選別眼による。 それと、あのケヴィンが入ってから一段とワインの選択も充実してきて、かなりレベルアップしている。 この二人が合体してからはサーヴィスにも心地よい効果が出ている。 勢いのギヨム。静かなケビン。最近のコワンスト・ヴィノには、動と静の素晴らしいバランスの空気が流れている。      収穫、醸造が終わった10月に皆、息抜きも含めてパリにやっていた醸造家達。 ★Bruno DUCHENE ブルノ・デュシェンヌ醸造★ ルシヨン地方からはBanyulsバニュルスの9cavesを立ち上げたリーダーのブルノ・デュシェンヌ、 バニュルスのシスト土壌の南とは思えないほどの爽やかさを持ったワインを醸すブルノ・デュシェンヌ。   ★Clos Leonine クロ・レオニヌ醸造★ そして、バニュルスの隣村Argelesアルジュレス村からは、Leonin レオニン醸造のステファン・モラン 2005年に醸造所立ち上げた。花崗岩土壌からセミ・マセラッション・カルボニック醸造で醸す軽快で爽やかさなワインを醸す。もう一つのパッションは音楽、ギターとドラムをこなすステファン。    ★Le Bout du Monde ル・ブー・デュ・モンド醸造★ 同じくルシヨン地方の山からは、Le Bout du Monde ル・ブー・デュ・モンド醸造のエドワード・ラフィットも来ていた。 ローヌのカーヴ・エステザルグ農業組合にて醸造長を経験して、師匠のジャン・フランソワ・ニックを追って2005年にルシオン地方にやって来た。典型的な自然派ワインの果実味が全面にでた飲みやすいワイン醸す。       ★Domaine du Possible ドメーヌ・デュ・ポッシブル醸造★ ルシヨン地方の山の上に畑。エドワード・ラフィットと元農協の建物を共有するロイック・ルール。シスト、グネス土壌から超自然な造りからスーット体に入っていく美味しいワインを醸す。願いがすべてかなうように、ドメーヌの名前はPossible。    

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Déc

ドミニックの隠し技、特性のブイヤベース

Dominique DERAIN 醸造、SEXTAN セクスタン醸造、Bourgogne-Saint Aubin     ブルゴーニュ、サントーバン ドミニックは料理の技もなかなか。 近所にブルターニュから直仕入れる新鮮な魚屋さんがある、とのこと。 時々、魚介類をご馳走になる。      魚介類を白ワインで煮込んだもの。煮汁もでて旨味タップリ。      ブルゴーニュの石灰質土壌からくるヨード系の昆布ダシ系の旨味にピッタリの相性。 特にドランのサントーバンはミネラル感があるのでピッタリである。 勿論、出汁系の和食には完璧にある。   

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Déc

16年産の一部とアルコール発酵が終わって樽に入ったばかりの17年産の利く

(Dominique DERAIN 醸造、SEXTAN セクスタン醸造、Bourgogne-Saint Aubinブルゴーニュ、サントーバン) この時期に来ると瓶詰前の16年産の一部と、発酵が終わった樽に入ったばかりの17年産の二つを比較試飲できる。 ダジャレを連発して笑わせるドミニック、その横いつものダジャレを薄笑いしながらモクモクと自分が醸した17年産を真剣に検証試飲を続けるジュリアン。この二人は名コンビだ。      熱心なRebeccaレベッカさんは、このドゥランのミネラルがきいたブルゴーニュが大好きだ。 16年産と17年産をどうしても試飲したかった。あまりにもの美味しさにレベッカもバーバラも驚く。 16年産も素晴らしいできだった。17年産は更に充実していた。 色は薄めなのに、液体の旨味、酸とミネラル、果実味のバランスが絶妙な繊細さであった。 ジュリアンの醸造センスが光っている。 ピノのダイレクトプレスのロゼ、白の軽いマセラッション。    ジュラ方式の手で除梗の葡萄粒丸ご発酵など、トビッキリ美味しい。 ウーン、Magnifique!!本当に素晴らしい!!       

