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自然派元祖マルセル・ラピエール家の直系Christophe Pacalet*クリストフ・パカレ
クリストフ・パカレの血液がもう自然派と云ってよい。 幼少時代はマルセル・ラピエール家と共に過ごしたクリストフ・パカレ。 クリストフのお母さんはマルセルの妹、マルセルと一緒にドメーヌで働いていた。 ブルゴーニュの天才醸造家フィリップ・パカレのお母さんもマルセルの妹。つまりフィリップとは従兄同士。 子供の時はモルゴン村でフィリップ・パカレと共に過ごしていた。 白黒写真の右端の男性が若きマルセル・ラピエール。 右の赤ちゃんを抱いている少年がフィリップ・パカレ。 そして、フィリップに抱かれてぐっすり眠っている赤ちゃんがクリストフ・パカレです。 生まれた時から自然派。 クリストフの体には自然派の血液が流れている。 断食道場にて15キロの減量を実行 16年の収穫に合わせて、精神と体を一新したクリストフ。 最近、やや太り過ぎだった。醸造家としても10年を超えて、新たなスタートを切りたかった。 クリストフはいつも思った事は、まず“可能だ”と思ってから断固実行する。 今年は、ボジョレを諸々の天候災害が襲った。5月の冷害、そして6,7月の曇り空、湿気からくるベト病の繁殖、8月の35度を超す猛暑、その間、3回にも及ぶ雹が降った。シルーブル、シェナの標高が高いところの畑がほぼ全滅した。 今までにない変化に対して、心身を新たにしてゼロの気持ちで臨みたかった。 16年のクリストフは、気合の入れ方が違う。 減量前と現在の写真 スリムになって10歳は若返った CHRISTOPHE PACALET*クリストフ・パカレ2016年産収穫 9月21日、まだ薄暗い朝7時に収穫人が次々と集まっている。冷気から朝靄がかかる葡萄園を走る。8度と涼しい気温だ。 自然派ワイン醸造には好適な気温である。収穫した葡萄を冷やす作業を省ける。 葡萄園に到着、クリストフから収穫における注意事項、今日の予定のメッセージを伝える。 特に、選果作業、腐ったり、傷んだ葡萄を絶対に入れないように注意を繰り返した。 現場は大切!! クリストフは現場に残って、厳しくチェック。 中にはあまり収穫現場に行かない醸造家がいる。何事も現場は最も大切な場所。ワイン造りの原点・素材である葡萄が穫れる場である。原点は超大切!! 収穫人の選果する意識が定着するまで時間がかかる、繰り返して指導しないと徹底されないことをクリストフは知っている。 (中堅、古参になると現場にあまり行かない醸造家が多い) 困難を乗り越えて収穫2016!! 今年の7月にはこんな素晴らしい葡萄が穫れるとは想像もできなかった。 3回にも及ぶ雹で全滅した区画があり、全体で30%程は収穫量が減った。 しかし、こんな健全な葡萄を結果的には収穫できた。 心から喜ぶクリストフ・パカレ。 強力な助っ人! Denis PESNOT*ドゥニ・ペノ(マーク・ペノの兄弟) フランス・ソムリエコンクールで2位になって、三ツ星ロブションがロンドンに進出した時、立ち上げからチーフ・ソムリエとして大活躍したドゥニさん。 マルセル・ラピーエルに親しんでボジョレに来てしまった。 芸術肌の感性を持ち合わせているドゥニは、画家として第2人生を送っている。 ワインの知識とテースティング能力は凄いものを持っている。 クリストフ・パカレは、もう一度、ドゥニをワインの世界に戻したかった。 ドゥニに、ワイン造りの協力を依頼。3年前よりクリストフ・パカレ醸造に強力な助っ人が参加している。 この急斜面での収穫は体力的に厳しい。 9:30頃キリの良いところで休息がはいる。 クリストフは近隣の若者を集めて収穫する。 何人かはブルガリアの若者もいた。 クリストフ・パカレ・ヌーヴォは!? こんなに素晴らしい葡萄が収穫された。 幾つもの困難を乗り越えて、何とか収穫までたどり着いた。 あまりにも、完璧な葡萄なので、収穫人も気持ちが良い。 『これで、最高のヌーヴォーを造るぞ!今年の秋も日本の皆さんに喜んでもらえること、ができる!! 12度前後の軽めのグイグイいけるスタイルの理想的なボジョレ・ヌーヴォーになるでしょう!!』クリストフ 昨年のヌーヴォーの時、クリストフ・パカレは日本に行き、多くの人に巡り会い、お世話になりました。 皆さんに心より感謝しております。2年に一度行くことを決めています。有難うございました。 […]