27
Août

ボジョレ・モルゴン村Bistroアトリエでアペロ

来週から始まる収穫。嵐の前の静けさ。皆準備中。 発酵槽の洗浄、プレスの確認、1年に一度しか使わない機具などは故障しているものも多い。 そんな作業中でもアペロタイムにはモルゴン村のBistroアトリエに顔を出す醸造家がいる。 今日はマチュー・ラピエールとやって来た。 カリムがアペロをやっていた。 皆の収穫日が気になる。 お互いの情報交換が大切。 早い人で来週28日に開始。 一番多いのは9月3日から。 どんなタイプを狙っているのか、 畑の標高・ミクロ・クリマで違う。 Descombesデコンブ醸造のBrouilly 2013を開けた。 旨いな!デコンブのワインは濃縮感とフレッシュな酸がいつも同居している。 私の大好きなスタイルの一つ。 モルゴン村の教会が夜を告げていた。      Beaujolais Morgon: apéro au bistro Atelier Les vendangescommenceront la semaine prochaine. Le silence avant un grand événement! Tout le monde en préparation: laver les cuves, vérifier le pressoir. Les matériaux étaient en dormis pendant un an et […]

27
Août

ボジョレのモルゴン村の葡萄園に迫る夕闇

ボジョレ滞在2日目。 やっぱり葡萄園は美しい。 この牧歌的な空間がたまらない。 また、車を止めて別世界に入った。 一昨日見たあのParisの夜景も、記憶の中に蘇った。 どちらも美しい。 都会の人の生の動きの歴史がつくりあげた美しさと、この静寂の夕焼けの美しさとのコントラストが 情感をくすぐる。 色んな思いにふける。 さて、アペロタイム。 Le vignoble à Morgon au couchant Le deuxième séjour à Beaujolais. En effet, les vignes sont splendides et prédigieuses. Je suis dans un autre monde. Le paysage du vignoble au couchant est aussi magnifique que celui nocturne à Paris. Le ciel du couchant multicolore et […]

27
Août

ボジョレ・Fleurie フルーリのマドンナの丘に夕陽が

今日はParisから一挙にボジョレに移動した。 収穫をほぼ一週間後に控えたボジョレ。 造り手はそれぞれだ。 まだのんびりとヴァカンスに行っている人。 もう収穫の準備万端の人。 駆け足で幾つかの醸造家を訪問した。 今年も色々あったけど、結果的に稀にみるいい年になりそうな状態になってきた。 人によっては、過去最高の年になるのでは、という醸造家も何人かいた。 世紀の年のヌーヴォーとまで言い切った醸造かもいた。 帰りがけにフルーリの村を通り過ぎた。 あの丘の頂にあるMadonaマドンナが夕陽に染まっていた。 車を止めてしばらく見入ってしまった。 ウーン・・・・。またもや言葉がいらない空間にで逢ってしまった。 Beaujolais: Madona Eglise au couchant Aujourd’huim je me déplace directement de Paris à Beaujolais. Les vendanges se feront dans une semaine. ça dépend des endroits: quelques viticulteurs sont encore en vacances, les autres sont prêts aux vendanges. Cette année aussi, s’exposant aux […]

23
Août

オベリスクと凱旋門が一直線上に ★Paris Night★

チュルリー公園の真ん中を通る道からコンコルド広場のオベリスクを通して、その向こうがシャンゼリーゼ通り、そしてあの凱旋門がある。 この位置から凱旋門まで真っ直ぐとは知らなかった。こんな写真がとれるとは! このObélisqueオベリスクは花崗岩の一枚岩でできてる。エジプトのルクソール宮殿から1829年に運ばれたもの。

23
Août

★やぱっりParisはセーヌとエッフェルだ!Paris Night★

時々観光客を乗せた船がゆっくりと通り過ぎる。 セーヌ川の水面にキラキラと街の光が遊んでいる。 エッフェル塔のライトがゆっくりと周っている。 何という、景観なのだろう! 橋の上で何時間でも眺めていたい。 暑くもなく寒くもない。心地いい風が気持ちよい。 椅子を持ってきてゆっくり寛いでいる人もいる。 まだバカンスで、パリは人もすくない、車も少ない、道路も空いている。 こんな心地良い時期のパリならではの空間だ。 ワインでも持ってきて、こんな景観を見ながらやりたい。 チョット冷やしたやさしいニュイのピノでもひっかけたい気分。

23
Août

Paris 360度世界遺産

Paris Nightの始まりはルーブル美術館の隣チュルリー公園の大観覧車から 直ぐ下にピラミットのあるルーブル美術館、その後ろにノートルダム寺院の二つの塔がそびえている。なんて景色だ。   右を見ればあのエッフェル塔が気だかくそびえている。その左手にナポレオンが眠るアンバリッド。   反対側にはモンマルトルの丘、サクレクール寺院がそびえている。近所にあのオペラ座が。    360度すべて世界遺産。パリは凄いなー!感動の数分間。大観覧車3周まわってくれました。

23
Août

8月21日、秋にお似合のワインテースティングが                    東京・銀座で!