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Déc

今日は台湾の熱心なインポーターREBECCAとやって来た ドミニック・ドゥラン醸造

Dominique DERAIN 醸造、SEXTAN セクスタン醸造、Bourgogne-Saint Aubinブルゴーニュ、サントーバン      レベッカさんは自然派ワインの台湾への普及にPASSIONを燃やしている。 コツコツ、着々と台湾に自然派ワインのファン造りを行っている。 昨年、11月に台湾初の自然派ワイン試飲会“Buvons Nature”を開催した女性である。 その記念すべき第一回目の“Buvons Nature”にドミニック・ドゥランが参加!?のはずか。 そう、冗談のような本当の話。 『台湾に出発するパリのシャルル・ドゴ-ル空港でパスポートが切れている事が発覚。出発できず急遽ジュリアンに電話して、翌日に代理でジュリアンが台湾にやって来た。』 流石のドミニック。いつも冗談を飛ばして皆を笑わせてくれる。 その時は体を使っての冗談で笑わせてくれたドミニック。      それでも一日遅れたので、代わりに私がドミニック・ドゥランの面をかぶって代役。 翌日にジュリアンが到着。 冗談のような本当の話し。

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Déc

柔軟な対応力を備えている                   Julien ALTABER  ジュリアン・アルタベール

   ジュリアンは、ブルゴーニュワインに多大な影響を与えたクリュニー修道院のある村で生まれ育った。 小さいころから、土いじりが好きで農業をやりたいと思っていた。 ボーヌの農業学校に入った。学校には必須の研修制度があって、ジュリアンはbio農家を探していた。 人からドミニックのことを聞いて電話した。 『研修ができます?』 『明日から来なさい。』 2002年だった。 その日からずっとここで働いている。そして、15年後には、ここのドメーヌの社長になっていた。 ジュリアンは数年前に自分のドメーヌを設立した。 SEXTANTセクスタンという名のドメーヌである。(SEXTANTとは羅針盤という意) つまり、ジュリアンは二つの会社の社長になった。 シンプルで明るくて、優しく、研究熱心な性格。畑仕事、土の仕事が好きでこの世界にはいってきた。 ブルゴーニュのドメーヌによくありがちな、格好をつけたり、いやらしいお金病の匂いが全くない。 そんな意味では、ドミニックによく似ている。心地よい人物である      2017年産は100%Julien ALTABERジュリアン・アルタベールが醸造した。 ジュリアンはラッキーだ。17年ミレジムは、品質も収穫量も大変満足のいく良年。素晴らしいからのスタートだった。 最初から開いていて美味しいワインのスタイルのミレジムである。まさにジュリアンらしい性格のワインになるだろう。     

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Déc

2017年、変化の真っ只中、                   Dominique DERAIN  ドミニック・ドゥラン醸造

Bourgogne-Saint Aubin ブルゴーニュ、サントーバン 醸造所を引っ越した。とは云っても、道路を隔てた向に醸造所を移動。 事務所と食堂だけは元の住所に置いたまま。 そして、ドミニック自身は62歳になり、正式にドメーヌの社長をジュリアンに譲った。 勿論、ネゴスの分野である借り畑、買い葡萄の部分では、まだ顔が広いドミニックが残っている。 正式に2017年は、すべてジュリアンが醸造している。 ドミニック・ドゥラン、どれだけの若手醸造家に手を差し出し、色んな方面から勇気づけ育てたことだろう。 いつもジョークばかり飛ばし自分で笑っている気さくなおじさんという感じだが、やる時はビシッとやる。 明るい雰囲気があるので、人が醸造所に集まってくる。 ビオ・ディナミ農法と自然醸造の接点については、ブルゴーニュでは間違いなくNO1の人物である。 やはり、一連の大切な作業を長期の時間をかけて、植付け、栽培、醸造と一貫してこなしてこそ理解できる深い部分がある。 その意味で、ブルゴーニュでは第一人者と云って良い。尊敬すべき人物だ。 1955年、ボーヌのオスピス・ド・ボーヌ内で生まれたドミニック。ワインを造る為に生まれてきたような存在。 (当時はまだオスピス・ド・ボーヌは本来の病院だった。)     

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Déc

PARIS で最も元気のいいBistroと云えば、                  Coinstot Vinoコワンスト・ヴィノ

何と云ってもワインのセレクションが最高だ。 働く人達も実に心地よい。 食事もビストロ料理でガッチリ食べてもいいし、特性ピザもあったり、ツマミで生ハム、チーズの盛合せでもよい。 どんな機会でも気軽にやって来れるのが最高。 CPVオフィスの近所ということもあり、夕方に軽く一杯やりに時々やって来る。 今夜はKISHOとやって来た。      そこに偶然にもCLOD DES GRILLONS クロ・デ・グリヨンのNicolas Renaudニコラ・ルノーがいた。 17年産、と16年産をもってCoinstot vinoのスタッフと試飲をしていた。 今や、世界中で超人気になってしまったGRILLONSワインは、瓶詰したこの時期に大切なお客さんを周って予約を受け付けることにしている、とのこと。 特に、17年は例年の50%ほどしか収穫がなかったので量が少ない。 Nicolas Renaudニコラ・ルノーは2003年に学校の先生からワイン造りの転身した人。 元先生だったニコラは物事を理論だてて研究していくタイプの人。 近所の醸造家、L’Angloreラングロールのエリックとは家族のような付き合いをしている。 先日、エリックと自分の曾祖父さん話しをしていたら、3代遡るとエリックと親戚だったというこのが判明したとのこと。 あまりにもの偶然にエリックと二人で驚いてしまった、とのことでした。      Une ile ユン・ニル  ムーヴェードルという普通はタンニンがやたら強い品種をニコラが造ると、 エッ!まるで濃い目のロゼワインのように仕上がって、何と滑らかでスイスイ入ってしまう驚きのムールヴェードル品種。 マセラッション・カルボニック100%醸造。セミではない。完璧にタンク内のジュースを抜き取って葡萄房のみで12日間 のマセラッション。一切触らない。世界でこんなムールヴェードルを醸す人はニコラだけだ。何て美味しいんだ。      チョット、遅れて日本から中野さんが合流、そしてあの元Grand 8のオーナーだったCamelカメルも合流した。 一緒に食べて飲んで歌いました。チョット、飲み過ぎ。 Parisの日常。

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Déc

ボジョレはエネルギーだ!                      Beaujolais c’est une énergie avant tout!

ボジョレのLapierreラピエール醸造 ボジョレで何よりも前に大切なこと。 シンプルで、ただ美味しいこと!! エネルギーがつまっていること!! これがボジョレ!! ça , c’est Beaujolais!! 格好つけたり、気取ったり、難しいことを云うのは他の地域に任せろ!! エネルギーを豊富に摂取する季節がやってきた。 パーと楽しもう!!   

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Déc

Ils s’aiment, ils ont trouvé un new terroir !           Terroir pour Deux!

★飛っきり仲の良い二人。二人の新天地を見つけた!★ Ivo de Escarpolette et Julie Brosselin 南仏モンペイル村が動いている。 エスカルポレット醸造のイヴォとジュリ・ブロスラン。 Montpeyrouxモンペイル村と云えば、ラングドックのワインに維新をもたらした醸造家達を育てた村。 そして。今、ここから新たに時代を築きつつあるこの二人。 紆余曲折ありながらも、赤い糸が動きだして納まるところにおさまった。 二人の葡萄園、新天地テロワールを手に入れた。 並外れた才をもったこの二人が造りあげるワインは、もう・・・凄いですよ!    溢れんばかりのヒラメキ、それを実現していくこの二人の実行力には驚くばかり。 お二人のワインを見たら、まず飲んでみてください。   

11
Déc

★久々のBéziers ベジエの街★

月に一度は来ている街ベジエ。 ラングドック地方でモンペリエに次ぐ第2の都市。 行きつけのレストラン・ビストロが5件ほどある。 その中でも、最も気軽で気心が知れているカフェ・ビストロLe Cristalル・クリスタルがある。 シェフもよく知っているので、お客さんと行く時は、ワインを持ち込みさせてくれる。 今日は、一人でやって来た。 定番のステーキ・フリッツを注文。 久々にワイン・リストをみたら、何とAlquier アルキエ醸造のMaison Jauneメゾン・ジョンヌがあった!! 迷わず注文。 ステーキにはこれ以上合うワインはないだろう。 シスト土壌の冷たさのあるミネラル感! しっかりしたタンニン!南のグルナッシュの濃縮感 ! 牛ステーキにはたまらない!! 自然派なんて云う言葉が存在する前から、キッチリと造っている蔵元がフランスには多数存在している。 90年台前半から、私はこのワインを飲んでいる。 全くブレがない。 これぞ、Vin Rouge 赤ワインだ。 大好きなワインがあれば、一人でも食べられる。 でも、やっぱり一人ではチョットさびしい。    