サンフォニー・銀座オフィスにて、自然派の新進気鋭の日本初登場のワインが試飲できます。 秋のワインシーズンにピッタリのワインを揃えてますよ! ★トム・ゴティエ あのル・タン・デ・スリーズのアクセル・プリュファーと同じ村で新しい醸造家が誕生した。 アクセルから学んだ期待の新人Tomが古木からの葡萄を醸すトビッキリ美味しいワイン達が 日本初上陸!!    ★デビ・ディヴェルスのルイック ルシオン地方の自然派ワイン共和国ジャジャキスタン国の新しい国民! ジャジャキスタン共和国と云えば、ブー・ド・モンド醸造のエドワード、ポッシーブル醸造のロイックが 先住民。 そこにこの新人ルオックが参入。 何事もトコトン追究するタイプ、もう始めたばかりで、トビッキリ美味しいワインを造ってしまった。    その他、20種類ほど食とワインの秋にドンピシャリのワインばかりを揃えました! フランス・ツアーで仕入れたネタ話しを、まどか、から聞けますよ!!お待ちしています。   開催日:2018年8月21日(火) 時間:10:30~17:00 場所:サンフォニー東京事務所   東京都中央区銀座4-13-3 ACN銀座ビル4F  TEL 03-5565-8992 入場無料・フリーテイスティング

23
Août

パリの象徴的存在の Montmartre モンマルトルの丘

殉教者の丘 Le mont des Martyrsモン・デ・マルティールが語源となって、モンマルトルと名付けた。 紀元250年ごろから、数々の歴史的事件がこの丘で繰り広げられた。 最盛を誇ったのは、1871年のパリ・コミューンから1914年の第一次世界大戦勃発頃までは、芸術家や文人が集まるアートの中心だった。 丁度、その頃にこのBasilique du Sacre-Coeurサクレクール寺院が造られた。 日本で云うと、明治初期、廃藩置県が行われた年から第一次世界大戦勃発の年の頃。 この寺院の着工が1871年、完成が1914年だから意外と新しい。   丘の上からパリの全貌が見える。勿論、夜景は美しい。今日は昼間だけ。        丘の上の小路に入ると19世紀の芸術家達が活気に満ちたボヘミアンの生活をしていた片鱗を感じることができる。 そして、パリ唯一のまとまった葡萄園があるのもこのモンマルトルの丘。 でも造られたワインはと云うと、・・残念ながら・・・・。私に任せてほしい。いい醸造家を紹介する。 古文献によると、フィロキセラ禍以前はパリ、パリ近郊でも葡萄園がいたるところにあったのである。 残念ながらそれ以来、再生されてない。 2年程前にオリヴィエ・クザンがパリに葡萄園を造ると云って、時々パリに来て畑の準備をしていた。 どうなっているのだろう?   

23
Août

絶滅しかけているAramon Grisアラモン・グリ品種で醸すロゼ Grigri グリグリ

【Paul Reder ポール・ルデール】 Aramonアラモンという品種は100年前まではここラングドックでは、主力品種だった。 1970年台にほぼ絶滅してしまった品種。(ボルドー品種など有名品種に植え代えられた。) 灼熱の太陽、極度の乾燥とうい過酷な状況でも耐えられる特別な品種だった。 3億年前にさかのぼる古い石灰岩盤土壌からくる潮っぽさ、ミネラル感が特徴。 好き嫌いはあると思いますが、エモーションとプラス・アルファを感じられる特別なワインです。 温暖化が進む今、多く醸造家が注目している品種である。 昔から、その場所で永きに渡って栽培されていた品種には、昔の人の知恵と経験からの確かな 理由があったのだ。 ポールはもう18年に前に今日の温暖化を予測していたのである。 2000年にAramonアラモン品種を植えたのである。 世に類のない人、絶滅しかけている品種、野生的な栽培、風、温度変化に慣れた造りを醸造中からやっている。 すべての点で特別なワインです。  ポールは、本当は白ワインのスペシャリスト! 白ワインも美味しいよ!! 一度、試してみてください。 Aramon Gris en voie de disparition: Rosé Grigri Il y a 100 ans,Aramon Gris avait été un cépage principal au Languedoc. Les années 70, il avait presque disparu. Ce cépage résiste bien contre la situation sévère comme une […]