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Déc

Caviste Japonais Espoa MORITAKA a visite chez Mylen BRU avec ses clientes

★ESPOA もりたか さんがお客さんを伴ってミレーヌ醸造を訪問★     石川県小松市にある酒販店ESPOAもりたか の森高さんは、フランスグルメとワインのツアーを3年に一回企画している。 今年も大切なお客さんを伴ってやって来た。 モンサンミッシェル、ロワール地方、ボルドー、カルカッソンヌ、ラングドックと世界遺産の街とワイナリを歴訪。 今日は、ラングドック(コルビエール)の三ツ星レストラン、Auberge du Vieux Puisオベルジュ・デュ・ピュイで昼食。 そして、ここコルビエール出身のミレーヌ・ブリュを訪問。   今年の一月にミレーヌさんとブルノは、小松市の森高さんの店に行っている。 今日来た皆とは1月以来の再会となる。 造る人から飲む人まで繋がる素晴らしい世界を築いているESPOAグループは凄い! 自然派ワインで人と人が広く深く繋がっていく。世のシステムが変わっていく。単なるビジネスではない世界。 森高さんはミレーヌさんが無名の頃から、顧客さんを説得して販売している。 決して安くない無名のワインを販売することは、決して楽なことではない。難しいことだ。 でも、森高さんは、ミレーヌが葡萄園でやっていた仕事を尊敬していた。そして、美味しかったからだ。 自分が心から気に入ったワインは無名だろうが、そんなことは関係ない。それが森高流ビジネスだから。    Monsieur Moritaka a tanté de vendre le vin de Mylène presque depuis le premier millésime. Personne ne conaîssait, même en France non plus. C’était très dûr! Mais il l’a fait. Parce qu’ il a […]

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Déc

Mylène BRU ミレーヌ・ブリュ 初ビンテージ2008年より10年目の収穫2017年

2008年より初めて10年の歳月が流れた。 地球温暖化が表面化したこの10年間の気候は本当に色んなことがあった。 いわゆる。普通の年というのがなかったと云ってよい。 特に今年は例年の50%減という今までにない厳しい年だった。 厳しい気候環境を乗り越えて生き残った葡萄達は半分だった。 少なかった葡萄に土壌の栄養が集中して、大変美味しい葡萄が収穫された。 今までにない高品質の葡萄だった。 発酵タンクの中にはトビッキリ美味しいワインが完成しつつある。     白のシャスラ品種を醸したLady Chasserasレディー・シャスラ2017年を試飲。 収穫量が少なかっただけに、濃縮感がある。 でも10年間の自然栽培で根っ子が地中深く入り込んでいるので、酸はビシット残っている。 素晴らしいシャスラだ。 石灰度の強い土壌からくるミネラル感、昆布ダシ系の旨味が乗っている。 出汁系の和食に合わせたい逸品!           

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Déc

フランスの今を知る最高の訪問 Aux amis Chez Olivier

オザミ・デ・ヴァン・ツアーAux amis des vins Tour-No5 色んなものが詰まった訪問でした。みんな、明日に向けて頑張ってほしい。 やっぱり、ワインは造られた畑で飲むと美味しい。場のエネルギーが伝わってくる。      最後にオリヴィエの友、Alexandre Bainのワインで乾杯をした!! Merci Olivier.   

7
Déc

Manifique Terroir, Clos des Oliviers Monopol          クロ・デ・オリヴィエ・モノポル

オザミ・デ・ヴァン・ツアーAux amis des vins Tour-No4 葡萄園の周りを石灰の石が積まれて壁Closクロができている。 フィロキセラ以前に農夫が開拓しながら積んだ石のClosだろう。 その外側はカシの木の森で囲まれている。 粘土石灰質土壌、すべてに保護された特別な場所。 この村は、ラングドック中で最も涼しいミクロ・クリマ微気象を備えている。 南フランスにいながら、酸をもたらす最高の条件が備わっている。 しかし、春先の冷害の危険性があることも今年わかった。     オリヴィエの持ち味は、瞬時に相手と会話が弾んでしまうところ。重鎮でも若手でもオールマイティーである。 こんな社交性を備えている人間を私は見たことがない。 即、相手の思っていることを聞き出してしまう超能力のようなものを持っている。 多くの自然派の重鎮に可愛がられ、聞き上手のオリヴィエは多くのことを聞き出して継承している。 古きを学びながら、全く違う世界を築きつつあるオリヴィエ・コーエン。 そんなオリヴィエが最高のミクロ・クリマの畑で醸すワイン達。         