23
Août

荒野に住む孤高の醸造家 Paul Reder ポール・ルデール

モンペリエの街から西に30キロ程の丘陸地帯の小山の奥まった人里離れた一角に羊飼いと葡萄栽培をやっている孤高の醸造家がいる。bio協会、自然派などの組織に一切属していない唯我独尊の人。 それでいて、ゆったりとした大きな自然を感じさせてくれる人。 単なる偏屈者とは違いスケールが大きな人。 Paul Rederポール・ルデールである。地質学を学んだポール。ここが特別な石灰質土壌であることを知っている。 赤ワインが主力のラングドック地方で白ワインしか造っていない特別な人。 先代のアランが羊飼いをやっていた荒地を開拓して白葡萄ばかりを植えた。 Grenache Blancグルナッシュ・ブラン、Roussanneルッサンヌ、Rolleロール、Chassanシャッサンなど。 葡萄園は自然そのもの、耕さない、草はボウボウ。ジャングルのよう。 夏になれば乾燥で草が枯れる。それまで朴っておく超野性栽培。 当然、最終的に残る葡萄房はほんの僅かのみ。そんなことに意を置かない。    醸造所は屋根だけあって、壁はない。風が吹き抜けになっている。 ワインは醸造時から瓶詰まで風に吹かれて、自然温度に慣れている。 史上類のない野性的な栽培・醸造を実行しているポール・ルデール。 ポールと話していると、心が雄大になってくる。ワインを飲んでも心が落ち着いてくる。    Viticulteur au pays sauvage: Paul Reder A 30km de Montpellier, retiré sur le coteau dans la montagne, un homme fait une viticulture et un berger. Il n’appartient ni à l’association Bio, ni au groupe Vin Nature. Il […]

23
Août

アルザスの青空の様にスカッとした人物 Eric Kamm                  エリック・カム

   Dambach-la Villeダムバッシュ・ラ・ヴィルの村を見下ろす美しい畑。 エリックは、アルザスの若手醸造家グループのヴァン・リーブルの主要メンバーの一人。 アルザスワインをこよなく愛する期待の若手エリック。 嬉しいのは、アルザスワインの中では、求めやすい価格。 それでいてしっかり自然な造り。貴重な存在。    Bio栽培、畑仕事に多くの時間を費やすエリック。土壌がイキイキしている。 グレープフルーツ系の爽やかな酸は、Kamm のどのワインにも共通している。 汗を流した後に最高!! 美味しいよ!!      Frais et dispos comme le ciel bleu: Eric Kamm La belle vigne dominant le village Dabach-La-Ville. Eric est un des principaux personnages de « Vin Libre », un groupe des jeunes viticulteurs alsaciens. Un jeune viticulteur prometteur et fanatique de vin d’Alsace! En plus, […]

22
Août

夏のアペロ・タイムには爽やかに微発泡の Eric KAMM                     エリック・カムのロゼ

パリの街の散策で美しい夕陽に出逢った後のアペリティフには、これ! アルザスのエリック・カム Eric KAMM 極旨ロゼ!! 夕陽に限りなく近いロゼの Kamm Asutra カム・アシュトラがいい! 僅かに微発泡していて乾いたノドに実に心地良い。 微かな甘さとフレッシュな酸のバランスが最高!! 品種はムスカ。 A l’apéro, Rosé d’Eric Kamm à bulles très fines Après une belle promenade au couchant à Paris, c’est l’heure d’apéro! Un Rosé d’Eric Kamm en Alsace. C’est Kamm Asutra! la robe magnifique exactement comme la lumière du couchant. Ses bulles fines infinies apaisent […]

22
Août

夕陽があたるノートルダム寺院 NOTRE DAME

パリ発祥の地であるシテ島にあるあのノートルダム寺院に夕陽があたっていた。 1159年に着工され1163年に完成した大聖堂。 フランスで最も美しい大聖堂であり、最高峰の美術作品ともいえる。 美しくオレンジがかったロゼ色にお化粧。 パリの散策もやみつきになりそう。パリの美しさに今さらに気づく。 さあ!アペロタイムだ。C’est le Temps d’Apéro !