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Déc

Aux amis des Vin au Clos des Oliviers Monopol       クロ・デ・オリヴィエ・モノポルにて

オザミ・デ・ヴァン・ツアーAux amis des vins Tour-No3 オザミ・ツアー最終日を飾る訪問にふさわしい蔵だった。 ブルゴーニュ、ボジョレ、ローヌと銘醸ワイン地方を歴訪して最後にラングドック地方。     新たにラングドックが変わろうとしている。 若い世代が飛び立とうとしている。 古きを継承しつつも全く異質のワインが生まれようとしている。 これは、造る方だけでなく、ワインを販売する方も同じように変化している。          前世代は緑の眼鏡をかけているとすれば、今の世代はブルーの眼鏡をかけている。 同じものを見ても、同じものをテースティングしても同じようには決して映らない。 オザミの若い世代とオリヴィエには共通のブルーの世界が映っている。      これは感性と哲学的な世界、ワインを知っているか否かではない。 これは本当に大切なこと、ワインを扱うレストラン、小売の世界でも大切なこと。 “自然派ワインは嫌い、逆に自然派しか飲まない”なんていうのも緑色の眼鏡をかけた旧世界を引きずっている考え方。      だから、新旧の交流、対話、お互いの理解が新しいカタチを造りあげることができる。 そんな店、企業だけが新鮮さを保つことができる。造り手も同じこと。 さもなければ、品揃えも、メニューも、ワインのスタイルも化石のように固まってしまう。日々に新たに!大切です。

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Déc

オザミ、Alexandre Bain アレクサンドル・バンとOlivier オリヴィエのワインを

オザミ・デ・ヴァン・ツアーAux amis des vins Tour-No2 2016、 2017年と二年連続と不作だったこの二人が意気投合! アレクサンドルとオリヴィエで、南の自然派仲間の葡萄を買って共同で仕込むことを決定。            Vin d’Alex et Olivier アレクサンドル・バンとオリヴィエ・コーエンは大切な共通点がある。 ワイン造り手の息子ではない。 Passionでワイン醸造所を設立。 借金をしてのマイナスからのスタート。 収穫は少なくなると継続するためのやり繰りが大変。 2年連続、収穫が激小。      こんなPassion溢れる二人が夏に出逢って意気投合しない訳がない。 今日ここにオザミ・メンバーが来て、この二人のワインを世界で初めて試飲する立場となった。 この試飲には色んなドラマが含まれている。 ワイン醸造・現場を知る旅に来たオザミ。死活を賭けたワインに立ち会う。 私の頭の中に色んなことが巡る。皆、きっといい方向に進むことになるだろう。そうしたい、そうする。         

7
Déc

天からの教示でビシっと心身がしまってきた          Olivier Cohenオリヴィエ・コーエン

オザミ・デ・ヴァン・ツアーAux amis des vins Tour-No1 自分の目の前に起きることは、すべて自分を鍛えてくれる試練、自分の深いところをより強くするためのチャンス。 昨年、今年と2年連続で収穫が50%と云う試練を与えられたオリヴィエ。 自分で醸造所を立ち上げて4年。 ゼロからスタートしたばかりのオリヴィエにとっては、諸々の返済もあり厳しい状況を突き付けられている。 頑張れ!!Olvierオリヴィエ!! あの笑顔を戻せ!! 今日は、東京、銀座近辺に12軒のレストラン・ビストロを開くAuxami des Vinsオザミ・デ・ヴァン・グループが、元気づけに訪問。 ワインとフランス文化をこよなく愛している丸山社長は、社員に、“今のフランス”を知っておいてもらいたく、毎年社員を連れて“食とワイン”の今を見分にやって来る。 料理担当とサーヴィス担当者を4人づつ自分をいれて9名でやって来る。 . 訪問先もフランスワイン蔵の新旧を混ぜ合わせて訪問する。まさに今を飲み、今を知る旅をする。 . その意味でも今、ラングドック地方で、最も勢いのある若手醸造家の一人オリヴィ・コーエンエを元気付けに訪問。 オザミ・メンバーの熱心さにオリヴィエも何かを感じる。