22
Août

René-Jean ルネ・ジャンと Arboisアルボワにて偶然の出逢い

こんなことがあるのか!? 先日、Juraジュラ地方のアルボワの街に行った時のこと。 ホテルを出てアルボワの街を散策していた。 この日は街のブロカント(骨董品・古物市)を街中でやっていた。 面白いものがないかと、歩いていると、正面からどこかで見たような体格の男が歩いてきた。 まさか?こんなアルボワにいる訳がない、と思いながらよくよく見ると、やっぱりRené-Jeanだった。 お互いに驚いて、記念写真。 このRené-Jeanルネ・ジャンがDard et Riboダール・エ・リボ醸造とは別に、Champs Libre シャン・リーブルという個人企業を設立して、ビール、イワシの缶詰、オイルなど、ルネ・ジャンが気に入って自分で食べているものを、友人達に出荷している。その一環で、Saint-Peray サンペレーなど、他にもこんなワインも出荷しています。      ついでに、アルボワの街の写真を添付しておきます。 小さな街だけど大変美しいところです。 ワインはご存知のごとく、とびっきり美味しいのが揃っている。 ちなみに、私が古物市で買ったものは、古式の収穫ハサミ。 田舎に来ないと絶対に見つからない品物。           Une rencontre par hasard avec René Jean à Arbois Est-ce possible, une chose pareille? J’étais en village Arbois dans le Jura. Quand je me promenais tout seul à la brocante, je voyais un homme semblable […]

22
Août

世界中から人気殺到・ニコラ・ルノーのClos des Grillons クロ・デ・グリオン

ここ数年の進化が凄い。 隣村にいる超人気の醸造家ラングロールのエリックとは3代遡ると親戚だった。 つい最近、エリックと話していて判明。 以前から、お互いに親近感を感じて親戚のような付き合いをしていたのだった。 二コラもエリック・プフェーリングのワインの美味しさには感服していた。 最近のニコラのワインの繊細さ、上品さはまさにそっくりになってきた。 勿論、造りはセミ・マセラッション・カルボニック醸造。時には100%CM醸造をやっている。 ピジャージなし、お茶の如くに葡萄房が持っている上品な部分だけを煎じだした、という感じ。 葡萄を発酵槽に入れたら一切触らないのが基本。 Une île ユン・二ル などは、あの荒々しいムールヴェードル品種をまるでやや濃い目のロゼワイン のように、淡くやさしく醸してしまう。 Prime Senso プリム・サンソーは、サンソー品種とムールヴェードル品種のトビッキリ美味しい ロゼワイン。 どれをとっても繊細、上品という表現が出てくる絶品ばかり。 世界から引っ張りだこというのが、理解できる。 学校の先生から醸造家に転職してたった10年で、よくもここまで進化できたものだ! ニコラ・ルノーは凄い!! 弛まない疑問、どうしたら?という問い、試作、改良、思索の繰り返しが、 ここまでの液体を造りあげたのだろう。        Réputé dans le monde entier, Le Clos des Grillons de Nicolas Renaud Une évolution remarquable depuis des années!! Nicolas Renaud et Eric Pfifferling de L’Anglore dans le village voisin,sont parents éloignés […]

22
Août

2018年 収穫開始!!ニコラ・ルノー                    Clos des Grillons クロ・デ・グリオン醸造

   Nicolas RENAUD ニコラ・ルノーの Le Clos des Grillons クロ・デ・グリヨンは南ローヌに 位置している。 36度を超す猛暑がほぼ一か月も続いている。 今年は春の雨で地下水に豊富な水分があり、この最終段階の葡萄が熟す為に必要な太陽と水が タップリあり熟度が上がっている。 特に、白葡萄は12度前後となって、これ以上放っておくと大切な酸が少なくなってしまう。 今日はムスカ品種から始まった。 数日後に Viognier ヴィオニエ品種を収穫する予定。 ニコラ『狙ったとおり、12度前後で酸を残した素晴らしいフレッシュなスタイルになりそうだよ。』 赤ワインは8月29日ごろになるだろう、とのこと。   2018 Vendanges commencent:Le Clos des Grillons de Nicolas Renaud Le Clos des Grillons est situé au sud dans le Rhône. La canicule à 36 ℃ continue dejà un mois. Cette année grâce à la pluie […]

21
Août

原点は畑、VERGEヴェルジェのテロワールを観る

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO5-  Avec Madoka KIKUCHI 庭園のような小さな葡萄園。 宇宙と繋がっている小宇宙空間、テロワールのエネルギー、石英石を多く含んだ石灰質土壌、 ミクロ・クリマ微気象、これらをピュアーに投影した液体。   やっぱり、畑がすべて! そして、この人….. Gilles の Pensée思考、Passion情熱、そして、Patience忍耐。 そして、このワインを飲み手に案内する人達、そして最後に、笑顔で楽しんでくれる皆さん、 すべてが繋がっている。    Essentiel c’est la vigne, le terroir La vigne de Gilles et Catherine Vergé est comme un jardin, un microcosme lié à l’univers. Energie du terroir, sol calcaire quartzifère, micro-climat. Son vin est un reflet pur de tous […]